吉田鋳造総合研究所
鋳造所長雑文録
2005/12/30◆ぼくの隣で寝ていた緑色のゾウガメ
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目が覚めると、隣で寝ていたゾウガメが起き出すところだった。ぼくらは同じベッドで寝ていて、だからぼくも目覚めたのだなと思う。ゾウガメは立つと人間と同じくらいの背丈がある。緑色したそいつはベッドを回り込むように2本脚で歩く。
「こどもが心配なの?」
ぼくが訊くと、ゾウガメは立ち止まってゆっくり静かに頷き、そしてまた部屋の出口に向かってゆっくり歩き出した。


12月27日夜にぼくが視た夢だ。これをどう解釈する?

まず、日本では亀は縁起のいい動物と言われている。これは疑問の余地はなかろう。

  1. 亀が出てくるなんて、なんて縁起のいい夢なんだ
  2. 待て、その亀は部屋を出て行こうとしてたんだぞ
  3. いや、部屋を出る前に夢から覚めたから、まだ中にいるんだ

とりあえず、夢のゾウガメが金運を運んでくるのかを試した28日夜のP屋は久々の大惨敗で、昨夜は負債のわずかを取り返した。今夜は当直勤務だけど、負債を取り返して余剰を得るべく行きがけにKEIRINグランプリに例年通りの投資をしていく。昨年は2着3着4着だったが、いかに。
ちなみに、「負けるの鋳造さんだから」が口癖の“うまやま”師は今年最後のG1である『東京大賞典』も2着3着4着「1年を象徴する結果」だったそうである。出来れば追随したくないのだが。


24日の大阪ダービーで今年の観戦は終了してます。初観戦は天皇杯決勝で緑みうみうについて見事に優勝。で、納め観戦は長居で桜花について見事に勝利。初めと終わりはちゃんとぼくがついた方が勝っています。もはや疫病神ではない!

……のかどうか、今年も検証してみましょう。今年は74試合観ています。

●最初から「こっち寄り!」と決めて観戦した試合
全24試合/ぼくのついた側=11勝5分8敗
どうよ。もっとも、この11勝の中には天皇杯県予選のデンソー戦とか、リーグ比較では格下戦というのも多い。同じカテ同士の対決に限れば、7勝5分8敗。はうう。
●「ややこっち寄り」あるいは試合開始後に「こっちにつこ!」と決めて観戦した試合
全23試合/ぼくのついた側=6勝2分15敗
ひどすぎます(泣)。もっとも、この15敗の中には明確な戦力差のあるカードにも関わらず、押されている方が善戦するので心情的についてしまったという例も多いので、負けがこむのはある意味当然でもあります。


会場的視点で今年を振り返ると、48会場を新規開拓。74試合で48会場が新規って、いかに今年の鋳造が会場原理主義であったかが窺い知れますな。懸案だった「すべての都道府県でその都道府県のクラブを観る」もクリアーしました。
観戦地図も、国内グリーンゾーンは青森県のみに。ここは長らく難攻不落の城として君臨していたのだけど、来年から東北リーグは1部も南北2部も8チーム制になるのに伴い、八戸工業高校OB隊が2部北に参戦です。いやあ待ってました八戸カマーン!八戸のクラブなんだからさ、間違っても五戸や軽米で打たないようにね。ただでさえ北東北の空港はJAノLがほぼ占領していて、ぼくのようなにっぺり教信者には厳しいんだから。ああJAノLめ許せねえ投書してやる(←違います)。====ThisIsTheErrorMessege====

気がつけばイエローゾーンも残り7県に。秋田は全社で重殲滅をかける====ThisIsTheErrorMessege====からいいとして、福島も東北リーグで塗るしかないか。栃木はどうする。矢板?日立栃木?氷鹿隊====ThisIsTheErrorMessege====観戦とセット出来たらいいけど、シーズンが重なるのは10月第1週くらいしかないもんなあ。餃子めぐりもしましょうか。福井は難関。なにせTP福井という屈指の好ピッチがフリーなのだから。来年北信越に上がってくるのも丸岡のクラブ。敦賀とか小浜とか勝山とかから出てこないかしら。島根はセントラル中国に大いに期待。公式サイトにはホームグラウンドは浜田陸上と明記されている。石見FCとの浜益戦は是非観戦したいものです。佐賀は鹿島か。佐賀楠葉クラブと相互リンク関係なのになんですが、INAXさんにがんばってもらいましょう。九州からJFLに2つ上がったおかげで今年1年間壮絶に負け続けたサン宮崎も残留できてしまう……で、いいんだよね?逆に言えば、宮崎を塗りたくるのは来年がラストチャンスか。そうならないように健闘を期待。もちろん、延岡クラブが上がってくればなおよし、西階====ThisIsTheErrorMessege====は未観戦だしね。

来年は仕事でかなりバタバタしそうなので、量より質、今年に増して会場原理主義に拍車がかかる可能性が高い。“ライバル”S君を11~12月の驚異の末脚で振り切って今年も観戦会場数上位で乗り切ったけれど、さすがに来年いっぱい逃げ切ることは不可能だ。


来年も天皇杯決勝から観戦開始予定。赤軍と清水かあ。上記のようにぼくは「JAノL不許可」人間なので、当然ですがハト系赤軍派になります。赤軍派がフジエダコール====ThisIsTheErrorMessege====やったりしないかしらん。もっとも、知人の清水サポさんからは「降格したくないので浦和さん優勝してください」との伝言を頂戴している。やはり京都と緑みうみう隊の悲劇は強く刷り込まれている模様。でも、サポならば「『天皇杯優勝クラブはヘタれる』ジンクスは俺たちが打ち破る!」くらいの気概は見せてほしい、というのもあるのだけど。


そうそう、昨年最後の雑文====ThisIsTheErrorMessege====に登場してもらった職場のG8サポっ娘だけど、先日JFAミュージアムに行って“あの円”に入って肩組んで来たのだそうである。代表ユニの携帯アクセサリーを下げていたのである。今年のサッカー流行語大賞も代表系の言葉が並んでいる。実は今年はそういう年だったんだ。来年はもっとそういう年になるのだろう。そりゃぼくだって勝ってほしいとは思うよ。でも、熱狂や騒乱とは距離を置くだろうな。

そんなぼくだけど、代表の新ユニを買う可能性がないわけではない。それは、ここ====ThisIsTheErrorMessege====に書いたような代表サポの彼女……とかじゃまったくなくて、ジーコの「隠し球」が桜花隊の古橋だった場合。可能性はあると思うんだよね。古橋自身も「今回の米国遠征では呼ばれるかも」と電話を待っていたという話だし。まあ、隠し球は存在がバレた時点で効果ゼロですから、岡田さんが市川を選んだ時みたいなサプライズがあるといいな。というわけで、また来年。

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