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travelnotes : domestic
しまなみ海道自転車縦断(leg.鳴門)
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折りたたみ自転車、通称『オートダホン』を買った時から「しまなみ海道自転車縦断」は目標だった。というのは間違い。その目標があったからこそ買ったのであって、五色浜で使ったり====ThisIsTheErrorMessege====あるいは鏡石で====ThisIsTheErrorMessege====ってのはあくまで二次的なモノ。
実は、その前に全社中国予選→西条での移動で挑戦を考えていた。しかし、梅雨真っ只中になる可能性と、果たして夕方に尾道を出て途中で1泊して昼前に今治に着けるのか?という部分でどうしても不安があって見送った次第。でも、今回は時間的に余裕があるから大丈夫。交替で取るウチの職場の夏期休暇。まだちょっと暑いかもしれないけど、ここがチャンスだ。
挑戦は8/22の月曜日。日曜の行程を考えると、事前に自転車は今治まで送っておきたい。幸い、宿に問い合わせたところ快諾していただけたので、1週間前に郵便小包で送っておいた。逆に言えばこれで退路が断たれたということでもある。

2011年8月21日

『のびのび』5日目も西岐阜から。weblogにも書いたけど、5券片とも同じ駅で利用開始ってのは初めてかもしれない。
大垣から姫路行に乗る。舞子からは高速バスだ。米原で10分ほど待って新快速に乗り換えなくても、このまま同じ姫路行で座って乗ってても十分間に合うし、神戸あたりでの乗り換えもいらない。実際、もし『オートダホン』を事前に送らずに担いでいってたらそうしたかもしれない。でも、もしトイレとかに呼ばれたらなあ…と不安があって、新快速に乗り換えることに。乗り換えても、米原で座れるのはわかってたしね。
で、明石で降りて各駅停車で2駅戻って舞子。なんか駅の放送が賑やかだ。「下り快速列車姫路行は、草津で車両点検を行なった関係で大幅に到着が遅れております……」って、それってぼくが米原で降りた列車じゃないかっ!米原で乗り換えなかったらバスに間に合わなかった?おーまいが、おーまいが、おーまいが。皆さん、とにかく目的地には早めに着くようにしましょう。あー、びっくり。

舞子から高速バスで鳴門。高速1000円が終わったせいか、目立った渋滞もなく鳴門着。すぐに徳バスで市役所北まで行って、『いのたに』鳴門店でラーメン。ぼくは肉入りの大にしたのだけど、店内で喰ってる方々は皆ラーメンとライスで食べている。そうだ、徳島ラーメンは米飯のおかずだ!ということを思い出した。迂闊っ!ぬかった、ぬかったぞ。
食べ終えて、公園の南端にある球技場へ歩く。ここが天皇杯徳島予選の決勝の舞台。NHKさんが中継準備で忙しそう。女性スタッフが観客に番組案内を配っていた。なでしこ&U-23の五輪予選にA代表のW杯予選。9月は忙しくなりそうだ。
観客席。社会人×高校の決勝となるとどこでもそうなのだろうけど、高校生のご父兄が大勢。皆さん揃いの空色のシャツで武装している。気合入ってるねえ。一方の三洋は、デカ幕をスタンドの観戦しやすい位置にででーんとセット。こりゃテレビでも目立つわ。でも、こんないい場所を幕で押さえるってことは、観客が全然来ないってこと?と思ったら、さすがに県決勝、パラパラではあるが観客もやって来て、やっぱり「この幕は邪魔だ」ということになって端の方に移動させることに。男手が足りなさそうだったから、ぼくもデカ幕の移動を手伝わせていただく。結果として、デカ幕の移動は正解だった。天気はイマイチだったけど、試合開始の頃には三洋側もそこそこの観客が集まってきた。お、フェアプレー・フラッグを掲げるのはシニアな方々。おそらく県協会の運営スタッフさんだろう。でも、ちょっと新鮮(笑)。

天皇杯予選
三洋電機徳島 3-2 徳島市立高校

前半は市高のゲーム。三洋は右2列目の20番がことごとく“チャンスの終点”になっちゃってて、攻撃でリズムに乗れない。市高もいい攻撃は出来てるけどあと一歩が。と、前半終了近くに右からの低いクロスに飛び込んだFWが必死になってカラダを伸ばして右側頭部に当ててゴールゲット。前半は1-0で市高リードで終了。三洋はここまでいいところなく、“かけっこ”になると社会人はツラいかもなあ。

後半から三洋は20番を下げた。脚を氷で冷やしてたみたいだから、状態よくなかったのかも。でも、これで三洋は攻撃にリズムが出てきてセットプレーのチャンスも増える。後半開始早々にCKをヘッドで綺麗に合わせて同点にすると、一進一退の好ゲームに。市高控え部員の応援で1番人気だったのが小柄なFW武田君で、彼の思い切りのいいミドルが左下隅に決まって再び市高が勝ち越し。しかし残り6分だかで三洋はまたCKから同点にすると、アッドタイムに入ってから3たびCKからゴールゲットでついに勝ち越し。3-2で三洋徳島が県代表になった。近くで観戦していた会社の方?が「高校生相手に負けたら恥ずかしいよな」と話していたけど、内容的には互角だったような。個人的事情だけど、延長に入ったら今後の行程を変更せざるを得なくなるので、とにかく90分で終わってくれてよかった。

『のびのび』利用だから鳴門線の駅まで。地図を視ると若干近そうだし、こんな機会でもないと利用しないかな?と撫養駅====ThisIsTheErrorMessege====に向かってみるけど、いやいや駅舎が北側にあるなんて想像もしてなかったし、駅近くに踏切もないし、どう行けばいいの?って感じで、ネタ系以外の方には決してお勧めしません。時間に余裕があってよかったです。

佐古で一度降りて、ちょっと早いけど『金剛』で晩飯。今度はちゃんとラーメンライスにしなきゃ(笑)。でも、徳島ラーメンといえば『広東』みたいな重~いタイプが刷り込まれてるんで、これはこれで新鮮だった。
佐古で列車を待つ。鳴門から今治に行くのになんで佐古まで出たのかの答は、どうせ『のびのび』利用なんだし、途中で降りて讃岐うどんの名店に行く時間もないのだから、「徳島線に乗って行こう」。27年ぶりではないだろうか。あの時は急行「よしの川」で、しかも乗ったのは小松島港だった====ThisIsTheErrorMessege====んじゃなかったかな。なにせ記憶があやふやで(苦笑)。
普通列車でタラタラと西へ。鴨島あたりで結構降りて、さすがに池田まで通しで乗る客は少ないねえ。ああ、そうだ。『学』駅って徳島線だったっけ。ぼくは佃で降りて、北向き普通列車に乗り換えた。“秘境駅”で有名な坪尻====ThisIsTheErrorMessege====で離合か退避かあったら面白かったんだけど、それもなく。小さな駅舎では兄さんがひとりで弁当を喰っていた。北向きはこれが最終列車なんで、南へ出るのか、あるいは、まさかとは思うけど“泊まり”かな?(笑)。讃岐財田で兄ちゃんが5人も駆け込みで乗ってきたのには驚いた。琴平で乗り継いだ列車にも若人が多い。みな同じビニール袋を下げている。イベントがあった====ThisIsTheErrorMessege====みたいね。多度津・観音寺・伊予西条と乗り継いで今治に着いたのは23時過ぎ。いくら車内でウトウト寝たとはいえ、朝も早かったし、メインイベントを控えているのでサクサク就寝。

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