吉田鋳造総合研究所
鋳造所長雑文録
2011/11/16◆お待たせ!地域決勝予選通過チーム予想大会(その3)
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Aグループ:テクノポート(福井)開催
北信越1位JSC
関東1位Y.S.C.C.
関西2位バンディオンセ加古川
東海1位Shizuoka.藤枝MYFC
Bグループ:アスパ五色(兵庫)開催
北海道1位ノルブリッツ北海道
関西1位奈良クラブ
東北1位福島ユナイテッド
JFA優遇SC相模原
Cグループ:春野球技(高知)開催
中国1位デッツォーラ島根
九州1位HOYO ELAN
四国2位黒潮FC
全社枠東京23FC


●西の雄・“maison de kota”kota氏の見解。

今年もお招きいただきありがとうございます。しかし昨年と違って参加チームをあまり観れてないわ、リーグの経過さえロクに追えてないわという有様でして…当たらぬも八卦、外れるも八卦ではございますが、しばしのお付き合いを。

●Aグループ:Y.S.C.C.→藤枝MYFC
JSCは男女揃っての昇格が実現する可能性はありますが、国体強化も終わり2年前====ThisIsTheErrorMessege====よりパワーダウンしてると思われますし、北信越の流れは昨年でひと段落ついた感があるので外します。加古川もリーグ戦で20得点/14試合という得点力の低さが気にかかるので外します。裏を返すと接戦をしっかり白星に繋げる底力があると解釈できなくもないですけど、それはそれとして。
全社での直接対決では藤枝MYが1-0で勝ってはいますが、加えてYSSCの市原カップでの失点の多さ====ThisIsTheErrorMessege====も気にならなくはないんですが、それでも何故か藤枝MYを推すことができない自分がいまして…ということで、今年も消去法によりYSCC。JSC・加古川とPK戦に突入して勝ち点を削られたことが致命傷になって一方が脱落、という展開も十分に有り得そうですが。

●Bグループ:相模原→奈良
ノルブリは善戦したりひっかき回したりまではできるかもしれないけど、さすがに2位以内は厳しいかなという印象。福島Uは全社や交流戦で本職ではなく時崎悠がGKをしてる状況(そしてこれが改善されないまま本戦をむかえてしまう可能性)と、リーグ戦の成績を今年は状況的に額面通りには受け取り難いのと…で低めに評価。
日野と三本菅を擁する奈良の守りが齋藤と佐野を擁する相模原の攻めがぶつかりあう構図は非常に興味深いのですが、昨年も地域決勝を経験してる分、全社でも連戦を経験している分の差が出るとみて、相模原が優位と予想。

●Cグループ:HOYO→東京23
黒潮は予備知識ゼロではありますが、しまなみと勝ち点10差がついてましたし、あくまで「力試し」に近いスタンスのようですから、あまり多くは期待できないかなと。デッツォは一時よりは安定してきたとはいえ良くも悪くもムラのあるチームで、ハマるとデカいんですが、ともすれば退場者が出て10人になってから真価を発揮することもあるのですが…守備がモノをいう地域決勝において彼らの攻撃型のサッカーがマッチするかというと微妙なところで。でも何かしらの強烈なインパクトは残してくれると思います、良くも悪くも。
東京23の初戦が黒潮なので、ここで確実に勝ち点3をあげ、そのまま勢いに乗って決勝ラウンドへ…という画が、正直なところ浮かんできて仕方ないのですが…ましてや全社を無失点で優勝しちゃってるわけで、守備も折り紙つきではありますが…逆にあえて外してみます。HOYOは今年観た4試合で1度も無失点試合にあたることなく、堀が引っ張ってきた攻撃に中嶋や佐藤が加入したものの1+1=1のままという印象は否めないのですが…たまたまそういう試合ばかりに当たってしまっただけだろうということにしときます。はい、いわゆる打算です。

★ワイルドカード:奈良
「2強2弱」の構図にもっとも近いグループから最上位が発生すると思われるので…Bグループから。


●重鎮・おくだ隊長の見解。

今年の出場チームはどこも小粒。昨年の長野のような圧倒的な戦力と昇格後を見据えた運営体制を持つチームがいない。全社5連戦を無失点で優勝して波に乗った讃岐のようなチームがいない…………訳ではないが、6部で「今年の目標は悲願の関東2部昇格だ!」と言っているチームなので評価が難しい(^^;)。
なので、11/12・13の関東社会人大会(関東2部昇格のための大会1回戦とQF)をチェックしてからとのんびりしていたら、鋳造さんから「10日朝までにチョーダイ」とのお達しが。出場12チーム中、まあ見なくても察しがついてしまうチームが2つ。短時間だけど全社の飛騨古川で見たチームが7つ。その辺を頼りに予想してみよう。

●Aグループ:Y.S.C.C.→藤枝MYFC
2年連続で決勝ラウンドに進出しているYSの安定感を買う。飛騨古川で2試合見たが、昨年よりも強くなっている。各選手の仕事を優先するので3日間を固定したメンバーで戦えないのはお約束だが、「ウチはその日に出ている選手がベスト」と言い切る頑固さも貫き通せば立派。

●Bグループ:相模原→奈良
相模原は去年大会の1次ラウンド敗退で何物にも代え難い経験をしているので、マサキ&アザーズと呼ばれようが今年は推してよい。ただ、関西1位チームを信用しなかった昨年====ThisIsTheErrorMessege====のトラウマが今も…………。
手塚体制2年目の福島。実は今年ひっそり期待していたが、3月の震災とその後の原発騒動で、チーム力のアップが図れなかったのが痛い。おまけに正GKの内藤に続いて第2GKの根本までが故障。コーチの時崎兄がGKを務める非常事態。辛うじて根本が復帰できそうだが、飛騨古川の時崎兄は見ていられなかった。

●Cグループ:東京23→HOYO
東京23の評価は実に難しい。今年の目標は「都1優勝」「関東2部昇格」。全社優勝で一気にJFL昇格のチャンスを得たが、彼らにとって全くの想定外の事態。おかげで、

  • 11/12・13 関東社会人 1回戦、準々決勝
  • 11/18・19・20 地域決勝 1次ラウンド
  • 11/26・27 関東社会人 準決勝、決勝
  • 12/3・4・5 地域決勝 決勝ラウンド

という大変な日程を背負い込むことになったが、自分たちの努力で勝ち取ったチャンスはモノにしたいと願うのが監督や選手の心理。11/12・13に連勝して関東2部昇格をほぼ手中にし、春野に乗り込んで来るだろう。
九州連覇のHOYO、飛騨古川でYSCCに素っ裸にされた。立ち上がり10分でYSCCベンチに致命的な弱点を見抜かれ、80分で4点献上。露呈した幾つもの弱点のうちの一つが右サイドの守備で、ホントにスカスカ。本番ではパンツくらいは履いて来るだろうが、どこまで修正できているか?
デッツォは空山の怪我====ThisIsTheErrorMessege====が本当に痛い。10月末に退院したものの、地決での復帰は無理。元々選手層が薄いのに加え、点獲り屋兼ブレースキッカーを欠くのは厳し過ぎる。

★ワイルドカード:奈良
勝ち点6はとれる。


●東の雄は「“夏の木金シフト”など蚊ほども効かんわ!」なーんて(笑)。無料試合のS氏の見解。

今年は諸般の事情により夏に実戦での資料収集がままならなかったので、という言い訳をしておいてよかですか?そんなことより、今年は「なおやっ(はあと)」が使えない====ThisIsTheErrorMessege====ではないか…。

注:◎…1位。○…2位。チーム名観戦結果の「L」はリーグの略。

●Aグループ:Y.S.C.C.→藤枝MYFC
△JSC 未観戦
注目:DF20松井直-元岐阜S。つーか多分他の選手は見たことない(苦笑)
◎YSCC 1勝(関東社・東邦)
注目:MF15森田真司-元栃木Uetc。地域決勝の経験豊富なゲームメーカー
△加古川 未観戦
注目:MF8池田昌宏-元秋田etc。最近見ていないがあの左足は健在か?
○藤枝MY 1勝(全社・アイン)
注目:MF8納谷協成-静岡の遺産は今年も健在。決定力も

YSCCがここ2年で平日開催の問題を解消した感があるのでもはや1択。何より他チームの判断材料に乏しいのです…2位はどっこいどっこいかなあ、全社の結果も加味して。

●Bグループ:相模原→奈良
△N北海道 1勝(全社予・六花亭)
注目:FW16伊古田健夫-チーム得点王を山田に譲ったエース、復権なるか
○奈良 未観戦
注目:DF5橋垣内光一-元愛媛etc。守備の要(2年前と変わらず?)。空中戦強し
△福島U 2勝(L・秋田C、富士C)
注目:DF5時崎悠-元水戸etc。全社ではまさかの出場。本職での出番あるか?
◎相模原 1勝1敗(L・エリース、関東社・那須)
注目:MF7富井英司-元法政大。元J組が揃う中、中盤の要。展開力抜群

奈良は見てない以上1位候補には推せず。消去法、ではなく消極的にここ2年の実績からとりあえず相模原…福島UはやはりGK次第か。星の潰し合いになりそうな予感、N北海道もひょっとすると?

●Cグループ:東京23→HOYO
△島根 2勝(L・三菱水島、NTN)
注目:MF10庄司孝-元山形etc。不惑を迎えてなお先発で頑張る、生ける伝説
○HOYO 1勝(全社・滋賀)
注目:MF22田上渉-元長崎。元国見主将、中盤の底でブランク感じぬ存在感
×黒潮 未観戦
注目:FW22一柳穣-元高崎。唯一の全国リーグ経験者。あとMF宮本以外不知…
◎東京23 1勝(全社・マキシマ)
注目:MF22マルキーニョ-元山形etc。日本在籍通算12年。近年は後方支援役

最近の総研では定番の「全社枠マンセー」に乗らせていただきます(笑)。もっともまとまりあるチームで力量は十分あり。島根は連戦に弱いイメージあり、HOYOとの一騎打ちか?

★ワイルドカード:HOYO
A・Bグループは勝ち点が割れそうな雰囲気があり、Cの2強のどちらかで固いのではと。

やはり見てないチームが多いと、ネタもないし難しい!そうそう、原稿を見返したら全部関東を選んでる自分に気がつきました。関東人の端くれだと実感…


●全敗上等!なんて、本当に全然思っていないんだからねっ(笑)。吉田鋳造の見解。

一応、今年も地域Lコンプは果たせてはいるのですが……おおおっ今年は7チームも観ているぞっ。これはチャンスだ。1つくらいは当てねばならん(爆笑)。

●Aグループ:Y.S.C.C.→藤枝MYFC
なんかねえ。消去法でこうなっちゃうんだよね。聖籠隊はリーグ前半に東御に走られた印象がよくなくて。一泡吹かせてくれるのならかまとんかちの方かもしれない。本牧と舞ちゃんの評価の差は「好きな方」(笑)。本牧サポの知人からデスノート扱いされかけた(笑)けど、ちゃんと本牧の勝つトコだって観てますからねっ(笑)。

●Bグループ:奈良→相模原
戦力だと相模原の方が上でしょう。それはわかります。わかるけど、全社QFと決勝でのアレを見ちゃうと(苦笑)。スーパーマサキを消して大将の前を開けなければ……でも、富井をスタメンで出して裕哉をもう少し前で使ったら怖さが裏ドラ2枚載せに……でも、そうやって相模原の試合進行をイメージしていくと、どうしても全社QFと決勝でのアレにたどり着いてしまうんだなこれが(笑)。奈良はとにかく全社に来なかったのが痛過ぎる。ガチ3連戦はやっておくべきだった。でも、ソンホが10番背負ってボランチやってるし、GKが「地域Lクラスではマジ別格」のスグルなんで、古株岐阜サポとしてはどうしても(苦笑)。
赤福さんは……「東北リーグに参戦したこと自体を批判」する向きもあるのは承知している。ぼくは同調出来ないけどね。ただ純粋に、ケガ明けの第2GKで乗りきれる大会じゃないという理由ではずします。ノルブリが2日目で赤福さん相手に90分勝利を挙げたりすると、最終日のノルブリ×相模原からはほのかに昨年のカオリが……(苦笑)。

●Cグループ:HOYO→東京23
むずかしい。すんごいむずかしい。でも、連単だからむずかしいんであって連複ならHOYOと23の1点張りでいいような気がする(笑)。観てないHOYOを観ている23より上にするのは気が引けるけど、やっぱり4部とトイチ====ThisIsTheErrorMessege====の6部では得られるモノが違うと思うので。実際問題として九州リーグとトイチのどっちがレベルが上か?と突き詰めると「うぐぅの音も出ない」現状なのは認めます(苦笑)が、地方都市で生活している者としてはトイチは所詮6部!と言い切りたい。ええ、意地ですとも(笑)。
黒潮隊には地元開催ということもあるけどとにかく降りずに参戦してくれたことに感謝。このクラスと公式戦で戦える機会はそうないんで、しっかり自分たちの糧にしてほしい。島根の「いてまえサッカー」は大好きだし、潜在的な不安定感も“危険なカオリ”って感じでチームの魅力の一つだと思ってるけど、やっぱりなんか一つ足りない気がするんだよなあ。

★ワイルドカード:東京23
黒潮隊が初日に「我々だって4部だ、6部になんか負けられない!」と意地を見せてくれると面白い……けど、やはりどうしても「勝ち点18を3チームで争う」ブロックになっちゃいそうなので。


今年は2日前に終わったぜーっ。というわけで整理しましょう。

 AグループBグループCグループWC
1位2位1位2位1位2位
ナカヲ氏YSCC藤枝相模原奈良東京23HOYOHOYO
ジュニア氏藤枝YSCC奈良相模原島根HOYOYSCC
紫光・豊浦監督加古川YSCC奈良福島HOYO東京23東京23
Sun'sSon氏YSCC藤枝奈良相模原HOYO東京23東京23
龍星ひかる氏YSCC藤枝相模原奈良HOYO島根藤枝
『股旅』徹壱氏YSCC藤枝相模原福島東京23HOYO福島
調布人P氏YSCC藤枝相模原奈良東京23HOYOHOYO
kota氏YSCC藤枝相模原奈良HOYO東京23奈良
おくだ隊長閣下YSCC藤枝相模原奈良東京23HOYO奈良
無料試合のS氏YSCC藤枝相模原奈良東京23HOYOHOYO
吉田鋳造YSCC藤枝奈良相模原HOYO東京23東京23

今年も
加古川が1位抜けならそれだけで監督の認定優勝
だし
島根が1位抜けならそれだけでジュニア氏の認定優勝
って雰囲気になってまいりました(笑)。別サイトやブログやmixiやtwitterでも行われているであろう予想大会と比較してみてください。どうなるどうなる?

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