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travelnotes : domestic
2019沖縄(2)
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9月1日

ホテルで朝食をいただいて、出発。歩いて行ける距離に那覇バスターミナルがある。前回、那覇を訪れた際はバスターミナルは工事中だったけど、立派なのが出来上がっていた。沖縄っぽさは少々薄くなったけどね。
バスで1時間、垣花で降りる。案内看板はすぐに見つかった。集落の中をうねうねと歩いて数分。強烈な坂道を気をつけながら降りて、垣花樋川に着いた。

かきのはなひーじゃーと読む。わかりやすく言えば湧水池だ。日本の名水百選・最南端だそうだ。ぼくとじゃからんの重チェック番組『こころ旅とうちゃこ』で紹介されて、「とにかく一度は行く」と決めていた。決して、おきなわオキナワしているスポットではない。無理して文字にするなら、Paradiso。はらいそ。パラダイスではなく。ぼくは写真を何枚か撮ったけれど、撮っていて「ここの魅力は写真では伝わらない」と思った。おそらく動画でも伝わらない。池の淵にいると、水が流れ落ちる音が周囲からからみついて来る感覚は、カラダの全感覚をその場に置かないとわからない。

さて、百名からバスで富里まで移動だ。時間は調べておいたから大丈夫……と、上り下りがキツかったけど歩いて10分くらいで「百名入口」バス停。時刻表を見る。あれ?ない?調べておいたバスが、ない?沖縄のバス停は時刻表がイタズラで剥がされているところもあって、きっとそうだと思いながらも心配になってくる……もしかして「百名入口」じゃなくて「百名」だったか?で、「百名」から乗る予定のバスは「百名入口」を通らないとか?ちょっとがんばって歩こう。ひとつ先のバス停が「百名」だ。時刻表を見る。あれ?ない?調べておいたバスが、ない?どうなってんの?もうわかんない。わけわかんない。精神的肉体的にも疲れてきた。しばらく待ってみて、ヤバくなったらタクシー呼ぼう……と心が折れていると、

げろんっ!(「ろ」に強いアクセントを)
げろんげろんげろんげろんげろんげろんげろんげろんげろんげろんげろんげろん

と、聞き覚えはあるけど最近はほとんど聴かない古い古いバスのエンジン音。なんだなんだ?と音のする方を視ると、現われたのは「モノコックぅ?」。そいつは百名始発の那覇行きらしい。スマホで撮る余裕はなく、デジカメで何枚か残すしかなかった。
帰宅後にネットで調べると、こいつはなんと、いまは2台しかない730バス====ThisIsTheErrorMessege====の生き残り。老朽化が進んで壊れやすいが動かさないとダメになってしまうので、日曜の午前中だけ動かしているんだと。ぼくは何も知らずに、そいつにめぐり合ってしまったのだ。なんという、なんという僥倖。しかし、路線バスとしては現存するのは4台だけという話だけど、1年のうちにそのうち2台にそれ目当てでその街を訪れたのではないのにめぐり合ってしまうとは。バスの時間を間違えていてよかったよ。百名まで歩いてよかったよ。すぐにタクシーを呼ばなくてよかったよ。うまく行かないことが思わぬ幸運の入口に手を掛けることだってある。

タクシーで南城陸上へ。迎車料金を取られなかったし、メーター運賃からなぜか1割引だった。なぜかな。試合開始に間に合ってよかった。

九州L
海邦銀行 1-0 九州三菱自動車

ぼくは、14年前に那覇奥武山で九州リーグ・沖縄かりゆしvs海邦銀行を観た時に、海銀の関係者から譲ってもらった海邦銀行サッカークラブTシャツを着ていった。そりゃ、海銀を観るんだからね。
すると、試合が始まって少しすると海銀SCのTシャツを着た十数人の若者が到着。どう視たって、銀行の職員。動員かな(笑)。しかし、彼らが着ているTシャツはぼくのものと違う。デザインが変わっているのだ。逆に言うと、ぼくのTシャツはある意味でヴィンテージもの、なのかも。お嬢さんが、ペットボトルのお茶を1本持ってきてくれた。間違いなくぼくはクラブのOBだと思われたな(笑)。

しかし、面白い試合だった……じゃないな、面白い試合環境だった。まず、海銀の監督さんが吼える。まあ、吼える吼える。おそらく90分で1度もベンチに戻っていない。テクニカルエリアに出っ放しで、選手に罵倒ともいえる叱咤を飛ばす。「おい!先週の動きと全然違うじゃねーか!」とか、こと細かに罵倒……じゃない叱咤(笑)。一方、ぼくにペット茶をご馳走してくれた応援団……は、ホントに応援団なのか?前半30分くらいかな?始めるかぁー……と「海邦の男な〜ら〜、気持ちを見〜せろ〜」と歌ったけれど、前半に歌ったのはおそらくその1回だけ(笑)。後半になっても、声出ししたのは1回か2回。持ってきた太鼓もほとんど打たないし、パコパコメガホンを全員に配ることもしないし、いいのか?ここまでやる気を見せなくていいのか?

試合は、後半なかばに海銀が「あ、いただいちゃった、てへぺろ♪」なPKをゲットして、それが先制点。九州三菱の選手が笛が鳴った瞬間に「ない!ないない!ないないないないない!」と主審に詰め寄ってたけどね。これで海銀はおそらく残留出来るだろう。いやあ、しぶとい。逆に九州三菱は待ったなしだ。


歩いて数分で富里バス停から那覇へ。このバスが与那原を通るのなら、予定を変更してそこで降りて与那原駅跡====ThisIsTheErrorMessege====を観ていこうと思ってたんだけど、そっちは経由しない模様。だったら、予定通りにAサイン====ThisIsTheErrorMessege====・レストランに行こう。
目的の店は旧市街にある。バスセンターまで行くとわけわからなくなるので、県庁南口で降りて、パレットくもじ前から三重城行きのバスで。

何回か沖縄を訪問したひとは、国際通りだけじゃなく、一度は旧市街の訪問をお勧めしたい。ほとんどまったく観光客にシフトしていない風情。那覇のソープ街もこちら側だ。
Aサイン・レストランの1つ、『ジャッキーステーキハウス』へ。深夜までやっているせいか、金曜夜は70分待ちだったそうな。でも、日曜の午後3時前なら……と期待していたら大正解。表示は15分待ちだったけれど10分くらいでテーブルに案内された。せっかくだ、一番高いテンダーロインの250gミディアムレアにライス大盛り。出てきたスープはめちゃくちゃ塩辛くて、これがデフォなの?と、ちょっとびっくり。

空港までバスで移動。今回の沖縄旅行では1回も単軌を利用しなかった。ちょろっと土産を買って、18時発の常滑行に。待合ロビーで岐阜隊の宮田社長と会ったので、心に溜めていた「宮田さんにぶつけたいこと」をここぞとばかりに1%も話しませんでした(笑)。ほら、いいオトナですから。那覇に18時までいて、終バスより早いバスに乗って帰宅出来るとは。便利な時代だよホントに。

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