cyic.co.uk 吉田鋳造総合研究所
travelnotes : domestic
2014初夏のとんぼ返り【伊達返し編】(2)
 home  index  prev next 

2014年6月1日

眠いけど、そうもいかない。苫小牧6:01発の普通列車で西に向かう。これに乗ると有珠には8時に着いてしまう。伊達まなびの里での試合開始は10時。早過ぎる。しかし、この列車に乗らないと、試合開始に間に合わない。

白状するが『ネタ』は考えた。この列車で有珠を過ぎて小幌まで行く。30分かそこらの待ち合わせで折り返しの普通列車が来る====ThisIsTheErrorMessege====ので、それで有珠へ。歩いても試合開始の数分後には着ける。その道の識者が『秘境駅』No.1に推す小幌駅を体験するチャンスではないか。
しかし、もし万が一ダイヤの乱れなどがあってその折り返しの普通列車が遅れたり運休になったりしたら。小幌からは脱出のルートがほとんどない。だから『秘境駅』なのだ。まなびの里での観戦は当然ムリだし、ヘタすると帰りの飛行機にも乗れなくなるかもしれない。====ThisIsTheErrorMessege====しかも今回は既にS君が『試す大地』の直撃弾を喰らっている。今回の渡道の目的はあくまで「まなびの里」での観戦。『手段』と『目的』のスワップになりかねない。というわけで、鋳造は守りに入ってしまった次第。若い頃だったら無茶したかもしれないなぁ(苦笑)。

社台の牧場とかを眺めながら西へ。有珠駅は、思ってた以上に何もない。廃“駅前食堂”跡しかなかった。下り特急の通過を見てから歩いて会場へ向かうと、15分くらいで着いてしまった。休憩できる喫茶店があるでもないし、====ThisIsTheErrorMessege====海岸まで歩いて大海原を前に新聞を広げて東京優駿の予想(笑)。だって、やることないんだもん(苦笑)。
試合開始の15分くらい前に「まなびの里」に戻った。廃校になった伊達市立有珠中学校の跡地に出来た施設。学校の建物は昭和62年に改築されたもので、その頃には生徒さんは何人いたのだろう。人工芝ピッチは、見事に金網に囲まれた競技者最優先の構造だっただけどありがたいことに観戦者も中に入っていいらしい。バック側で十勝サポ2名と一緒に観戦。開始数分後にS君も到着。

北海道L
新日鐵住金室蘭 0-6 十勝

意外と言っては失礼だが、室蘭vs十勝が首位攻防戦とは。しかし、地力の差は明らかで、いかに先週の瀬戸内でスタンド使いが暴れまわった「前半2-0」のスコアでも今回は発動なし、十勝がゴールを重ねて終わってみれば0-6の“無慈悲スコア”。室蘭は前半は左2列目の13番が十勝の右SBの闘いに勝ってペナエリア内まで攻め込むシーンが何度かあったが、他の攻撃陣の上がりが遅く、単発の仕掛けに終始。ちょっと、十勝をリスペクトし過ぎちゃったのかも。後半には件の13番は左SBに下がっちゃってチャンス顔を出す機会もめっきり減っちゃって。
これで十勝は4連勝。全社北海道にエントリーしてないところを視ると、道L優勝=地域決勝一本に絞っているのかもしれない。でも、ぼくもS君も、道Lでは無敵だったノルブリッツが「道L仕様」「全国仕様」とまったく2つのスタイルを使い分け、それを極めに極めた2012シーズンにJFLまで本当にあと一歩のところまで行った====ThisIsTheErrorMessege====という事実を知っている。果たして、北海道から初の全国リーグの夢の実現性はどれくらいか。


十勝サポの友人のクルマで伊達紋別まで送ってもらったおかげで、12時半過ぎの『北斗』に乗れ、そのおかげで新千歳機場で1時間以上のブレークが出来た。ラーメンもいいけど、今回の旅行は基本的に喰いモノに恵まれてなかったからここは回転寿司しよう。『根室花まる』の店が空港内にあるんだね。しっかり13皿も喰ってしまった。“ホヤの握り”なんて珍しいものもいただく。ホントだったら生ビールの2杯も呑みたかったところだけど、そうもいかない(苦笑)。
セキュリティを通過して待合に行くと、名古屋行きと同じゲートを使う1時間前の羽田行きがまだ出ていない。あれれれれ。名古屋行きがゲート変更に。だわなあ、でもまあ定時に上がってくれればいいや。とのんびり構えていたのだけど、千歳機場の致命的な欠陥は出発と到着の階が分かれていないこと。降りてくる客と乗る客の動線がクロスしたら保安上の大問題なので、当然だが乗る客が待つことになる。結果、出発は20分近い遅れに。あちゃあ……。
しかし、飛行機で回復運転ってあるの?という感じで、常滑に北から降りれたこともあって遅れは10分近くに短縮。これなら機場から予定通りの電車に乗れる。名古屋でJRに乗り換えて、岐阜駅からは停めておいた単車で向かえば、長良川に着いたのは試合開始数分前。ふはははははははは完璧じゃないか明智君。

J2
岐阜 2-1 京都

ヤケに岐阜の調子がいい。特にサイドをうまく突いてヘニさんが攻撃に積極的に参加して、すごく流動的じゃんどうしたんだ何を吸ったんだと思ったら、試合後のラ将の話だと4-3-2-1で臨んでたとか。以前、岐阜サポ・ジュニア氏が「高地が窮屈そうだ」と書いてたんだけど、ラ将も「高地を自由にさせたかった」と言ってたので、そういう状況だったのでしょう。これが綺麗にハマったことと、あと京都の選手がコンディション不良かなんかでやたら重かったこと、大黒さんの不発に助けられたのももちろんあるけど、とにかく2-1で勝ち。いやあ、無理して移動してきた甲斐がありました。
単車で戻ってきて、風呂入ってから翌日が仕事だってのにホッピーとか缶ビールとか呑んじゃいましたわさ(笑)。スー●ード●イって、賞味期限を数ヶ月過ぎるとトンガった部分がなくなって美味くなるのかしら(笑)。

 top  prev next