cyic.co.uk 吉田鋳造総合研究所
travelnotes : domestic
1月は西へ北へ(もひとつ東へ西へ)
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正直言うと、2週連続して週末にハデに動いて、3週目も動くのはキツかった。でも、今年のアジアアイホは7チーム中6チームを観戦した。残りは日光アイスバックス。ここまで来て全チーム観戦を逃すのも。霧降は古河ホーム最終勝利====ThisIsTheErrorMessege====が最初で最後だし。というわけで、土曜日の朝に夜勤明けで新幹線へ。日曜はS君と徳島で四国リーグ入替戦と決まってるので、東西の移動は廃止が決まってる『銀河』にしよう。神戸舞子から徳島まで1時間半しない。便利な時代になったものだ。
名古屋駅の出札窓口に着いたのは8:55頃。目標の『のぞみ』は9:21。20分あれば出せるでしょう。

『明日の高速舞子→徳島駅の高速バスを2枚、うち1枚は往復で。あと、今夜の“銀河”のA寝台を1枚』

さすがに切符はすぐに出てきた。カード決済のサインをして……あれ?高速バスの往復が“片道2枚”で出ている。「バスは往復割引が効くはずだけど」とクレーム。窓口の奴は画面を見て2分後に「40円安くなりますね」。んなはずねーだろ。またクレーム。「あ…すいません新神戸の運賃見てました。舞子ですよね」。奴はタリフを調べに行き、5分後にメモも取らずに戻ってくる。不安になったぼくは他の券も見てみた。げげつ、『銀河』が明日夜発になってる!奴に3度目のクレーム。ようやく高速バスは出てきた。しかし、怪しいんでもう一度手にとってチェック。げげつ、バス指定券は舞子=徳島で出てるけど、往復割引乗車券は「舞子=鳴門」になってる!このまま使えば不正乗車ではないか!今夜の“銀河”はまだ手つかずで、9:16。待機限界。
「全部キャンセルしといて!」と吐き捨てて新幹線ホームへ駆け込み、なんとかギリギリの『のぞみ』自由席に座れた。しかし、無能くんの名前を視ておかなかったのは失敗だった。奴なら“全部キャンセル”も忘れてカード売り上げを立てかねんぞ。しかし、JR東海名古屋駅でやられたのは2度目====ThisIsTheErrorMessege====だぞ。もう金輪際信用しねえぞ。あの駅でアテにできるのは自動券売機だけだ。ぷんすかぷん。

【加筆】本件には後日談があります。こちら====ThisIsTheErrorMessege====をお読みください。

東京→上野→北千住と乗り継いで東武特急。しかし“スペーシア”もここまでくたびれたか。とりあえず呑むしかすることがない。車内誌ではちゃんとバックスの紹介も載っていた。春日部で結構乗ってくる。やはり快速の区間快速化====ThisIsTheErrorMessege====は営業的には成功、なんだろうか。
下今市で連絡普通列車に乗り換え、こちらは2両。でも、それで十分の客しか乗り換えない。やれやれ。設備を持て余したような東武日光駅に到着。先週の北海道ほどではないけど、さすがに寒いね。無料の連絡バスに乗って、霧降へ。

場内は8割くらいの入りかな。もともとキャパの小さいリンクなんで、動員的には厳しいかもしれない。バックスサポ氏に挨拶。彼は「ホーム最終戦なのに声出しの人数ですでに西武に負けてる」のが不服のご様子。

リンク上部には応援垂れ幕が、ずらーっと。あれ、1枚5万円なんだって。5万で全ホーム戦で掲げてくれるのなら、出せるカネなんじゃないかと思う。実際、個人が出しているのも何枚かあった。

さて試合ですが、30秒で秒殺(***sigh***)。バックスは西武を大の苦手にしているそうだけど、それにしても30秒はねえだろ。開始6分で鋳造は涙目になってしまった。キープ力に展開力にスピードに攻撃の厚さに、全然違うんだもん。先週のハシゴ北海道の試合と比較したらこの日の西武なんて隙あり過ぎなのに、バックスの攻撃は西武のカウンター攻撃の導火線でしかないんだもん。完璧にやられたい放題で1ピリ終了。でも、件のバックスサポ氏曰く「気持ちが全然入ってない、ベストを10とするなら今日のデキは4だ」とご立腹だったんで、なんか安心してしまった。この内容がデフォだとしたらかなり目の前が暗くなる状況だったんで、「4だ」と聴いて納得。実際、バックスは試合開始前に6位確定なんだけど、でもホーム最終戦でこれは、たしかにいただけない。

休憩時間に、大津で視た西武の「独り太鼓サポのおねえ様」====ThisIsTheErrorMessege====にご挨拶。彼女はサッカーシーズンはフロンについているのだそうな。岐阜隊のこともよくご存じでした。なんか嬉しいぞ。館内を散策すると、栃木ブレックス====ThisIsTheErrorMessege====の選手が営業に来ていた。栃木SCも誰か来ればよかったのに。
その後も「どうにも超えられない壁」のような試合は進む。それでも、場内の観客から不満げな声は聴かれない。端的に言えば「勝つところを視に来ているわけではない」とさえ言えてしまいそう。西武の33番が絶えずブーイング喰らってたのは、バックスの主力の誰かを壊したのかな。
次の休憩時間には軽食コーナーに行ってみた。賑わってますねえ。バックスサポ氏のお薦めは杏仁豆腐。おっ、こりゃいいぞ。シンプルで甘過ぎず。さすがにそれだけでは腹が保たないのであんまんも一つ。立ち見ながら売店から観戦も可能なのは高得点だ。
3ピリに混戦からようやく1点返して1-3に。場内は大いに盛り上がるが、また30秒で秒殺(***sigh***)。6人攻撃を仕掛けるでもなく、そのまま1-4で粛々と試合は終わってしまった。
終了後、SDのセルジオ翁が挨拶する。バックスになって初めてホームに来てみたけど、地域密着は出来ていると思った。でも、厳しく言えばこの日に限ってはそれしか出来ていないとも言える。やっぱりスポーツ興行なんだから、勝利の喜びとか必死のプレーの感動とかも提供しないとね。

無料バスで日光駅まで戻ってきた。どうせ東京23時の『銀河』までやることがないんで、天下のJR東海様の天下の名古屋駅様の駅員様が20分かけて1枚しか出せなかった切符群をJR日光駅で頼むと、15分とかからずにちゃあんと出てきたぞ。名古屋駅の駅員さまも「気持ちが全然入ってない、ベストを10とするなら今日のデキは4だ」だったのかな。
そんだけ頼んでおいて鬼畜かもしれないけど、やはり日光→北千住が1,320円の魅力には勝てず、東武日光→新栃木→南栗橋→北千住と乗り継いで東京に戻る。前夜が夜勤で風呂に入れなかったので、神田というかお茶の水の『江戸遊』で一風呂。狭い。でも、貸タオルも含めて630円なら立地を考えれば十分OKだわ。

22時過ぎに東京駅。鉄な方、多数。ホームには「フラッシュ撮影はお断りします!」の放送が何度も流れていた。ここにも鉄子さんが。大阪から来たらしいマニアな兄さんが話しかけてきた。『銀河』のおかげで東京で22時半まで呑めた、これからは21時で打ち上げだとボヤッキー。なるほど、現実的だ。
いい加減眠いんで、サクサクとB寝台上段に上がって缶焼酎を1本呑んでいるうちに発車時間になった。東京の発車は憶えてるけど品川停車は憶えていません。気づいたら6時だった。近江八幡あたりかな。


前日に神戸入りしていたS君と舞子で待ち合わせし、徳島までバス。彼は「徳島ラーメン未経験」だそうで、ならば!と私が大塚サポに連れて行ってもらって重衝撃を受けた『広東』====ThisIsTheErrorMessege====にご案内する。
ぼくは3回目だけど、エキセントリックな店っぷり相変わらずだ。ラーメン屋にして朝10時開店。店内に飲料の自販機あり。べたべたに地元系の店にしてBGMは80年代アメリカンポップスと来たもんだ。この日はクリストファー・クロスでしたね。で、おばちゃんがワゴンに載せてラーメンを運んでくる。この日は、ちょっとスープの濃ゆさが多いかなと思った。生卵を溶かしてちょうどいいくらい。今年は岐阜サポも是非。10時開店だから、喰ってから鳴門に行ってもなんとかなるぞ。

循環バスで運動公園へ。13時から四国リーグの入替戦、徳島コンプリールと東レ愛媛。こんな試合でもと言っては失礼だけど、ちゃんとスタンド観戦者が20人近くいる。コンプリールの選手、でかっ。というより東レの選手が小さいのか。そんな中、ボンバー中沢みたいな印象の10番はリベロかな、ちゃんと攻め上がって攻撃も作る。フィジカルも含めて彼には“レベル”の違いを感じたんだけど。上位レベルの経験者っぽかった。


しかし、試合はコンプリールがドカドカと攻める。東レ愛媛のGKは21番。表現は悪いけど無駄にポジションが高いんで頻繁にピンチを招くんだけど、コンプリールのミスにも助けられて凌いでいる。しかし、30分過ぎだかにようやくコンプリール先制。流れ的には「これで試合は見えたかな」と思った。

後半開始前。東レはなんとGKを交代。1番が準備をしている。21番はケガをしてたようにも見えなかったし、やはり不安定だったからなあ。
「でも、これで交代枠を1つ使うのもね…」とS君。ぼくは「いやわからんぞ。21番がフィールドプレーヤーの青い服を着て出てくるかもしれない」と応えて2人で笑っていたのだが、次にベンチに現れたのは、青い服を着た21番。

はい?????

ホントに、前半はGKを勤めていた21番の選手がフィールドプレーヤーになって出てきたのだ。結局は「12番が下がって1番が入る」交代になるのだけど、いやあそれにしても。21番君はFWの位置に入り、ちゃんと攻撃の中心になっているではないか。惜しいシュートだって放った。コンプリールは中心選手の10番が退場になったこともあって、東レ愛媛の時間帯も多くなるものの、結局は『決定力』に落ち着いてしまう。第1戦は1-0でコンプリールの勝利。でも、予断は許しませんね。とは言え、実は東レ愛媛は愛媛県リーグのチャンピオンではない====ThisIsTheErrorMessege====のですね。うーむ。

徳島駅でS君と別れ、ぼくは予約していた1本前のバスに変更が出来て、徳島→舞子→西明石→米原→岐阜のルートで帰ってきた。さすがに3週連続の遠征はキツい。しばらくはおとなしくしてます。しばらくは。

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