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福井全社(前編)
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2017年10月14日

今年も全社の季節です。福井開催だから、自宅を初バスで出ても間に合う。ありがたやありがたや。
丸岡まで行けばタクシーもいるだろうけど、春江の方が近そうだし岐阜からの運賃も若干安いのでそっちにしたら案の定タクシーは不在。でもこんなの想定内さあ~と電話でタクシーを呼ぶと「いま混んでるんで15分くらいかかるかと……」へ?いやあ、坂井市のタクシーは全社特需か?『同類』(笑)のアインサポさんの女性と割り勘便乗で会場へ。試合開始前に着けたからOKです。

1回戦
アルテリーヴォ和歌山 2-1 ヴェルフェたかはら那須

序盤、那須がペースをつかんで惜しいシーンを多く作る。あれ、和歌山はどうしちゃったのかな?と思ったけれど、「様子見」だったのかもしれない。「うんわかった、那須はこう来るのね」。前半途中からは和歌山のターン。試合結果は納得。突出した強さはないけれど、バランスいいなあという感じ。那須は最後に高秀センセ====ThisIsTheErrorMessege====が登場。キレはまだまだ衰えずといったところか。

丸岡の『おふるまい』

すっかり定着した感のある、開催地の郷土料理の「お振る舞い」、丸岡会場は『越前そば』。ふんだんに蕎麦粉が溶け込んだ大釜……。ああっ、蕎麦湯っ!その蕎麦湯、ちょうだいっ!焼酎をその蕎麦湯で割って呑んだら最高だよ。間違いないよ。出された蕎麦も、これツナギはなんだろ、色からすると小麦粉じゃないような。しかし、めっさ旨いぞ。ぐぬぬぬぬ福井許せねえ、サウルコスはとっととJ2に上がってきやがれ(笑)。ダービーやろうぜダービー、温見峠ダービー====ThisIsTheErrorMessege====やろうぜ(笑)。

1回戦
テゲバジャーロ宮崎 1-0 FC伊勢志摩

九州1位と東海3位。順当なら順当な内容に順当な結果になるはず、なのだが。ボクシングなら10-9で伊勢志摩の判定勝ちだったろうね。火力はあるがスピードに欠ける重戦車師団に軽戦車中心の構成で挑む伊勢志摩機動部隊。黒森峰対継続高校か(笑)。テゲは、伊勢志摩でとにかく注意しないといけないFW溝田、MF大野と片田のスピードスター『青い3連星』の情報をまったく持っていないようだった。もしかしてノブリンは「自分達のサッカー病」を患いかけているかも。実際、テゲは『権利持ち』だからムキになってこの大会を奪いに行く必要はないのだけれど、だとするなら、昨今の「全社」という大会の傾向を読み間違えている。「全社」は自分達の立ち位置を知ることが出来るし、公式戦3連戦も経験出来る絶好の機会。少なくとも月曜までは福井にいるだけの心積もりをして来ないといけないのだけど、なんかそこまでの準備をしていないような気がした。試合は終了間際のデカモリシの一発でなんとか勝利するのだけど、これで目覚めないと日曜の和歌山戦は厳しいかもしれない。

アツいアツい分校長

さて、このテゲ-伊勢志摩戦でメインスタンドからアツくアツくピッチに声を出していた人物がいる。テゲサポでも伊勢志摩サポでもない。刈谷サポだ。
いまではある程度の市民権を得た『ダサンダー』という概念。====ThisIsTheErrorMessege====今季、一部の刈谷サポは潔いまでのダサンダーぶりを貫いている。まずは東海リーグ。鈴鹿との直接対決を制し、勝ち点でリードして1位で全日程を終了。しかし鈴鹿はまだ1試合を残しており、最終戦で勝てば逆転で鈴鹿が優勝だ。そこで刈谷サポは鈴鹿の最終戦の対戦相手である常葉浜松に仁義を切った上で、太鼓を持ち込み「ウルトラス常葉」になったというのだ。
そして、鈴鹿が勝って優勝を決めると、今度は鈴鹿が仕掛けた地域決勝応援のクラウドファンディングに私費10,000円を拠出してこれまた堂々と鈴鹿を応援。というのも、今回の「全社」で地域決勝の『全社枠』が2つ以下になると、持ち回り2位枠が発動して東海2位の刈谷が出場できるから。刈谷としては全社で『権利持ち』組になるべく好成績を残してもらう必要があったというわけだ。で、アニメ大好きな刈谷サポが打ち出したコピーが「ダサンダース大学付属高校赤襷分校」。====ThisIsTheErrorMessege====ようやるわ……と呆れるだろうか?いやいや、ぼくはスゴいことだと思う。
そんなだから、伊勢志摩戦でのテゲの不甲斐ない戦いぶりには「そんなんでベスト4に入れると思ってるのか!」と、ご立腹(笑)。でも、もう許す。ここまで福井全社を“愉しんでる”サポは、全社に参加いているチームのサポでもそうはいないよ。

1回戦
札大GP 1-3 サウルコス福井

スタンドには恐竜も登場し、知人の福井サポのご子息(1歳)がガチ泣きしたとかいう話も(笑)。地元開催ではあるが『権利持ち』だけあって、どことなく“お祭り”的な雰囲気は感じた。試合は順当に3-1で福井が勝つのだけど、いまの札大GPはノルブリッツの牙城を何度も脅かしたかつてのGPではない。====ThisIsTheErrorMessege====この試合で福井の戦闘力を測るのはむずかしいね。

試合が終わって、同類たちと無料シャトルバスで芦原温泉駅へ。途中、丸岡駅の近くも通るのだし、丸岡駅だって坂井市なんだから寄ってくれても……とは思うけれど、いやいやワガママ言っちゃいけません。無料シャトルバスがあるだけありがたいと思わなくちゃ。
芦原温泉駅前には『ちはやふる』のボードが。あれって大津だろ、石山坂本線でラッピング電車視たぞと思ったら芦原もそうなんだって。

福井の夜、のその前に

宿は鯖江だったので、宴の時間まで福井駅前を散策……って、えええええ?なにこのオシャレな建物。これが福井駅前だってのか冗談じゃねーよ!って、冗談じゃないのですねこれが。しかも以前が道路の上にごめんなさいって感じで載っかってただけの福鉄の駅====ThisIsTheErrorMessege====が省駅前に延伸して専用ホームまであって。なんだなんだなんなんだ。しかし、ここんとこ福鉄市内線は土曜の午後から日曜は工事運休で代行バス対応だそうで、電車が入ってくるところは視れなかった。まあ、もし視れたら理性を維持するのはむずかしかったかもしれん(笑)。

では、福井の夜

大抵は一部の仲間内で呑みに行くのだけど、今回は初めて『オフ会』というものに参加してみた。幹事さんは和歌山サポ。他に23、テゲ、いわき、などなどのサポ達が総勢で20人近いか。ぼくやS君のようなフリー系は少数かな。
さて鋳造もダサンダー(笑)。そこで『おしごと!』が少しでも売れてくれたらいいなあ、在庫いっぱい夢いっぱい。と5冊持って行ったのだけど、宴が始まる前にいきなり参加者さんがお持ちの『おしごと!』を持ってきて「表紙にサインしてください」と言われ狼狽(笑)。いつもは英字で書くサインを漢字で書いてしまったよ。この日にサイン入りの『おしごと!』を購入された皆さん、それ貴重品ですから(爆笑)。持参の5冊もサックリ売れてしまい「もっと持って来なさいよ」と叱られる。ぬかった!ぬかったあっ!(笑)
挨拶のような場を設けていただいたので、普段から思っている「全社」という大会への接し方について話させていただく。昨今の『鉄火場』な「全社」しか知らない方がほとんどになると、どうしても『権利持ち』とか『勝負駆け』とかのチームの試合に注目が行くのはしょうがない。そうなると、どちらでもないチームの戦いをないがしろにしがち。それはダメとまでは言わないけれど、もったいないよ、と。「全社」そのものを目標にしているチームだって、確かにあるのだ。

福井の夜は更けて

鯖江への移動は、せっかくなんで運転代行を利用してみよう。災害運休でない運転代行に乗るのは2度目。====ThisIsTheErrorMessege====
運転代行だから、当然バス停で乗車券を売る。売り子の女性職員さん、宴会に行く前と同じ方だったような……ちゃんと休憩は取ってますよね?(苦笑)。代行バスは田原町から花堂まで運転、ここで電車に乗り換える。====ThisIsTheErrorMessege====やって来たのは、岐阜で何度も乗った連接電車====ThisIsTheErrorMessege====だった。S君は水落で降り、ぼくは西鯖江で降りた。ちょっと呑み足りなかったのでコンビニで缶チューハイのショート缶と地酒『一本義』のワンカップを買って部屋呑みして沈没。

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