吉田鋳造総合研究所
鋳造所長雑文録
2023/11/06◆お待たせ!地域CL・1次R通過チーム予想大会(その1)
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え~~~~~~~~~~第30回~~~~~~~~~~
「地域CL・1次R勝ち抜けはどこになるのか会議」~~~~~~~~~~

Aグループ:宮崎陸上(宮崎)開催
九州1位ヴェロスクロノス都農
関東1位VONDS市原
百年構想栃木シティ
四国1位FC徳島
Bグループ:めぐみ野(宮城)開催
全社FC刈谷
東北1位ブランデュー弘前
中国1位福山シティ
東海1位wyvern
Cグループ:彦根陸上(滋賀)開催
関西1位アルテリーヴォ和歌山
北信越1位福井ユナイテッド
全社ジョイフル本田つくば
北海道1位BTOP北海道

例年と同じく3グループで、各グループ2位のうち最優チームにワイルドカード枠があるというレギュレーション。では、例によって先着順に。


コミュサカ管理人氏の見解。

今年は、個人的に色々ありまして、昨年コロナに感染して勢い余って成仏しかけてギリ生還したのですが、以降味覚が壊れてしまい、これが錬金術における等価交換の原則====ThisIsTheErrorMessege====ってやつか……と、国家錬金術師への道を模索しながら過ごしていたのですが、今年の5月末に朝起きたら右目が綺麗な赤に染まっていて錬金術じゃなくて写輪眼====ThisIsTheErrorMessege====が開眼したのか!とビックリして病院にいったら雰囲気シカマルなお医者さんに血管が破裂してるねと言われて即手術となり、以降数か月片目が見えない生活を送ることとなりました。界隈が魂に磨きをかけている間に、私は管理に手間がかかるわがままボディに磨きをかけていたシーズンとなりました。皆様から色々とご心配を頂き、大変心苦しく思っておりますが、本人は至ってポジティブでございます。味覚が壊れた影響で、物心ついた頃から苦手だったトマトを克服してガッツポだったり、なぜかレアチーズケーキだけが美味しく感じる不思議な味覚を手に入れたので密かにベストレアチーズケーキ探しの旅を始めるなど、以前とは違う自分を楽しむ日々を過ごしております。期間限定でしたがセブンイレブンのレアチーズモンブランは最高でした。健康って本当に大事。

今年も、全社の成績を軸としながら頑張って予想していきたいと思います。

●Aグループ:徳島→栃木
なんで同じグループに入っちゃうかなぁ、という感じの関東の市原と栃木。
栃木については後述しますが、市原は、シーズン失点が8と最強の盾を誇る関東王者&わが故郷千葉のチーム&実家に近い市原という推せない理由が見当たらない市原ですが、全社を軸に予想している私としては、全社1回戦敗退が推せない理由です。全社は全国レベルでの現在地を知る場所で、権利持ちにとっては地域CL前の大事なステップレースだと思うんですが、全社で3戦叩いて連戦のマネジメントを経験したかったですね。
都農は九州王者で、全社の結果はともかく権利持ちとして3戦叩けたのはかなりポジティブ。今年は九州リーグから沖縄のチームがいなくなってしまった====ThisIsTheErrorMessege====ので、九州リーグを生観戦することができなかったのですが、Web配信を見る限り良い仕上がりで毛艶が良い印象なので、地の利がある都農はグループAの本命だと思うんですよね。ただ、全社の和歌山戦の負け方を見てると市原のようにしっかり守備から入って作るタイプは苦手なんじゃないかなと思うので、初戦で立ちはだかる関東の盾を破れずガタっときそうな気がするんですよね。
徳島は、今季は分かりやすくJリーグ志向を表明し「じゃないほうの徳島」というウィットに富んだブランディングを展開。勇気がいるブランディングだと思うけど上手くやれていると思うし私は大好物です。大好きです。チーム力については、全社で刈谷、和歌山に次ぐ3番手で、刈谷と和歌山のできがかなり良いので番付けが決まっている感はあるけど、チームを全社で5日間磨き切れたのは良い自信になっているはず。徳島にとっては2戦目の市原が決戦だと思うけど、全社の和歌山戦の経験をここで活かしたい、いや活きるはずということでグループAはじゃないほうの徳島とします。

●Bグループ:弘前→刈谷
ここも、なんで同じグループに入っちゃうのよ、、という感じの東海のwyvernと刈谷。
全社優勝の「伝統の赤襷」刈谷はグループBの本命。全社のWeb配信を見ながら、このサッカーやってて東海獲れないのかと悶々としていたら、同じことを現地で思った鋳造さんが後ろに座ってた間瀬さんにドラゴンフィッシュブローみたいなやつをお見舞いしていた====ThisIsTheErrorMessege====みたいなのが今回の全社佐賀の密かなハイライト(笑)。でもさぁ、、昨年の予想大会でも言ったと思うんですけど、読めない時こそ来る刈谷が今年は素直に本命に推せちゃってるってのがさぁ、、世界一当てにならない最果ての勝負師の勘ってやつがぁぁ、、ということで次点とします。
東海王者のwyvernは、勝ち抜いてヴェロスクロノスとワイバーンの対決になるとか、何そのいかしたゲームっぽいキーワードは!って感じで、サッカーを知らない若年層に訴求できる案件だなとか適当に思いつつ、全社予想大会の時に帝王がワイバン強いよって念押しリプくれるくらいなんだから間違いなく強いとは思うんですけど、全社1回戦は侍にPK勝ち、2回戦は都農に2-0で敗戦と、全社でその強さを見られなかったのよね。。もしかして権利持ちだけが使える奥義死んだふりを使った、、ってことは無いよね?
中国王者の福山シティは、今季はアカデミーの設立や専用グラウンドの整備等々、地域リーグでは規格外のクラブ力をさらにグレードアップさせた感じがありますが、チーム力という視点では全社1回戦敗退っていうのがね。。全国レベルで通用するチーム力を感じることができたなら推せるんだけど、同じ中国リーグのいわみも全社1回戦敗退ということで、全社を見ると全国レベルでの中国リーグの現在地を考えさせられた結果となりましたね。
弘前は、最終節までもつれる劇的な展開を制して東北王者となりました。シーズン92得点の攻撃力、8失点の守備力と実績は素晴らしいです。例年の傾向として東北リーグ内の実力差を考えると92得点だから火力が高いとは素直に言いづらいんだけど、女川というライバルと年間を通して切磋琢磨できる環境の中で、女川との間に生まれた得失点差27は火力の証明だと思うし、全社に出場していないので他のチームからスカウティングされていないアドバンテージを加味して、2018年の地域CLで1次ラウンド2勝したのに同組の刈谷が3勝してあと1歩届かなかった悔しい経験の雪辱を果たすドラマを想像してグループBは弘前とします。

●Cグループ:和歌山→つくば
ここも、なんで同じグループに入ってんのよ、、、という感じの和歌山と福井。長く界隈を見ているファンは、いい加減この2チームは1回上に上げてやってくれよと思っているはず。
つくばは、2013年の全社長崎大会の全社枠で地域CLに出場して以来10年振りの出場となります。当時は地域決勝と呼ばれていたのが懐かしいですね(2016年から地域CL)。つくばは私の友達が住んでいるので心の距離が近い場所ですが、私が千葉に住んでいた頃は、現在のように高速道路が便利に繋がっていなかったので、南房総から基本下道で行くつくばは物すごーーく時間がかかる遠い場所だった思い出があります(笑)セキショウ・チャレンジスタジアムも訪れたことがあるので思い入れがあるチームですが、今回は次点とします。
北海道王者のBTOP北海道は、全社1回戦敗退なのが推せない理由です。北海道でシーズン100得点あげてますが、下位3チームから61点を固め取りしていて、十勝とは1勝1敗の5分。同リーグに切磋琢磨できる十勝がいるのは好材料なのですが、昨季全社準優勝してぐっと注目を集めた状況とは違うので、全国レベルでの北海道リーグの現在地を考えると、今回は厳しいかなと思います。
福井は、冒頭でも書いたように心情的には上に上げたいクラブ。長く見ている分思い入れもあるけど推せない理由は、リーグ戦で浅間と富山新庄に勝てていないことです。藤吉監督は選手時代に琉球で地域決勝を勝ち抜いた経験があるのはポジティブなんですが、北信越リーグの全国レベルでの現在地を考えると、リーグ戦をぶっち切るくらいの成績じゃないと厳しいのかなと思います。
和歌山は、2連覇を達成した関西王者。全社を見ていて素直に強いなぁと思ったチーム。海津体制も2年目となりチームを完全に掌握したからだと思うんですが、かなり作りこんできたなという印象です。全社決勝では刈谷にPKで敗れましたが、5日間磨き切った経験と決勝で負けた悔しさをバネにできること、さらに海津監督には三重の時に地域CLを勝ち抜いた経験とノウハウがある。いよいよJFLに乗り込む時が来たんじゃないかという気運も感じるので、グループCは和歌山とします。

●ワイルドカード:栃木
全社でまさかの1回戦敗退となりましたが、全社枠適用が2という強運を引き寄せて百年構想枠という伝家の宝刀を抜いた関東2位の栃木。120万円払って良かったねとか言われることがあるかもだけど、いやいや120万円じゃないんです。ウーヴァ時代の2014年に承認されてから代々払い続けているので、コツコツと積み上げた金額は1000万円越えるウルトラレアカードとなっています。J3ライセンスから百年構想クラブ条件が消えた途端に、こんなに簡単に抜けていいんですかってくらい周りがポンポン抜けていく中で、代々伝わる家宝の名刀を研ぎ続けた結果ですから胸を張りましょう。来年になると百年構想クラブ10周年という何とも言えない周年祭を迎えるところだったので、このタイミングで発動条件が限られる上に1回限定の究極奥義====ThisIsTheErrorMessege====を使える強運はマジで持ってるとしか言いようがない。全社1回戦敗退で百年構想枠で地域CLに出場し、地域CL1次ラウンドはWCで決勝ラウンドに進出、そしてJFLへという、ドラマチック2023の主役は栃木だと予想します。

まとめ。今季は、地域CL1位が自動昇格、2位が入替戦というレギュレーションです。昨季、天上界が地獄の釜の底が抜けるかも警報を発したかと思ったら、今季は天上界がカレンダー変えちゃうってよ警報が盛大に鳴り響いていて例年大問題が続いています。昇降格の決定時期が変わると地域CLの開催時期も変わります。でも国体がからむ全社は動かせないと思うので、そもそもの制度設計から大きく変わることが予想されます。なんかここ数年、上が変わると下も合わせざるを得ないのが社会人のマナーとか言っている気がするんですが、年度で動く自治体施設予約とかどうすんの問題とかはピラミッドの土台が崩れかねない話なので、マジでちゃんとやって欲しいと願うばかりです。

最後に、選手の皆様は怪我無く、ファンの皆様は事故無く、大会を楽しんで行きましょう。

予想大会史上初!『地域CLの中のひと』、鳥栖サポ・いろれふ氏の見解。

みなさんはじめまして。

2020年の地域CLで副審と4thを担当

させていただきましたいろれふと申します。今回は地域CL予想大会へお招きいただき光栄です。イヤホンからはGONGが流れバチバチに緊張しながら会場入りしたのが懐かしい……。

高校で地域リーグをレフェリーとして担当しこの界隈を知って、大学では「九社で九州三菱に勝って今度全社って大会に出るんですけど、九社の全国版みたいな感じですか?」と聞く後輩がいるようなステキなサークルでプレーし、就職後も県の社会人リーグに所属しているような「どちらかというとピッチにいる方が多い系」の私です。
この予想大会のいちファンとはいえ、ただの門外漢ですからトンチンカンな予想をしていたらぜひ笑ってあげてください(笑)。

前置きが長くなりましたね、本題に入ります!

●Aグループ:都農→徳島
ここが一番悩みました……ここから1.3枠しか出られないのキツすぎでしょ……。

かなり時間をかけましたが都農→徳島にしました。初戦のお互いで勝利したチームが上がるかなと。やはり初戦の負けチームは勝ちに行くために前がかりになることでリスクを背負ってきますから、この死のグループでは初戦の負けは大痛手でしょう。ほぼ実力伯仲な4クラブですから弱みを出してしまったところから崩れるのかなと。

都農と市原ですが、去年までなら実力は勿論十分の市原をチョイスしてました。JFCから都農へチームの方針を方向転換し、まだ若い小寺監督を据えての去年までの成績は中々良かったですが、なにぶん一戦を落としたらアウトな試合の経験が少なく、勝ち抜くには筋肉質さが必要だと感じていました。今年はスクランブルな九州リーグ前期最終戦でのつまづきはあったものの、数字以上に失点しそうな雰囲気がない、全体を通して「堅い」チームができているように見えます。全社でも勢いのあるワイヴァンを上手くいなすなど、権利持ちでいつリタイアしてもよいはずの全社でさらに試合勘を磨けたのはプラス要素です。
市原は全社でのプラン外の退場があったとはいえ、関東チャンプの実力は中々。トップ通過も考えましたが直前に突破に向け必死な勝負駆けのクラブや他の権利持ちと手合わせできなかったことが響きそうなので……。
続いて栃木と徳島ですが、このグループで今年のチームを見られていないのが栃木。延岡がコケたことで首の皮一枚の幸運な出場ではありますが、微妙な立ち位置で地域CLを勝ち抜けるかは疑問点。
徳島はポゼッションを主体に5日間フルに戦えたことが加点要素ですね……自信を持って一次ラウンドで戦えば勝ち点4以上は狙えると思います。

●Bグループ:刈谷→ワイヴァン
Bグループは東海2クラブに。
今年の刈谷は若くて強かったですね~! チームの力としてはBグループの中で頭一つ抜けているように感じます。ワイヴァンもその刈谷を上回って東海優勝しましたが、試合の質を見てると短期決戦では刈谷に分があると思います。
福山シティは中国リーグで圧巻の無敗優勝でしたが……全社の初戦では東邦チタニウムにシャットアウト+終盤パワープレーもそこまで積極的でなかったというところが……試合を見てても「怖さ」では刈谷とワイヴァンの後塵を拝しているように感じます。試合後の上野監督の様子だと全社一回戦負けは想定外って感じでもなさそうですが。
リーグ最終戦直接対決で優勝を決めた弘前もチーム力としてはなかなかと聞いていますが、上記3クラブをひっくり返して1位orWCを狙えるかというと……というところでこの選択にしました。

●Bグループ:つくば→和歌山
つくばと和歌山のどちらを1位にするか結構悩みました……。
スタメンの平均年齢が24歳ぐらいのつくばは全社・女川戦を見るまでどれくらいのクオリティなのかわかっていなかったのですが、開始数分でゴールに突き刺した攻撃陣のしたたかさと勝負駆けで必死な女川を安定感のある堅い守備陣で跳ね返した力。後半になるとクローザーとして投入されるベテラン勢を見ると地域CLでも通用するのではないかと思いました。
和歌山も今年の出来がかなりよかったです。特に全社準決勝でお互い明日の試合が決まっている中、1-0から追い付かれそうな雰囲気だった徳島を突き放した勝利は自信になったでしょう。
今年も圧倒的な成績で優勝したBTOPと昨年出場出来なかった悔しさを持っているであろう福井ですが、BTOPの去年のような勢いが感じられないのと福井はここ数年勝ち点をもぎ取る力がわずかではあるものの落ちている気がするんですよね……どちらが上回るかと考えるとつくば→和歌山だと思います。

●ワイルドカード:ワイヴァン
ワイヴァンですね……個人的には「4番目に強いチーム」ではなく「負けや引き分けを引きずらず勝ち点と得失点をむしり取れる」チームだと認識してます。負けは最小失点、勝負が決しても点を取り続けられるというと……2位予想3チームの中では勢いのあるワイヴァンが近いのではないでしょうか?死の組で徳島が勝ち点6+得失点を稼ぐことは困難でしょうし、和歌山もワイヴァンより大量得点ができるチームではないように感じます。

最後にですが、チームももちろんですけどレフェリー、運営スタッフもこの試合にかける想いはかなり大きいです。この日のために当時の僕も相当追い込みました。一戦一戦が命懸けの地域CL、大会に関わられる全ての方がやり切ったと思える大会になるようご武運をお祈りします。

宇都宮徹壱氏の見解。

皆さん、ご無沙汰しております。今年は、ここ10年のJリーグ取材の集大成となる新著の取材と執筆で、ほとんど地域リーグは見ておりません。今年の予想の判断材料は全社の試合内容、そしてそこで集めてきた情報のみに依拠することとなります。提示できる情報も少ないため、短めの予想となることをご容赦ください。

●Aグループ:栃木→都農
最も潰しあいの匂いが漂うこのグループ。関東、四国、九州のチャンピオンの間に割ってきたのは、全社懸けにもかかわらず1回戦で敗れ、百年構想クラブという「保険」で復活した栃木。しかも決勝ラウンドの会場も栃木。ということを考えると、本来のポテンシャルに加えて、モチベーションの面でも彼らが頭ひとつ分ほど抜けていると判断しました。
その栃木に追いすがるのが都農。今年の全社では、準々決勝まで存在感を示した九州勢ですが、最も可能性と勢いが感じられたのが彼らでした。徳島は全社がピークと予想。市原は延岡との全社1回戦での応用力のなさで推せませんでした。

●Bグループ:刈谷→福山
東海リーグでは2位ながらも、全社で優勝した刈谷。全社に出場しなかった弘前。そして全社でまったくいいところを見せられなかったwyvernと福山。刈谷が全社の勢いそのまま1位抜け、というのはすぐに予想できたのですが、2位の決め手がなかなか見えてこないのが悩ましいグループです。
ここは指揮官の経験値ということを重視して、上野展裕監督率いる福山を推したいと思います。もちろん、ツエーゲン金沢を昇格させた2009年とは状況は異なります。が、その間に指揮官の引き出しは増えてしますので、チームうまく機能すれば2位には食い込めると予想します。

●Cグループ:和歌山→つくば
関西を制して全社でも準優勝の和歌山に、全社枠で出場権を得たつくばが1位・2位となると予想します。全社1回戦敗退のBTOPは、草刈り場にはならないものの決勝ラウンド進出には力が足りず。福井は全社に出場していないので見ていませんが、ポジティブな話題が聞こえてこないので選外としました。

●ワイルドカード:つくば
2強が際立つグループから、ということでCのつくばと予想します。

徳島サポ・ナカヲ氏の見解。

ようやく観戦制限がほとんどなくなり、観戦する試合を自由に選べる喜びを満喫しております。おかげさまで今年も無事に全国9地域の1部リーグを1試合以上観戦====ThisIsTheErrorMessege====できました。今回の地域CLに出場するチームは半分しか現地観戦できていませんが、リーグのレベルはある程度掴めた気がしますので、予想に活かせたらいいなあと思っております。

●Aグループ:都農→市原
ここは難しいグループになりましたね。正直どこが1位になっても納得できるし、どこが最下位になっても驚かないです。まったく予想ができません。と言うわけにもいかないのでえいや!と予想を捻り出しました。 ヴェロスクロノス都農は九州リーグを18試合でわずか6失点という堅守で5年ぶりに制し、全社枠で出場した昨年に続いての地域CL出場。全社では準々決勝で和歌山に0-1で敗れて昨年に続いてのベスト4入りはなりませんでしたが、3連戦のシミュレーションはバッチリ。宮崎県開催という地の利もあり、万全の状態でライバルたちを迎え撃てます。
VONDS市原FCは関東リーグで4年ぶりの優勝を飾り、久しぶりにこの舞台へ帰ってきました。18試合で8失点というのは関東のレベルを考えたら驚異的な堅守で、全社では1回戦でFC延岡AGATAに0-2で敗れたものの、後半早々に退場者を出しながらATに入るまで無失点だったのは評価に値します。ただ、その退場により初日の都農戦にDF篠原が出られないのがネックで、それを踏まえて都農を1位、市原を2位に予想しました。 5年連続出場となるFC徳島は、優勝した四国リーグでは3つの引き分けがあり、最終節まで優勝を決められませんでしたが、全社ではクラブ史上最高の3位に入り、5連戦で全国レベルの経験値を手に入れつつ選手層の底上げも図れました。四国のレベルを考えたらリーグをぶっちぎらないと地域CLでは勝てない、という意見もわかるのですが、四国ではMF出岡におんぶに抱っこだった攻撃陣から、全社で得点王に輝いたFW野村という新たなスターが誕生したのは大きいです。羽地ヘッドコーチはもちろん、DF石川、DF姫田と徳島ヴォルティスのアカデミーで育った選手たちの活躍も楽しみなのですが、サッカーのスタイル的に都農や市原とは相性が悪そうなので上位予想から外しました。正直、このグループでなければ上位に推していましたね。くじ運……(苦笑)。
最後に、徳島の全社ベスト4進出のおかげで百年構想クラブの年会費を有意義な支出にできた栃木シティFCですが、関東リーグで市原に勝ち点差10をつけられての2位。市原との直接対決は2戦2敗。勝負駆けの全社では1回戦で九州リーグ3位のジェイリースFCにわずかシュート4本に抑えられての完封負け。所属選手のネームバリューの割には結果が出ていません。一度は死んだ身、失うものは何もないという開き直りが良い方向へ転がることもあり得ますが、私はそこまで勝負師ではないので上位予想からは外します。それとは別に、徳島ヴォルティスジュニアユース出身のMF表原がFC徳島の徳島県出身者たちと対戦するのがとても楽しみです。

●Bグループ:福山→刈谷
このグループは全チームをリーグ戦や全社予選、全社本大会で見ているので、力関係は一番わかっているつもりです(予想が当たるとは言っていません)。
まず、中国リーグを連覇した福山シティFCですが、リーグ戦は18戦全勝、総失点わずか6、2位との勝ち点差14と圧倒的な強さを見せました。しかし全社では1回戦で関東リーグ4位の東邦チタニウムにわずかシュート4本に抑えられて0-1で敗れ、昨年に続いて今年も全国レベルの相手との3連戦を経験できませんでした。ただ、初出場だった昨年からクラブとしての経験値は確実に積み上がっていること、そしてリーグ得点王に輝いた絶対的エースのFW高橋佳がブランデュー弘前FC時代にゴールを量産した東北地方での開催であることなどを考慮して、消去法で1位に挙げました。
次に、昨年のファイナリストで今年の全社王者に輝いたFC刈谷ですが、東海リーグではwyvernに勝ち点差1の2位。直接対決で1分1敗と負け越したのと前半戦での引き分け続きが響きました。しかし8月以降は6連勝でリーグを終えると、勝負駆けの全社で見事に優勝を飾り、底力を見せつけました。ただ、全社の2回戦はATに2点を奪っての逆転勝ち、準決勝と決勝はいずれもビハインドから追いついてのPK勝ちで、粘り強いとも言えますが、すんなり勝っているわけではないのが気になるところ。福山との直接対決だけを考えると、サッカーの相性的に上へ行きそうな気もしますが、リーグ戦終盤から全社にピークを持って行かざるを得なかった影響が地域CLに出てしまうのではないかという懸念もあり、2位予想にしました。
その刈谷を抑えて東海リーグ1部初昇格で初優勝を飾ったwyvernは、リーグ戦では10勝4分の無敗。全社では1回戦で関西リーグ4位の守山侍2000相手に後半ATのラストプレーで追いついてPK勝ちしたものの、2回戦では都農に0-2で敗れました。私は9月と10月に観戦したのですが、スコアの割には内容が良くないというか、攻守両面で強度が足りない印象が強かったので、経験の部分も含めて評価を下げました。ただ、刈谷には相性がいいようなので、最終日の直接対決は楽しみですね。
最後に地元・東北リーグの覇者であるブランデュー弘前FCは、2位のコバルトーレ女川と同勝ち点で並びましたが、得失点差で上回って3年ぶりの優勝を勝ち取りました。女川には直接対決で1勝1分と勝ち越しましたが、全社予選ではPK戦で敗れており、その女川が全社の1回戦で四国リーグ3位のKUFC南国と後半ATまで0-0という接戦を演じているところを見ると、弘前に対しても高い評価は与えづらいです。個人的には徳島ヴォルティスジュニアユース出身のGK河野の活躍を楽しみにしています。

●Cグループ:和歌山→北海道
このグループの予想は、1位こそすんなり決まりましたが、2位をどうするかでかなり悩みました。
まず、1位予想は開催地・関西の覇者アルテリーヴォ和歌山。得点はリーグ最多、失点は最少、2位に勝ち点差6をつけて堂々の2連覇でした。全社でも決勝では刈谷にPK戦で敗れたものの、そこまでの4試合はすべて80分で勝利。大差の勝利はないものの、勝ち切れる強さを備えたチームに仕上がっています。全社では和歌山以外の関西勢も全国の強豪と互角の勝負を繰り広げ(3チームがPK戦で敗退)、リーグ自体のレベルの高さを感じさせましたが、そのリーグで頭ひとつ抜けた成績を残したこと、そして海津監督の実績も踏まえ、1位通過の最有力候補と見て間違いないでしょう。
2位には迷った末、北海道リーグを2連覇したBTOP北海道を推します。リーグでは北海道十勝スカイアースとの最終節直接対決で1-3から3点を奪って逆転、終盤に2人の退場者を出しながらも何とか逃げ切って勝ち点で並び、下位チームから稼いだ得失点差がモノを言って逆転優勝を飾りました。その2人の退場による出場停止が響き、全社は1回戦で関西リーグ6位のFC BASARA HYOGOに2-3と競り負けましたが、全社の1週間前に行われた鹿児島国体では北海道成年男子チームで3位決定戦までの4連戦====ThisIsTheErrorMessege====を戦っており、連戦のシミュレーションはできているはず。出場時間は短いかもしれませんが、徳島ヴォルティスジュニアユース出身のMF中尾の活躍にも期待したいです。
全社枠で出場のジョイフル本田つくばFCは関東リーグの5位。リーグでは白星と黒星の数が同じで、得失点差はマイナスでした。しかし全社では女川やジェイリースといった勝負駆けの強豪を連破して準決勝へ進出。刈谷にPK戦で敗れて決勝進出はなりませんでしたが、10年ぶりの地域CL出場を決めました。関東勢は昨年、ブリオベッカ浦安が負け越しのリーグ6位から全社枠で地域CLに出場するとそのままJFLまで駆け上がった実績があり、その再現の可能性も十分にありそうです。
最後に北信越リーグを2年ぶりに制した福井ユナイテッドFCですが、リーグ戦は2位のJAPANサッカーカレッジに勝ち点差4をつけての優勝でした。ただ、昨年の覇者アルティスタ浅間には1分1敗と勝てなかったこと、また天皇杯では1回戦でCento Cuore HARIMAに0-1で敗れ、全社は代表決定戦でNUHW FCにPK戦で敗れて本大会への出場を逃すなど、全国レベルで勝てていないことは懸念材料と言えます。試合会場の彦根に最も近いという地の利を活かし、サウルコス福井が初めて地域決勝に出場してから実に11年の歳月を経ての悲願達成へ向け、頑張ってほしいです。

●ワイルドカード:刈谷
まず、実力伯仲のAはある程度星の潰し合いになると思うのでワイルドカードは出にくいかと思います。Cも2位争いが混戦になる可能性が高いので6取れるチームが出るかどうか。その点、Bはもし刈谷と福山が引き分ければともに7の可能性があり、どちらかが勝ったとしても負けた方が6取れる可能性は低くないと見ました。あとは刈谷のここ一番のしぶとさに賭けます。

Kyuリーグウォッチャー・海松氏の見解。

今年もお招きいただきありがとうございます。最近『箱推し』という単語を覚えた海松です。ここでもKyuリーグ箱推しと名乗ろうかと思ったのですが、「リーグの中でも福岡に近いチームほど好き」なので語弊があるなと思って止めました。北部九州勢はもっとKyuに上がってきてください。

今は佐賀全社ロスが深刻です……。福岡在住の私にとって近隣県全てで全社が開催されてしまった====ThisIsTheErrorMessege====ことを意味するので。次に近場で全社が見れるのは15~20年後の福岡開催?3年後の宮崎全社も6年後の石見全社も遠隔地だしなあ...そもそもそれまで全社というシステムが残っているのでしょうか。

●Aグループ:都農→徳島
今年の九州3強(都農・延岡・ジェイリース)に力の差はほとんどないという認識なのですが、その3強に全社初戦で敗れた市原・栃木に対し、3回戦で延岡に勝った徳島という結果を見る限り、徳島を優勢とするしかないかなと。
市原は強豪ひしめく関東で2位に勝点10差、18試合で失点8という圧巻の成績を評価しないわけにはいかないのですが、それを覆したくなるほど全社延岡戦の内容がいまいちで。前半から押されっぱなし⇒後半早々に数的不利という状況で後半ATまでゴールを割らせないあたりは流石なんですけどね。CB篠原は暴言で退場になっていますが、配信では暴言と同時に相手を蹴りにいってるようにも見え、果たして出場停止が1試合で済むのかどうか。
栃木は直近5試合が1勝1分3敗と振るわず。全社ジェイリース戦は内容自体はまずまずでしたが、ATに入ってもパワープレーに入らず、愚直にサイドから放り込むばかりで「勝つためならなんでもする」姿勢が欠如していて印象が悪いです。シーズンダブルを食らっている市原と同組となってしまったのも厳しいところ。とはいえ決勝ラウンドが栃木なのでここは絶対落としたく無いでしょうが。
徳島は四国リーグで3分・失点11と評価しづらい成績だったのですが、全社は健闘。3回戦では延岡相手に脚を残して勝ちきり、スタミナも文句なしというところを見せました。FW登録なのに全社ではCBで出続けた山原の安定っぷりが印象強いです。しかし「出岡を無力化されると攻撃力が著しく落ちる」ことを3決でつくばが証明。石津や野村だけで点が取れればいいのですが。
都農は私が観戦した前期延岡戦だけ敗れたものの、後期は無敗・失点2という内容で三つ巴の争いから抜け出しました。全社ではワイヴァン・和歌山とリーグ覇者相手に3連戦を経験でき、内容も申し分なし。昨年までは大竹と曽我部に過度な負担がかかっている状態でしたが、鮫島と宮尾の加入で中盤の構成に自由度が生まれたことが大きいです。ホームだし常に第1試合だし、初戦を取ればそのまま行けるのではないかと。

●Bグループ:刈谷→弘前
全社では5試合をほぼ固定メンバーで戦いながらも最後まで走り勝つという離れ業を演じた刈谷。全社枠獲得後の準決・決勝もスタイルを変えず、サブメンバーもオプション的な布陣も一切試さなかったためにスカウティング班からはバレバレという状態ですが、この組なら抜けられるかな。実は今季90分負けが1試合しかない====ThisIsTheErrorMessege====という粘り強さも効いてくると見ます。
松江シティ以来の中国リーグ全勝優勝を果たした福山ですが、下関戦観戦時は昇格候補に挙げられるほどの飛び抜けた強さは感じず。なにより2年連続で全社を活用できなかったのは痛すぎます。しかも昨年の「HT5枚替え」のような戦略もなく、シンプルに東チタに力負け。中国リーグのレベルってそんなに低かったっけと疑問に思ったのですが、そういえば今年から各県との入替が2⇒1.5枠に減るそうで……これ以上レベルを落としたくないという現れでしょうかね。あと福山サポにはもうちょっとローカル色か独自色のあるチャントを作ってほしいです。曲も歌詞も無味乾燥で全く頭に残らないのは観戦してて楽しくない。
弘前は地域CL出場4回目なのに未だ全社に出たことが無い不思議なチーム。「なんで毎度毎度全社予選で女川と同組にすんねん」と過去の記録を紐解いていたら、女川に敗れての予選敗退は2014年以来だそうで、思い込みって怖いですね。リーグでは9月のガンジュ戦でよもやの敗戦もあり、後期だけで6失点といまいち。ただ上位相手にも打ち勝ってきた爆発力を買って2位とします。
ワイヴァンは全社3回戦以降で見れるだろうと高を括っていたんですがね……和歌山東ユナ戦を配信していた兵庫県社会人連盟の方々と「守山侍勝っちゃうぞ」と湧きながら会場を覗き込むだけで終わりました。2回戦の都農戦も力負けといった様相で、なぜ東海を無敗で駆け抜けたのか謎です。リーグでは最下位の岐阜セカに2分したり、対刈谷以外の上位戦6試合で全て失点していたりと、「無敗優勝・最多得点・最少失点」なのに強さを感じきれないスコアが並んでいます。果たして3日目の刈谷ダービーまで通過可能性が残っているかどうか。

●Cグループ:和歌山→つくば
和歌山は昨年同様、全社で各選手に連戦を経験させつつも満遍なく出場機会を与え、これ以上ないほど全社を活用。それでいて準決勝までの4試合を80分で勝ちきることができている、完成度の高いチームです。GK磯部のド安定っぷりも好印象。その磯部は11/3の高砂戦に右SBで出場していて目が点になったのですが、これも非常時を見据えてのものなのでしょうか。ウィークポイントは得点力の乏しさ。リーグでは14試合で22点に留まり、国体では川副鹿島連合をシュート2本に抑えながらウノゼロ負け。全社もロースコアの勝ち上がりでした。ひとつでも勝ちきれずにワイルドカード争いになってしまったら大変ですが、海津監督は全く恐れておられないのでしょうね。
福井はリーグ戦で学生相手に着実に勝ちを重ねたものの、浅間に1分1敗・新庄に2分と社会人相手に勝ち切れず。天皇杯もハリマに敗れて経験値積めず全社も出れずでは評価のしようがないというか……。リーグ終了後にGKを補強せざるを得ない状態というのも気がかり。ポジ要素は和歌山よりもホームアドバンテージがあることでしょうか。
BTOPは全社前週の鹿児島国体で4連戦を経験。さすがに2週続けて九州の地で連戦しまくるわけにもいかなかったか、全社は少しメンバー落としたように見えました。道リーグでは圧巻の100得点も、対十勝以外の14試合で7失点というのは多すぎますし、福井と同じく国体後にGKを緊急補強した点も気になります。リーグ最終節→国体→全社と撃ち合い上等のゲームが多く、全社で固い守りを見せていた和歌山・つくばには分が悪いと見ます。
つくばは相手のミスを逃さずゴールに繋げて全社枠を獲得。寄せの早さとサイドからの突破は魅力で、特に右の鍬田と山崎のコンビがめちゃ怖。ただ高さに恵まれないこともあってか得点力はいまひとつで、今季の公式戦ではPK負けを含めて10敗もしてるんですよね。いいサッカーするんですが全社4強の中では一番勝ち上がりにラックがあったかなという印象が拭えず...リーグ戦の不振を打ち消すほど全社で勢いをつけたかと言われると微妙。ただこの組なら2位は取れそうです。

●ワイルドカード:つくば
福井とBTOPの守備を考えるとCグループが一番得点を稼げるか。和歌山がつくばに勝ちきれずに勝ち点7で並ぶ展開となれば「つくば⇒和歌山」のほうがありそうですが。

さて、こうやって予想を立てたはいいものの、JFL入替戦の相手は沖縄SVが濃厚====ThisIsTheErrorMessege====なんですよね。Kyuリーグがまた昨年のようなカオスに戻ってほしくはないので、昇格は1チームだけor九州勢同士の入替戦でお願いします。

無料試合のS氏の見解。

毎度でございます。5年前に5つ当てて冠を戴いた後は4年間で僅か5ポイントの低空飛行。ここまできたら今回も多くは望みません。0ポイントでもよい、2位を1つ当てればよい、そう、ワイルドカードを……

●Aグループ:都農→徳島

  • 都農…1試合観戦:1勝(厚木)
    例年に比べ出入りが少なく継続したチーム作りができている印象。守備はリーグMVP柳田健太を中心にリーグで失点6と安定。前線は10番中村亮が輝きを放ち、ベテラン谷口堅三も健在。
  • V市原…未観戦
    攻撃力の高いチームが揃った関東1部では破格とも言える失点8は布監督の指導の賜物か。渡辺広大が元気そうなのは嬉しい限り。ベテランが多く、全社で連戦の耐久性を上げられなかったのはやや心残りか?
  • 栃木C…5試合観戦:2勝(東国大FC、東京23)、1分(東国大FC)、2敗(南葛、ジェイリース)
    4対2で勝つサッカー(と勝手に思っている)はハマれば最高なのだが…夏場にIH加藤カレッティ丈が帰国(豪州)後やや調子を落としている感じ。戸島章がどれだけ稼働できるかがカギか。
  • FC徳島…2試合観戦:2勝(十勝、延岡)
    全社3位はここ数年の積み上げの成果か。姫田耕大、近藤蔵波の加入でより中盤が安定。(全社で試したのかもしれないが)堅陣に貢献したFW登録のCB山原慧也も好印象。
今年のFC徳島は決してアウトサイダーではなく、間違いなく死の組と言えます。栃木在住として栃木Cを推したいのは山々なのですが……波に乗るという意味では苦手V市原戦を最終日に残しているのは救いでしょうか。お願いだから田中パウロ淳一は右ワイド固定でお願いします!展望に戻って、正直根拠はありませんが初日で勝った方が勢いを3日目持続しそうな気がします。地元の利を活かせる都農、ハイリスクの栃木Cに噛み合わせがよさそうかつ全社力を備えるFC徳島が行きそうな予感(外れていいんですよ……関東の共倒れは忍びないし、吉野川市上桜はまだ塗ってないし……)

●Bグループ:刈谷→弘前

  • 刈谷…1試合観戦:1勝(KMG)
    誰だ麻雀サッカーって言ったの?====ThisIsTheErrorMessege====去年のチーム刷新から積み上がって実に好チームになっている(今井雅隆監督が育てたのは誇らしい!)。特に齋藤雅之、尾﨑僚を中心とした2列目の破壊力は強烈。
  • 弘前…1試合観戦:1分(女川)
    昨年のメンバーが相当残り攻撃サッカーを熟成させてきた。一方で女川から戻ってきた眞口幸太が中盤に安定をもたらし、左ワイドのルーキー板橋幸大は突破力でスパイスを加える。全社不出場がどう響くか?
  • 福山…1試合観戦:1勝(いわみ)
    唯一のリーグ全勝も上位陣には苦戦の印象。元・弘前のゴールマシン高橋佳がここでも得点王獲得。ただ全社で去年に引き続き初戦敗退、天皇杯も逃し全国レベルの経験を積めなかったのは大きいか。
  • wyvern…1試合観戦:1分(岐阜S)
    観た試合は岐阜Sとの相性もあるのか、無敗でリーグを駆け抜けたことが信じがたい出来。重鎮・津田知宏を筆頭に面子は納得のレベル。やはり全社で全国レベルをもう少し感じ取りたかったが……
各チーム1試合づつ観た感想だけなら刈谷一択。リーグ14試合で27得点しか取れなかったわけで何かしらの問題点は抱えてると見るべきなのでしょうが…やはり全社力も加味して刈谷を推さざるをえません。逆に連戦耐性を高められなかった3チームですが、やや年齢層の高いwyvernが刈谷と当たる最終日までに勝ち点をどれだけ積めるかがカギになりそうです。初日の福山-wyvernで疲弊した両チームをしり目に初戦で苦しんだ弘前が開き直ってスルスルと……という展開がありそうな……(なおエヴォルヴィンを塗ってないので以下略)

●Cグループ:和歌山→つくば

  • 和歌山…2試合観戦:1勝(B兵庫)、1敗(関西大)
    とにかく堅実に勝ち点を積み上げた印象。リーグでの得点は少ないがエース北野純也を筆頭に最古参・堀野翔、高知の顔だった田口遼など攻撃陣にタレント豊富。全社では難敵をことごとく倒し実質優勝タイ。
  • 福井…未観戦
    上位陣にはかなり苦戦した印象。押谷祐樹、大石治寿、北脇健慈と言った元J組が加入した割に得点は多くなく、特に大石や金村賢志郎が無得点で終わったのと、やはり全社の場を踏めなかったのは誤算か。
  • つくば…未観戦
    結果は5位だが天下のエスペルール====ThisIsTheErrorMessege====適用で勝ち点-1のため実質4位(と言っても9位東京23と勝ち点差4とヒヤリものだが)。しかし全社で快進撃し地域CLキップ獲得。MF青木竣の得点力が光る。
  • 北海道…未観戦
    唯一のリーグ3桁得点、中盤の要・本塚聖也がその1/4以上を叩き出しているのが意外。前線は去年の枝本、上米良、轡田などのタレントがごっそり抜けた分小粒感は否めないが……
3チーム未観戦(よりによって関東1部・2部で学生チームを除き唯2つだけ観ていない所が2つとも出てくるとは…)によりもはや直感と全社力を信じるのみです。やはり今の北信越リーグであの面子で無双できない福井と(観てないので)プラスイメージが湧きづらい北海道は推せないなあ……

●ワイルドカード:つくば
弘前と言いたかったのですが……2位が勝ち点6を取れる可能性が一番高いのはグループCと感じます。勝ち点7が出たらもう知らん……

というわけで全グループとも1枠を1位にしてみました。他の識者の予想について、今回は1位予想は比較的被りそうな、2位予想はパカッと割れそうな気がします。誰かしらWCが当たるチャンスではないでしょうか。
基本的に土日で2会場を巡るスタイルなのですが、今回は土曜彦根(今年未見が3チームあるので)→日曜宮崎(こんな予想をしておきつつも栃木Cの逆襲を願って……)で各チームの奮闘を見届けようと思います。


続きは次の雑文で。

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