吉田鋳造総合研究所
鋳造所長雑文録
2009/03/21◆シーズンの始まりのああだこうだ
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weblogをお読みの方はご存知でしょうけど、2月終わりに転居をしまして。当然、旧居はカラッポにしないといけないので、そんな時じゃないと手をつけない部分にも容赦なく。一番すごかったのが、11年間動かしたことになかった『ガステーブルの下』でしたね。吹きこぼれとかの積年の汚れで等高線が描けるかと思ったぞ(苦笑)。
サッカー関係でも、なぜかN関のL旗が2本出てきたとか、NEC山形の旗がL・M・S全部揃ってるとか。笠松競馬の電話投票用口座通帳なんてボーナスも発掘されてラッキーなんて思ったけど、一度だけ外部に振り込んだ形跡があって、振込先に『エーシーエムエンタープラ』って書いてある。一瞬思考停止。ACMエンタープラ(…イズ)?

藤枝ブルックスじゃん!
(笑)

たぶん、レプユニ買った時の、ですね。
とまあ、転居はありぃの資格試験はありぃので、もう大変。で、転居が終わったらもう開幕だもんね。あゝ忙しい忙しい(笑)。


2月22日●天皇杯東京予選・神奈川予選

母の喜寿祝で上京した翌日にハシゴ。旧秋川高校グラウンドは、これでもかと田舎風味満点な五日市線の武蔵引田。西立川連絡線====ThisIsTheErrorMessege====を通るのは国鉄時代以来じゃないか?五日市線に至っては、恥ずかしながら乗車した記憶すらないぞ。車内で原理主義者同志と合流。試合会場は、ホントに閑静なキャンパスの敷地内でした。
鶴牧2-2(pen4-3)東京ベイ。ベイにはサポさんがいるのね。ただ、サッカーは個人技で勝るベイが個人技だけのサッカーをやってしまって、で個人技なら負けてないどころか両チームでピカイチだった鶴牧の26番が見事な精度のキックを見せてくれて、中立な観戦者連中はもうクラクラ。いやあ、鶴牧いいわあ。というか、いいわねいいわね東京都は2部レベルでこんな魅力的なクラブがあって。

そのままハシゴで片倉工学院グラウンド。マリちゃんが関係しているだかで日本工学院は神奈川県協会に登録されてて、なもんでこのグラウンドは明確に八王子市なのに神奈川県の試合で使われる。とてもキャンパス内とは思えないごリッパな陸上競技場で、昨年秋に観た横浜GSコブラがさがみ大沢を圧倒。会社員の外池大亮さんは、相変わらずスピードは全然だけどパス精度とかはやはり段違いの存在感でした。


3月8日●J2開幕戦@栃木グリーン

さすがに“大垣夜行”を使う体力はありません。『のびのび』利用だけど名古屋→新横浜は飛んで、あとは無料試合のS君と横浜からG車でへらへら。前日に山形の6得点の大爆発を現地で見た彼は「選手が勘違いしなきゃいいけど」と、すでに勝者の余裕のコメント。いいわねいいわね強いクラブは。

栃木グリーンは水戸×鳥栖以来。会場まで結構な距離があるけど、バスが無料なのはありがたい。で、会場前にバスが着くと、入場の大行列を視てうんざり。なんか、試合開始までに入場を捌き切れなかったのだそうな。

「これ、いままでと違う…!」
「ふふふふふJFLとは違うのだよJFLとは」
申し訳ない(笑)。ま、次のホームゲームからは運営体制も変えるでしょう。

上空にはヘリも飛んで、J開幕の雰囲気。開始前には森山議員の挨拶も。でも、ぼくは他県の人間だから感じたままを書いちゃうけど、話し方を聴く限りでは栃木県協会はそろそろ『名誉会長』にしてさしあげても誰も文句を言わないのでは?という感じで。
試合は、もしかして松田監督は“お試しモード”で臨んだかな?という気がしてしまうような。「現在のチーム状況で、自分たちのサッカーをやって公式戦でどこまで出来るか視てみよう」みたいな。岐阜側からしたら悠介くんを自由にさせなかったこと。栃木側からしたら若サマの動きがポイントだったかな。空中戦は若サマの全勝だったので、もし“灯台”したらかなりの脅威だったと思うけど、動きたいタイプなんだろうね、でもボールが来ないもんで下がって競るシーンが増えていったのは、あれは岐阜としては守りやすかったと思う。あと、岐阜は自陣Pエリア近くでのファールには特に気をつけていたようにも見えた。セットプレーの悠介くんを警戒していたのかしらん。

終わって宇都宮駅の餃子小町『来風』での感想戦では「栃木4.95<岐阜5.05」って感じ、と話したんだけど。再び『のびのびwithG』で上野、ひかりで豊橋、そこからまた快速電車で帰ってきた。


3月11日●ACL開幕戦@等々力

観戦地印象録を作り始めてから訪問歴がない会場は、写真がないのですよね。そんなところは、写真を得るために観戦済でもポツポツと再訪するようにしている。昨年の駒場がそうだったし、今回の等々力もそう。弊研究所は、スタガイドとしての機能もありますけど、あくまでベースは“観戦地”印象録なもので。
その日は仕事だったけど、早上がりが可能な勤務だったんで新幹線で新横浜、菊名から東急で新丸子、宿にチェックインして等々力まで歩く。今回の相手は天津泰達隊。工人体育場でお会いして以来====ThisIsTheErrorMessege====ですね。なんでも、当日は早く来れば会場で天津飯に天津甘栗が喰えたらしい。さて、浦項戦では何を売るのかしらん。

チケの関係でフロン側観戦だったのだけど、観戦仲間のサポ氏が「等々力にACLが帰ってきたねえ」などとおっしゃる。いいわねいいわね強いクラブは。入場前にファンファーレの生演奏。申し訳ない、どうしてもアタマの中が競馬場モードに(苦笑)。
試合は、1-0でフロンの順当勝ち…とは決して言えませんね。ぼくは2階席のサポゾーンで観たのだけど、同席者が「開幕戦よりはいい」と言うもんで真剣に眩暈がしたですよ。せっきぃさんはチームに課題を与えて試合に臨んだようにしか映らなかった。「ミドルは打つな」「サイドからGKとDFの間には入れるな」「守備の耐性をチェックしたいから大きなクリアーはするな、相手に波状攻撃をかけさせろ」…なぁんてね。
でも天津もたいがいなモンだった。トンマージはほとんど仕事をさせてもらえなかった。けど、仕事をさせなかったのはフロンじゃなくて天津の選手達。DFラインからどっかーん、はいスタート。これじゃあ彼がボールを触る機会はほとんどない。というわけで、正直申しましてかなり退屈な観戦でありました。
終了後は、念願の『鳥義』へ。“手羽ギョーザ”めっちゃうま!到着したフロンサポさん達と2時間近く。この日一番のサプライズは、店内のテレビで男子ハンドのプレーオフをやってたことがきっかけでハンド話に弾んだスーツ姿の紳士が中村====ThisIsTheErrorMessege====の元選手だったこと。出会いはどこにあるかわからんね。
翌日は午後から急遽“休日出勤”が入ったので、武蔵小杉を朝5時半に出て『のびのび』で帰ってきた。


3月15日●J2・岐阜ホーム開幕戦@長良川(…と、その後)

朝イチでドナドナされてた『あたしのマジェ』を引き取り。バッテリー交換だけで済んだ。それから名駅まで行って、同僚がパパになったもんで記念品を購入。しかし、3950グラムとは!「それ、1ヶ月健診の体重だぞ」との話もある(笑)。骨太の男の子だそうで、ぼくは21年後のサッカー日本代表を背負って立つエースストライカーに育つのを妄想しているけど、そのカラダだと23年後のオリンピック男子柔道100kg超級金メダリストを期待した方がいいのかなあ。

岐阜に戻ってきて、生活雑貨の買い物を済ませてから、長良川。遠くからサポの歌う声がもう聞こえてくる。ホーム開幕戦だねえ、いい感じじゃないのさ。今回は『岐大通』は1000部刷ったそうだから、開門1時間だとまだ3割くらい残ってるかな……と正門にたどり着くと配布人の姿はどこにもない。メールで問い合わせると「30分くらい…ですかね?」。さすがホーム開幕戦、さすがいい天気、そしてやはり開幕戦に勝ったのは大きかったかもかも。売店も繁盛してます。アウェーサポさん、どんどんおカネ落としていってね~。一緒に勝ち点も残していってくれると嬉しいなあ。昨年はそうはいかなかったから。で、スタ内に入ると、遠くから聞こえてきたサポの歌声は甲府さんのモノだった。いやあ、盛り上がりに尽力いただいて、ありがたいねえ。一緒に勝ち点も残していってくれると以下同文。

結果。試合前の盛り上げ+売店の売り上げに貢献した分、甲府さんはキチンと勝ち点を持ち帰ってしまいました。くすすんくすすん。開幕の栃木戦が「栃木4.95<岐阜5.05」なら、この試合は「岐阜4.9<甲府5.1」かな。実際、マラ様は岐阜がエラいお気に入りになったようで、「ホーム観客を必要以上に悲しませてはならん」とばかりにはずしまくり。ウチとしては、ソメヤ君の抜け出すスピードとじゅんきょんの“わかっている”プレーが光明か。両サイドもOK。特に左の秋田はサイドバックとは思えないプレーも。逆に、周囲では評価が高いナガヨシ君は、ぼくはまだまだかなと思う。プレーが軽い。『ピンチの起点』になること多数。これ、相方のカズノリの負担がかなり増えそう。あとはドリブル劇場君。相変わらず足元でもらいたがるし、やはり“血”かねえ。ここはビシッと奥さんにヤキを入れてもらわないと(笑)。

試合が終わって隠れ家で軽く感想戦をしてから「CR逃亡者おりん」でストレート負け。くすすんくすすん、今日はそういう日なのね。で、帰宅して疲労が抜けないんでニンニク鍋っ!とばかりにがふがふ食べたんだけど、もう全然だめ。翌日は朝からフラフラ、火曜日からが要員的にさらに厳しいので午後年休もらって帰ってきた。コジコジじゃからんは「もう若くないんだから……」と呆れてますが、だって。だって。だってシーズン始まっちゃったんだもん。とにかく体調を整えて、仕事もキチンとこなして、それで遠征に観戦に勤しむのです。嗚呼、人生って、多忙だねえ。

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