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行くぜ、東北。(2018北編・その2)
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2018年9月16日

ホテルでバイキング朝飯。しかし、これは地域決勝で泊まった長崎の宿に匹敵するレベルの高さではないか。夕顔なんて初めて喰うかも……と思ったけどそうではなかった。====ThisIsTheErrorMessege====にしても、これは美味い。他にも、地元の長芋とろろにいか塩辛にといろいろあって、むつに泊まるなら次もここだな。次がいつなのかはわからんが(笑)。

しっかり喰って、もう一度田名部駅跡へ。途中、堀のような小川の先に廃鉄橋跡もあったし、田名部駅跡も夜と違っていろいろとわかりやすい。現役時代はトンガリ屋根が特徴的な、いかにも北国な駅舎だったのだけど、解体しちゃったのかな。国バスの田名部駅====ThisIsTheErrorMessege====は、いまでもちゃんと残っていた。

駅跡近くのホテルに泊まっていた同類さん(笑)と合流して、タクシーで恐山へ。到着する前から車内に侵襲してくる硫黄の香り。片道4000円。1人だとキツいけど、2人ならまあまあ。


そこに広がる景色は、これはもう、わかりやすく言うなら『異世界』というのが一番簡単。平安時代にここの寺を開基した円仁さんは、恐らくは現状とそんなに変わりがないであろう荒涼とした光景を見て、「この景色……もろたで!もろたで工藤っ!」とドヤ顔になったか、あるいは感動のあまり震える声で大泉洋みたいに「ここを霊場とするっ!」と叫んだか(笑)。それくらいの手応えはあったんじゃないか。

訪問する方へ、その1。ちょっと上りがキツいけど、奥の院の方へ行ってみよう。というか奥の院の途中で降り替えると寺の向こうに湖が見える光景に出会える。奥の院までは、行かなくてもいいかも(苦笑)。====ThisIsTheErrorMessege====
石を積んだ塚の並ぶ光景を歩いてみる。賽銭のコインがモノの見事に硫化していて、既に何だかわからない状態のものも、結構ある。そんな「これは地獄というものなのか?」という景色を歩いていくと、宇曽利山湖の手前の白い砂浜、その向こうの山並みの景色は極楽にも思えたことだろう。ここが「極楽浜」と呼ばれるのも納得だ。

散策を終えて、境内に戻ってきた。さあ、風呂だ風呂だ。訪問する方へ、その2。タオルを持って行こう。入山料のみで入れる風呂が4つある。一番目立つところにあった『薬師の湯』へ。これはまた見事なエメラルドグリーンの湯。ぼくにはちょうどいい、ということはちょっと熱め。で、風呂でゆっくりしてから外に出ると、観光バスが何台か到着していてガイドさんが案内していた。訪問する方へ、その3。ここはひとが少ない時間に訪れるといい。やっぱり、『異世界』に観光客がわやわやいるのは似合わない。職場向けの土産を買って、10時過ぎのバスで山を下りた。

田名部市街地でバスを降りて、むつのスーパー「マエダ」の本店へ。店内2階にあるレストランでは『大湊海自カレー』====ThisIsTheErrorMessege====をいただくことが出来る。ユニークなのは、店に寄って海自カレーのメニューが異なるのは当然として、提供する曜日が異なること。コンプしようと思ったら何度も訪問しなければならない。なかなかグロいぞ、このアイディア(笑)。
出てきたカレーは、これで1,080円ですか?と驚く副菜の量。まあ、当然のように食べきりましたが(笑)。呉のようなハーフサイズを用意していないあたりも、むつ市民の商魂を覗き見てしまったようだ(笑)。

JRバスで運動公園へ。もう少し賑わっているかと思ってたんだけど……JFLだと、こんなもんかな。カレーをがっつり喰ったばかりなので、屋台で何か買うということもなく。変身前のティガーさんとご挨拶したり、スタンド中央で同類5人たち(笑)と観戦。
というポジションだったので、一部で話題になったむつ市長のキックイン・セレモニー====ThisIsTheErrorMessege====はバッチリ視ました。あんな芸風を持っている首長なんて、少なくとも日本では知らんぞ(笑)。この市長、試合前の挨拶でもいきなり「2万人を超えるサポーターの皆さん、こんにちわ!」とぶっ飛ばしてくれたし、遠来のサッカーファンの好感度が2階級特進(笑)。

JFL
ラインメール青森 4-0 コバルトーレ女川

開幕戦の都田を観た者====ThisIsTheErrorMessege====として、少々暗澹たる思いをしなければならなかった。セーヤをスタメンで使わざるを得ないところに台所事情の苦しさはわかったけれど、それでもHonda相手にあれだけ出来ていた女川が、この日は同格対決とは思えないほど、ほとんど何もさせてもらえなかった。青森のスピードに防戦一方。なんか、すごいキツい言い方になるけれど、昨年2位のチームに「あなたたちはここにいてはいけないの」と90分かけて諭されたような、そんな試合だった。主に諭していたのは太田。====ThisIsTheErrorMessege====さすがは元J1リーガー、まさに「手玉に取る」といった感じ。スタッツではシュート数にそれほど差がなかったけれど、観た感じだと「そのスタッツ、間違ってね?」と言いたくなるくらい、青森が女川を圧倒していた。

これで女川は6月にクラドラに勝って以来1分10敗。なんか近くのJクラブで近いのを見たことあるぞ(苦笑)。よくバリィと引き分けたよなあ……。すでにドベ3のロックとは勝ち点8差がついて、現状ではそこに届くのは絶望的。八戸がJ3に上がってくれるのを期待して勝ち点2差のクラドラを差せるかどうか。11月に直接対決があるから、そこまでは喰らいついていきたい。青森は……これが経験値の差、かな。でも、八戸がJ3に上がったら太田=小幡のホットラインはセットでぶっこ抜かれるかもしれん(苦笑)。

あと、試合とは無関係なんだけど、数名のサッカー少年が『マグロ一筋』って描かれたユニを着てて、おおカッコええやんと思ったんだ。で、調べたらあのデザインはちゃんとした商品なのね。で、とんでもないものもあったりする====ThisIsTheErrorMessege====から、興味のある方はどうぞ(笑)。


歩いて大湊駅へ。ぼくは時刻検索サイトでしか追わなかったから知らなかった。乗ろうとしていた快速はリゾートなんたらで、自由席は1両だけだとか。でも、まあ始発駅で発車30分前に並んでいれば大丈夫っしょ。改札オープンの時には結構な行列が出来ていたけれど、その自由席はそんなに混まなかった。
リゾート車両に乗った記憶はほとんどない。====ThisIsTheErrorMessege====さすが、快適な車内になっている。もっとも、S君によれば「所詮はキハ48ですから、そういう加速をする」とのこと。実際、発車の際には最近の気動車にはない「ぐをををををををををををををを」という音と鈍い加速(笑)を愉しむことが出来た。

仲間たちと愉快な時間を過ごし、ぼくは八戸から独りで新幹線へ。茨城全社で会おう>同類ども(笑)。大宮で高崎線に乗り換えてじゃからんが待つ宿へ。翌日はじゃからん側と鋳造側で墓参りでした。


前記の通り、下北は3回目だったけれど、なんか「青森県ではあるのだけど、違う豪族が支配する地域」という感じがした。行き慣れた津軽でも三八上北====ThisIsTheErrorMessege====でもない。なんか、バラバラ。八戸を向いていたり青森を向いていたり函館を向いていたりする。うん、行ってよかった。

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