【参考】2節終了時点でのAグループ。
1 | Shizuoka.藤枝MYFC | 5 pts. | +1 |
2 | Y.S.C.C. | 4 pts. | +3 |
3 | JAPANサッカーカレッジ | 3 pts. | -1 |
4 | バンディオンセ加古川 | 0 pts. | -3 |
この日も雨の予報。しかし、窓の外には雲の切れ目から青空も見える。もしかしたら、なんとか保つかもしれない……と、この日も三国港へ。しかし、ぼくは甘かった。マジで甘かった。
『カニ祭り』2日目。大勢の地元の方々が既にクルマでやって来ていて、カニを買って帰っていく。そのために、駐車場は前日と違ってかなり奥を案内されたのだけど、停めた時は止んでいた雨が祭り会場に入った頃には叩きつける夕立のようなメチャ降りを喰らってしまう。昨日もたしかに雨だった。けど、この日は同じ雨でも“質”が全然違う。
帰宅してこの週末の天気図を調べてみた。ぼくは気象の知識は浅いけど、それでもなんとなくわかった。
19日の雨は停滞前線の雨。だから、降る量は多くてもいわゆる“普通の”雨。代わって20日は西高東低の“冬型”気圧配置、もっと強い寒気団が南下してくれば雪になるような構造だ。寒冷前線に向かって西から強い風がどんどん入って来て、発生するのは積乱雲か?降らない時には日が差すし、降る時には猛烈に吹き降ろす風を伴ってバシバシと痛いくらいの大粒の雨になる。でも、『カニ祭り』に集まる方々はうろたえることもなく。これが「北陸の冬」の入口なのだろう。
雨がおさまった時間帯に300円の“漁師鍋”と“鯖すし”を買って朝飯を食べた。この日も9時半から“ガサエビ鍋”無料配布があるのだけど、いつまた強烈な雨がバシバシ降り出すかわからないし、この日は前日と違って観光客も多く落ち着けないので時間前に離脱することにし、“漁師鍋”の2杯目を頼んだら眼鏡のお母さんはカニ足を入れてくれた。ラッキー。で、さっきまでの強い雨で濡れた路面に強風で単車では恐かったけど、再び東尋坊に行くことにした。
まだ早い時間のせいかこちらは観光客も少なく、先端近くまで余裕で行くことが出来た。確実に「落ちたら死ぬ」ところに普通に行くことが出来る。まぁ“自己責任”ということなんだろうけど、マジで恐い。『サスペンス2時間ドラマごっこ』をやりたくなるという話も、なんとなくわかる(笑)。ぼくの後ろから来た2人組のお嬢さんも驚いていた。
しっかり観光も終わったので、決戦の地に向かった。1次ラウンド・最終日。舞ちゃんは自力で長居行きを決めることが出来る。本牧は他会場の結果次第。====ThisIsTheErrorMessege====聖籠隊も、まずは90分で舞ちゃんに勝ち、そして第2試合で鎌鎚隊が一発やってくれると「グループ1位抜け」の可能性を残している。聖籠隊は部員達がバスで大挙してやって来た。応援の数では舞ちゃんの完敗(笑)。
舞ちゃんのスタイルは聖籠隊にはむしろ向いているんじゃないか?と前日に思ったぼくの感じは否定された。後ろは無理せず、キッチリと聖籠隊のカウンターに対処している。植田君もこれでは動きが取れない。舞ちゃんが賢いサッカーをしてきた感じ。でも、おかげで試合は膠着してしまった。舞ちゃんだってPK戦に突入するのは避けたかったはずだ。もしPK戦に突入してしまうと、第2試合で本牧が鎌鎚に90分で勝てばAグループ1位を本牧に奪われてしまうのでワイルドカード枠の争いに。その場合はPK戦に勝ってもCグループとの2位争いに得失点差で敗れる====ThisIsTheErrorMessege====可能性がある。
試合は0-0で進んで、後半なかばには舞ちゃんのDFにも隙が出てきて明らかに「聖籠タイム」な時間帯があった。右サイドでオフサイドラインを突破してGKと1対1になってのシュートをなんとか舞DFが戻ってクリアー、なんてシーンも。しかし、この20分近くを凌いだことで今度は「舞ちゃんタイム」。そして88分、左サイドでホントに一瞬出来た聖籠DFの隙をアランは見逃さなかった。正面左からミドルを右上隅に叩き込む。これで勝負あり。舞ちゃんは自力でグループ1位・長居行きの切符をつかんだ。
Cグループの第1試合は島根0-1東京23で終了。現地にいた“無料試合のS”君から「23隊はリードすると強いわ~」====ThisIsTheErrorMessege====との感想が。これで島根が脱落。ワイルドカード争いは勝ち点7か6かに絞られた。BグループもCグループも2位チームの勝ち点は6が上限。本牧隊は90分で勝てば7になるので2位抜けが決まる。しかし、90分で決着しないと勝ち点上限は6となり、他グループの2位と得失点差争いに持ち込まれるので本牧隊の2位抜けは事実上不可能====ThisIsTheErrorMessege====になる。逆に言えば、本牧隊としては「やることは決まった。90分で勝つだけだ」ということになる。
ぼくはtwitterに最後の試合のスタメン速報を挙げた。この3日間、風雨に耐え続けて活躍してくれた『地域決勝プログラム』が最期の役目を終え、原型をとどめぬ無残な姿となって天に召された(笑)。おそらく、2日目の観戦で軽登山にも使えるデイパックを単車に残して肩掛けバッグでスタジアムに来たのが死因(苦笑)。長らく地域決勝につきあってるけど、大会プログラムを自分用に2冊購入したのは初めてだと思う。もちろん、新たに購入した2冊目はちゃんと濡れないところに確保しておいたから大丈夫です(笑)。
2日目終了時点で長居行きの可能性がなくなってた鎌鎚隊にとって、ミッションがはっきりしている本牧隊相手ではちょっと家賃が高かったかもしれない。鎌鎚隊の得点のチャンスはほとんどなかったんじゃないか。土曜日にあれだけ不安を露呈した本牧隊の中盤から後ろは、この日は綺麗に修正されていた。前半のうちに平間が押し込んで先制すると、後半にはCKから誰かのヘッドかオウンゴールかで2点目。まさに『危なげない』としか形容出来ない試合運びだ。五色や春野から飛んでくる見えない邪念(笑)を綺麗にスルーして勝ち切り。本牧が勝ち点を7にして、ワイルドカードでの長居行きを決めた。
テクノポートの1次ラウンド6試合を観て、際立ってたのが舞ちゃんの“勝負強さ”。ただ、逆の視点だと「1次ラウンドでこんな『劇場な勝ち方』で大丈夫?」という不安感は拭い去れない。
それは、2位抜けの本牧にも言える。土曜の試合での連携の崩壊ぶりを視てしまっているから。これまでの「安定した戦いぶりが強み」という認識だった本牧隊が見せた“とてつもない”不安定ぶり。これをキチンと修正出来てないと、攻撃力でドカンドカンと来るであろう相模原相手だと粉砕されてしまうかもしれない。
と、こうなるとAのどっちもB1位の相模原やC1位のHOYOに勝てないんじゃないか?なんて心配になってしまうが、相模原にも致命的な脆弱さがあるのは岐阜全社でしっかり視た(笑)====ThisIsTheErrorMessege====し、HOYOの脆弱さはこれまた岐阜全社で本牧隊自身が曝しているんで、要するにどこも不安材料を抱えての長居での戦いになりそうな予感。当事者はたまったモンじゃないだろうけど、外野観戦組としては愉しい決勝ラウンドになりそうだ。
予想大会の結果発表です。
Aグループ | Bグループ | Cグループ | WC | ||||
1位 | 2位 | 1位 | 2位 | 1位 | 2位 | ||
正解 | 藤枝 | YSCC | 相模原 | 奈良 | HOYO | 東京23 | YSCC |
ナカヲ氏 | YSCC | 藤枝 | 相模原 | 奈良 | 東京23 | HOYO | HOYO |
ジュニア氏 | 藤枝 | YSCC | 奈良 | 相模原 | 島根 | HOYO | YSCC |
紫光・豊浦監督 | 加古川 | YSCC | 奈良 | 福島 | HOYO | 東京23 | 東京23 |
Sun'sSon氏 | YSCC | 藤枝 | 奈良 | 相模原 | HOYO | 東京23 | 東京23 |
龍星ひかる氏 | YSCC | 藤枝 | 相模原 | 奈良 | HOYO | 島根 | 藤枝 |
『股旅』徹壱氏 | YSCC | 藤枝 | 相模原 | 福島 | 東京23 | HOYO | 福島 |
調布人P氏 | YSCC | 藤枝 | 相模原 | 奈良 | 東京23 | HOYO | HOYO |
kota氏 | YSCC | 藤枝 | 相模原 | 奈良 | HOYO | 東京23 | 奈良 |
おくだ隊長閣下 | YSCC | 藤枝 | 相模原 | 奈良 | 東京23 | HOYO | 奈良 |
無料試合のS氏 | YSCC | 藤枝 | 相模原 | 奈良 | 東京23 | HOYO | HOYO |
吉田鋳造 | YSCC | 藤枝 | 奈良 | 相模原 | HOYO | 東京23 | 東京23 |
あくまで通過チームの予想大会ですので、昨年と同様に「2位だけ的中」は評価外にしてあります。結果はご覧の通り。BグループとCグループでパーフェクトのkota氏と、AグループとWCを1人だけズバリ的中のジュニア氏の両名を優勝とさせていただきたいと思います。おめでとうございます。