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FC岐阜5連観戦(1)
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8月下旬から岐阜隊の試合を5試合連続で観ることになった。基本的に岐阜隊観戦はホーム最優先でアウェーは地域観戦とかその他にいろいろ振り当てているのだけど、今年はすでに厚別と丸亀に行ってる。ホーム観戦の日もいろいろ仕掛けてるんで、雑文じゃなくて旅行記の方で展開。

2014年8月30-31日
マルヤス 1-1 沼津
岐阜 3-0 東京V

前の週に米子で喰らった====ThisIsTheErrorMessege====こともあって(苦笑)遠征する元気なし、近場の豊田陸と長良川のハシゴ。
土曜日は名鉄で猿投まで行って豊田陸。マルヤスが参戦したおかげでJFLがこれまでよりちょっとだけ近くなった。かな。到着時は武将の出で立ちの皆さん====ThisIsTheErrorMessege====が演舞中。岡崎といえば家康様ですし。
試合は、マルヤスが引き分けさせていただいた……と書いてもいいですか(苦笑)。ワンチャンスを活かされて先制された沼津だったけど、ヤナギのような「中盤でボールを動かせる」選手を入れて、コツコツ時間をかけてマルヤス守備陣を消耗させて「90分で2点獲る」という仕掛けにすれば2点は獲れたと思うんだけど、リニアにゴールを奪う動きを続けて、結局は1-1のドロー。日下が不在のマルヤスが健闘したともいえるけど、沼津が柔軟でないなあ……と感じた試合だった。
夕方から知立で呑み。かつて知立市民だった鋳造だけど、もしかしたら知立駅前で呑むのは小汚い赤ちょうちんで呑みながら地域決勝@刈谷====ThisIsTheErrorMessege====の第2日の結果を受けての星取表を作った時以来、ではないだろうか?海鮮系の店で、地域ウォッチャー系友人2名と濃ゆい語らいを。


翌日はホーム長良川でヴェルディ戦。『のうりん』とのコラボ。競技場周辺は試合前から“縁日”状態だ。グッズ売り場にも顔を出したけど、Tシャツのデザインを視て「このシャツを纏う機会はおそらくない」と即決して回避。この日は多治見市民デーということで『やくも』====ThisIsTheErrorMessege====の展示ブースもあった。浅学につきこのマンガは初めて知ったのだけど、ぼくはこっちが好み。『のうりん』は女性登場人物のカラダの一部パーツの誇張表現が、ちょっとね(笑)。
『岐大通』をサクサクと配り終えて、イベントコーナーへ。加茂農林高校の生徒が取り組んでいる“飛騨牛の碁盤乗り”を見学。「視て視て私を!もっと視て!」なキャラで“碁盤乗り”も得意な『はるみ』号と、妊娠中だそうで緊張気味らしい『きよら』号。しかし、見事なコントロールで2頭同時の“碁盤乗り”に成功です。女子生徒が「きよら、前へ~っ♪」と声で励ます様はまさに『部活』。牛にこのような芸をさせることに青春のエネルギーを注ぎ込んでいる高校生諸君の姿。『のうりん』のモデルが加茂農林高校====ThisIsTheErrorMessege====だからゆえのイベントなのだけど、「岐阜の農業高校とのコラボ」という視点でも大成功でしょう。
でも、これで試合を落としたら喜びも7割減………というところ。杞憂でした(笑)。中盤でタメを作れず、後ろからドッカーンの長パスで走らせるしかないヴェルディ。間違いなく、競技力は5月の『最後の国立』より落ちていた。「単騎駆けこそ戦の華よ~!」とばかりに単発で槍を飛ばしてくるヴェルディに対し、最後尾のヘニさんが超高性能掃除機となってピンチの芽を全部吸い取ってしまう。
それでも、ぼくらの中には20年前から刷り込まれた「ヴェルディは強い」という記憶がしっかりある。だから、いい時間帯のゴールで2-0になっても少し落ち着かなかった。もちろん、草津戦の2-0から2-2====ThisIsTheErrorMessege====があってのことでもあるのだけど、「この試合、獲れたな」と思ったのはたかちっちの3点目が決まってから。ヴェルディに3-0。でも、「嬉しさ9割の寂しさ1割」でもあった。あのヴェルディが、こんなサッカーしか出来ないチームになっている。次節はヴェルディvs釜玉なのだが、丸亀で戦った釜玉と比較したら「釜玉の勝ちは普通にある」としか思えない。そうなると勝ち点4差になる。ヴェルディのJ3入替戦まわり、ありえない状況設定ではない。

で、ここからは私見なのだけど、ヴェルディの育成能力は定評のあるところで、それは現在も揺るがない伝統となっている。しかし、トップチームの興行力は全然。だったら、ヴェルディは『Jから降りてみる』というのはマジメに選択肢としてアリなのではないだろうか。JFLなら普通にスポンサー名をチーム名につけられるし、公式戦ももっと小さな器で出来る。そこでクラブ体力をもう一度つけて、再チャレンジってのは、どうだろう。

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