cyic.co.uk 吉田鋳造総合研究所
travelnotes : domestic
2024/11/22-24 地域CL@西京極、だけじゃない旅(1)
 home  index  prev next 

地域CLの決勝ラウンドが11/20,22,24に西京極で開催と知ったときから、よしわかった23日は競輪祭だ====ThisIsTheErrorMessege====というのは既定事実みたいになってて。22日にCL2日めを観戦してから夜行フェリーで九州に行き、23日は太宰府行ったり芦屋競艇行ったり(笑)で、競輪祭に顔を出してまた夜行フェリーで大阪に戻ってCL最終日を観戦して帰る。うんうんどこにも隙がない完全勝利……と思ってた。
そしたら、飛び込んできたのが尾道・福本渡船の年度末での廃止。実際、尾道水道の航路は衰退してて、いまは駅前渡船(向島運航)、福本渡船、尾道渡船の3航路のみ。今年度で廃止になる福本渡船は映画『さびしんぼう』でも登場する、屈指の名物渡船だった。ぼくも何度通ったかわからない。これはお別れに行く必要がある。そこで、22日夜は尾道泊に変更。
さらにさらに、競輪祭がナイター開催だということを失念してて。もし北井佑季====ThisIsTheErrorMessege====が準決勝に出るなら、それを観てから新門司に移動してもフェリーに間に合わないかも知れない。板付→伊丹の24日朝イチ便が往生値段で出てきたんで、博多駅前のカプセルと合わせて確保した。これでFIX。

2024年11月22日

上に書いた行程なので、切符は岐阜から二日市行き。一番安い乗り継ぎはJR桂川で途中下車して阪急洛西口まで歩く====ThisIsTheErrorMessege====ことなんだけど、新快速の車内放送で踏切事故で阪急京都線が止まっているとの放送が。これはバスを使うしかない、渋滞してるかもなあ……と心配だったけど、渋滞はしてなかった。でも、バス車内は想像以上に混んでたね。
西京極の現場では、ダメ社会人な同類(笑)が何人か。入替戦の予定会場事情を聞いて、せんとりつは戦慄した(←またか)。世間では『秋春制』の準備でなんやかや出ているけど、サッカーの事情・都合だけでそんなにうまくまわるものなのかな。

第2日・第1試合
飛鳥 0-3 福井

断言するよ。サウルコス時代を含めて、地域CL(1次/決勝)で観るのは13試合目だったけどこんなにいい福井を観た記憶がない。まさに飛鳥を圧倒。こんなに良くて大丈夫か?って心配になっちゃうくらい(笑)で、試合後に会った福井サポさんも「こんなにいいなんて」と笑顔。福井のキーパーソンはMF廣岡睦樹。岐阜サポにわかるように言うなら、北龍磨の動きをする庄司悦大といった感じ。獲りに行きましょうよう(笑)。

でも、この試合のエポックはピッチの外にあった。飛鳥 0-1 福井だった後半15分くらいに、西京極の電光掲示がなぜか「1-1」になってしまう。ぼくの周囲にいた予想家さん達も気づいて「スコアが違うぞー」と叫ぶ。すると、そのスコアが

「1-123」
に変わってしまったのだ。時間にして数十秒で「0-1」に戻ったのだけど、ぼくを含め何人かが撮影に成功したので、可及的速やかに『Xさらしの刑』。他のひとのは知らないけど、ぼくのポストは最終的に88万ビューというとんでもない数値を叩き出してしまった。コメントやリポストの反応を全部転記しようと思ってたけど、さすがに無理なので、主な傾向だけ挙げます。
  • オルンガ
    2019年11月24日の柏vs京都====ThisIsTheErrorMessege====で1試合8得点の記録を作ったことから、「1オルンガ=8得点」という単位が生まれた。そのため「15オルンガ?」とか「11人全員オルンガでも無理!」とかの反応が。
  • 西京極は京都
    上記の通り、単位「オルンガ」が出来たのが京都戦だったことから(試合会場は日立台)。
  • 世界記録
    wikipeによると、サッカーの1試合最多得点記録はマダカスカル・リーグのアデマ 149-0 レミルヌらしい。ただ、この試合は149点すべてがオウンゴールだったそうで、正常な試合ではないね。
  • ラグビーか?
    ラグビーを舞台にしたドラマ「スクール☆ウォーズ」に、ライバル高校に109-0で大敗する場面がある。「俺はこれからお前たちを殴る!」。なお、ラグビーで『1点』というスコアは入らない(たぶん)。
  • 高校野球予選
    1998年7月18日、夏の甲子園青森予選。東奥義塾 122-0 深浦。なお、深浦高校(のちに木造高校深浦分校)は2023年度末で閉校。
  • ローカルルール
    「ペナエリア外から」「アタッキングサード外から」のシュートは加算(3点とか5点とか)の暫定ルールが採用された?などのアイディアが。
  • 試合展開
    「これはもう追いつけない……」もよかったけど、個人的には「まだ30分ある!!」が大ツボでした(笑)。何事もポジティブに、これ大事だね。
  • マジレス
    略(苦笑)
皆さん、お詳しいことである(笑)。なお、私が上げた画像は海外の「おもしろサッカー」みたいなアカウントで拾われて取り上げられ、「なんのスポーツだ?」などのコメントがついていた。やったぜ、国際デビューだ(画像だけだが)。

第2日・第2試合
市原 0-0 ジェイリース

第1日で退場者を出したチーム同士====ThisIsTheErrorMessege====の対戦は、お互いに決め手を欠いた展開となってしまった。それでも市原はシュートがポストに弾かれたりの惜しいシーンもあったのだけどね。一方のジェイリースは、元・岐阜の遠藤純輝がベンチ外。76分にサミュエル・サヌミが交代で入ったけれど、彼はスピードと軽やかなプレーが特徴。ガチッと市原が守備を作ってしまったら、純輝のようなゴリゴリと仕掛けるタイプの方が突破できそうな気配。純輝がベンチにいれば……と思ってしまうわけさ。結果、どちらにとっても不本意な結果しか得られなった。第2日を終えての順位表。

福井勝ち点4+3得点6 失点3
飛鳥勝ち点3-2得点2 失点4
ジェイリース勝ち点2得点3 失点3
市原勝ち点1-1得点1 失点2
これにより、第2日の終了時点で確定しているのは福井の最下位はない、ってだけ。第3日の第2試合が終わるまで(第1試合の結果に関わらず)自動昇格の1位とJFL入替戦行きの2位が決まらないというトンデモな事態になってしまった。場合分けはあまりに大変なんで整理は略だけど、市原1位抜けの可能性も残っていた。====ThisIsTheErrorMessege====状況によっては反則ポイントの争いになる可能性もある。


ここから日曜朝まではサッカー無関係。西京極→洛西口…桂川→高槻→新大阪。鹿児島中央行きは新大阪始発だから自由席でOK。福山で乗り換えて尾道へ。いつもの「海が見えた。海が見える。」を堪能====ThisIsTheErrorMessege====して尾道駅。駅舎も綺麗になったけど駅前も綺麗になった。ボロボロの駅前桟橋====ThisIsTheErrorMessege====を知っている身としては、綺麗過ぎて違う街みたいだ。

チェックインして荷物を預け、コンビニでツマミの豆とハイボール缶を買って、駅前渡船と福本渡船が両方見えるプロムナードで夜景を撮影しながら30分ばかりかけてゆっくり酒を呑んだ。ここにもインバウンダーさんが数組いて、すごいねえ。

ハイボール缶を空けてから、福本渡船で向島へ。かつて何度もお世話になった喫茶店『檸檬の樹』は、建物はそのままだったけど、そのままってだけのようにも見えた。ぼくだって還暦なんだから、マスターご夫妻もそれなりのお歳であろう。お達者であればいいのだけど。

同じく福本渡船で本州(尾道側)に戻った。桟橋から国道まで歩いて、バスで浄土寺下まで行き、誓いを守って浄土寺に参拝。夜も遅かったので仏籤は引かなかった。
バスで駅前に戻り、せっかくなんで、たまには店で呑んでいきますか……と駅隣接の『大衆食堂せと』へ。瀬戸内レモン入りサワーがお値打ち。レモンがいっぱい入っているからサワーだけのおかわりも効く。尾道ラーメンだけを食べに来る観光客もいて、居酒屋という感じでもない。オーダーストップが20時と、ちょっと早いのが難点か。

 top  prev next