cyic.co.uk 吉田鋳造総合研究所
鋳造所長雑文録
2002/09/04◆ベルギーについて知っていることは?
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宮崎駿の映画「耳をすませば」の1シーン。主人公の女の子・月島雫に、バイオリン職人を目指すカレシ・天沢聖司がイタリアに行って修行する決意を伝える。「クレモナってのは、バイオリン造りでとても有名なところで………」と話すのだけど、それを見ながらぼくは「クレモナってのは、クレモネーゼのクレモナだろう?」とひとり突っ込んでいましたとさ。

おばかですねー。

鈴木隆行がゲンク====ThisIsTheErrorMessege====へ移籍した際に「ベルギーについて知っていることは?」と尋ねられ、「代表チームが強かった」とか辞令的回答をするかと思ったら、「食べ物がおいしいと聞いています。ベルギーワッフルとかおいしいですよね」と素直な答。日本の印象を尋ねられてフジヤマゲイシャスシテンプラと答える西洋人を笑えないよな。でも、この時に鈴木が「昔、クレプスキュール聴いてました。アンテナ====ThisIsTheErrorMessege====とかおしゃれですよね」と答えたとしたら、どうなっていただろう?と妄想するとなかなか面白い。一目置かれるか、ヘンな目で見られるか。おそらく後者だろうけど。

Crepuscule。「黄昏」という意味をもつ名前のベルギーのレーベル。初めて聴いたのはピーターパン====ThisIsTheErrorMessege====だったかな?アンナ・ドミノだったような記憶が。KooKooという曲がすごく好きで、結局そのレコードは買ったはずなんだけど、実家にあるかな。アナログレコード・プレイヤーがないので、いまの家に持ってきているはずもない。
ある夜、なぜか急にクレプスキュールの音が聴きたくなった。というわけで起動したのが、いわゆるファイル交換ソフト。いやあ、便利。このソフトについては、著作権がどうたらで業界の反発も激しいけれど、だったら廃盤になんかせずに売れよと言いたい。あるいはデータソースだけ用意しておいて、注文に応じて焼くようなサービスを会社側が始めるとか。売っていれば、買うさ。少なくともぼくは。
会社の帰りがけに、HMVに行ってCrepuscule for Cafe Apres-Midiを買ってきた。久しぶりにおしゃれフレンチテクノのMIKADO「パラサール」====ThisIsTheErrorMessege====を聴いて嬉しくなってしまった。今度はペンギンカフェを買おう。まだ売っているかな。

高校時代に「ガラス玉遊戯」に通った話は以前に書いた====ThisIsTheErrorMessege====けど、国立にはもう一軒行きたい店があった。「ペンギンカフェ」という名のパブ。
ペンギンカフェ====ThisIsTheErrorMessege====が話題になってから同じ名前の店はずいぶん増えたが、この店はそのずっと前からあった。実はグループの名前がこの店から採られた====ThisIsTheErrorMessege====という話もあるほどだ。まだ中学生の頃に、店の場所を突き止めて学校の帰りに行ってみたことがある。無造作に散らばった雑誌はどれも見たことがなく、ガラスのテーブルの上でJ&Bのボトルが鮮やかな緑色を放っていた。とても中学生が入れる店ではなく、ぼくはすごすごと引き返しながら、酒が呑めるようになったらペンギンカフェに行く!と誓った。しかし、酒が呑める年齢になった頃にはこの店のことは忘れ、就職が近づいた頃にようやく思い出したのだけど、その時にはすでに店は閉ざされていた。All Things Must Pass.

ところでCremonese。いったい全体いまいずこ?調べてみると、なんとなんと2001-02シーズンはセリエC2のAグループで18チーム中10位まで堕ちていましたとさ。かつてはSouthamptonやFreiburgのように、ぜえぜえひいひい言いながらもトップリーグにしがみついていた残留の鬼だったのに。我がQueensParkRangersも、「ぼくのプレミアライフ」に「飛ぶ鳥を落とす勢い」と書かれていたし。All Things Must Pass.

いま「強豪」の名を欲しいままにしているクラブのサポの皆さん、いつだって勝てるというわけじゃないですからね。

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