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2015年10月の移動【3.奄美JFL編】
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「奄美でJFL」なんて知った段階で、その日に岐阜vsチャイバがあるとかはニュートリノ1個分の大きさもない些末な出来事にしか見えなくなっちゃうのが賢明なる読者諸兄諸嬢ならご理解いただけるところかと。問題としてその前週に『岩手全社』なる巨大イベントがあることで、特別会計なしではさすがに動きにくい。6月中旬〜8月中旬の2ヶ月は転居や異動もあったし何より岐阜隊のホーム戦が多かったこともあって遠征回数を控えられたのは大きかった。
『岩手全社』の翌週に『奄美』。これまた賢明なる読者諸兄諸嬢ならこういう時に鋳造がどういう交通手段を選択するか、ご理解いただけるだろう。東海→東北は飛ぶ/東北→九州は鉄道/九州→東海は飛ぶ。「常滑→仙台」と「鹿児島→常滑」はいい時間帯にヘリさんが飛んでるのでマイルも貯まってるので切ってしまう。盛岡→鹿児島を乗車券にすれば、2200km近くあるから12日間有効で問題ない。帰りの奄美→鹿児島は飛ぶのはしょうがないとして、行きの鹿児島→奄美は夜行フェリーでもOKだった。けど、「名瀬の夜を愉しむ」という機会もそうはないので、ここは往復とも飛行機で。
そんなわけで、奄美名瀬についていろいろ調べた。実は奄美大島は2度目だ。もちろん、初上陸はサッカー観戦とは無縁、ローカルバス&渡船めぐりが目的。こんなルート…というか、これだけで旅行記1つ書けちゃうくらいなんですけど(笑)。


  • 鹿児島→喜界島は夜行フェリー。当時は九州新幹線なんてなく、福岡→鹿児島は飛行機も結構飛んでた。太宰府→空港の移動で手間取り、福岡空港で8分乗り継ぎ。いまなら待ってくれないよね。この飛行機に乗れなかったら奄美にも行けなかった(苦笑)。
  • 喜界島はリアカーで====ThisIsTheErrorMessege====……じゃなくて(笑)島内バスで====ThisIsTheErrorMessege====一周。島内バスは機場に行かないので途中のバス停から歩く。たぶん「歩いて行った」初めての機場が喜界。
  • 喜界→奄美を飛ぶ。
  • 奄美機場からのバスを途中で降りて、『岩崎自動車商会』という“そそる”名前の会社のバスに乗って名瀬市内へ。
  • 市内で『鹿児島交通』====ThisIsTheErrorMessege====のバスを探して、なんとか見つける。
  • 『奄美交通』のバスで名瀬→古仁屋へ。宿の予約をしてないので「今晩、素泊まり出来ますかあ」と民宿を訪ね歩いてOKもらう。どこも満室だったらどうするつもりだったんだろう(笑)。
  • 『林バス産業』というこれまた“そそる”名前の会社のバスで蘇刈入口までを往復。古仁屋に泊まる。この夜はどうしたかは、憶えてないなあ。
  • 翌日、フェリーで加計呂麻島に渡り、まったく下調べもしてなかったので『林バス産業』系の『加計呂麻バス』で何のアテもなく西阿室行に乗って終点まで行ったら帰りのバスが2時間ない。下着のパンツ一丁でぷかぁ〜…っと海に浮かんで、沖を進む貨物船を時計の短針だけ見るような感じで眺めて時間をつぶす。周囲に村人は誰もなし、サメでも来たらどうなってたんだろう(笑)。
  • バスで移動して集落と古仁屋を結ぶ渡船に乗ったりまたバスで移動したりで愉しんだ後、名瀬行の最終バスに乗れるフェリーで加計呂麻島から古仁屋に戻ろうとしたらフェリーが電気系統の故障で動かないと知って眩暈で倒れそうになる(笑)。地元の方と“海上タクシーの便乗ハコ乗り”を敢行して事なきを得る。
  • 名瀬を夜に出るフェリーで鹿児島へ。船の進む先にずっと北極星が光っていた。

とまあ、こんな感じなんだけど、なんでわざわざこの行程を書いたかというと、ぼくが行った後で奄美大島の公共交通には大転換が訪れていまして。全島レベルの輸送の面倒を見ていた『奄美交通』が営業をやめていて、『林バス産業』も倒産してて、『岩崎自動車商会』が引き継いで『道の島交通』として全島のバスを仕切ることとなり、そこからさらに『しまバス』に引き継がれて現在に至っている。
先日の転居の際に当然だが旧居の部屋の整理をするわけだけど、なんとなんと、この奄美旅行の時に買った『岩崎自動車商会』の“買物回数券”が発掘されたのだ。で、さすがにダメだろうと思いつつ『しまバス』に問い合わせたところ、「その回数券は現在も使えます」という驚愕の返事。間違いなく20年数年は経っているだろうから、有価証券というより明らかに死蔵資産。なんか大賀ハスが花を咲かせた====ThisIsTheErrorMessege====ような、そんな感じだよ。


出発の日の朝、京都新聞で「SP京都SC、JFL退会へ」が報じられる。実際のところ、今季に入ってチーム名を『佐川印刷』から変えて企業色を薄くしたところで「会社は降りたがっている」というのは見て取れてたし、「印刷が抜ける」という話は岩手全社の会場で耳にはしていた。ここに書くまでもないけれど、企業のサッカー部というのは企業次第でなんとでもなる。業績とかは関係ない。手続きさえ正当なら「止めたいと思ったから止める」が通じる環境。しかし、ピッチ原理主義100%で訪問する名瀬陸上で退会報道直後の印刷隊を観ることになるとはね……。

かくして、金曜夜にまたしても出勤先からそのままお出かけ(笑)。もっとも、今回はじゃからんにスーツとかを持って帰ってもらったけど。新幹線の車内で、角ハイボール缶1本と日本酒1合を呑んで、あとは適当に。金曜夜だけあって小倉までは結構混んでいた。博多駅近くのカプセル・キャビンルームに転がり込んで轟沈。

2015年10月24日

いつものように、太宰府参拝から。まだシーズンオフで、8時過ぎでも開いている参道の店も少なく。これもいつものように御籤を引くと、なんと最高尊厳同志俊ちゃん大権現の『17番』ではないか!やっぱり俺って“持ってる”わ……と意味もなく喜んで『争事』の欄を読むと「相手をにくまず時期を待てば解決す」とのこと。つまり、ダサンダーに頼らずキチンと戦っていけば最後には残留できるということですね、道真様?(笑)
まだシーズンオフなんで8時過ぎでも開いている店は少なく。いつものように梅ヶ枝餅を1つ買って訊いてみたのだけど、「中国のバブルがどうとか報道されてるけど、中国人観光客は増えているくらい」とのこと。

二日市からJRの快速・普通と乗り継いで新八代へ。時間あるからね。鹿児島中央で磁気不良になったJR九州発売のオレンジカードの返金手続きをしてから昼飯。普段はさつまラーメンとかに行きがちなんだけど、回転寿司屋が結構空いている。そういえば、鹿児島だって周囲を海に囲まれたところじゃないか……と入ってみると、八戸の回転寿司とはネタの種類がまったく違って新鮮。南の海だからか、とにかく鯛の種類が多い。フエフキダイ、シロダイ、アオダイ、モミジダイ。サヨリとかウスバハギとか。「鹿児島で回転寿司」は自分でも目から鱗の選択だった。

普通列車で隼人へ。twitterに刻々と入ってくる地域決勝抽選会情報。今回は私用で1次Rは初日の砥部球だけと決まってるんだけど、いやあ“死のグループ”が来てくれました。いきなり福井vs和歌山なんて、なんというツモの良さ。ま、各グループごとの見解は予想大会で展開するのでお愉しみに。

隼人で乗り換えて肥薩線。今回の奄美行きルートのキモがここだった。鹿児島機場の最寄り駅というより、明治36年の開業====ThisIsTheErrorMessege====当時の駅舎がほぼそのままで残っていることで知られる嘉例川駅。ここから鹿児島機場に行くという初体験ルート。だから、乗車券は「盛岡から嘉例川ゆき」だったのだ。
駅舎は七戸の駅跡と同様に、ひとの手をかけてキチンと守られていた。南九州をクルマでまわる観光客も多く立ち寄るし、観光特急『はやとの風』もこの駅では2〜3分の停車時間を用意して乗客に記念写真を撮る時間を確保している。この駅で降りて観光バスで霧島温泉に向かうというツアーとも遭遇した。なるほど。で、妙見〜鹿児島空港のバスが1日数本だけど駅前広場まで入ってくるようになって、空港アクセスとしても利用可能になった。ありがたいことです。

鹿児島空港はもう何度も利用しているので、特に書くこともなく。ここから奄美まで1時間程度かかる。左に屋久島が見えた。口永良部島からは噴煙蒸気のようなものも見えた====ThisIsTheErrorMessege====気がする。奄美空港に降りた時はもう夜と言っていいくらい暗くなっていた。
空港バスで市街地へ。道路も空いているのだけど、まあとにかく騒がしい。翌日が奄美市議会議員選====ThisIsTheErrorMessege====なのだ。選挙活動は前日の午後8時まで。各陣営は必死、まさに『まつり・ごと』の雰囲気(笑)。面白いのは、広域合併で奄美市が広くなったので当然活動区域も広がるのだが、実は龍郷町だけは奄美市合併に参加していない。空港バスの運将氏によると、龍郷町域を走っている間は選挙カーはマイクやスピーカーのスイッチを切るのだそうだ。なぜか龍郷町だけは奄美大島の中で人口が増加しているんだって。
空港バスはぼくの宿・ウエストコートの真ん前が起終点。ラッキー!とその時は思ったのだけど、ここはかつて奄美交通の本社があったところだと知った。なるほど、だからなのね。どうやら、鹿ユナ選手もこの宿をご利用の模様。チェックインして、隣のホテルにすでに入っているS君と合流して、予約しておいた郷土料理屋『喜多八』へ。S君は「奄美機場で入手した名瀬ガイドのどれにも載ってない」と言っていたが、『食べログ』ではトップスコアを叩き出している店。で、行ってみて納得の満席。別に「名瀬ガイド」なんかに載せるカネを出す必要なんてないのだ。1階には“民謡流し”のお姉さんがサンシンで唄を披露している。ぼくらは2階の狭い個室に通された。

メニューというものはなく、「郷土料理をおまかせで出す」店らしい。食事だけだと3000円、呑み物つきだと4000円。それって要するに黒糖焼酎を8種類も揃えていて1000円でノミホってこと?S君は酒が呑めないけど、ジュース類は頼むからと2人ともノミホ・コースで。
今夜はテッテ的に「フード・テロリストに、俺はなるっ!」ってことで、料理が出てくるたびにtwitterに載せ続ける。するとS君が「奥の座敷では鹿ユナ・サポさんが宴会やっているらしい」と。「コミュサカ」タグで載せているひとがいるのを確認し、吉田類のように奇襲攻撃を敢行(笑)。「吉田鋳造です」と言っても反応がなかったので、どうやら鹿児島ではまだ『吉田系』というジャンルは市民権を得ていないようだ。よかったよかった。「岐阜から来た」というとトミー・コールとシュート・コールをしてくれた。いいねいいね、こういう盛り上がり。
調子に乗って、鋳造は黒糖焼酎のみロックで5杯も呑んでしまったではないか(笑)。30度の『長雲』『高倉』『浜千鳥乃詩』と25度の『里の曙』『じょうご』。最初の『長雲』が一番インパクトがあった。濃厚なコクを感じる一品。ホントに、地元の黒糖焼酎をロックで5杯もいただいて1000円でいいのかしらん。料理も「豚の顔の味噌漬」「しま瓜の酢の物」「味噌で食べる刺身」「白豚の炒め」「豚足」「豚骨野菜(ワンフィネヤセ)」と十分過ぎるくらい。「マダ汁」====ThisIsTheErrorMessege====を持ってきた時には「服にこぼすと落ちませんからね〜」とか、そういうことは酔っ払う前に(笑)。
基本的には“琉球料理”に近い。さっきのサンシンの“民謡流し”のお姉さんもそうだけど、「薩摩琉球国」====ThisIsTheErrorMessege====として考えると奄美は琉球側なんだなあ、と思う。しかし、3000円でも安いわ、これ。超人気店なのもわかる。次にいつ来るか本当にわからない(笑)けど、次もこの店にしよう、うん(笑)。
S君はJ1の結果をすべて知っていた。残念だけど、山形はちょっと攻撃力が足りなかったかな。岐阜からしたら(残留したら、の話だけど)また遠いアウェーが増える。とはいうものの、一部の岐阜サポと山形サポには交流が出来上がっていて、====ThisIsTheErrorMessege====山形vs岐阜の時はこの夜の鹿ユナ・サポみたいに一部の岐阜サポは“前ノリ”して呑んでいるらしい。で、その時に行く店もこの『喜多八』と同様にノミホで山形の地酒が出てくるという「実にケシカラン(誉め言葉です)」店なんだそうで。

いい感じに出来上がって宿に戻った。部屋に戻り、ベロンベロンの状態で轟沈。

2015年10月25日

さすがに焼酎といえどもロック5杯はスイッチ入り過ぎたかな?と思うくらいに残ってたけど、朝飯を食べて部屋で少し休んだら綺麗に復活してしまった。やはり焼酎は抜けるのも速い。喰い終えて部屋に戻る時、鹿ユナの選手とエレベーターで一緒になったんで「冨成選手と田中選手に『岐阜から観に来たヤツがいる』と伝えてください」とお願いしてしまった(笑)。

ホテル近くにある、酒もしっかり扱っているスーパーに行き、この日の『岐大通』の配布を任せた呑み友に「一番『黒糖焼酎らしい焼酎』を」と訊いてお勧めの1本を宅配手配。すげえ、届くのに4日もかかる====ThisIsTheErrorMessege====んだ。で、まだまだ時間もあるので、こりゃ「出ない」ことで知られる島のパチ屋に行くしかないでしょう!(笑)と近くの1パチ屋さんで『甘デジ・ハルヒ』を打ったら揃ってしまって、200円とはいえ勝ちは勝ち。これでアウェー3連勝か。ホームでもこれくらい勝てれば(苦笑)。

11時前の市内バスに乗って競技場に向かおうとバス停に行くと、嗚呼、ここでも『同類』に遭遇(笑)。バスは入江の奥にある名瀬の市街地から左岸を北に向かい、西側の居住地域をぐるっとめぐってから運動公園に着いた。ええ、“死蔵資産”もとい“有価証券”はしっかり使いましたよ。まだ余ってますけど(笑)。

11時にサポ入場開始。クラブも鹿児島から乗り込んだサポ達も盛り上がらせようとしているし、一般客の出足もなかなか。“キチンとした全国リーグ”の奄美開催なんて初めて====ThisIsTheErrorMessege====だし、しかも鹿児島のホーム戦。天気もいし、盛り上がらない方がおかしい。スタッフの方に訊くと、「メインスタンドは養護学校の生徒さん達の招待でクローズ」とのこと。バックスタンドの印刷寄りに行くと、ここにも『同類』が(笑)。
スタDJさんは奄美の方が務めてるようで「奄美大島でこんなサッカーが観れるんですよ!」と言葉も噛み気味。ええ、気持ちはわかります。ぼくだって、20数年ぶり2度目の奄美訪問がサッカー観戦になるとは妄想だにしなかったわさ(笑)。“しまバス2日券”を持ってるってんで朝5時に名瀬を出て古仁屋まで行くどころか加計呂麻に渡って加計呂麻バスまでケリつけてきたという相変わらず“でかるちゃあ”なS君を出迎える。
それから、屋台で奄美名物の『鶏飯』====ThisIsTheErrorMessege====を購入。「『鶏飯(けいはん)』喰うひと“おけいはん”」。これは言わざるを得まい(笑)。前日の深酒で多少のダメージがある胃には実に優しい食べ物である。ありがたい。スタメン発表、トミーは右SBでスタメン、タナシューはサブ。田原豊はサブにもいなかった。

JFL
鹿児島 1-3 SP京都

ハーフタイムに、この試合で鹿ユナのホーム入場者数がJ3加盟基準の3万人突破の放送が流れる。ライセンスも取れているし、あとは成績だけ====ThisIsTheErrorMessege====なんだけど、この試合は鹿児島の完敗。で決着させてもいいですか?って試合。序盤から互角。ポゼッションは鹿児島なんだろうけど、ロングボールを多用する印刷にトミーの裏が狙われてて、これはヤバいなあ……と思ってたらやっぱりそこから失点。
後半開始と同時に田上→五領====ThisIsTheErrorMessege====。田上は左2列目で張ってたから普通に同じポジションで交代だな、と思ってたら右ウイングで攻撃の拠点となっていた新中を左にまわして五領を右に。熊本サポに「五領の右足はおもちゃだ、左だけ切っておけばいい」と喝破されてた五領を右ウイング?!と驚いてたら、その五領が綺麗なミドルを突き刺して鹿児島が同点に。一気に盛り上がる観客。しかし、そんな雰囲気に氷水をぶっかけたのが数分後の印刷の勝ち越し。セットプレーで集中切らしてましたね。すっとゴール前に入って来たところに出されて合わされて再び印刷リード。こういう展開になると、印刷は中がカタいからなかなかこじ開けるのは困難。ダメ押しの3点目も決められて、鹿児島はせっかくの奄美開催を勝利で飾れなかった。

後日、JFL退会の公式発表が出たSP京都。佐川印刷は関西L時代から観ているし、静産大とのJFL入替戦も観ている。====ThisIsTheErrorMessege====まずはチームが存続してくれればいいなと思う。そして、また全国の舞台に戻ってこれれば最高だ。1週間前に遠野で観た三菱水島のように。


ぼくが予約した鹿児島行の飛行機が30分だか早くなってしまい、バスだと間に合わないのでタクシーを呼んでおいて終了と同時に離脱。でも、実はこれがラッキーだったのかもしれない。タクシーの運将が言うには「試合終了後から名瀬市内方面は大渋滞になるはず」で、もし普通に路線バスで市街地まで帰る気だったら機場バスに間に合わなかったかもしれないというのだ。運将はなかなかノリのいい人で、「このまま空港までどうです?6000円で行けますよ」なんて営業トークも仕掛けてくる。

タクシー便乗に付き合ってくれたS君が、「ほら、あのバス、見覚えあるでしょ」と指差した先には、なんとまああれは『まるはち』の中古じゃないか。まったく塗色を変えてないとは。
このバスじゃない、ちゃんとした機場バスで、ウトウト眠りながら奄美機場へ。職場用の土産のお菓子や、自宅用には加計呂麻にんにく塩漬と奄美もずくを購入。どっちもじゃからんは苦手な喰いモノなので、はい自分で食べますごめんなさい。

買うモノも買ったので、早めにチェックイン。待合室にはいかにもスポーツマンといった格好のお兄さんがいて、今日の試合の公式記録を読んでいた。てっきり、鹿ユナのスタッフの方かと思って、声をかけて記録を視させていただく。シュート数からも鹿児島の完敗だったんだね。
で、いろいろ話をさせていただくと、この方は鹿ユナのスタッフではなくてこの試合の審判アセッサーさんだった。全国各地に行かれる立場なので、当然だけど「あ、その試合には私もいました」という例が多くて話が弾む。現在SRの村上伸次さんがテストを受けた高岡コアのザスパvsヴォルカの試合も現地にいたそうで、当時はヴォルカの選手だったマエダコージさん(笑)の「おいおいシロートかぁおい?!」もちゃんと憶えていた。でも、ぼくが岐阜サポだとカムアウトした時の彼の話で、理性が与論島のあたりまですっ飛んで行きそうになった。彼は「宮崎で岐阜とロックでやったJFLの入替戦、いました?」と訊いてくる。

「はい、もちろんいました」
「ロックの選手にレッドカード出したの、ぼくです」
「主審だったんですか?!」

思わず叫んでしまった。叫んだあとは、もう笑うしかない。いやいや、誠にもって世間は狭過ぎる。まさか奄美空港の待合室でこんな出会いが仕組まれているとはね(笑)。

「いまは飛行機が減ってしまって、鹿児島からは新幹線なんです……」と、ややゲンナリしながら仰って福岡に戻るアセッサーさんと鹿児島空港で別れて、とりあえず晩飯を喰おうと空港レストランの『キッチンさつま』へ。ちょうどすれ違いで店から出てきた方々はミーオびわこの黄色いユニを着ていた。そうだった、今日は小林でロックvsびわこだったな。JFLが邂逅する鹿児島空港である。ぼくは「黒豚メンチカツ」のセットを頼んだのだけど、どうやらぼくのオーダーで“材料切れ”になったらしく、この後から入ってくる客はすべてお断り。いいタイミングの入店だった。
食べ終わって、カードラウンジでコーヒーなどを飲みつつ岐阜vsチャイバをスマホでチェック。離陸時間の関係で残念ながら試合終了までは追えず、後半25分あたりで通信オフ。常滑に降りたところで真っ先にチェックしたら、飛んでいる間に岡根がゴール決めて勝ったようだ。午後の試合で大分が勝ってたので、この1勝は実に大きい。向こうは最後に大宮と磐田を残しているけど、こっちも最後に福岡を残している。勝ち点4差はキープしておきたいところだ。

常滑機場駅を22:07に出る『青みう』に乗れて、社岐阜からタクシーで帰宅。どうせヘロヘロになるだろうってんで翌日の月曜は休みにしておいたんだけど、例の「加計呂麻のにんにく塩漬け」の世話にならないと自宅から出ることすら出来なかった。ホントに、休みにしてよかったよ。

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