cyic.co.uk 吉田鋳造総合研究所
travelnotes : domestic
「17歳がやって来たヤァ!ヤァ!ヤァ!」な高知の地域決勝(2)
 home  index  prev next 

2015年11月22日

不思議と酒が残ってない。いつものヘパハイ・ダブル効果かな、やっぱりいい酒は朝が知っているのかな。いやいや、やはり要因は『女子高生との濃密な夜』でしょう。他に思い当たるフシがない(笑)。

朝風呂で酒抜いて、朝飯喰ってゆっくりして。高知の宿が取れなかったので昨夜は中村に泊まった(笑)====ThisIsTheErrorMessege====S君と、地域大好きガスサポ氏と女子高生と待ち合わせなんで歩いていくと、おやまああれは懐かしい「591」====ThisIsTheErrorMessege====ではないか。こんなところで再会出来るとは、嬉しいよ。
S君もやって来て、4人でバスに乗って、前日と同じスキームで春野陸上へ。前日の戦いぶりから鑑みると、基本的に今日「6-6-0-0」で決着====ThisIsTheErrorMessege====してしまう可能性が高い。もちろん、サッカーは何が起きるかわからない。3-0から後半の残り12分で4点奪われてしまうのがサッカーだ……って、野球も似た構造らしい====ThisIsTheErrorMessege====けどね(笑)。

地域決勝・決勝R
浦安 4-1 刈谷

やっぱり、浦安はこの中では別格だわ。前日の試合では「つないで崩す」「持って動かして崩す」だけで福井を凌駕したのだけど、この日はさらに「崩す前に『竹中行ってこい』で仕留める」まで披露してくれた。刈谷が「器じゃねえっ!器じゃねえよっ!よくぞウチなんかと勝負してくれたあぁーーっ!」と叫んでいる “哭きの竜”でのザコ雀士みたいに思えてきた。飯塚が倒されて得たPKを中野が決めていれば、多少のスパイスにはなったのかも知れないが……(苦笑)。

これで浦安は勝ち点6。最終勝ち点が6-6-6-0で3位になる可能性もあるけど、得失点差が+5あるからねー。でも、スタンドで第2試合を観ている都並さんに浮かれた様子はまったくなし。逆に、2連敗の刈谷としては浦安に3連勝してもらって「9-3-3-3」のドロドロ2位争いという展開しか可能性がない。となると、どうしても福井vs青森は福井寄りの『ダサンダー』モードになる。わざわざ塩まで買ってくるという念の入れよう(笑)。

地域決勝・決勝R
福井 0-1 青森

青森のいいところも悪いところも出た。福井は「ちょっと崩しにかかるとDFラインにギャップが出来る」青森の弱点をキチンと狙ってきてチャンスも作った。ただ、ただでさえ坂井がサスペンドで不在だったわけだし、総合火力で劣るのだから“一撃必殺”的に仕留めるところはキチンと仕留めないと。結局、セットプレーで失った1点を残されてしまう。
しかし、青森の攻撃を牽引する三田はホントにいい選手だ。法政を出てそのまま青森へ。法政といえば情報源はHITOMI奥様(笑)なのだが、あまり詳しい素性情報は上がってこない。すると、ぼくらの横にいた紳士が教えてくれた。「青森山田では柴崎岳とホットラインだった」とのこと。なぁ~る、納得。岳ちゃんは高校を出て鹿島に入って日本代表まで上り詰め、三田は進学して郷里に帰った、と。


これで「6-6-0-0」。見事に予想通りに2日目で昇格チームが決定してしまった。青森は地域決勝を“通過”した最北のクラブ====ThisIsTheErrorMessege====となった。岩手全社でテツブンを8-1ですみざりーんにしたところから始まった『全社経由地域決勝プロジェクト』は、見事にコンプしたわけだ。

敗退が決まった2チームには明確に不足している部分があった。刈谷に不足していたのは『火力』であり、これはクラブの体力もあるだろうから一概にネガティブになることも出来ない。それが現在の刈谷の“立ち位置”だ。しかし福井は違う。福井に不足していたのは『準備』だ。

第2試合、1点リードされた終盤。火力不足を補うには梅井を最前線に送り込んでの“大作戦”しかなかったはずだ。しかし、“大作戦”というのは、ただ大きな守備的選手を最前線に置くというものではない。梅井が競り勝って落としたボールをどう拾って2次攻撃に持っていくか。そのあたりの準備がまったくされてないように思えてならなかった。福井の強みである亀井のロングスローの際も、梅井は絶えずファーサイドでボールを待っていた。彼がニアに張ってヘッドですらすとかのオプションは用意してないように見えた。
初日の試合後に福井サポの友人は「チョキを研ぐだけじゃなく、せめてグーくらいは用意しろよ」と嘆いていたが、月曜に岐阜サポに上記の展開を話したら「それって、グーの用意がどうのよりチョキの研ぎ方が昨年より悪かっただけなんじゃ」と喝破してた。そうかもしれない。ぼくは、福井がマジで来季で上がる気なら佐野監督はチェンジするべき====ThisIsTheErrorMessege====だと思う。


浦安と青森の昇格が決まったところで、ぼくは勢いでスタンドの都並さんにトツを掛け、ど真ん中にストレートを投げ込んだ(笑)。「JFL、どこでやるんですか?」。浦安市陸は人工芝だ。しかも張ったばっかりのはず。都並さんはバタバタの中でも「JFLは人工芝じゃ出来ないから、いろいろ」と返事してくれた。ありがとうございます。
おそらく、かつての“りざりざ”のように千葉県を点々とするのだろう。しかし、浦安はリザーブチームではないし、マルヤスのように企業チームをベースにしているわけでもない。しかも浦安は千葉県の西端だから、仮に『の葉』でやるにしても成田中台でやるにしても東総でやるとしてもホームゲームの運営からしてかなりのストレスがかかる。ホームサポの動員の問題も出るだろう。さすがに張ったばかりの人工芝を天然に張り替える予算は市議会でも簡単には通せないでしょう。何年かは試行錯誤しないといけないかもしれない。

青森の昇格で、来季は全国リーグで「津軽南部ダービー」だ。これは行きたい。津軽vs南部は松本vs長野級の“対抗意識”を持ってる可能性がある。津軽人にも南部人にも友人がいるけど、どちらも「相手が何を言ってるのかわからない」と言う。ネガティブな意味じゃなくて『方言が通じない』という意味だけどね(笑)。
しかし、八戸は立場が微妙になった……かな。たしかに、既に“100年構想クラブ”にはなってる。しかし、県都にも全国リーグのクラブが出来た。ブランデュー弘前の存在があるので青森が『オール津軽』体勢を敷きにくいのはあるけど、県の公的補助を引っ張りやすいのはどう考えても青森の方だろう。仁義なき『消耗戦』になるかもね。ヘタすると“共倒れ”の可能性も。


運動公園中央のバス停は大行列だったので、1つ前のバス停まで歩くつもりが2つ前まで歩いてしまって(笑)、おかげで余裕で座ってはりまや橋まで。じゃからんから「持ってる旅行系死蔵資産はとにかく使いきったら処分しなさい、もう長くないんだから(笑)」と言われてるんで、DeSuCaを払い戻し。「現金との併用が出来ない」ってのは知らなかったよ。

で、高知駅まで歩いて、駅の食堂街でなんか喰って帰ろうと思ってたら「高知駅には食堂街なんてもんはない!」と判明して「びっくりしたぜよっ!」……申し訳ない(笑)。結局、蓮池町まで戻って食べ慣れたココイチでカレー喰って、帰りは順調に岡山→名古屋と乗り継いで帰ってきた。今度は『やくもの呪い』に引っかかることもなくて本当によかったです(笑)。

 top  prev next