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【2010道南】野幌室蘭編
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平成22年9月12日 日曜日

疲れも残ってたんで、早く起きて“港市場”で朝飯を喰う計画====ThisIsTheErrorMessege====は軟弱に消失。コンフォートのタダ飯をがふがふと喰って、駅へ歩く。なるほど苫小牧はアイスホッケーの街だ。王子製紙の街……とも言えるかもしれないが。電車に乗る。北広島のコインロッカーに荷物を預けて、1日3本のバスで野幌運動公園へ向かう。車内に貼られたせたな町の広告がいいお味(笑)。1日3本のバスでもちゃんと途中から乗ってくる客がいるのは嬉しいねえ。で、運動公園に入ると、右側に陸上競技場。あれ、誰もいないじゃん。
バスを降りると、運良くそこには「運動公園の9月の予定表」が貼ってあった。どれどれ……陸上は終日フリー。で、札幌社会人サッカー連盟がホッケー場(天然芝)を押さえていた。そうかそうか、ホッケー場か。と、奥に歩いて数分。思わず、某「巨大掲示板」テイストの一言が頭をよぎった。

「ここですか?」

そこは、ホッケー場には見えないし、サッカー場にも見えない。ただの草地。たしかに、サッカーが出来る程度の草丈だったし、隅っこにゴールポストもあったけど、“芝”じゃないんじゃない?ネットで知り合いになったノルブリのスタッフさんにご挨拶すると、彼もこのピッチには「びっくりした」とのこと。
まだ開始には時間があるので、試合をやってるらしい隣の「人工芝ホッケー場」へ……って、こっちも“芝”じゃないじゃん(笑)。====ThisIsTheErrorMessege====
男子高校生らしい大会が行われていた。ぶっちゃけ、パスが全然つながらないからドリで持って行くしかないし、左サイドからのリバース・ヒット====ThisIsTheErrorMessege====なんか全然出来ないし。でも、ぼくが初めて真剣に見たフィールドホッケーの試合がアレだった====ThisIsTheErrorMessege====から、ちょっと比較したらかわいそう…ではあるよね(笑)。そろそろ試合開始かな…と『天然芝』に戻ると、いわゆる“同類”な方々(笑)が3名お揃いでした。北海道L・2010の天王山、札大GP×ノルブリッツ北海道。
結果は2-2のドロー。4点ともセットプレーだったんだけど、基本的な試合の流れはGPのモノだったと思うし。先制されたもののCKからヘッド一発で追いつき、PKで逆転してノルブリがリードした状態で前半を終えた時は、このまま…?かとも思った。けど、「ノルブリにはいない池内友彦がGPにはいた」ってことで、後半残り数分で同点FKをゴール右上隅にキッチリと蹴り込む池内はさすがの貫禄でした。
最終節でノルブリが逆転出来る可能性も残ってはいるけど、GPの相手が啄木鳥====ThisIsTheErrorMessege====であることを考えると、ノルブリの望みはかなり遙かになったかと。試合終了の時、ノルブリのGKは相当ヘコんでいた。あのFKは止められた…との想いがあったのだろうか。

バスの時間まで休憩。その時に、ぼくの持っていたコインを一人に視てもらった。「EIN KRONE」「ISLAND」の文字。刻まれた絵柄はマス?もしかしたらフェロー諸島かも?と思ったのだけど、彼は「アイスランドですね」と即答。「だって“イスランド”って書いてある」。刻まれていた「ISLAND」とは、英語の“アイランド”ではなく“アイスランド”のことだったのだ。そ、そうだったのかあーーーっ!って、言われてみれば「EIN KRONE」って英語じゃないじゃん(苦笑)。ぼくが「フェロー諸島かと思って」と言うと、「あの島は独自貨幣を作っていません」とこれまた即答。参りました。
第2試合も観ていくという2名と別れてぼくともう一人はバスで野幌駅へ行き、札幌で乗り換えて機場快速。ぼくは北広島で降りた。もう一人の彼は千歳から羽田に飛んで今夜のJの試合を観るのだそうで。しかも、北海道→首都圏のハシゴはこれが2度目らしい。うーむ、でかるちゃあ(笑)。

北広島で荷物を回収して、千歳へ。今回、どうしても喰いたかったモノの一つが、千歳駅前『桃園』の“行者ニンニク入り啖啖麺”。前回に食べた時は遅い晩飯だったせいか、夜にまったく寝付けずに『性力アップ』効果の直撃を受けたのだった。今回は昼飯だし、今後を考えるとちょっとパワーも必要だし。問題の『性力アップ』のコピーは、まだ店内に健在でした(笑)。
機場に戻って、レンタカー受付窓口へ。今回は、バイクの24時間レンタルを受けるのだ。クルマを借りる皆さんと一緒にはずれにバスで運ばれて、そこで説明を受け、借りるマジェスティと対面……って、「これ、マジェスティですか?」。ぼくの乗ってるのと全然違ぁーう!あまりに不安になったんで、駐車場近辺を少し試運転させてもらい、慣れたところで出発。

借りた単車で南西へ。今日の目的地は室蘭だ。しかし、さすがに北海道だね。制限速度50km/hの国道がいったい何キロで流れているのやら。そんな時に“事件”は起きた。突然、ぼくの左手首で「パキンっ!」と音がしたかと思うと、急に手首が軽くなった。腕時計のベルトが切れた?!
すぐに路肩に止めて捜索開始。ベルトはすぐに見つかったが、問題の時計本体が見当たらない。まだ暗くなる前だけど、岐阜サポの鋳造は腕時計の文字盤も深緑色。草むらに落ちてたら発見は激しく困難だ。結局、ベルト発見箇所の周辺を4往復してようやく歩道脇に本体を発見した。いやあ、見つかってなにより。

登別を過ぎて室蘭市内。夜になったところで行きたい場所があった。と言っても、それがどこなのかはわからない。室蘭の夜景ポイント。ただ、地名と映像だけがわかっている。でも、映っている景色と地図を照合すると、おそらくこのあたりだろう…と走って行くと、見事に発見!もちろん、ネットで見たその写真====ThisIsTheErrorMessege====のようには撮れないし、日曜夜で工場も動いてないかもしれないけど、それでもしばし写真撮影。
さぁ、晩飯だ。室蘭といえばカレーラーメン====ThisIsTheErrorMessege==== だそうで。ネットで見つけておいた店を探すと、閉まっている。残念。土地勘もないので、一番行きやすそうな『味の大王・東室蘭西口店』に行くことにした。で、駅前。紳士服の『はるやま』がある。あ、これは。もしかして…………?

プレイバック、プレイバック。あの試合を~、
プレイバック、プレイバック。

ちゃん、ちゃん、ちゃん、ちゃん♪

それは12年前。冬の室蘭・入江陸上競技場。J1/J2参入決定戦・最終戦、札幌×福岡。ぼくは、前日から室蘭入りするため、南千歳から特急に乗って南に向かっていたのだけど、実はちょっと恥ずかしい状況に陥っていた。履いていたスラックスのケツ部分が破れてしまっていたのだ。所詮1泊2日、旅先の衣類に替えのスラックスは持ってきていない。コートで隠しつつ、さあどうしようかと途方に暮れていたとき、目に飛び込んできたのがこの東室蘭の『はるやま』だったのだ。

閉店の30分くらい前だったろうか。急いでスラックスを2本購入し、裾を詰めてもらっている間に駅前のラーメン屋で晩飯を食べたのが、おそらくこの『味の大王・東室蘭西口店』だ。

ぼくは『味の大王』でカレーラーメンを食べ、12年前の御礼に『はるやま』で5足1000円の靴下を買った。予約しておいた東室蘭のホテルに投宿し、轟沈。

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