吉田鋳造総合研究所
鋳造所長雑文録
2006/06/28◆地域リーグ上位対決(1)
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土曜日は浅中陸上に岐阜×静岡の決戦を見に行ったわけだ。前日夜が久しぶりに2次会まで行く宴だったもので、出遅れてしまい自宅を出たのは12時半くらい。『復活の長良川放送』====ThisIsTheErrorMessege====の時と同じルートを走る。“決戦度”はあの時とは比較にならないくらい、ぼくの中ではこの日の方W杯の日本×ブラジルよりが高いのは間違いないのだが、あるのは高揚感だけ。緊張感が不思議なくらいなかったのはなぜだろう。


じゃからん嬢に頼まれたコジユニを段幕の隣に吊るさせてもらう。「お、シドニー仕様だ」。すごいね、一見しただけでわかるんだ。ぼくは代表ユニには全然まったくカケラも思い入れがないので。

再び単車に乗って、大外羽駅に行く。何がどうなったのか、近鉄養老線が臨時電車を出したのだ。4部の試合で臨時が出るなんて有史以来初めてではないかと思われる。試合会場にいた岐阜サポ連からは「大外羽で折り返しなんてのも有史以来初めてだろう」なんて話が出ていたが、おそらく大外羽には折り返し設備がないから営業は大外羽行きだとしても養老まで回送で転がすはずだと思っていたら、やってきた電車の方向幕はちゃんと養老行きだった。駅には近鉄の職員さんが8人もいて驚くが、残念ながら臨時を出すほどの乗客数ではなかったかと。それでも地元に対する強いインパクトにはなったはずだ。

恒例、岐阜名物“ゴリサンド”を食べ、S君と観戦。まず、コジコジ左で和正が右の布陣に大いに驚く。左利きを右に置くのは昨今のトレンドだとは思うが、それでも和正のプレーは窮屈そうに映る。そして何より、“ジェットコースター”小峯様のスタメンには正直申しましてがくがくぶるぶる。前半は一進一退あるものの基本的に岐阜ペース。コジのCKから平岡が胸で落として伊藤哲也のボレーで先制。そのまま、まったりと1-0で前半終了。
後半もペースは似たようなもので、高木の突破から相手DFのハンドを誘いPKを得る。片桐は2回連続PK失敗中につきコジコジがきっちり決めて2-0。このまま終了。

と書くと完勝!のようだが、前半ロスタイムには縦一本で抜け出されて打たれたシュートがバーを叩いて救われるというシーンがあった。これまでの岐阜隊は、すべて「決定機を生かす率が同じなら決定機の多い方が勝つ」で試合をモノにしている感が強い。この静岡戦もそうだった。地盤沈下激しい東海1部ならそれで済むかもしれないが、地域決勝まで進めたとしたらその考えは非常に危険だ。一撃必殺の技を持つ相手だとこうはいかない。試合後に2ちゃんとか読むと「これなら地域決勝も行ける」なんて強気のコメントも目立つが、おそらく昨年のロッソサポも同じ心境だったのではないか。


会場でS君と一度別れ、単車を駆って自宅に戻り、バスで岐阜駅へ。再びS君と合流して祝勝会を開く。S君は酒があまり得意でないので、“ゴリサンド”を出す店、『SULTAN』====ThisIsTheErrorMessege====でトルコ料理を愉しむ。ぼくはトルコビールの次にトルコ赤ワインを頼んだのだが、香りには酸味が感じられるのに呑み口はすっきりというタイプで、これは好みかもしれん。1時間くらいすると、浅中に行っていた“ゴリサンド”売店組が続々と店に戻って来た。メインシェフさんも勝利にゴキゲンだ。売店で裏方で必死にパンの準備をしていたという女性と話をしたが、サッカーが大好きだとおっしゃるものの「強かった頃のヴェルディが好き♪」と言うので、失礼ながら驚いてしまった。そこで時間が止まっているサッカーファンもまだいるんだね。


ぼくは鶏肉料理、S君は魚料理で締め。魚料理もめちゃうまそうに見えた。次はこれにしてみよう。岐阜駅でS君と別れ、バスで帰宅。
あとで知ったのだが、『SULTAN』は岐阜隊が勝った次の月曜火曜はビールが200円で呑めるのだそうだ。当日はダメなのね(苦笑)。

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