吉田鋳造総合研究所
鋳造所長雑文録
2019/08/07◆本格的な冬コミの仕込みに入る前に(後編)
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全国自治体大会のダースベイダー

伊勢開催の閉会式で「2年後はJヴィレッジです」と言っていて、何面塗れるかわかんないけど行くっきゃないっしょと、前日に岐阜サポの酒豪「単位さん」と『だう呑み』====ThisIsTheErrorMessege====初体験をご指南いただいてからいわきへ。ぼくは単位さんみたいに「『だう呑み』はちょい呑みメニューですからぁ」と笑いながらお銚子日本酒をラッパ呑みするようなストロングマンにはなれないなあ(笑)。

翌日。現時点でJRの最も新しい駅『Jヴィレッジ』駅を鮮やかに通過====ThisIsTheErrorMessege====されて、木戸から30分近く歩いて現地へ。この大会の観戦者が電車で来るなんて、想定してなかったんだろうなあ。で、会場に着いてみたら自治体大会恒例の大会グッズやスポーツ用品ブースの隣に、どの角度から視ても酒を扱うとしか見えないブースが準備中。なぜ(爆笑)。


仙台市vs宇都宮市、佐賀県vs広島市、十和田市vs宇和島消防、小林市vs岡山市の4試合を観戦。「別格だわ~」と感嘆したのが、宇都宮市の右SB、高秀賢史。あの『高秀、ぶっちぎっちまえ!』の高秀====ThisIsTheErrorMessege====です。この日も、DFラインから競艇アウトスタートのように外からぐわーっと加速してぶっちぎってペナエリア付近からピンポイントクロスを上げて先制点をアシスト。さすがだわ、技術は錆びない。
宇和島消防は、事務組合消防本部の公式サイトで「全国大会出場決まりました!」と喜んじゃうくらいの全国初陣。相手は出場38回を誇る強豪・十和田市役所とあったけれど、その十和田市が「お前ら、敢闘精神欠如で黄檗行き====ThisIsTheErrorMessege====な」と言いたくなるくらいに何もしてこなくて、宇和島の快勝。ま、相手がどうあれ快勝は快勝ですから、おめでとうございます。

さて、『絶対王者』クラーケン藤枝市は2回戦から登場だけど、初日の第1試合と第2試合の間に現地に到着した。彼らとすれ違ったのだけど、「ダースベイダーのテーマ」を背負って歩いてるみたいだったよ(笑)。てぇーこぉーくはぁー、とぉーてもぉー、つぅーよいぃー(笑)。で、彼らの結果は2回戦:日立市に10-1、3回戦:久留米市に9-0、QF:所沢市に8-0、SF:市川市に5-0、決勝:東京消防庁に4-0。トータル、36-1。藤枝市を相手に唯一の得点を挙げた日立市役所の選手は孫の代まで自慢していいぞ(笑)。東海帝王閣下は2試合終わったとこで「これ、トータル33-4====ThisIsTheErrorMessege====あるで?」と言っていたけれど、ここまで来るともはや白骨街道(笑)。====ThisIsTheErrorMessege====東海地区においてはクラーケン藤枝市改めダースベイダー藤枝市が日本一であり続けることが平和を守る唯一の手段====ThisIsTheErrorMessege====ですので、これでよかったと思います。ええ、そうですとも(笑)。しかし、帝王閣下が書いてたけど、ダースベイダー藤枝市が33-4を具現化する障壁は「33得点」ではなく「4失点」の方だった……ってのが、ホントに、なんなのもう(笑)。

自治体大会会場からの移動

前述のとおり、Jヴィレ駅に停車してくれなかったので木戸まで歩いて、普通の富岡行に……へ?なんか、特急車が来たぞ。1日に何本か、入るみたいね。で、富岡駅。常磐線のバス代行もそろそろ終わる====ThisIsTheErrorMessege====という話だし、バス代行は乗車券で普通に乗れるので、今回の移動は新水前寺から常磐線経由の山形ゆきにしておいたのさ。
震災の1年後に仙石線のバス代行で廃墟を通過している====ThisIsTheErrorMessege====けれど、あの時の「すべて破壊されている……」とは別ベクトルの『恐怖』があった。富岡~浪江の代行バスは、途中の駅には停車しない。するはずもない。添乗員さんから「帰宅困難区域を通過するので窓は開けないように」との注意放送がある。地震や津波による物理的破壊があったわけではないので、老朽化した建物以外はほぼ残っている。残っていて、入口にはフェンスが設けられて立ち入りが禁止されている。どの建物も。国道6号から脇に入っていく道も、すべてフェンスで封鎖。強制的に作られたゴーストタウン。除染を終えて積み上げられた、汚染土の入った袋の山。ぼくらに許されているのは「窓を閉じた状態で帰還困難区域を通過すること」だけなのだ。実際に行ってみると、これはかなり『来る』。見えないところからひたすらボディーに喰らい続けるような感じ。バスに乗っているだけなのに、結構ヤられた感じで浪江駅に着いた。

ホンモノのクラーケン、登場

自治体大会の翌日は山形からバスで鶴岡へ。小真木原で全社・東北予選。しかし、鶴岡市内バスの土日祝運休っぷりは、庄内交通は土日固定の週休2日制ですか?ってくらいに走ってない。

さて、クラーケンいわき。リーグ戦10試合を戦って2失点。とはいえ、その失点数でドローが2試合あるのだから、キチンと守れば拮抗した試合にはなる、ということでもある。で、初日に米沢を14-1とすみざりーんにしたけれど、パラフレは県リーグだしなぁ……と思ったいた。しかし、この日にぼくが観たガンジュ岩手戦はマジで鬼畜系エロビデオみたいな試合だった。総合格闘技で、対戦相手の女格闘家に序盤からボディブローやバックドロップを何発も叩き込んで自由落下レベルでライフレベルを消耗させ、後半なかばに防御力がゼロになって涙を流しながら「……ぐ……やめろ……やめろぉ………」と声でしか抵抗できなくなったところで着ているウェアをチカラまかせにひん剥いて裸にして破いた服を丸めて口につっこんでから数人の男で荒っぽく輪姦する、というような……えーと、表現はイメージです(苦笑)。ガンジュ戦は10-1でした。はぁ……(ためいき)。

ぼくがスゴいなあ……と思うのは、クラーケンいわきはクリーン・シートの価値を下げるという哲学で試合に臨んでいるのでは?と思えることだ。「無失点?そんなのたいした価値ないよ」。無失点で終わらせるために3-0のゲームを目標にするのなら、1点は奪われていいから6点獲って6-1の試合をする。ほら、この方が得失点差的にも有利じゃん。岐阜サポとしては困ってしまうのだけど、日本特殊陶業さまは岐阜でなくクラーケンについた方がひらパー岡田君も安心して『特殊で何が悪い!』と叫べるような気がする。現状なら。


さて、現状から考えてクラーケンいわきはおそらく東北1部は制するとして、地域決勝はどうでしょう。決勝ラウンドは1日おき開催になるので、巷で言われる「クラーケンいわきの弱点は連戦」がクリアになってしまうかもしれない。となると、クラーケンを止めるなら1次ラウンドだ。1次は東北・北信越・四国開催だから、北信越1位と四国1位以外は集められる。クラーケン、VONDS、おこ、あとは全社枠で刈谷あたり。どうよ。刈谷サポは泣きながらカンベンしてくださいカンベンしてくださいカンベンしてくださいと言ってくるかもしれんが。言ってくるだろうな(笑)。

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