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地域リーグ・コンプミッション2015【北海道編】
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北海道リーグもいい加減“未観戦”ピッチは少なくなってきた(笑)。今年は新得サホロというのがあるんだけど、日程調整的に観戦不可。だったら、「棚田の身長があと3センチ高かったら」の“あの試合”====ThisIsTheErrorMessege====以来の室蘭入江陸上に写真を撮りに行こう。23日の土曜に観戦して戻ってくれ翌日の日曜夜のの岐阜vs大宮で『岐大通』の配布も出来る……と思ってた。
23日の室蘭入江は朝10時から。前日入りしないと間に合わない。常滑→千歳の最終便でもOKなんで久しぶりにマイル切りで予約し、あとは職場に金曜日の時間年休申請。ところが、ぼくの職場は「祝日の多い月は時間年休は効率が著しく悪くなる」というちょっと変わった制度。だったら、初めから午後年休にしてしまおう。トラブルがあっても対応出来るし、なかったらとっとと常滑に行って空いている前の飛行機に札幌に行って呑むなり打つなり……

打つなり?

調べてみると、パ・リーグの公式戦「日本ハムvsソフトバンク」が午後6時から。札幌ドームではサッカー観戦しか経験がない。またしても例によってこの瞬間にアタマの中ですべての退路が閉まる音が聞こえた。よし、今年のプロ野球観戦ミッションはここだ。宿は千歳のままにしておいて、翌日に室蘭に向かえばいいわけだし。だいたい、旅行開始前のイベントはこの程度で終わるんだけど、今回は違った。
弘前からの帰り、小牧から名古屋市内に向かうバスの中でフェアスカイ・サポの知人から「来週の『岩見沢・東山陸上』が『岩見沢・岡山』に変更になるようです。室蘭協会の公式にも出ました」とのお報せ。岩見沢の岡山?ぼくが未観戦の、岡山?まさに鴨が鍋を背負ってネギ畑に案内してくれたような展開。すまぬ室蘭!ピッチが塗れるならそっちが優先だ。
急遽、金曜夜の宿を札幌市内に変更。しかし、問題は“無料試合のS君”だ。彼はまだ『岩見沢・東山陸上』が未観戦。この週末で観戦を予定している可能性は高い。なにせ、前回は「行ってみたら違っていた」と北海道協会の深遠な陰謀に見事にやられている====ThisIsTheErrorMessege====のだ。果たして、メールで連絡すると「俺は岩見沢に呪われているのか」との返事。あー……(苦笑)。「今回は行く前に判明しただけヨシとします」とは、ずいぶんとしっかりした免疫がついた模様。しかし、「もうしばらくは岩見沢はいいッス」とのホンネも(笑)。

2015年05月22日

午前中はしっかり仕事して、昼飯も喰わずに常滑機場へ。まずはさっくりと札幌行の予約を最終便から午後3時半の便に変更。これが済んでしまえばすることもない。昼飯はコンビニパスタで済ませ、あとはラウンジでビールを2杯(笑)。おかげで、千歳までは気持ちよく眠って行けましたとさ(笑)。 千歳からドームはバス。時間4本のバスにぎりぎり間に合った。「ドーム周辺は大変な渋滞で遅延が予想されます」なんて脅してくれたけど、まあ渋滞はしてたけどこれって夕方の市内渋滞みたいなもんでしょ?って感じで、2回裏に到着なら上等ですって。

パ・リーグ
日本ハム 6x-5 ソフトバンク

これが大谷君という名前のバケモノかあ……という風に感心して観ていました。コース、緩急、そしてコンビネーション。すべてにおいて「こりゃソフバンは打てんわ」って感じで。ソフバンの先発は攝津で、投手戦になるかなーと思ったけどなんとか耐えていた攝津が5回までに3失点。この日の大谷だったら完投は無理でも7回までは余裕で行けるだろうし、あとは継投に失敗しなきゃどうにでもなる……と、そりゃ思ったさ。実際、6回表まではそうだったんだから。こんだけのピッチングされたら、そりゃいくら打てても投手で使うだろうさ、って。
ところが、7回表になって球数が100球近くになると急にストライクとボールの差が酷くなったのが内野の上階席からでもわかるくらいに。ぼくは今宮を歩かせたところでチェンジだと思ったんだけど栗山さんは続投。結果、後続に連打を浴びて5失点。「仕様ですか?」ってくらいに正確に100球でコントロールが乱れるってのも“優秀な工業製品”の証なのかもしれないけど、だったら栗山監督もそれは知ってなきゃいけないはずだし、なんで続投させたんだろ。逆に、6回までは何も出来なかった大谷を打ち崩したんだから、ソフバンはこの試合は獲らないといけない。ところが、8回裏に4番を張る中田翔が同点ホームランと一振りできっちり仕事をして同点に。これは延長戦ですかい?と心配になったけど、9回裏にランナー1塁でエンドランかけたらレフトオーバーの2塁打になって1塁から一気に帰って日ハムのサヨナラ勝ち。そりゃ球場は大盛り上がり、おかげでぼくはダッシュで球場を出て白石行バスに乗れた。セントレアのラウンジでビール2杯、ドームでビール2杯。宿に入って、少し暑いなあ……とエアコンを視たら『暖房』設定でしたとさ。北海道、恐るべし。窓を開けられるだけ開けて轟沈。

2015年05月23日

白石から岩見沢まで行く。ホームにはいまでも“輓馬”の銅像がある。====ThisIsTheErrorMessege====ここからバスで三笠入口まで。岩見沢駅前の枯れっぷりは相当なもので、そんな中で中央バスが幾春別まで40分ヘッドで出してるってのも大したものだ。まあ、三笠市が補助金を結構出してるんだろうけど。バスを降りて10分も歩くと岡山スポーツフィールド。北電から離れたノルブリッツはユニのロゴというかフォントが変わった……かな?

北海道L
北蹴会 1-6 ノルブリッツ

運営は変わっても、ノルブリはノルブリでした。北蹴会とかが相手だと“やりたい放題”やってくるね。センターにフィジカルの強い17番がいて、左右から6番と8番が面白いように仕掛けてくる。こう言っちゃナンだけど、地域決勝が「降りていい大会になった」ことでノルブリは逆にやりやすくなったのかもしれない。いまのところ“地域決勝”に「各地域から必ず1チームは出ないといけない」という規約はないはずだし、全社予選も知事杯も初めから降りてしまえばよいのだ。もし「北海道でブイブイ言わしていればいい」と割り切っているのならノルブリがガチで“最強の門番”になれる。とかちっちとか結構シンドい戦いになるんじゃないかな。

バスで岩見沢まで戻ってきた。千歳→常滑も確保してあるのは最終便。岩見沢からダッシュで千歳に動けば午後3時過ぎの便には乗れるのだけど、スマホで調べると空席は1。こんなの、千歳に到着するまで埋まるに決まってる。となると、次の便まで3時間近くある。こっちはまだ結構空席があるので、慌てて機場まで行くこともない。だったら!……と岩見沢→千歳は追分経由を選択してみようか。久しぶりにキハくさいキハに乗るのもいいだろう。追分での接続もいいので、所要時間もほとんど変わらない。
と、ホントに久しぶり、夕張平和で観戦してから岩見沢ばんえい競馬に行って以来と思われる“室蘭本線”岩見沢区間の旅、とはいえ沿線風景はただ畑と原野が広がってるだけで、ごめんなさい途中は寝てしまいました。
千歳まで行って、いつもの『性力アップ』と謳っているけど試してないからわからない行者にんにく入り啖啖麺を食べ、時間がまだあるので駅前のP屋に行ったら軽く買ってしまい、おっと午後6時の便も残り5席だと慌てて機場へ。最終便からの変更にも成功し、あとはラウンジでウダウダと時間つぶして帰ってきた。

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