え~~~~~~~~~~第31回~~~~~~~~~~
「地域CL・1次R勝ち抜けはどこになるのか会議」~~~~~~~~~~
Aグループ:磐田ゆめりあ(静岡)開催 | |
四国1位 | FC徳島 |
九州1位 | ヴェロスクロノス都農 |
全社 | ジェイリース |
東海1位 | FC.ISE-SHIMA |
Bグループ:ひたちなか陸上(茨城)開催 | |
関東1位 | VONDS市原 |
全社 | FC刈谷 |
関西1位 | 飛鳥FC |
東北1位 | ブランデュー弘前 |
Cグループ:松江陸上(島根)開催 | |
中国1位 | 福山シティ |
北信越1位 | 福井ユナイテッド |
北海道1位 | 北海道十勝スカイアース |
全社 | JAPANサッカーカレッジ |
例年と同じく3グループで、各グループ2位のうち最優チームにワイルドカード枠があるというレギュレーション。今回は自由参加の課題として、ノンリーグ七不思議の一つ(嘘です)
を、マジレスでも大喜利でもいい(笑)との条件で出していただきました。では、例によって先着順に。
今年もお声掛けいただき、ありがとうございます。
2011年に初めてお誘いをいただいてから今年で14回目の参加となりますが、過去13回で優勝は2014年の一度だけ。ここ数年は1位を一つ当てるのがやっとという体たらくで、これではいかん!ということで今年は毎年恒例の全国9地域1部リーグ観戦に加えて、昨年末に刊行されたおそらく世界で唯一のこの大会の専門書『地域決勝/CLの基礎知識』====ThisIsTheErrorMessege====(←著者注:みんな買って!みんな買って!)をしっかり読み込んでから予想しています。これで当たるはず!
●Aグループ:徳島→ジェイリース
3年前に決勝ラウンドで鎬を削った2チームと今年の九州リーグの上位2チームという組み合わせに加えて、徳島と都農は2年連続3回目の同組、徳島とジェイリースは天皇杯、全社に続いて今シーズン3回目の対戦と、そこかしこで因縁のカードが見られる楽しみなグループになりました。
FC徳島は四国リーグでコロナ禍による中止をまたいで4連覇====ThisIsTheErrorMessege====を成し遂げ、全社でも昨年の3位を上回る準優勝。PK戦なしで4勝を挙げたのは徳島だけでした。四国リーグで2位の多度津FCに4失点して5年ぶりの黒星を喫したのを含めて14試合で計14失点という守備の緩さは懸念材料ですが、全社では5試合で2失点と改善が見られました。今年就任した羽地監督は徳島ヴォルティスの元エースストライカーで、引退後はヴォルティスのアカデミーで指導者として活躍、ユースの監督時代には戦力で上回る相手に対して互角の勝負に持ち込む試合を幾度も見せてくれた名将であり、今年の全社準決勝で決勝ゴールを決めたMF姫田はその時の教え子。期待も込めて今年は1位に推します。
ジェイリースFCは九州リーグで過去最高の2位に入ると、全社では3度のPK戦をすべてモノにするしぶとさを見せて見事3位入賞を果たし、初めての地域CL出場を勝ち取りました。天皇杯でもJFLのヴェルスパ大分を破って本大会に進み、1回戦でFC徳島を下しています。九州リーグでは優勝したヴェロスクロノス都農に1勝1分と負けていない一方で下位チームに2分2敗と取りこぼしが多かったことが響いて優勝を逃しましたが、短期決戦や大一番の試合ではきっちり結果を残してきた点を評価して2位に予想しました。かつてJリーグで活躍したタレントがずらりと揃うチームですが、とくに元徳島ヴォルティスのFW薗田のゴールに期待しています。
ヴェロスクロノス都農は3強と言われた九州リーグで開幕から一度も首位を譲ることなく早々に2連覇を決めました。全社では準々決勝で勝負駆けのFC刈谷を相手に前半に退場者を出しながらも80分を戦い抜き、PK戦の末に惜敗。決勝ラウンドに進んでもおかしくない力はあると思うのですが、上述の退場による出場停止がこの大会の1試合目(FC徳島戦)に適用されること、そして同じグループに入ったジェイリースFCに九州リーグで勝てていないことを考慮して評価を下げました。
最後に地元・東海リーグの覇者、FC伊勢志摩ですが、全社開幕の1週間前までもつれたFC刈谷との優勝争いを制し、12勝1分1敗で初優勝。輪番枠での出場から決勝ラウンドへ進み、全6試合無失点の偉業とともにJFLとの入れ替え戦まで行った====ThisIsTheErrorMessege====3年前以来となる地域CL出場を決めました。全社は東海予選1回戦でFC岐阜セカンドに敗れて出場ならず。最近の地域CLでの成績で言えば、関東勢の次に結果を残している印象のある東海勢の代表なのでもっと高い評価でもいいのですが、実際に観戦した試合(6月のホームSS伊豆戦)の内容があまり良くなかったので下位予想にしました。
●Bグループ:市原→刈谷
こちらは大会常連(褒めていませんよ!)の3チームに初出場の1チームを加えたグループ。
本命は何と言っても地元・関東リーグの覇者、VONDS市原FCでしょう。この大会は昨年まで3年連続で関東勢が優勝しており、とくに昨年のこの大会では関東勢しか表彰式に呼ばれませんでした。====ThisIsTheErrorMessege====そんな全国一レベルの高いリーグで2連覇、しかも今年は無敗優勝。総失点は2年連続でわずか8(18試合)と、他チームを全く寄せ付けない守備の堅さを見せました。それだけに、全社1回戦でJAPANサッカーカレッジ相手に3失点の末、PK戦で敗退したのは驚きではありましたが、逆に良い薬になったのではないかと見ています。昨年、JFL入れ替え戦で延長の末に敗れて昇格を逃した悔しさを晴らすべく、今年も決勝ラウンドへ勝ち上がってくるのではないでしょうか。
市原への対抗勢力一番手はFC刈谷。東海リーグでは最終戦の直接対決でFC伊勢志摩に競り負けて優勝を譲りましたが、2年続けて勝負駆け====ThisIsTheErrorMessege====として挑んだ全社では痺れるPK戦を制して見事ベスト4入り。4位で全社枠最後の椅子を勝ち取る勝負強さを見せました。リーグ戦は10勝1分3敗、全社でも地域リーグのチームとの対戦に限れば1勝しかしておらず(PK戦が3試合)、高い評価は与えづらいのですが、逆にそんな時こそ謎の勝負強さを発揮して勝ち上がるのがこのクラブの伝統でもあり、予想屋泣かせなところです。とはいえやはり市原の強さは揺るがないと見て刈谷は2位に予想しました。
刈谷が昨年に続いて今年も下振れした時は、東北リーグ王者のブランデュー弘前FCにチャンス到来か。リーグ戦は無敗で初の連覇達成、ライバルのコバルトーレ女川や例年苦手にしていた学生チームからもきっちり2勝を挙げ、予選敗退が続いていた全社====ThisIsTheErrorMessege====も悲願の初出場で準々決勝まで勝ち進みました。今回が5回目の地域CL出場になりますが、これまでで一番期待感のある年なのではないでしょうか。全社の準々決勝でJAPANサッカーカレッジに1-4の大敗を喫したのが気がかりですが、切り替えて本番を迎えてほしいところです。
最後に関西王者の飛鳥FCですが、リーグ戦は8勝4分2敗、3点以上奪った試合は1試合のみと攻撃力はさほどないものの、14試合で9失点という堅守を武器に見事初優勝を飾りました。ただ、全社は関西予選で2部のおこしやす京都ACにPK戦の末に敗退。しかも今年の全社で関西勢は出場5チームすべてが初戦敗退しており、例年よりレベルが落ちていると感じられる中で、決して圧倒的ではない成績での優勝、さらには経験がモノを言うことの多いこの大会で(選手はともかくクラブとしては)初出場のチームが結果を残す難しさも考慮すると、高い評価は与えづらいところ。予想は別として、13年前に徳島ヴォルティスの監督としてクラブ初のJ1昇格争いをともに戦った美濃部監督====ThisIsTheErrorMessege====の手腕に期待したいです。
●Cグループ:福井→JSC
全社で手応えを感じた北信越の2チームと、権利持ちとはいえ全社で初戦敗退に終わった2チームが同居するグループになりました。
まず、北信越リーグを2連覇した福井ユナイテッドFCですが、11回目の優勝にして初めての14戦全勝、しかも2位の富山新庄クラブに勝ち点12の大差を付ける独走でした。全社では1回戦で勝負駆けのアルテリーヴォ和歌山を2-1で下して海津監督に引導を渡し、2回戦でジェイリースFCにPK戦の末に敗れて3連戦は経験できなかったものの、天皇杯のJ3大宮戦以外は公式戦無敗(PK戦は引き分け扱い)のまま今大会を迎えることになりました。藤吉体制3年目、過去最恐====ThisIsTheErrorMessege====の福井に仕上がっているのではないでしょうか。サウルコス福井が初めて地域決勝に出場したのは2012年。とうとう十二支がひと回りしてしまいましたが、今年こそ悲願を達成してほしいものです。
同じ北信越から実に13年ぶり(つまり福井が初出場する前年以来)の出場権を勝ち取ったJAPANサッカーカレッジは、リーグでは3位に終わりましたが、7年ぶりに出場した全社で見事に初優勝を飾りました。また、天皇杯では1回戦でアルテリーヴォ和歌山を破った後、2回戦で金星配給には定評のあるJ1名古屋====ThisIsTheErrorMessege====にも勝利し、注目を集めました。私は9月に新潟経営大学FCとのホーム戦を観戦しましたが、名古屋に勝ったのも頷ける、芯のしっかりした好チームでした。だからこそ、そのチーム相手にきっちり2勝した福井の強さが際立つのですが……。全社優勝は決してフロックでも勢いでもなく、実力通りと見て2位に予想しました。
次に地元・中国リーグの覇者、福山シティFCは、2位のSRC広島に勝ち点差8を付けての3連覇達成。ただ、勝ち点はこの3年で最少、逆に失点は最多、優勝決定後とは言えFCバレイン下関に敗れてリーグで2年ぶりの黒星を喫したほか、県内のライバルであるSRC広島には引き分け2つ。そして全社では何と東京都リーグ所属のSHIBUYA CITY FCに敗れて3年連続の初戦敗退。昨年のこの大会で決勝ラウンドまで進出し、1日目終了時点では首位に立ちながら連敗で結局4位に沈んだ悔しさを晴らしたいところですが、過去2年と比べると厳しい評価にならざるを得ません。
最後に北海道リーグを3年ぶりに制した北海道十勝スカイアースですが、開幕から優勝決定まで全勝をキープし、最終的には3連覇を狙ったBTOP北海道に勝ち点10の大差を付けました。しかし、全社では勝負駆けの東京23FCに1-4の逆転負けを喫して初戦敗退に終わり、レベルの高い道外のチームとの実戦や3連戦の経験を十分に積むことができませんでした。元JリーガーのMF中原が攻撃の起点を担うチームですが、彼が抑えられた時にどんな手を打てるか、そこがポイントになりそうです。
●ワイルドカード:刈谷
決して狙ったわけではありませんが、全社枠の3チームをすべて2位予想にしていました。AとCはある程度混戦になると思うのでワイルドカードは出にくいかと思います。ここは、競り合った時の勝負強さに定評のある刈谷でしょう。
◆福山シティ・3年連続全社1回戦敗退の原因
福山が全社に出場した直近3大会では、福山以外の中国リーグのチームもPK戦以外で他地域1部リーグのチームに勝っていません。つまり、単に中国リーグのレベルの問題ではないかと思います。
毎度でございます。6年前に5つ当てて冠を戴いた後は5年間で僅か5ポイントの低空飛行(ここまで去年の冒頭文の「*つ当てて」「*年間で」の数字を変えただけ)。さすがに重い腰を上げなきゃ……上がんないんですけどね……余談ですが、JFA・全社連どちらを見ても○グループ/グループ○の表記ゆれが……どっちが正解なんだい?
●Aグループ:都農→徳島
FC徳島……2試合観戦:2勝(レベニロッソ、岐阜S)
昨年の主力はほぼ残り、小松光樹、本吉利安などの新戦力が得点を重ねるなどベースアップ。全社では帯同選手を上手くローテして経験値アップに成功。さらに全社不出場組(不帯同?)の南野心、操希翔、小長谷勇樹などの準主力も遜色ないプレーができ、全国リーグに挑戦する下地はほぼできたと感じる。懸念は出岡大輝が出ていないときに得点の匂いがやや薄くなるところか
都農……未観戦
大黒柱・谷口堅三の引退を筆頭に半数程度が入れ替わったが昨年の主力はほぼ残り、加入選手の分さらにチーム力がアップした印象。福井、沖縄SVなどで地域CLをよく知る山田雄太の加入は特に大きいかと。こちらも全社では多数の選手を使い、今回のシミュレーションは十分できただろう。ウチの子・松本幹太はリーグ戦では不完全燃焼だったようなので、ぜひとも奮起を!
ジェイリース……2試合観戦:2分(日鉄大分、エリース)
リーグ開幕で観た日鉄大分戦の消化不良からここまで持ってきたのはさすがの選手層。全社で2回戦以降無得点だったのは懸念材料====ThisIsTheErrorMessege====だが薗田卓馬、延祐太といった点取り屋を始め元J組が揃った攻撃陣は十分すぎるほど脅威。切り札サミュエルの使い方もポイントになりそう。都農、延岡といった強敵に分が悪かったことはマイナス査定か
伊勢志摩……未観戦
完全にノーマークだったよ……すみません。データで見る限り得点30・失点10は優勝チームとして十分と思われる。尻上がりの刈谷に最終戦で勝ち切ったのも好印象。懸念はある程度出場選手が限られている感のある選手層。前回入替戦まで残った3年前から在籍する選手は半数以下の9人、ここ3年全社も不出場なこともあり連戦耐性はどれだけあるのか?
基本的には都農を徳島が僅差で追う形と見ますが、ジェイリースが割って入り3つ巴になる可能性も。伊勢志摩は推せる要素が少ない上に2日目午後に都農、3日目午前に徳島と日程的にも困難か(といいつつ3年前は覆されてるんだけどね……)。2日目の徳島-ジェイリースがキーになりそうですが、やや年齢層の高いジェイリースが運動量で苦戦を強いられると予想します。初日の徳島-都農が引き分けたら双方勝ち点7もあるかも?
●Bグループ:市原→弘前
V市原……4試合観戦:2勝(東邦、東京23) 1分(JSC) 1敗(浦安)
昨年の地域CL2位から中盤の要・土佐陸翼を栃木Cに抜かれベテラン数名が引退したものの、主力はほぼ残留し沖縄SVのエース・一木立一の加入で鬼の関東Lを無敗で連覇。得点力はさほど高くないものの18試合で8失点と鉄壁の守備を誇る。全社のJSC戦の3失点でネジを締め直せたか?ウチの子・渡辺広大はもう38歳だがまだまだ健在、全社JSC戦では驚きの2得点1PK奪取
刈谷……1試合観戦:1勝(東チタ)
こちらも主力はほぼ流出なく新加入の田中彰馬、米沢哲哉、石坂亮人らがチーム力を底上げしたものの最終戦で伊勢志摩にかわされV逸。テンポよい攻撃サッカーは健在。全社の最後2戦無得点PK負けは一見気になったがほとんどの主力を休ませており考慮不要か。ただし我々の予想を裏切るのは大得意なので……ウチの子・大友千裕(ユース出身)は2列目に入り攻撃サッカーに貢献
飛鳥……未観戦
伊勢志摩以上にノーマークだったよ……数値的に目を引くものはないが最近の関西L首位はどこもそんな感じなのでリーグの特性?(堅いチームが揃ってる証明か)。さっと見た所元O京都の大原彰輝・清川流石・瓜生紘大や元和歌山の堀野翔といったリーグ内移籍勢の活躍が目立つ。……くらいしかコメントできん……
弘前……3試合観戦:2勝(女川、LA U.de Sendai) 1敗(JSC)
昨年の主力はほぼ残り(5年以上在籍が11人も!)、新加入組は多々良敦斗が守備を引き締め知久航介が気の利いたプレーで周りを助ける。意外にも初出場となった全社ではきっちり3連戦を経験、3戦目のJSC戦は大敗するも多少メンバーを変えており色々テストしているように見受けられた。リーグ終盤に失点が増えており、多々良、成田諒介のベテランCBコンビのスタミナが懸念材料か?
来年は上から落ちてくる恐れもある====ThisIsTheErrorMessege====ので関東民としてはV市原には何とか上がって欲しいところですが、少なくとも刈谷・弘前は強度を前面に出す(=JSCと似た)チームではないので、東京23や南葛などで恐らく慣れているであろうタイプの相手にはV市原の守備力が勝ると予想します。広大が何とかしてくれる。うん。飛鳥は対戦順的にも厳しくちょっと推せなませんね……残る刈谷と弘前ですが、観た感覚だと恐らく刈谷の方が力は上で3日目には上がってくると予想します。が、とにかく刈谷は裏をかいてくるので……
●Cグループ:JSC→福山
福山……1試合観戦:1勝(米子)
天皇杯で沖縄SVを破るなど盤石のシーズンだったが、最終盤がすっきりしない成績だったのは気掛かり(優勝決定後に色々試した可能性はあるが)。昨年の主力がベースで繋いで崩すサッカーは継続、元いわきの黒宮渉や大卒新人・野浜友哉などの新戦力も活躍した。ゴールマシン高橋佳も健在。現在のミスター中国Lと言える存在である隅田航の引退を花道で飾りたい
福井……未観戦
北信越本命なのは承知していたが観れなかった……今回出場チームで唯一の全勝優勝、FT負けは天皇杯の大宮戦のみ。ライバル浅間から移籍した高貝樹幹が大爆発、加入2年目の押谷祐樹と共に攻撃を牽引。このカテゴリでは反則とも言える杉本拓也====ThisIsTheErrorMessege====がゴールにカギをかける。ベテランが多く、3連戦をどうマネジメントするか。ウチの子・廣岡睦樹が欠かせない存在になっているようで嬉しい限り
十勝……1試合観戦:1勝(日鉄室蘭)
観戦試合は全社予選でブロックリーグ相手だったので差し引く必要はあるが、底上げは十分できていると感じた。大卒新人兼田寛也・臼井太夢らの活躍もあったが多くの主力が残り継続した強化ができたことで前年覇者BTOPとの差が生じたか。全社は相手が悪く(東京23。地域CLで観たかった……)1試合しか戦えなかったが、天皇杯のG盛岡戦と合わせ内地の肌感覚はつかめたのでは
JSC……2試合観戦:1勝(弘前) 1分(V市原)
実に9年ぶりに観ることになったが、強度とシンプルに前を目指す姿勢が目を引いた。渡辺亮太・上元直樹の大砲2門は脅威。安藤裕麻と篠田翔太で組む2CBは高さがありセットプレーでの得点源にも。スタメンがほぼ固定されているようで、控えの層は少々薄いか?逆に言えばほぼ同じメンバーで全社5試合を戦い抜いたのでスタミナ面で心配はなさそう、怖いのはケガとカードか
●ワイルドカード:徳島
正直どのグループも3チームの上位争いに見えており、勝ち点6を取る2位は出ないのでは、とすら思っています(6-6-6-0って可能性もあるらしいですが)。なので予想ムリ!
でも1つ挙げなきゃなので何か法則がないか探ってみましょう……
◆福山シティ・3年連続全社1回戦敗退の原因
全社2回戦会場での話(私の「ねえ福山なんなんすか!」から始まった)がここまで飛躍するとは総研恐るべし……あれだけ各大会で実績を作った福山が全社では「昼のコウモリ」になってしまうのは……いろいろ妄想してみましょう。
今回は土曜ゆめりあ→日曜ひたちなかの平仮名ハシゴです。福井を観たかったけど松江は遠い……。
皆さん、ご無沙汰しております。今年も地域リーグの取材がなかなかできず、全社取材で集めた情報に依拠した予想となります。それを補完するように、個人的な願望も多めとなっているのですが、それを冗長に解説するのもよろしくない。ということで、昨年同様に短めの予想となることをご容赦ください。
●Aグループ:徳島→都農
四国では無双状態の徳島、激戦を制して東海チャンピオンとなった伊勢志摩、そして九州の1位・2位となった都農とジェイリースという顔合わせ。初出場となるジェイリースは全社枠ですが、都農の手の内は知っているし、徳島とも全社で接戦を演じているので、このグループの鍵を握るのではないかと見ています。
そんな中、全社で安定感を持ちながら積極姿勢を貫いた徳島が1位、J.FC MIYAZAKI時代からの経験値がある都農が2位となると予想します。
●Bグループ:市原→弘前
前回大会では2位となりながらも、入れ替え戦に敗れて涙を飲んだ市原。これに、東北からの常連となりつつある弘前、全社枠を勝ち取った刈谷、そして初出場の飛鳥が挑む構図。タイプの異なるチームが集まったグループなので、最も話題性がありそうです。
そんな中、全社1回戦で消えた市原が、本番では地力の強さを発揮して1位通過すると見ます。2位争いはやや混戦模様。全社での戦いぶりから判断して、インテンシティの高さを発揮していた弘前を2位に推します。
●Cグループ:JSC→福井
北信越では3位に終わったものの、全社で初優勝を果たしたJSC。そのJSCを押さえて北信越を制した福井、BTOPに競り勝って3大会ぶりの出場となる十勝、2大会連続の決勝ラウンド進出を目指す福山が激突する、このグループ。非常に予想が難しいです。
消去法で考えるなら、北海道の十勝はやっぱり厳しい。福山は全社の1回戦を見る限り、前回大会と比較してポジティブな要素が見当たりませんでした。となると、全社の勢いを継続したJSC、そして福井の北信越勢が1位と2位を独占すると見ます。
●ワイルドカード:都農
ここは直感で、Aの都農と予想します。
◆福山シティ・3年連続全社1回戦敗退の原因
福山が初出場した時、関係者から「優勝を目指しているので、そこから逆算した戦いをする」という話を聞いています。この考えを継続させているとしたら、3大会連続での1回戦敗退もむべなるかな。やはり目の前の試合に勝ち続けての全社優勝ですから。
今年もとうとう現場ゼロのまま終わってしまいました。 つい最近2年ちょっとやっていたソシャゲも引退か続行か迷ってログボだけ取ってるって状況になったけど一度折れたものはなかなか治せないってのを痛感しています。それでもアンテナだけは立てていたので下知識だけはあるつもりです。今年の特徴として、全社枠組が自地域王者と再戦が2つあるって点かなと思います。ではよろしくお願いします。
●Aグループ:伊勢志摩→都農
九州同門に近況目まぐるしい成長のF徳島、そして迎え撃つのは東海最小失点の安定感の伊勢志摩。捨て枠はないしどこが抜けるにせよ9はないと踏んでいます。
人気するのは徳島なんでしょうけど事実上一強の四国リーグで一つ負けててそれも4失点して負けてるってのがどうにも引っかかる。僕、この大会の重要性として安定感>爆発力だと思ってます。全社は爆発力で突破は出来る。けどCLは引き分けありのルールがあるのでそうはいかない。そして徳島はリーグ平均失点が四国で1あるってのは減点でしかない。おそらく都農のほうが強い。そこに伊勢志摩とジェイリースを加えてどうか……ですね。
ジェイリースの戦績を見ると都農には負けてないが2敗の内訳が延岡とKMG。これも少し引っかかる。平均失点はかろうじて1は切ってるけどポカやる可能性は否定できない。
伊勢志摩はリーグで平均得点は2を上回り失点は1以下。負けた相手もアウェイ刈谷のみ。磐田をホームって扱いはしにくいが他が全部移動だけでクタクタなるとこなので若干優位。安定感を信じて伊勢志摩本命とします。対抗は都農。
●Bグループ:刈谷→市原
市原と刈谷の2強でいいと思いますねぇ……十中八九金曜の勝者が1位だと思います。戦績で言えば関東無敗。平均失点も1を大きく下回る市原が安定感では一番でしょう。ただ全社初戦負けがどうにも気に入らない。もう一つ市原のアラ探しするとしたら無敗優勝の割にはバカ勝ちがない。金曜に刈谷に勝てばいいが引き分けとかなると得失点差負けもあるんじゃない?って懸念が。
刈谷は全社4強、負けもPK負けとリーグ最後の2連敗からの底は脱してる感はあります。ただ東海で3敗してるのはなぁ……金曜が引き分けになると踏んで得失点差で刈谷かな……と思ってます。7-7になると予想するのでWCはここかなと。
弘前は近況下り坂だし飛鳥は関西リーグの地盤沈下でところてんで出てきた感が強い。市原刈谷に勝ち切る力はないと見切ります。
●Cグループ:福井→JSC
めっちゃむずい。北海道ももはや安牌とは言えないし近況だけで言えば◎以上のJSCにこの大会の主と言える福井に出てくりゃ必ず人気を背負う昨年ファイナリスト福山。
勢いは間違いなくJSC。ただそのJSCをリーグで上回っている上に手の内を知ってる福井が若干アドバンテージを持ってるのかな……と思います。
福山も人気する思うけどリーグ最後2つ勝ちなし&全社初戦でトイチ====ThisIsTheErrorMessege====の渋谷に負け。挙げ句「たかが全社初戦敗退」でクラブがお気持ち表明。全社敗退で今季終了ならまだしもCL前にそれやる?って疑問の方が強い。福山は足元乱れてる気がするなぁ……
北信越のどっちかが抜けると思います。じゃあどっち?となるけどそのJSCにリーグ2勝の福井じゃない?ってなります。十勝は安牌ではないとは書いたけど移動もキツイし相手もキツイ。さすがにちょっと苦しいかなぁ……福井突破で対抗はJSCとします。
●ワイルドカード:市原
B組でも書いたけど一番7-7がありそうなのがBなんですよね。格差はどこも縮まってるけど3組の中で一番WCの条件になりやすい2強2弱になるのがB。なので得失点差で市原と予想します。
◆福山シティ・3年連続全社1回戦敗退の原因
福山の全社初戦3連敗ですか……22年の都農はともかく去年の東チタ、今年の渋谷となんとも言えないとこに負けてるのはねぇ……
お気持ち表明の件もそうだけど福山は若干結果を急ぎすぎてる節は感じます。そうゆうのが伝搬して積もり積もって足かせなってる印象があります。
今回もお招きいただきありがとうございます。「日シリは水曜に終わるから====ThisIsTheErrorMessege====残り3日間で集中して予想立てて、日曜日の4駅伝同時追っかけ【全日本大学・九州実業団・東日本実業団・福岡県高校】に備えるぞ」と思っていたら、なんかウルトラスーパー貧弱打線といらんこと言うた打撃コーチのせいで日シリがズルズル伸びてるし……集中できなーい!!!
昨年は佐賀全社に5日間貼りついて予想大会の情報を仕入れたものの、終わってみれば全社初戦敗退・しかも非常に印象の悪い負け方をした3チームが決勝ラウンドに進むという予想外の結果。全社枠が設定された06年以降、全社でベスト8以上に進んだチームのうち最低2つは決勝ラウンドに進んでいたのですが……権利持ちにとって全社は負け抜け上等の大会に戻ってしまったのでしょうか。それでも昨年は外れ値だったと信じて、今年も全社重視で予想を立てていきます。これで今年も全外しなら今度こそ『逆神』を襲名することになりますね。
●Aグループ:徳島→ジェイリース
ミネベアが上から落ちてくるかもしれないなか、来年のKyu⇒各県の降格枠1.5を死守するためにも九州勢に頑張ってほしいのですが、例年以上に推す要素が少ないというのが正直なところ。
都農は昨年自信をもって通過予想しましたが、ホーム宮崎で3連敗と勝負弱さを露呈。今年のKyuでは早々に優勝を決めたものの、これは延岡の戦力低下とジェイリースが序盤戦で取りこぼしたことによるもの。沖縄SVが昇格した時ほどの圧倒的内容には遠く及ばない印象です。全社で東京23を破ったときは評価を引き上げましたが、刈谷戦でCB濱口が退場してしまったので評価を戻しました。ここまでほぼフルで出続けてきた濱口を欠いた状態で疑似カウンターが機能するかどうか。
一方のジェイリース。今時珍しいくらい昇格意思の強い実業団ですが、Kyuでは都農に1勝1分、天皇杯では退場者を出したFC徳島相手に延長の末勝利、全社も3試合PK勝ちで出場権獲得としぶとく勝ちを拾ってきています。ただ全社では2回戦以降4試合無得点。薗田・延・サミュエルと前線にタレントは揃っているのですがゴールが遠いです。また、柳川監督はKyu集中開催でも全社でもスタメンをコロコロ変えていて、連戦への適応力も微妙なところ。この大会でターンオーバーがいい方向に作用することはまずないので。5月末に全治4ヶ月と診断された湯澤がここに間に合えば面白い存在になるんですが。
SONIOとアルヴェリオの両高松がやる気になって、過去一レベルの高い戦いとなった四国をきっちり制した徳島。それでも足りない経験値を全社に全力を注ぐことでカバー。スカウティングされまくるデメリットはありますが、ここで結果出せなければ四国からJFLなんて土台無理だと割り切っていますかね。まあ過去には全社四国予選敗退からJFL昇格した高知のような例もありますが。初戦を取れれば一気に行けると見ますが、今年もまだ『困ったときの出岡』感はぬぐえないので、そこを徹底的に突かれなければ。
全社に出てない伊勢志摩は判断材料少なすぎてわかんないです……リーグ戦は14試合10失点とまずまずでしたが下位にも満遍なく失点しているのは気になるところ。3年前のCL&入替戦経験者が金守監督含めて8人もいるし、3年前もリーグ打ち切り&全社中止の状況だったので公式戦が無いなりの調整方法は心得ているか。九州勢3位4位は僕の心が折れるので3位に置かせていただきますけれども。
●Bグループ:市原→刈谷
市原、強いですねえ。去年は2位に勝点10差の独走、今年は東京23との一騎打ちに持ち込んで無敗優勝。泥沼の潰し合いをしている3位以下との大差を考えると、本当に関東は強豪がひしめいているのか疑ってしまうほどです(去年のCL上位3つが関東だったという事実から目を背けながら)。昨年同様リーグ戦18試合で8失点という堅守ながら、全社はJSCと3-3の撃ち合いの末初戦敗退。今年も全社を活用できませんでしたが相手は大会優勝チームですし、延岡相手に押されっぱのまま退場者出して負けた昨年よりは全然マシ。昨年入替戦まで進んだ経験値もありますし、毎年1つは全社を活かせなかったチームが勝ち上がっているわけですから、ここは市原をチョイス。
昨年は宮城県協会から極悪ピッチをおごられるというイジメを受けた刈谷。今後の予想大会では『チームごとに使えるピッチが違う』ことも考慮する必要があるのかと勉強させられました(許さんぞ宮城県協会)。リーグ終盤で連敗し優勝を逃すも1週間で立て直して全社枠を確保。昨年の反省を踏まえて4日目・5日目はメンバー落としてますね。リーグ戦は14失点も全社は都農戦の2失点のみで4試合がクリーンシートなのも好印象。ただその都農戦は早々に数的優位に立ちながら80分で仕留めきれず。そのあたりの隙を市原は許してくれないんじゃないかなあ……初戦が市原でなければ選んだのですが。
待ちに待った全社出場でようやく高画質の配信を見ることができた弘前。天皇杯予選では青森に勝利し八戸に挑戦、リーグ戦では女川にシーズンダブルを決め、全社では3連戦をこなし、年間で得られた経験値はこれまでになく高いのではないでしょうか。気になるのはリーグ戦13失点のうち後期だけで11失点していること。特に5位のガンジュと8位のラウ仙台にそれぞれ3失点を喫したのはどうしたことか。全社JSC戦も開始20分で3失点してあとは流しだったわけで、堰を切ったように崩れる守備の不安定さが評価を難しくしています。
おそらく史上初と思われる『全社1回戦で関西勢全滅』====ThisIsTheErrorMessege====の年、関西を制したのは全社予選敗退の飛鳥でした。情報少ないですが、さすがに今年は経験の年ですかね。いくらなんでもリーグ戦14試合で19得点は少なすぎです。去年の和歌山もロースコアをものにするチームでしたが、それでも22点は取っていたわけで。HARIMAと和歌山に1つも勝てていないのも厳しい。あと、リーグカップから中3日で1次ラウンドは日程キツくないですか?
●Cグループ:JSC→福井
勢いのある北信越勢が同組に。別の組だったら2つとも1位通過に上げていたかもしれません。
北信越初の14戦全勝優勝を果たした福井は、今季複数失点&90分負けしたのが天皇杯大宮戦のみ。全社でも初戦和歌山・2回戦ジェイリースと勝負賭けチーム相手に充実の内容でした。JSCには北信越リーグ50周年記念試合でも勝利しており、ここまでシーズントリプル。これだけ結果出してて1次ラウンド3試合で敗退とか考えたくないですよね(シーズン90勝したのに貯金2のチームに日本一奪われそう====ThisIsTheErrorMessege====なチームのファンより)。
JSCは天皇杯3回戦進出で名を挙げたと思ったら、リーグ戦では後期に入って2分2敗と急失速。しかし全社では一転して優勝と、今年は短期決戦・一発勝負にめっぽう強いチームに。スタメンを見ると全社5連戦はほぼ固定メンバーで、さらに天皇杯1回戦~3回戦も全く同じスタメンで驚き。選手層が極端に薄くて長丁場のリーグ戦では息切れしていたということでしょうか。去年の刈谷同様全くメンバー変えずにスカウティングされまくりなのは懸念点ですが、これだけ短期決戦に強いところを見せられると期待しちゃいますよね。それこそ2016年の三重vs鈴鹿====ThisIsTheErrorMessege====のように、今季3連敗の福井にこういうところで一発入れてきそう。
福山は、うん……ほぼ優勝が決まっていたとはいえリーグ終盤の低迷、全社も普通に初戦負け、そして『お気持ち表明』とコーチ陣の配置替え。ホントにどうしちゃったんでしょうね。とはいえリーグ戦では前期の9失点から後期は4失点と改善されているのでロースコアで踏ん張ることはできるはず。天皇杯福岡戦では2人退場しても運動量で負けていなかったので、連戦に対するスタミナ面での不安も少ないかと。意外だったのはリーグダントツの得点王・高橋佳が後期はほとんどベンチスタートだったこと。あれだけ爆発力のある選手に出場時間を与えないのはもったいないなあ……
十勝はこの組で善戦以上を期待するのは酷ですね。BTOPが後期に入って立て続けに取りこぼしたことでリーグ戦は圧勝したものの、8失点のうちBTOP戦以外で6失点というのはちょっと評価しづらいです。
●ワイルドカード:福井
B組とC組で勝点6の得失点差勝負、最後は年間通して勢いのあったほうを選択。これでA組から九州勢が突破したらびっくりする。
◆福山シティ・3年連続全社1回戦敗退の原因
同様の傾向がある市原もそうですが、負け抜けとは言わずとも「勝ち進めば儲けもん」くらいの位置づけになってしまったのでは。クラブの総合力が高い分、全社で結果出せなくても別の強化プログラムを組むだけの金とコネはあるでしょうし。
上1つはさておきそこそこ悪くはないスタート、しかし一度調子を崩すと立て直すのに時間がかかり6月に喫したリーグ戦初の連敗をきっかけに戸田体制崩壊……後を継いだシュタ将に指揮官が代わって成績が上向くかと思われたのだが……
前より悪くなってる……2度も3連敗を喰らい昇格争いから一時脱落した時はもう……と考えていました。それでもここ一番で勝点を拾える試合が増えこの原稿を書いている今も何とか昇格プレーオフ争いに必死に喰らいついている現状の我が軍ですが果たして地域CL決勝ラウンド最終日と同じ日に行われるJ3最終節に我が軍はどのポジションで迎えるか?
毎年地域CLの決勝ラウンド最終日は必ず会場に居る義務がある僕ですが会場である西京極に最後まで参戦するかどうかまだ迷ってます(宿は取ってます)。つーかそれ以前に毎年地域CLの日程と我が軍のホームゲームの日程ってほぼ必ずといっていいぐらい被るんだよ……ホントどうにかしてくれよ……日程くん&全社連さん………
とまあまたまた色々と前置きが長くなりましたが本題の今回の予想大会。昨年6回目の参戦にして初めての坊主。さすがに2年連続の坊主という失態は避けるべく今回の出場12チーム中7チームの試合を滋賀全社までに生観戦。そして出場チームの近況やリーグ戦、全社本大会のデータを参照しながら予想していきます。
●Aグループ:徳島→ジェイリース
なお僕はこちら(磐田・ゆめりあ)で行われる2日目にお邪魔する予定です。
●Bグループ:市原→刈谷
なお僕は初日のこちらの会場(ひたちなか陸、あの忌まわしき……)====ThisIsTheErrorMessege====を訪問予定です。初戦の市原vs刈谷をどうしても見たいという個人的理由もあるので(笑)
●Cグループ:福井→JSC
●ワイルドカード:刈谷
いつもならワイルドカードは勝点6は絶対、と言いたいところではあるが今年は勝点7でのワイルドカードも十分あり得る計算。となるとAグループの勝点予測は9-6-3-0あるいは9-4-4-0になりそうなので除外。残るは2強2弱がはっきりしていて勝点予測が7-7-3-0あるいは7-7-1-1になりそうなBグループとCグループ。ここは対戦する順番に鍵がありそう。それぞれ連単で挙げた2チームの対戦はBは初戦で、Cは2戦目で対戦済み。なので其々の3戦目の対戦相手を見ると刈谷の相手は飛鳥、JSCの相手は福山。そして対戦する時間を見ると前者は午後開始、後者は午前開始。これは午前の結果を見て戦える刈谷に分がありそう。なのでここは刈谷を推します。
◆福山シティ・3年連続全社1回戦敗退の原因
昨年のこの大会のファイナリストなのだが何でこう毎年全社1回戦負けが続くのか。こればかりは非常に分からない。ホント分からない。理由を聞いても分からない。大事なことなので3回言いました(笑)
しかも滋賀全社初戦敗退後体制変更のプレスリリースを出してスタッフをいじってこの大会に挑むらしい。こういうチームは得てしていい結果がが出るとは思えない。もうこの際一番インパクトが強かった小谷野監督(当時)を鳥取から引き戻しましょうよ……
1年間のご無沙汰でした。
ここ数年、金科玉条のごとく信奉してきた全社枠マンセーが光を失いつつあります。新たな考えを模索すると同時に、それでも全社枠を捨てられない者として、思いを馳せていきたいと思います。
●Aグループ:都農→ジェイリース
徳島の消耗具合はちょっと気になりますね。全社も地域CLも全力投球なのは非常に好感が持てますが、権利持ちの5連戦はやり過ぎに思います。これで優勝していればメンタル的には大きかったとは思いますが、ストイックさが地域CLに影響しないことを祈るばかりです。
同じく5連戦のジェイリース、とんでもない強運です。2回戦以降無得点で全社枠獲得(!)。さらに抽選ではリーグ戦で負けていない都農と同グループを引き当てる(!!)。全社では同時に同格の相手との対戦経験値の不足も露呈しましたが、強運でそれらをも克服してしまうのではないでしょうか。
ISE-SHIMAは全社不出場で体力的なアドバンテージがありますが、全社組の経験値や試合勘と比べてどちらが優位に働くかは難しいところ。しかしリーグ戦で一発病ならぬ1失点病と言うべき傾向があり、短期決戦では得失点差に直接影響しそうな気がします。
都農のリーグ戦の8失点のうち4失点が対ジェイリースですから、来てほしくないのは当然ではあります。しかしそれを除けば16試合4失点、失点率0.25。これだけ守備が固ければ3日目のジェイリース戦以前になんとかできそうに思いますが、それができたら5回も弾かれてないんだよなぁ……とも思います。しかし、今年はこの守備力に賭けてみようと思います。
ということで、まさかの九州ワンツーフィニッシュとなりました。
●Bグループ:市原→刈谷
ここはやっぱりVONDS市原中心に回っていくのかな、と。戦績表を見ると、市原は総得点28総失点8。得点が2点減ったもののほぼ去年をトレースしていますね。全社の初戦敗退までも去年と同じではありますが、今年はPKまでもつれ込んだものの、リーグ戦で一度も経験していない3失点を喫しています。とはいえここで市原に勝ったJSCが全社を制覇したというのが、逆に市原の強さを示す状況証拠になっています。
飛鳥FCのリーグ戦平均勝ち点は2.00で、今回の出場クラブ中最下位(次に少ないのはJSCの2.07)。いかに今年の関西リーグが混戦だったかを物語る数字です。戦績表を見ると、潰し合いを制するというよりは下位にいかに取りこぼさないかで順位が決まっています。対外経験値の少なさもあり、まだこれからという段階でしょうか。
今年の弘前は全社に出てきましたが、組み合わせの関係でガチの経験値になりにくかったのは不運でした。唯一といっていいガチ試合・JSCとの対戦では4失点を喫し、グループ突破の経験値はまだ足りないかなと思います。
最後に刈谷。今年は足下ではなく相手クラブと戦いたいです。それができれば市原に食い下がることはできると信じています。
●Cグループ:福山→JSC
十勝13試合で71得点。北海道だなぁ、と。全社1回戦で東京23に1-4とボコられて、守備に目を向けてくれたらいいんですが。
福山の中国リーグは、上位陣の潰し合いが壮絶だったのが戦績表から見て取れ、それを制した経験値はプラスになっているでしょう。全社の戦い方に賛否はありますが、それで去年は結果を出していますから、当然今年も同じ戦略なのでしょう。また、ここはクラブの総合力で一枚上だと思っているので、それも加味して1抜け予想です。
福井の悲劇は、やはり絶対王者が長すぎたことだと思います。
その福井と同じ北信越のJSC。全社優勝のメンタル・モチベーションと、若さによるフィジカル・疲労回復の早さは大きなアドバンテージです。
●ワイルドカード:刈谷
市原3勝、刈谷が2勝ということで。
◆福山シティ・3年連続全社1回戦敗退の原因
やっぱり体力温存でしょうね。保険をかける意味がなくなったら、お金(→体力)がもったいないので解約する、と。まぁ今年は露骨に片ヤO(編者注:一部伏せ字)に見えちゃいますね。
続きは次の雑文で。