吉田鋳造総合研究所
鋳造所長雑文録
2011/02/07◆アジアカップ決勝の夜とその翌日
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日本の優勝で終わったアジアカップ。開幕前は事前の盛り上がりもあまりなかったと思うけど、劇的な勝ち方もあったし準決勝が日韓戦だったこともあるし、なによりプロ野球がオフだったから(苦笑)メディアも大きく取り上げてくれて。でも、ぼくは準決勝は寝倒しました。なんかさ、日韓戦ってサッカー以外のトコでいろいろと鬱陶しいのでね(苦笑)。その夜はあまり愉しくない会食があったので、とにかくとっとと寝てしまった。
目覚めたのは0時半。そろそろ終わってるかな?と携帯電話でスポナビを見ると延長突入だとか。そうか延長かあ。で、また寝てしまう(爆笑)。昔なつかしジョホールバルの夜もそんな風にそのまま寝てしまった====ThisIsTheErrorMessege====のだよなあ。ま、もし起きて視ていたら気分が高揚して眠れなかっただろうから、それはそれでよかったのかもしれない。しかし、あそこで追いつくのが韓国だよなあ。あそこで追いつかれる日本もどうかと思うが(苦笑)。


で、決勝の夜。ぼくは夕方まで仕事で、終わったら晩飯を喰ってすぐに新幹線で東に向かった。九州Lの入替戦を観るためだ。土曜の午後6時まで名古屋で仕事して、日曜朝10時に沖縄・西原で観戦するには、朝イチに羽田から上がるしかない。似たようなルートは一度やった記憶がある。あの時の会場は糸満西崎で、やっぱり九州Lの入替戦で、やっぱり海邦銀行が出場していた====ThisIsTheErrorMessege====ような(苦笑)。その時は羽田じゃなくて関空からだったけどね。
京急蒲田の宿に着いたのは夜の10時半だ。さあどうする。決勝戦のキックオフは0時。試合終了は早くて2時。翌朝5時には宿を出ないといけない。これは厳しい。寝なければよい?いやいや、宇都宮さんのインタビューでも応えたんだけど、ぼくはとにかく徹夜が出来ない。それでも、まだぼくはそのまま寝てしまうことに若干の躊躇いがあった。部屋に入るまでは。しかし、蒲田駅そばのホテルがぼくの決断を後押ししてくれた。部屋でBS放送が視れない!!オーストラリアとの戦い、睡魔との戦いに加え、さらにムッシュ・マツキの『大解説』とも戦わなければならないなんて!話は決まった、寝てしまおう(笑)。
それでも、2時半近くに一度目覚めた。順調に行けば試合は終わっている。携帯スポナビでチェックすると、延長前半13分でスコアレスだった。あー、延長かあ。で、寝てしまう(爆笑)。ここでテレビ点けて数分起きていれば、忠成の決勝ゴールが視れたのに。いやいや後悔はありません。もしそうなったら、高揚してしまってそのまま起きていることとなっただろう。そして、肝心の4時半頃には睡魔に負けてしまってなんのために京急蒲田で1泊したのかわからなくなってしまう。この日のぼくの戦場はカタールじゃない。沖縄の西原だ。これまでも、そうやって生きてきたのだから。


結局、4時20分に目覚まし鳴動で起きて、朝風呂に入って5時のNHKニュースで映像を視た。なんで忠成はあそこであんなにフリーだったのだろう。ま、どうせ2月になったらスポーツマスメディアは一斉にプロ野球キャンプにシフトするだろうけど、この優勝で少しはサッカーファンも大きなカオが出来るかな。しかし、あのゴールパフォーマンスは、広島サポはあの映像を思い出すだけで1年間呑めるね(笑)。5時23分の快特で機場へ。1本前の空港線初発の普通は立ち客もいたのに、快特はガラガラだった。みんな天空橋で乗り換え====ThisIsTheErrorMessege====かな。

朝イチのNHで沖縄へ。CAのミホさん美人だわあ~オトナの雰囲気っ♪なんてことを思いながら、それでも到着が20分遅れるとの機長の放送にガックリ。西風に向かってるんだからしょうがないか。そもそも那覇機場からはタクシーだし。それより、搭乗前に友人の気象予報士から「今日の那覇は寒いぞお、『あの』石垣島を思い出す」なんてメールがやって来てて、おいおい聴いてないよ。
ずっと雲の上を飛んで、「着陸態勢に入る」と放送が入って高度を下げると、しばらくは海の上。もしかして、まだ嘉手納ラプコンは返還されてない?====ThisIsTheErrorMessege====でも、左側に読谷の残波岬が見えるはずだけど…と思ったらもう滑走路の手前だった。なるほど、南から入ったのね。
9時半にタクシーに乗って西原陸上へ。ぼくがサッカー観戦者だと知ると、レキオにがなぴぃ====ThisIsTheErrorMessege====が帰ってきたこととか、実際のところ日韓はどっちが強いのかとか、この運将のおじさまはなかなかのサッカー通だ。西原までの30分ほどの道のりを愉しく過ごすことが出来た。結局、試合開始5分後くらいに競技場入りだったけど、スコアレスだった。スタンドは、思いのほか観客が多く、地元のテレビ局====ThisIsTheErrorMessege====もやって来ていた。沖縄勢同士の対戦だからね。
海邦銀行とFC那覇の入替戦。海邦が圧倒的に支配というわけではないけど、試合はずっと那覇陣で進んだ。那覇は海邦のバイタルでの仕掛けに対応できていない。シュートミスで救われてはいるけど、いずれは破られるという予感はあった。
一方の海邦は、キナちゃん====ThisIsTheErrorMessege====不在。CBは赤嶺弟====ThisIsTheErrorMessege====で、これまでぼくが観た海邦戦では攻撃の中心だった儀間====ThisIsTheErrorMessege====がアンカーで球捌きに徹している。もしかしてメンバーを集めるのに苦労しているのかも。で、4バックのラインはしっかりしているけど、残りの6人が「後ろのコトは知らんっ」とばかりに上がっちゃう時も多くてなんかバランス悪くて危なっかしい。ボール奪われると、ワンチャンスのカウンターで鮮やかに撃沈させられてしまうのではないか。あと、特筆すべきは監督の仲間さんで、どうやら「座る」「黙る」ということをご存じないと見受けられる(笑)。とにかく低く通る声で指示を出す。出し続ける(笑)。いや、気持ちはわかりますけどが(笑)。前半はスコアレス。でも、内容的にはどうしようもない壁を感じた。
ハーフタイムに……あ、いたいた(笑)。恒例の“熊本のFさん”に御挨拶(笑)。「どこにでも来るね。怖くなってくるよ」と笑われた。塗り済ピッチだったら来なかったですよとは言わないでおいた(笑)。同点だったら延長?いきなりPKと訊くと、「90分で同点ならそこで終了で海邦の残留」とのこと。下部リーグ勢にはなかなか厳しいレギュレーションだ。

後半も海邦ペース、でもどうも詰めが甘くてゴールが生まれない。しかし、後半途中でFW島袋が入ると儀保も積極的にペナルティエリアに突っ込んでくるようになり、するとチャンスが決定的チャンスに昇格。そして75分、左からの低いクロスがゴール正面の儀保へ、そこから短いパスがフリーの島袋に渡って、ようやく海邦が先制。2点が要る那覇は3番のちょっと小柄な選手を前線に投入。彼は右サイドからファーサイドのフリーの選手へ低いサイドチェンジパスをビシッと通して、視野の広さとパス精度を見せてくれた。しかし、残り5分で海邦は9番のCKをファーで待ってた3番がヘッドで入れて、これで勝負あり。那覇に決定的チャンスもあったけれど、全体的な差は如何ともしがたい。そんな印象。海邦銀行が順当に残留を決めた。スタンドに来ていた海邦応援の方々も安心しただろう。

さあ、もう帰らなくちゃ。と、バス停に向けて歩いていくと、途中の学校で学芸会をやっていたんだけど、何が驚いたって、校門前に出店があったことではなく、その出店で売っていたのが“かき氷”だったことだ。1月だぞ?!
若干途方に暮れて歩くこと25分で高速幸地のバス停。5分遅れの屋慶名線が目の前でいってしまったけど、高速バス====ThisIsTheErrorMessege====は定時でやってきてくれた。おかげで、機場で昼飯を喰って土産も買える。いつもの『琉球村』で“中味そば”====ThisIsTheErrorMessege====の大。それから、自宅用にジーマミドーフ====ThisIsTheErrorMessege====とかを購入し、帰路へ。常滑行は整備に時間がかかって25分遅れて搭乗案内。全員が乗ってからもさらに20分かけてなにやら整備。おいおい。強烈な西風に乗ったけれど常滑着は30分以上遅れ。おまけに、この便にはミホさんのような心奪われるCAさんがいなかった。それどころか……いや、これ以上は書くまい(苦笑)。おかげで機内のことはまったくノーマーク、安心して爆睡して帰ってきた。

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