吉田鋳造総合研究所
鋳造所長雑文録
2010/05/12◆GWの行動。【その1】
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平成22年4月29日

岐阜羽島までは単車で。雨で風も強く、20分かそこらだから合羽はいいやと強行突破したのだけど、ちょっと後悔。羽島駅に着く頃には止みかけてるし、駐輪場の入口で後輪が滑ってコケかけるし、やれやれ。
でも、やって来た広島行『N700』ひかりは自由席ガランガランの鳥かぁかぁ。おかげで窓際席で携帯電話の充電し放題でした。どうせ新大阪を過ぎたらトンネルだらけなんだし。

ちょっと時間があるので、宮島口で途中下車。長年の懸案であった『うえの』の“あなごめし”====ThisIsTheErrorMessege====を購入。暖かいうちに食べたいけど、これは昼飯用。ぐっと我慢。
大畠からは防長バスで、ついに周防大島====ThisIsTheErrorMessege====に初上陸。バスの運将に「東和の陸上競技場はどこで降りればいい?」と訊くと、「『周防下田(しただ)』の一つ先の『周防長崎』が便利」と親切に教えてくれる。で、バスに揺られて40分。その『周防下田』を通り過ぎたんでボタンを押して降車の準備を…と思ったら、すぐ左に件の陸上競技場。あれれ?と思ったらもうそこは『周防長崎』のバス停だった。下田で降車の場合と比較しると、運賃は70円アップ。たしかに下田で下車した場合と比べたら徒歩所要時間は半分……と言っても2分が1分になるだけ。でも、別に腹は立たなかった。というか、運将氏は嘘はついていないのだし、増収を考える運将氏の心意気やよし!といったところ。

試合まで時間があるので、近隣を散策してみる。下田側には『周防下田駅』と書かれた建物が残っていて激しくびっくり。そもそも、バス停に『周防』なんて旧国名がついている段階で名残りアリアリ====ThisIsTheErrorMessege====なんだけど、建物まであるとはね。
逆の長崎側には“道の駅”があって、売店には海産物が並んでいる。アジ子と芽かぶを購入。芽かぶを味噌汁に落とすとうまいんだよねえ……と思いながら『大島みやげ』と書かれた袋の裏側を見たら長門市産でしたとさ、ははははは。アジ子はちゃんと大島産でした。

競技場に戻る。これまでも大島で中国リーグが行われたことは何度かあったけれど、島に渡ってすぐの長浦での開催が多く、ここまで奥で行われるのは初めて。しかも今年は3試合も組まれている。現地で知ったのだけれど、山口県プリンスリーグもここでやるんだ。なんでまた?と疑問だったのだけど、現地で解決。『ひろひろ』資金で人工芝敷いたのね。なるほど納得。
スタンドで、宮島口で買った“あなごめし”を喰いながら周囲の話を聴く。“あなごめし”はやっぱり冷えてご飯が少々カタくなってしまったけど、それでも穴子はうまくて嬉しくなる。でも、それよりずっと嬉しくなったのは、右側で話をしていたご婦人。どうやら、地元のサッカー少年団の“お母さん”らしいのだけど、今度行われるジュニアの県大会について話をしている。その中に「開会式が永大であって、それから……」という言葉が。

あの『永大サッカー部』====ThisIsTheErrorMessege====は、周防地区のサッカーの中に、いまでもちゃんと“存在”しているのだ。嬉しくならないわけがない。

試合は、笠戸0-5佐川。残念ながら日立笠戸と佐川中国では潜在戦力が違い過ぎた。サッカー少年団の臨時応援も空しく、笠戸は後半になって失点を重ねた。笠戸の右SBは本職じゃなかったのかな?守備の際に中に絞る傾向があり、その後ろのスペースをいいように使われてしまった。他にも、サイドをきっちり崩してのゴールあり、ミドルレンジからのループあり、パスで崩してゴール正面にぽこっとスペース作って浮き加減のスルーパスを通したりと、まあ言ってみればやりたい放題。佐川は相変わらず佐伯周次郎が存在感を見せつけてましたね。

前半終了間際に、旧JFL時代からの観戦仲間がレンタカーで登場。羽田から北九州機場に飛んで来たんだけど、なんだかんだで羽田離陸が40分以上遅れたのだそうな。

で、彼の運転で島を離れ、高速を西へ。まあ、この2名なら濃ゆい地域サッカー話になるのは当然で……と、そこで事件は起こった。「事件は高速道で起きている」その1。
左から、いきなり高速道路上に2羽の小鳥が飛び出してきたのだ。まあ、鳥だから飛び立つだろうとあまり減速しなかったのだが、なかなか飛び立たない。あれ?あれ?結局、後ろにいた1羽は逃げ遅れてしまいボンネットに激突してしまった。残念だが、ご存命の可能性はかなり低いだろう。春だから繁殖の季節か?となると、雌を追いかけていた雄をハネたということか。なむなむ。それと、レンタカーの損害は大丈夫かな?ちょっと心配。

ぼくの宿は小倉なんで、ホテルの前で下ろしてもらう。チェックインを済ませ、そろそろ行くか…と思ったら、本城って遠いのね!こりゃ間に合わんわと小倉→折尾は特急を利用。300円だしね。

折尾からは臨時バスで。運良く『ギラQバス』に乗車することが出来た。会場着は開始の30分近く前。アウェー応援席は、「うわあああ……」。こりゃピッチ遠いわ。遠くて低い。前売り800円の“往生値段”は納得です。売店もそれほど盛り上がった感じはなく、スタDJの放送から、なにからなにまで徹底的に『これから感』に満ちていた。

試合は、ギラQ0-1岐阜。移動の疲れか連戦の疲れか、1歩目の出足が悪く中盤でペースをなかなかつかめない岐阜に対し、ギラQが手数をかけずに攻撃してくれて助かったという面はあるような。たぶん、ユーヤは中盤の底でレジスタをやってたと思うのだけど、確かにいいボールは出て来てたけど、岐阜からしたら彼がもっと最前線に顔を出すようなプレーをされたら厄介だったんじゃないかな。両サイドから何の工夫もないクロスを上げては跳ね返される岐阜隊だったけど、正吾とのワンツーで抜け出した優大が得意の右45度から蹴りいれてくれた……とは言っても、現地でわかったのは優大がフリーで蹴りいれたことぐらい。反対のゴール側で行われていた正吾とのワンツーなんて、あのスタンドからわかるわけないじゃあないかあ(苦笑)。まあ、確かに負けるシナリオは考えにくかったけど、引き分けは十分にあるような試合内容だった。とにかく、勝ててよかった。

件の観戦仲間氏とは折尾駅で別れ、ぼくは小倉に戻る。朝が早かったんで、積極的にひとり祝勝会をする元気もなく、駅前の焼うどん屋====ThisIsTheErrorMessege====で生ビールで乾杯した程度で沈没。


翌朝。小倉から博多は新幹線で移動して、いつもの太宰府参拝。GW内とはいえ一応平日、土産物屋も開店準備は遅め。境内でいつもの御籤を引きに行くと、紙が濃い青色になっている。カラスさまも描かれていて、W杯モード突入だね。で、肝心の御籤の内容は、特に『争事』の欄は……いや、ここには記すまい(笑)。
帰りがけに焼きたて『梅ヶ枝餅』を1個食べて、さらに天神でいつもの『一蘭』。ニンニク増しはデフォルトとして(笑)、さすがに替え玉まで踏み込む腹は持ってませんでしたとさ(笑)。常滑機場まで飛び、新羽島で単車を拾って帰ってきた。

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