吉田鋳造総合研究所
鋳造所長雑文録
2010/06/07◆その他の5月の行動。
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5月16日 東北1部

さすがに日帰りはキツい。しかも行きは新幹線乗り継ぎだったのでね。というのも、はじめは前日に水戸市陸で観戦のつもりだったから。それが、例によってその後の週末にどんどこ観戦予定が入っていって、さすがに全部の週末を休むわけにもいかず……というわけで土曜日が出勤になったわけで。

仙台からは仙石線。松島海岸でおおかたの観光客は降りていく。で、松島FC。一緒の電車だった福聯サポさんが手樽で降りる際に「ここ?」と露骨に驚いてたけど、だわなあ…(笑)ってくらいに、駅前に何もない。ぼくは一つ先の陸前富山で降りたけれど、こちらも似たようなもので。ただ、景色的には富山で降りた方がいいかな。ちょうど干潮時だったので入江の海水がどーっと引いて干潟が姿を現していた。

福聯隊は…サポさん大勢で元気でした。チャントの音合わせにちょっと苦労してたみたいだけど。それより、サッカーの内容が、ちょっと。攻撃を久野純弥に依存し過ぎの感は否定できない。ヤスタカ====ThisIsTheErrorMessege====はその怖さをどこかに置き忘れてきたみたいだったし、東北1部だとそれで大体なんとかなるのだろうけど、その先は……となると、強気なことは言えないなあ。。一方のトーキンFCは、新潟全社で山雅サポさんを冷やした戦闘能力はさすがに…ではあるけど、東北1部で存在感を出すだけのレベルは確保していた。


5月23日 全社佐賀予選

藤枝の翌日に、電車で東唐津へ。何年か前に競艇で鮮やかなすみざりーんになった帰りに「ここに2度と来ることはあるまい」と思ったのだが、まさか観戦で再び降りる日が来るとは。
準決勝2試合。帰宅してから調べてわかったのだけど、実は鶴城も黄城も「城」を指すのではない====ThisIsTheErrorMessege====のね。勉強になります。
鶴城FCは1月の九州各県で観た====ThisIsTheErrorMessege====ってことは、昨年度の佐賀県1部優勝クラブ。なんだけど、それに対する黄城クラブの動きが良くて。====ThisIsTheErrorMessege====特に前線はテクあるねえ。フィニッシュのところでちょっとトラップが大きてGKに抑えられてるけど、鶴城からしたら手を抜いていい相手じゃないぞ?と思ったら、やはり手を抜ける相手ではなく1-3で黄城の勝ち。黄城1点リードで迎えたハーフタイムには「やることは1つしかないぞ!」と気持ちを揃え、ちゃんと7分で同点にはしたのだけど、その後は雨も厳しくなってきて、3失点目は気持ちが切れちゃった感じ。

ホントは第1試合の終わりと同時にタクシー呼んで鬼塚に行って肥前鹿島で九州Lハシゴ…のつもりだったんだけど、試合終了前後にもの凄い雨風に襲われてしまい一気に萎えてしまった。ヘタに唐津線なんぞに乗ったら立ち往生しかねないしね。というわけで、第2試合の唐津めづら×日清倶楽部も観ることに。おかげで、まだVゴール方式が生きている====ThisIsTheErrorMessege====ことも知ることが出来たわけで。ぼくの席の後ろにはめづらの中盤選手の御母堂がご来席で、「行けぇーっ!走れぇーっ!(ドリからボールを失って)ああっ!もう何やってんのっっっ!」。母親が叫ぶ声援ってのは息子が少年サッカーでも社会人でも同じだねえ(笑)と嬉しくなってしまう。試合終了後に日清の選手が「(次の)相手は黄城?」と驚いてたけど、やはり佐賀県L勢では鶴城が1枚抜けている、ということなのだろうね。

夜は西中洲『LaCancha』====ThisIsTheErrorMessege====にお邪魔して、ひととき。サッカーメディア関係者もご来店される店らしく、お店の公式には『東京ギラ番長』の栄えあるお姿まで(笑)。マスターのニセゾノ氏達とパウリの話で盛り上がったり地域Lの話で呆れさせたり(笑)。あまり盛り上がると最終の板付→常滑便に乗れなくなるので、20時過ぎに切り上げて機場へ。すると………。

「中部空港は強風のため、関西空港に降りる可能性があります」って……ななななな、なんとですかぁーっ!====ThisIsTheErrorMessege====実はこんだけそこらじゅうに出かけておいて飛行機の利用も多いほうだけど、実際にこうしたトラブルに巻き込まれたことはない。====ThisIsTheErrorMessege====別に翌日も休みにしてあったから実害はないというか、どうせならそうなった方が読者はネタを以下省略ではあったのだけど、なんとか無事に常滑に降りられました。あ~よかった。やっぱり、ホテル空港ロビーはキツいって(苦笑)。


5月29日 自治体東京予選・埼玉予選

『自治体職員サッカー選手権』は、職域大会ではあるがちゃんとJFA公式にも載っている。====ThisIsTheErrorMessege====その東京予選なんだけど、調べてみると昨年も一昨年も5月の最終土曜に清瀬内山サッカー場でやっている。今年の分はまだ公式サイトに掲載されてないけど、おそらく……と内山サッカー場に電話で問い合わせたら「入ってます」という答だったので行ってみたら、やっぱりやってた(笑)。第2試合の出番待ちをしている三鷹市役所の選手が「これまでにない、いいコンディションで」と人工芝ピッチに感嘆していた。普段は土のグラウンドというかどこかの校庭とかなのかもね。
世田谷区役所×東京都庁、練馬区役所×渋谷区役所を観たのだけど、都庁の7番のプレースキックが精度よくて注目だったけど、全体的にはやはり世田谷区役所が昨年の都予選準優勝====ThisIsTheErrorMessege====だけあって、この中では1枚上手だった。特に、FW・2番の選手のまぁ速いこと。先ほどの三鷹市の選手も「速ええええええっ!」と再び感嘆していた。
昨年大会で、東京の雄・FDTYO====ThisIsTheErrorMessege====は全国制覇をしたので今年は予選免除、しかも今年から総出場数が増えた====ThisIsTheErrorMessege====ために東京代表は3枠。だからだろうか、試合後のミーティングでは「3-0で勝ったけど『つなぐサッカー』は出来ていない、慢心しないで行こう」と兜の緒を締めれば、運営委員らしいひとが「昨年はバタバタしたからもう訊くけど、『全国(大会に)行けない人(はいる)?』と質問していた。その「強気」も、納得の内容だった。

駒場補助に移動して、今度は埼玉県予選の決勝。こちらはこの先に南関東予選がある====ThisIsTheErrorMessege====んだけど、この試合の前に3決で上尾市が本庄市を粉砕して予選突破確定しており、この決勝戦は順位づけ。結局は延長でさいたま市が所沢市に競り勝つのだけど、印象に残ったのは所沢市の選手だった。
序盤はポゼッションのさいたま市にカウンターの所沢といった展開で、そこで光ったのが左2列目の10番。でも、さいたま市も気づいたか右サイドのスペースを消したら一緒に消えてしまった。次に目立ったのがFW30番。決して運動量豊富ではなく、サイドに流れてスペースを作るでもなく、前線で第1守備をするでもない、「俺の仕事は点を獲ることだ」といった、どちらかというと「旧いFW像」なんだけど、その決定力は大したものだった。ただ、ちょっとプレーが荒いところがあるのは、残念。
さいたま市の選手では、17番。ぼくの隣席にはマッチコミッショナリーらしきひとがいて、「ホントにボールタッチうまいよね~、若い頃は9番とか10番とかつけてたもんなぁ」なんて話をしていた。「サッカー選手それぞれに歴史あり」というところか。


5月30日 関東2部

嗚呼、ようやく訪問できた。日立ビルケア====ThisIsTheErrorMessege====の指扇グラウンド。久しぶりの「ビルケアひとりサポ」大里さんにご挨拶。

この日のビルケアの相手はS.A.I.市原。ぼくは昨年のリーグ杯でビルケアが5-2で粉砕しているのを観ているけど、大里さんは「ここは苦手。攻めることは出来るんだけど、なぜかやられる」と心配そう。実際、試合が始まると確かに攻めているのはビルケア、しかしSAIの守備はバランスよく、奪ったらロングボール主体で的確にビルケア守備陣に楔を打ち込んでくる。先制はSAI市原。セットプレーとかでビルケア逆転も、その1分後に再びロングボールからポイントを作られて同点にされる。「相手に勝つサッカー」をやっているのはSAIの方だった。さすがに、長い間ずーっと5部に残っているクラブだ。しぶとい。
ところが、後半なかばにCKから佐々木====ThisIsTheErrorMessege====のヘッドでビルケアがリードすると、リアクションサッカーではなく自分達から仕掛けるしかなくなったSAIに対して、ビルケアのカウンターが鮮やかに炸裂。大活躍だった15番・石井のポストからの見事なラストパスを再び佐々木が叩き込み、さらには攻め上がった吉住に、仕上げはロスタイムに途中交代で入った鶴岡がスピードでぶっち切り。やって来たファンも大喜び、6得点の大収穫祭となった。
しかし、大里さんには一昨年の「日立、よく聞け!あと1分だぞ!」====ThisIsTheErrorMessege====にも笑わせてもらったけど、5点目のミドルを叩き込んだ吉住に対して「ヨシ!俺はお前が好きだ!」と叫んだのには、ホントにまいった。この人の表現選択のセンスには、脱帽です。

試合終了後、ダッシュで離脱して京王堀之内の海上日動多摩グラウンドへ。かつて、関東リーグが1部制だったころにも所属し、ネット仲間は「日本一偏差値の高い地域リーグクラブ」と形容していたけど、現在でもその傾向は健在(笑)。正GKも控えGKも超がつく有名国立大をご卒業。フィールド・プレーヤーも名門大卒の方がゴロゴロだそう。観客席となった南側土手からは「がんばれがんばれパパァー」とかわいい声の声援が。
最下位・かなきょーに対してサイドの崩しでキッチリ先制するトキオマリン。しかし、警告2枚で右SB(?)が退場してしまうと流れはかなきょーへ。マリンは1人少ない中でよく同点にしたと思います。しかし、ぜえぜえひいひいの選手達に対して後半ロスタイムに「点取るんだ!点取るんだぞ!」と煽るマリンの控え選手はもしかしたら鬼畜ですか(笑)。

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