吉田鋳造総合研究所
鋳造所長雑文録
2004/12/15◆シーズンオフ宣言。(その1)
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前回の雑文を載せてからいろいろあった。まずは地域決勝。三菱水島と流経大関係者の皆様、おめでとうございます。水島のサッカーは観ていてとても面白い。ファンタジスタというよりは『何をしでかすかわからない』といった感じのFW高松剛太郎や、中盤でアクセントをつけ、チャンスになるとゴール前にすっと現れる“小柄なポール・スコールズ”檜垣といった『曲者』な選手の存在は、観に行く価値ありという気にさせてくれる。


JはCSはどうでもいいので入れ替え戦。第2戦はネット中継も破綻なく行われたようでなにより。結局は柏が本来のチカラをキチンと見せて余裕の勝利……と言っちゃっていいのかなあ。ただ、いまとなっては、J2の結果が出たすぐあとで「福岡より山形相手の方が柏はやりにくかったんじゃないか」というぼくの知人の意見には頷かざるを得ない。福岡は明らかに仕掛けてきた、だからこそ柏は自分達のペースに出来た、とも言えるはずだ。
もっとも、福岡は来年こそがチャンスだ。上からはどこも落ちてこなかったのだし、昨年落ちてきた2つは来年もどうやらそのまんまな感じだし、下から来た2つがいきなり上位戦線でどうのこうのということはないだろうし。実は昨年のシーズン終了後に書いた雑文====ThisIsTheErrorMessege====でもぼくは「川崎は来年こそチャンスだ」と書いている。今年のJFL開幕前====ThisIsTheErrorMessege====にも「刈谷がヤバいと思う」と書いたらしっかりドベになった。どうよ、相変わらずカネのかかってない予想は絶好調である。そろそろカネのかかってる予想も当たってほしいものなのだが。


で、そのJFL。徳島と草津がJ2へ。草津はメディアを巻き込んでの大ラッパが戦略なのだからいいというかしょうがないのだけど、大塚のことももう少し取り上げてくれないものかしらん………と思っていたところに、やってくれました今週のサッカー・ダイジェスト。大塚の昇格に際して関口隆男のインタビューを取ってくるとは!本田の安間監督まで引っ張り出して来るとは!

最近になってJFLを見始めたひとにはわからないかもしれない。けれど、大塚にとって関口隆男という人物はホントに“特別”な存在なんだと思う。どう言えばいいかな、セレッソ大阪にとって森島寛晃という選手が“特別”な存在であるように……ちょっと違うかな。いやいや、ホントに驚きました。詳しくは、買って読んでください。サカダイ、グッジョブです。

戦力的には厳しい戦いになると思う。しかし、大塚のサッカーならJ2でも上位はむずかしくてもそんなに破綻はしないんじゃないだろうか。楽しみです。鳴門方面には他にも“お楽しみ”が多い。各J2クラブサポさん達も鳴門に行く際には、ただ往復するんじゃなくて、ちょっと足を伸ばして“まったり濃ゆい”徳島ラーメン====ThisIsTheErrorMessege====や、もう少し足を伸ばして“東讃ではS級”====ThisIsTheErrorMessege====と言っていい津田松原SAの讃岐うどんや、あるいは神淡鳴道を途中で降りて淡路牛====ThisIsTheErrorMessege====を堪能して帰ったりしてほしい。鳴門競艇に行くかどうかは、お任せしますが。


まだ天皇杯が残っている。残っているのだけど、ちょっと仕事が忙しくなって残りの試合は観戦に行けそうにないし、おそらく年内の観戦はここまでで打ち切りの可能性が高い。天皇杯の決勝は年が変わってからだし。
残りの天皇杯で未観戦会場は諫早だけ。しかし明日の七北田で草津がマリちゃんに勝ったりすると、もしかするとアドレナリンコントロールが困難になるかもしれない。いまから諫早遠征は経済的にも肉体的にも厳しいのに。がんばれマリちゃん(←打算含有率95%)。
今年は全部で62試合観て、新規開拓した会場は35ピッチ。40歳を越えた割にはがんばって増やした方だと思うけれど、流浪の地域リーグ・ウォッチャーS君が急追してきている。というか年内にも追いつき追い越されるのがほぼ確実な情勢で、ゴール前できっちり差されて負ける逃げ馬の心境って、こんな感じなのかな。こりゃあ来年からは本格的に“美濃のちりめん問屋の隠居”になりますかね。来年の活動目標とかは次の雑文で。

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