cyic.co.uk 吉田鋳造総合研究所
travelnotes : overseas
【EUROPE-01】 28/04/2003 仕事には疑問を持って取り組もう
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====ThisIsTheErrorMessege====

とりあえずチェックインして荷物を軽くしよう。それから朝飯だ。ターミナルの端っこにエコノミークラスの窓口がある。DüsseldorfからFrankfurtそしてKansai。荷物は2つ。何の問題もない。と思った。
ところが問題があったらしい。お姉さんいわく、「なんでかわかりませんが、荷物はKansaiまでOKなんですがお客様のCheckInがFrankfurtまでしか出来ません。お手数ですが、もう一度Frankfurtで搭乗手続きをしていただけませんか?」はあ、そんなこともあるのか。とりあえずそれでOK。とにかくいまは荷物から解放されて朝飯が食べたい。
しかし、この窓口嬢は非常に前向きに仕事に取り組む女性だった。ぼくらも社会人になりたての頃、よく先輩から「いつも疑問を持って仕事に取り組むことが改善や効率化につながる」と説教されたものだが、彼女も「どうしてこんなことになるんだろう?」と思ったらしい。ちょっと待ってくださいね、と言って電話で問い合わせ。そして彼女の表情が深刻になっていく。なにがあったんだ?
彼女は電話を置いた。ぼくは笑って「荷物もFrankfurtまで?」と尋ねた。彼女の表情に微笑はなかった。あわてて首を振り、申し訳なさそうにこう言った。ぼくの、FrankfurtからKansaiまでの航空券を指差して。

「Mr.Yoshida, This Flight is CANCELLED.」

「WHAT????????????????????????????」
叫んでしまった。まさか、ここに来て出発前の悪夢が再び姿を現そうとは。ぼくは動揺した。激しく動揺した。
彼女はぼくの動揺ぶりを見て、慌てて「No Probrem」を繰り返した。ばかやろーこの事態のどこがNoProbremだ。「おそらくWien経由で大丈夫でしょう。とりあえず航空券を変更しないといけないのでTicketカウンターに行ってください」という。
こうなったら言われた通りに動くしかない。Ticketカウンターへ。LHが用意した代替ルートは、窓口嬢の言ったWienルートではなく、Frankfurtで8時間待っての成田ルート。これだと大阪伊丹着が午後6時。マジか。俺は翌日から名古屋でフルに仕事なんだ。他にルートはないのか。しかしTicketの姉ちゃんはぼくの航空券変更に一生懸命でこっちのつたない英語など聞く気もない。
というのも、どうもぼくの航空券に不備があって変更手続きが出来ないみたいなのだ。端末の前で格闘すること20分以上。ようやく先輩に助けを求めた彼女は、先輩からすぐに問題点を指摘され、舌打ちして「Japanisch!」と悪態をついた。どうも全日空が伊丹で出した航空券がまずかったらしい。

とにかくFrankfurtまでの搭乗券は出せたが、出発時間まで10分しかない。荷物がある。FirstClassのカウンターに話をつけたのですぐに荷物を持って行けと言われたが、結局FirstClassのカウンターでも荷物受付は打ち切りになっており、ぼくはクソ重い荷物をCarryOnでFrankfurtまで担いでいくことになった。ちくしょー。しかし、逆に言えば最初のCheckInカウンターの窓口嬢には感謝だ。彼女が疑問に思って電話問い合わせをしなかったらぼくの2つの荷物はいったいどういう扱いになったのか。
DüsseldorfからFrankfurtなんてわざわざ飛ぶ距離ではない。前方BusinessClassの乗客に飲み物を配り終えた頃にはもう着陸態勢に入っていた。

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