吉田鋳造総合研究所
鋳造所長雑文録
2007/09/06◆ここ最近の動向を日記風に
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8月27日(月)-28日(火)

サッカー無関係で福岡へ。早めに出発したのは、平成筑豊鉄道赤池駅構内にコジコジじゃからん嬢お勧めのお好み焼屋があるからなのだけど、行ってみたら月曜定休。はい、事前に調べなかった私が悪いのです。こうなったら意地でも昼飯はお好み焼だ!と駅から数分のスーパー構内の店で食べる。普通の味でした。問題はその店のメニューにあった『回転万十』なるシロモノ。正直申しまして、初めて目にしました。ここここここれは?と注文するも「夏はやらないの、彼岸になってからね」と店のおばちゃん。残念。後にネットで調べたら『今川焼』====ThisIsTheErrorMessege====のことらしい。
直方駅構内にニューウェーブ北九州のポスターを見つけて驚く。地域リーグにしては営業がんばってます。でもまあ直方は北九州にも近いしと思ったら、桂川駅ホームにも貼ってあったので激しく驚いてしまった。金町ダービー的表現を使えば「筑豊はもらった」とでもなろうか。早く公式戦でアビスパとダービーやりたいだろうなあ。
太宰府へのルートは冷水峠越えにしたんだけど、疲れのせいか筑前山家まで爆睡(苦笑)。参拝→梅ヶ枝餅といつものコース。夜も、ここんとこの博多の行きつけ、薬院『あんじぇろ厨房』へ。記憶が正しければ3度目のはずだけど、店の兄さんに「お久しぶりです」と言われてしまう。初めて来た時には当直明けにも関わらずすっげえ呑み喰いしたんで憶えられてるんだろか。でも、この夜は2人ともペースが上がらず、22時にお開き。翌日は何かと話題のボンバルディアで常滑に戻り、へろへろと勝負して連休は終わり。

8月29日(水)

我らが佐藤淳一画伯====ThisIsTheErrorMessege====の写真集『恋する水門』を購入。いわゆる“工場萌え”写真集の隣に平積み、ってことはそのあたりがターゲットだと思われているのだろうね。見る人によっては思考が停止してしまうような写真集。著者による解説は、ぼくはない方がよかったと思う。ないとちょっと不親切というなら、別の人間が書くとか。

8月31日(金)-9月1日(土)

もう若くないのに、2泊夜勤明けでそのまま旅行という無謀。引き継ぎを行ってから昼近くまで仮眠室で眠り、それから名駅へ。特急券を買ってからゆっくり昼飯喰ってコーヒーでも飲んで、それから機場だな、と考えていた。名古屋駅で出そうとしたのは以下の特急券。

大曲(特定)盛岡(特定)八戸(乗継)三沢

この特急券を出すのに、JR東海名古屋駅の精鋭が集まって75分かかりました。直接の窓口担当は入社1年目らしいミ●ウチ君だったのだけど、ボーゲンその1:「特定特急券は指定席が満席でないと出しません」。絶対だね?と訊くと「絶対です」。でも、叩いたら出てきてしまう。まあ、でもこのボーゲンはまだかわいい方でした。

ボーゲンその2:
「立席特急券では席が空いていても絶対に座れません」

これには心底驚いた。寝台特急『はやぶさ』は下松~熊本は立席特急券で乗れると時刻表にも明記してある。下松からずっと立ってけってか?と訊くと「寝台特急の場合は違います」って、勝手にルール作るな。いやあ、さすが天下のJR東海、いい新人教育してます。真剣に恐れいった。
結局、奥の事務室にいる先輩達と検討するも出し方がわからず、『マルスセンター』『秋田駅』『大曲駅』に電話で質問し、大曲駅から正しい出し方を教えてもらったとのこと。天下のJR東海様の中心の名古屋駅様が大曲駅に電話でお伺いを立てる。かなりの屈辱だったのではないか。しかし、こちらは75分待たされたおかげで「ゆっくり昼飯+コーヒー」が「吉野家で牛丼大盛を流し込む」になってしまった。ミ●ウチ君、自信がない時は「絶対です」なんて応えちゃだめだよ。でも、待たせている間「お待ち下さい」だけじゃなくて数分ごとに奥の事務所から出てきて「現在これこれこういう風に調べてます」と伝えたのはよかった。

秋田機場からタクシーで和田駅へ出て、普通列車で大曲へ。やれやれ、やっぱり“走ルんです”かあ(***sigh***)。『こまち』に乗り換えて盛岡。盛岡と言えば冷麺なんだけど、今回はもう一つのB級グルメ「じゃじゃ麺」====ThisIsTheErrorMessege====にも挑戦。うーむこれは。北京西駅で食べたのにかなり近い。ローメンほどではないが、かなり苦手な部類。というわけで、続けてうまいことは承知の『ぴょんぴょん舎』で冷麺。ああよかった。
盛岡から『はやて』で八戸、『つがる』に乗り継いで三沢。JR駅は新しくなっていて、その脇に佇む十鉄の駅はかなり申し訳なさそう。別に十和田に用事があるわけではない。実は鋳造は鉄道マニアしながらも十鉄に乗ったことがなく、青森県はそう簡単に来れるところではないので、この機会に乗っておこう、乗るのなら金曜夜の終電車ってのもいいなと思った次第。でも、都会の終電車のように酔客がいるわけでもないし、普通のローカル私鉄の光景だった。電車は東急の中古====ThisIsTheErrorMessege====だった。これも普通のローカル私鉄の最近の風景。
十鉄の終点・十和田市駅は街外れのスーパーに隣接、というかここはスーパーに隣接させるために駅が移転したんじゃなかったっけ。もっとも、終電車なんで店が開いているはずもなく。駅からとぼとぼ15分歩いて投宿。しかし、パチンコ屋とスナックのネオンしか見えない街だ。
翌朝のバスで青森へ。運将から、件の十和田市駅隣接のスーパーが3月末で閉店したことを聞かされて驚いた。近隣にイオンが下田と三本木の2つもあるし、経営は厳しかったのかな。厳しいといえば十鉄自体も厳しいのかも、と思いながら話をしていたら、運将が「今朝、退職願を出してきた」と言うもんだから真剣に驚いてしまった。
青森=十和田は直通バスで1時間半、1830円。十和田=三沢=青森の普通運賃とほぼ同じ、十分勝負になるのだけど、肝心の青森=十和田の需要がどのくらいあるのだろう。

青森駅前には、ここもコジコジじゃからん嬢お勧めの『埼玉屋食堂』。こちらは開いてました。10人も座れないような小さな店だけど、その筋の方には有名なようでネットには「行ってみたら休みだった」なんて旅行記もある。いくら丼が有名だそうだけど、ぼくはいくらサケ丼にした。1,000円。いやあ、幸せ。
普通電車で弘前。時間があるので、駅前のヨーカドーで以前ものけぞった赤飯2点セット====ThisIsTheErrorMessege====を買い、弘南電車で運動公園前へ。スタンドに上がると……「あ、来た」。知人の千葉在住フェロー諸島サポ。なんでおるねん。
2人でゆるゆると天皇杯青森予選の準決勝を観る。八戸大×光星学院高。もう、八戸大のヘタれ方がハンパでない。勝ち上がりを前提に翌日の決勝の為に手を抜いているのか。そうは見えないがなあ。2-1で勝つには勝ったが、うーむ。面白かったのは光星学院の生徒のお父さんかな、スタンドの親父さん。光星のチャンスに「チャンス!」と叫ぶ。これはよくある。でも、逆襲喰らってピンチの時に「ピーンチ!」と叫ぶもんだから、つい笑ってしまった。もっとも、このお父さんの口から出てくる言葉で聞き取れたのは固有名詞だけ。フェロー諸島サポの知人は津軽出身なのだが、「南部弁は全然わからん」とのこと。津軽と南部。いつかリベロ津軽が強くなってヴァンラーレとダービーが盛り上がるように、なるといいな。
第2試合の直前に“無料試合のS”君も登場し、青森山田×ヴァンラーレ八戸。もう、引き出しの数も中身もまったく違う。ただ、後半のなかばに間違いなく「ヴァンラーレターイム!」は存在した。そこを持ち堪えるところが、青森山田の強さなんだろうね。結果は余裕の2-0。これで決勝は八戸大×青森山田という社会人マニアには面白くもないがおそらく普通に考えたら青森最強決定戦なんだろうなというカードになった。でも、この日の出来なら間違いなく青森山田の圧勝だと思ってたら翌日の決勝はタコ殴り合いの末に7-4で八戸大が勝ってしまう。やはり手を抜いていたのかもしれん。

弘前=青森機場はバスもあるが1,000円もするのだ。浪岡まで電車で行ってこのバスに乗ると250円も安くなる、ってんで電車で移動。空港連絡バスなのに浪岡で降りる客がいて驚いたが、もっと驚いたのが浪岡に青森市バスが来ていることだ。広域合併で青森市になったらしい。大釈迦峠の南なのに。
青森→常滑は久しぶりに「クラスJ」。たしかに、1,000円プラスなら出すわ、こりゃ。

9月3日(月)

男子ハンド五輪予選、日本×クウェートを観に岐阜サポのリベロ君と豊田に行く。代表サポというか応援団は、あれは大同の動員だという話を後で聞いた。
この試合、開始前からおかしかった。場内がなんか不穏。新聞で、2日前の韓国×クウェートでかなりクウェート寄りの笛が吹かれたことが大々的に取り上げられており、その際の韓国の監督が「日本もクウェート戦で経験するだろう」とまで言っているというのだ。実際のところ、どうなのか。
試合は2点差でクウェート。エース宮崎の技術は、すごいよ。観る価値あるよ。ゴール前に飛び込んで激しく肩を打った東が次のプレーでも飛び込んでいく勇気にも感動した。でも、全体的にはほんの少しだけどクウェートの方が上だったと思う。傍観者的には納得できる結果。
問題の判定は、ぼくは著しいというまでの差には見えなかった。パッシブ====ThisIsTheErrorMessege====が日本の方が短いかなとは思ったけど。にも関わらず、序盤からデリケートな笛が鳴るたびに場内は大ブーイング。場内アナまでマイクを使ってブーイングをかますのは、ホスト国としてどうなのか。いい試合を観た、という感動より複雑な気分の方が重く残った夜だった。

9月5日(水)-9月6日(木)

はい、今日です(笑)。ホントは5日午後から単車で出掛けて鳴門で徳島×札幌を観て、そのまま高松に行って夜のうどんを愉しんで、翌日は朝のうどんを堪能して帰ってくる計画だった。けど、やはりここんとこの動き過ぎで疲労が限界。近隣でヘロヘロ怠惰に過ごすことにした。この原稿を打っているいま、スカパではその徳島×札幌をやっている。札幌サポには申し訳ないが、現地にいたかったーっ!という試合。やっぱりナマが一番だよね。

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