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2009千葉全社(2回戦)+1
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平成21年10月18日 日曜日

鶴見のホテルでゆっくりしてしまったので、ああ、また特急を使ってしまう。軟弱なんですトシなんです。荷物が重かったので、必要なもの以外は蘇我駅のコインロッカーに叩き込む。そこへS君からメール、「スポレクへは浜野からバスで行く」とのこと。。アクセス解析(笑)もあるんで同行することに。バスの本数は多い方だとは思うけど、乗り換えの手間とかを考えたら八幡宿から歩いても大差はないかなあ。


スポレクA・第1試合:日立栃木ウーヴァ×バスティア…じゃないや三洋電機洲本。どっちもいわゆる『権利持ち』。となると、この試合のプランニングに注目なのだけど、バスティアはエースの梅川====ThisIsTheErrorMessege====を最後まで温存。対するウーヴァは、事情通のS君によると「システムは若干違うがほぼベスト」。試合は5.5対4.5でウーヴァが支配し、得点も1-0で決着。もっとも、バスティアにしてみれば“本番”前に主力温存でどこまでやれるか視れたという意味では、実り多き大会だったのかもしれない。
同じピッチの第2試合は岐阜セカ×松本山雅。第1試合のハーフタイムに山雅サポが休憩処テントをイナゴのごとく占有しているのを確認して、アドレナリンがグツグツ。でも、ぼくはピッチ原理主義もあって姉崎に向かうことに。原理主義もそうだけど、白旗山でその魅力にノックアウトされた札大GP====ThisIsTheErrorMessege====が『勝負駆け』相手にどこまでやるのかと観てみたい、というのもあって。スポレク正面出口でちょうど客を降ろしたタクシーがいたので八幡宿まで。電車も数分待つだけでやって来て、姉ヶ崎駅にもタクシーが待っていて、あらまあびっくり試合開始に間に合ってしまった。

姉崎・第2試合:ツエーゲン金沢×札大GP。GPもさすがに白旗山のようにはいかない。ほとんどの時間を守備に費やされる。けど、もしかしたら想定内だったのかもしれない。そして、守備は金沢級の攻撃陣にも十分通用する。デニス、クリゾンの両外国人がゴールに拘らずサイドに開いてのアタックにもDFが引っ張り出されることなくキチンと対応出来ていた。0-0で延長へ。しかし、たった1回、後ろからのロングボールが古部に通った時だけは泳がせてしまった。それを綺麗なボールコントロールでキチンと左隅に流し込んだ古部もさすが。結局、札大が力尽きたといった感じで金沢の勝ち。0-0で拮抗した状態の時、辛抱しきれなくなって上がったビジュの裏を突ければ面白かったんだけどね。でも、あの金沢の攻撃力を凌ぎきった守備組織のうまさは、『守備力』が問われる地域決勝で札大GPと同じグループに入ったトコは厄介だと思うぞ。
試合が終わって、話題の『モオノキ』。====ThisIsTheErrorMessege====まだありました。でも、今月中にはなくなってしまうらしい。姉崎撤退で、ますますジェフの「市原色」が薄くなる。これも歴史。


姉崎の第2試合が延長に入ったことで、16時からのJ1・千葉×京都は試合開始からは観れなかった。来るのは2度目だけど、適度なサイズの、いい感じの器。前日の試合で山形が勝っていて、ということは千葉はこの試合を落とすと真剣にヤバい。そんな中での新居の先制点。真っ黄色のスタンドが大いに沸き立つ。京都もよくない。「戦術はディエゴ」としか言いようのないサッカーをしている。しかし、千葉は決めるべき時に決められずチャンスを逃し続け、86分にそのディエゴに最後はぶち抜かれてしまって同点、結局は引き分け。
ぼくは帰りの新幹線もあるので、すぐにスタジアムを後にしたが、アウェー側の自由席にいたために、駅に向かうにはずっとスタジアムの周囲をまわって歩くことになる。身も蓋もない言い方になるけど、こういう流れの試合を取れないのが『弱い』ということで、それは昨今の岐阜隊の試合運びを観てずっと感じていることでもあって(苦笑)。ブーイングを飛ばしたいサポだっているだろう。でも、中から聞こえるコールに、ブーイングはほとんど混ざって聞こえてこなかった。ブーイングをする段階は既に過ぎているのだ。あとは、いかに支えるか、サポが一緒にチカラになるか。マンガ『修羅の門』での、主人公:陸奥九十九のセリフ。

「戦うってのは、『恐い』ってことだ。そして、『そこから逃げない』ってことだ」


結局、蘇我から東京までまたしても特急自由席に乗ってしまった。舞浜の混雑を避けられるのなら安いものだ。しかし、海浜幕張でドカドカ乗車があったのには少々驚いたぞ。夜7時過ぎの『のぞみ』で帰ってきた。

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