cyic.co.uk 吉田鋳造総合研究所
鋳造所長雑文録
2005/02/12◆香ばしい最終予選の季節
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火曜日の夕方、某ソフトハウスのY課長らとの打ち合わせが終わりかけの頃。翌日の9日水曜の勤務時間終了後に会議が組まれそうな、悪い予感。

鋳造「明日はぼくは定時で帰りますからね。北朝鮮戦を視るんだから」
Y課長「普通にやれば日本が勝てるんだろう?」
………こいつ、マジで会議を組もうとしているのか。
「わかんないですよ。もしかしたらピッチに14人立たせてくるかもしれない」と冗談をかましてみる。Y課長は(笑)のニュアンスもなしに、こう言った。

「そりゃ向こうでやったらそうかもしれないけどさあ」

思わず爆笑してしまった。向こうでやったらそうかもしれない…………。この発言が、今回の対戦をある意味象徴している。要するに情報がないのだ、ぼくらレベルでは。だからと言って、日本のメディアは北朝鮮選手団が焼肉屋で何喰ったかリサーチするとは。それでも、それは「対戦相手への純然たる警戒感」としての視点ではなかったと思われる。「普通にやれば勝てる」。みんなそう思ってたんじゃないか?ちなみに、じゃからん嬢も職場で「普通にやれば勝てるはずなんだけど」と応えたそうだ。そう、なん、だが。


しかし、なんなんでしょね、あの試合は。北朝鮮の同点ゴールはTGかと思ったぞ。右サイドでナオがボールを奪って前進しつつトップに速いパスを当てる、ルーカスが戻してケリーが左にはたいたところに阿部が走り込んで左足を振り抜く。こんな感じで、どう?
日本は北のキーパーに救われたね。決勝点のシーン、あれを前にパンチングするようでは。もし、首領様のお怒りを買ってしまうとしたらキーパーだろう。しかし、首領様は許してくださるのではないか。だって、「これならピョンヤンでは勝てる」との確信を、おそらくは首領様を含む上層部は抱いただろうから。別に無理してピッチに14人立てる必要もない。
試合終了直後に、ぼくの職場の同僚40代お母ちゃんからメールが来た。「ジーコさんの采配は如何なものか?」と素朴な問題提起。彼女はサッカー生観戦経験はおそらくないと思われるが、それでも2年前のTG×レアルの試合の翌日に「ねえ吉田さん、あのレアルってチームはチームになってなかったんじゃない?」と鋭い観察眼を披露してくれた。====ThisIsTheErrorMessege====彼女が特別なのか?それもあるかもしれないが、日本のファン自体もどんどん広く深くなっているのだ。これは8年前と違う。

それより何より、笑いが止まらないのはイランとバーレーンだろう。両国の選手達はこの試合を(中継があれば、だが)自分達の試合開始前に視れたはずだ。「おい、俺たちでドイツに行こうぜ」なんて話になってたりしてね。バーレーン×イランはスコアレスドローだったし。さてさて、香ばしい最終予選の季節がやってきた。これは8年前と同じ。


で、実はその水曜の北朝鮮戦は録画失敗。デジタルBSで視ようとしたため、録画プロテクトが発動されてしまった。まさかNHKの信号にまで入っているとは思わなかったのだ。ぼくの家には古めのDVDレコーダーがあるんだけど、まだ1回だけ録画OK信号に対応していない時期のもの。シーズンが始まればJ2やらなんやらいろんな試合を録り散らかすことになるわけで、ここはHDDレコーダー導入でしょう。というわけで、買ってしまいました160GBのデッキ。ファインモードで34時間撮れれば十分です。テヘランの試合では失敗しないようにしなければ。

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