吉田鋳造総合研究所
鋳造所長雑文録
2006/09/19◆天皇杯1回戦+カタキ討ち2つとその顛末
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最近ではniftyよりこちら====ThisIsTheErrorMessege====に移って細々と継続中の「天皇杯1回戦・私はどこへ」クイズですが、今回の1回戦会場で未観戦は山口維新サッカー場と韮崎中央の2ヶ所。もし山口合同ガスが勝ち上がって来ていたら、台風が来ようが槍が降ろうが全国各地のすべての『ガスサポ』の熱き魂を背負ったつもりで維新に行くつもりだったが、徳山大×リッツじゃあなあ。というわけで韮崎へ。2つほど確認したいこと、というかカタキを討ちたいこともあったし。岐阜隊は、まあ勝ってくれるでしょう。

極力安く仕上げたいので単車で往復。朝4時に目覚めてしまったので4時半に出発。二代目『あたしのマジェ』は満タン給油でだいたい280~300キロは走れる。岐阜からひたすら東へ。土岐から19号に入り、吉ブーで朝飯を喰い、さらに東へ。西の方には台風が近づいているのが信じられないくらいの好天。これは夜の小瀬に行っても大丈夫だな。
道の駅・賤母で地元の椎茸を安く売っていたので買い求める。これで明日の夜は鍋で決まりだ。そのまま気持ちよく中山道を上れたので、木曽平沢に着いた時は予定より1時間も早かった。誰もいない平沢駅舎で少し横にならせていただく。
いつものように安い漆器を買い求め、開通したばかりの権兵衛街道====ThisIsTheErrorMessege====を越える。うわあ、こりゃあいい道。トンネル越えてから一直線の道をひたすら下っていくところなんざ北海道みたいだ。そんな感じで伊那着。なんで平沢で1時間も調整したかというと、伊那で食べたいものがあったからだ。もちろん、ローメンである。
前回の挑戦====ThisIsTheErrorMessege====では、想像を絶するま■さに閉口して撤退したのだけど、『麺類よろずOK』を標榜する鋳造にしてこのままでいいとは思えないということで、ローメン発祥の地らしき店でホンモノに再挑戦することにしたのだ。

開店待ちで中に入り、意を決して大盛りを頼む。出てきたものは、太めの蒸し麺の上にマトンとキャベツの炒め物が載ったものが、平ら目の皿にちゃんぽんのように薄く張ったスープの中にある。麺にはコシがまったくない。スープは、台湾で食べた牛肉麺のスープをマトンで取ったような感じ。店の方曰く、味の調整には酢とおろしニンニクとソースを使ってくれ、とのこと。ああ、お前もか。お前もなのか。ぼくはスープ麺にソースをかける教育は受けていない。味の調整というより味をごまかすために大量におろしニンニクを加え、麺とマトンはなんとか食べ切ったけど、残りは…店の方ごめんなさい。鋳造は今日から『麺類よろずOK』の看板を下げます。対ローメン戦は2戦2敗でともに惨敗。焼きそば風を食べると印象違うのかもしれないけど、もはや3度目の挑戦をする気力は完璧に失われてしまった。食べ終わってぼくは伊那市内でローソンを探し、今夜の小瀬のチケットとジャンボアイスチョコモナカを買って店の前でアイスモナカにがつがつとかぶりついたのであった。単純にぼくの嗜好と合わないだけなのだろう。しかし、もはやうぐぅの音も出ない。伊那谷、恐るべし。
伊那の記憶は早々に捨て去らねばならんしそれより何より時間がない。伊那から韮崎までは高速を使い、韮崎中央に着いたのは試合開始の15分前だった。天皇杯1回戦、韮崎アストロス×山形大学の対戦。正直言って山形大が出てくるとは意外====ThisIsTheErrorMessege====だった。

で、観客約300人を集めての試合開始。うぐぅ。韮崎が5部から上がれなかったの、わかります。ぶ厚い攻めを見せる韮崎だけど、ゴール前の最後の詰めで精度がないので相手ボールに。すると分厚く攻めた分DFの枚数が足りないので山大のカウンター攻撃いらっしゃいませ状態になってしまうのだけど、山大のカウンターも精度がないので事なきを得る。典型的な5部の内容ではないか。そんな中、ぼくのイチオシ、韮崎の小泉は相変わらずいいパス出しと攻め上がりを見せてくれる。こいつ、5部で埋もれるセンス持ちじゃないよなあ。結局、3-2で最後は山大の総攻撃を必死で交わして韮崎が2回戦進出だけど、3回戦で鳥栖とまみえる可能性は少ないだろうなあ。これは印象からの判断でしかないけど、もし山形代表が山大じゃなくて羽黒高校だったら韮崎は負けてたんじゃないかとすら思う。

さて、午後3時。小瀬の試合は午後7時だ。まだ時間はあるが、ここでPで勝負なんかしたらいくら負けるかわからないし、それよりいまだに残るローメンのダメージを払拭せねばならん、と竜王の小作へ。ここで、前回ほうとうを食べた時にみつけた夏季限定『おざら』というものを頼んでみる。つけめんタイプのひやあつで、軽くいける。しかし、この麺はほうとうではないな。きしめんが少々厚くなった程度で、確かに夏はするっといけるからいいのだろうけど、ほうとう屋で食べる麺ではないような気がする。
で、食べ終わってまだ午後4時。どうすべえ、と単車を駐車場から出そうとして気づいたのだ。ほうとう屋の向かいにあるのは、サテライト双葉。場外チャリ屋だ。どうせ何か売っているだろうと行ってみたら取手記念の準決勝が残り2レースだった。少ない金額で遊べて時間もつぶせる。結果ですか?2レースとも3連単BOXで1着3着n着と2着3着n着。専門紙を買うでもなく、名前と競走点とオッズだけで買ったにしてはまあまあでしょ?当たらなければ7着8着9着でも一緒なんだけどね。ええ、そうですとも(泣)。
午後5時近くになった。さて小瀬に向かおう。雨は降ったりやんだり。会場着は5時ちょい過ぎ。ぼくが停めた単車置き場では隣に大宮ナンバーのDJEBELがやって来た。遠路はるばるご苦労様です、と自分を棚に上げて思ったら、レインウェアを脱いだ下から出てきたユニには『はくばく』。なんでなんで?バレーと一緒に移籍してきたのかしらん。

メインスタンドへ。うぐぅ、げんなりするくらいの行列だ。すごいねバブってるね。こりゃあホーム側は無理だってんで、アウェー側でなんとか屋根に近いあたりをキープ。席を押さえたら、2つ目のカタキを討たねばならん。売店でビーフカレーを買い求める。「あれはヴィクトリーカレーではない」とのご指摘をweblogでいただいていたが、やはり自分の舌で確かめねば。そして一口。あ~こりゃ確かに普通のレトルトカレーだ。やはりヴィクトリーカレーは取り寄せねばならないもののようで、残念。
メインスタンドで観客整理をやっているN氏とばったり遭遇。nifty時代から甲府を追いかけていたひとだ。いまでもぼくのことを憶えてくれていて「おう」と気軽に声をかけてくれる。ありがたい。しかし、昔と言えば、場内に赤白縦縞ユニ====ThisIsTheErrorMessege====を1着も見かけないのはやはり残念だと思う。確かに一般に市販はされていなかったかもしれないけど、それでも誰か一人は着ていても…って思うのは贅沢なんだろうか。ぼくは今日は意識してExeterCityの赤白縦縞ユニを着て来たのだが。
しばらくして、運び屋A氏が松本から到着。アルウィンで山雅×D大を観てからのハシゴだとか。A氏と「昔の甲府から考えると夢のようだねえ」と感嘆しているうちに試合開始なのだけど、終わってからのぼくとA氏の共通見解は「もし甲府2-0で前半が終わってたら大宮は逆転勝ちしていたのではないか」。FW森田投入&富田とバウルをチェンジしてバウル左SB化で大宮の攻撃は完全に活性化し、甲府はタジタジになってしまう。もし後半開始あたまからタジタジになっていたとしたら。3-0から3-2にされての勝ち点3獲得では、たけし監督もご立腹であろう。しかし、トップリーグ1年目でも怯えることなく攻撃陣をガンガン入れ替えて攻め立てるスタイルは過去の昇格組にはなかったもので、新鮮。まあ、この勝利で甲府残留はほぼ間違いないだろう。これだけでもすごいことなのだが、帰り道のカップルサポとかが「3-1で終わらなきゃいけない試合だった」とボヤいていたように、周囲はさらに上を見始めている。かつての仙台もこんなだったんだろうなあ。
当初の計画では、試合が終わったらガッツで高速を走って帰宅するつもりだったのだけど、甲府から岐阜だと3時間以上かかる。基本的に朝型人間の鋳造が4時に起きて1時まで運転するのはさすがに危険だということで、ホテルをキープ。楽天で当日投げ売りホテルを見つけたので3500円で普通以上の部屋のホテルに入ることが出来た。缶ビールをかっ喰らって10時前に寝てしまう。

で、起きたのは再び4時。この時間なら国道だけ走ってもなんとかなるな、と雨の中を出発。甲府市内で反対車線で警察の検問が行われていた。飲酒運転摘発だろうが、午前4時半だぞ。雨の降り続く中、ひたすら北西へ。塩尻に6時過ぎに着いたのですき家でにんにく牛丼にとろろトッピングというスタミナ最優先の朝食を食べ、ここからは木曽路を南へ。途中、環境おたくと思われる湘南ナンバーのプリウスがチンタラ走っていてイラつくが、なんとか8時に岐阜県に入った。再び、道の駅賤母で休憩し、さらに帰路を急ぐ。一番激しい雨に降られたのが中津川近辺で、どうでしょうベトナム編初日のようなどしゃ雨で、ミスターの「もう笑っちゃうよぉ」という気持ちがよくわかる。ぼくも運転士ながら笑ってしまったもん。多治見に着くと晴れ間も見えたのもベトナムテイストだ。帰宅したのは10時前だった。276.8kmを5時間10分で走破。表定速度53km以上、ということは道路交通法を遵守していたらありえない数値なわけで、いえあのそのえーと。


実は塩尻のすき家で携帯電話を操作していたところ、数ヶ所のボタンが使用不能になるという2度目の故障が発生していて、旅先でこういうことが起きるとweblogも書けないしメールも使えないしと被害甚大。ということで携帯電話を買い換えることにした。一風呂浴びて少し寝てから行動開始。目標はW42CAとW44T。また東芝かよと呆れないでくれ。3.2メガピクセルのカメラ搭載機種ってそんなに選択肢ないのだ。しかし、auの兄ちゃんの「画素数と写真の綺麗さに相関関係はあまりない。画像を拡大しないのなら画素数は優先度を下げていい」の一言が決め手となり、3度目のカシオユーザーになることにしましたとさ。確かにW31CAと比べると写真の質は落ちるが、ボタン故障の理由もおそらくは衝撃や雨水とかの外部要因だろうし、いたしかたない。

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