まずは天皇杯予想大会====ThisIsTheErrorMessege====の最終結果から。

“無料試合のＳ君”が実力の違いを見せつける結果となりました。ぼくはアローズの金星をただ一人的中させてとりあえず面目は保ったというところでしょうか。「ぼくだけ的中」が２つでトップというのも、穴党としては嬉しいですね。

さてさて。今回の雑文のタイトルですが「旅のベテランはひとより３倍愉しむ。プランニング、旅そのもの、そしてアフターツアー」と書いてあったのは種村直樹『鉄道旅行術』。おいおい自他ともに認めるアンチ種村の鋳造が変節？いやいや、こどもの頃は読み耽ってましたよ。“旅と鉄道”なんか毎号買ってたと思います。もちろんこどもの頃ですからほいほい旅に出られることもなく、プランニングだけの鉄道マニア。今風に言えば“妄想オタク”といったところでしょうか。

で、なんでこの一節を思い出したかというと、地域リーグ決勝大会の実施要項が発表されたから。予選が熊本と高知で決勝が岡山だというのは、事前にどこからか流れて来てたけど、熊本は大津で高知は春野だろうなあ、どっちも既観戦だから会場本位制がどうのはないだろうと思っていたら、なんと大津は球技場の他に未観戦の陸上競技場も使うとな！それに高知は春野の他に南国吾岡山も使うとな！なんとでございましょう。この俺にハシゴをしろと言うのか？と思いつつすぐに時刻表を手にプランニングを始めてしまうのだから始末に負えない。
ぼくはＪＴＢ時刻表を買うので、路線地図には緑色の地域表示が残っている。最近の若いひとに『一般周遊券』====ThisIsTheErrorMessege====なんて言ってもわかんないだろうなあ。高知と熊本のハシゴなら、以前なら問答無用で“ぱんしゅー”を組んでしまうところだ。旅行マニアがプランニングの極意を競うような周遊券制度だったね。
なんて懐古モードに入りつつも時刻表をめくりつつああだこうだ。マニアはプランニングに通常のひとの倍の時間と労力をかける。かけたどころでいくら安くできるかは大したことないのかもしれないけど、そういう行程そのものが愉しいのだから仕方がない。コストパフォーマンスが問題なんじゃないのだ。タイトルに書いた「旅のマニアはひとより４倍愉しむ」というのは、そういう部分。
天皇杯で広島『ス』が使われたり、Ｊ１では蘇我スタがオープンになったり、他にもいろいろ、遠征ネタが尽きることはない。実はバクチで派手に散財している場合ではなかったのだが、既にカネはないのだからあるカネでなんとかするしかない。もう夜行バスに耐えられる年齢でもなく、せっかく遠征するのであればうまいモノは喰いたいし、それらの条件を満たしつつ安く行ける方策を練る。やはりこの時間が愉しいのですよ。

そうそう、今日から全国社会人なんだけど、またモノの見事に職場旅行と重なってしまい、北陸までバスで行きます。どうせ動き出すと同時に宴会突入で高速に乗って最初のＰＡでトイレ休憩なんだろうなあ。１０月から稼働したシステムのベンダーさんも同じ日に職場旅行なんだけど、向こうはＵＳＪなんだって。なんて恨めしい…じゃない羨ましい。ぼくだったらＵＳＪ行くフリだけして速攻で兵庫に移動して観戦三昧にしちゃうんだけどな。