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「行くぜ、東北。」2014【北東北編】(2)
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2014年10月12日

朝飯喰ったらホテルでうだうだ。中心街まで行くのはやめたので『ドライブ』も視れた(笑)。バスで五戸に向かう。しかし、中心街~八戸駅が300円で中心街~五戸が500円とは、八戸のバス運賃はユニークだ。====ThisIsTheErrorMessege====八戸駅からは3名の『同志』が乗車。レノファさん1名、ヴァンラさん1名、もう1名さんが巻いてたタオマフはコバルトーレかな?皆さん、『ひばり野団地』でバスを降りた。まだ試合まで時間あるよー、ってんでぼくは終点まで。ここで、三沢→十和田経由でやって来たS君と待ち合わせ。またしても彼は三沢で『試された』====ThisIsTheErrorMessege====そうで。これはもう“仕様”としか言いようがない(笑)。彼は『ひばり野球技』では観ているのに『ひばり野陸上』は初観戦だそうだ。

しかし、五戸駅====ThisIsTheErrorMessege====は変わったねえ。現在のバスの車庫・待合室の向かいには大きなビルがあったのだけど綺麗に壊されてチェーン店のドラッグストアになっていた。営業所機能を車庫側に集約して土地を売った……ってことかな。待合室でS君と話しながら時間をつぶし、11時が近づいたのでこの日の戦場『レストランささ木』へ。1,500円で90分の焼き肉食べ放題。ご飯も味噌汁もついてくるらしい。肉は小さめに切ってあって、もちろん“馬肉”中心。馬肉は焼き過ぎるとホントにカタくなるので、レアくらいがちょうどいいね。しかし、さすがに朝の11時から「食欲が、トップギアだぜ。」というわけにもいかず(苦笑)モトが取れたかは少々疑問。トシですね、食が細くなりました。座敷じゃなくてホールで食べ放題にすると締めに“シャモロックそば”====ThisIsTheErrorMessege====がサービスで出てくるのはありがたい。
さて、試合開始も近づいてきたのでバスで『ひばり野団地』へ行こう……とバス停に行くとちょうどいいバスが停まっていた。これはラッキー、と思いつつ運将氏に尋ねると「運動公園だったら、『ひばり野団地』バス停から歩いてもここから歩いてもそんなに変わらないよ。20分くらいで着く」との答え。バス代は100円なのでケチることもないのだけど、ここは地元の方のご助言に従ってバスに乗らずに運動公園まで歩くことに。

いやあ、見事にやられました(笑)。初めて五戸に来た時に『坂とサッカーの街』ってビルボードを見たことがあるんだけど、なあーにが歩いて20分だよ運将さん、アップダウンの繰り返しで40分かかったぞ(苦笑)。もしかして「ひばり野への行き方を訊ねるようなヤツはアウェー側に決まってる。敵だっ!」てなわけのアウェーの洗礼ですか?ま、おかげで焼き肉の喰い過ぎは見事にこなれたわけですが(苦笑)。
ひばり野公園には屋台も数軒。そんな中に「山口の地酒の試飲」会場があったので岩国の酒を少しいただく。しかし、米どころ酒どころの東北に“酒の試飲”を持ち込むとはいい度胸だ(笑)。
18年ぶりの『ひばり野陸上』。設備的にはほとんど変わってないように見える。背後に見える塔には、「馬とりんごとサッカーボール」の絵。実にわかりやすい。あの時は五戸町役場vs三洋電機東京だった。“サッカーの街”の一種の象徴だった五戸町役場サッカー部は、いまはない。====ThisIsTheErrorMessege====しかし、まさかその五戸で全国リーグのホーム戦が行われる時が来るとは。

JFL
八戸 0-1 山口

豊田でマルヤス戦を観た時にも感じたことだが、ヴァンラーレは圧倒的にボランチが足りない。おそらくチーム事情なんだろうけど、新井山がボランチでボール捌いている状況はあまりにもったいない、というかそれだと攻撃が始まらない。中盤の底で球捌きが出来る選手がいれば新井山も2列目に戻せて攻撃力もかなり増すと思われるのだが……。試合は、前半のレノファ・タイムを凌ぎきったヴァンラーレにも勝機ありか?と思ったけど後半開始早々に島屋が決めて、これが決勝点。どうやら今季最後の“五戸開催”だったらしく、試合後にイベントもあったみたい。
八戸=五戸のシャトルバスは1往復ながら無料で利用できる。車内では『VANRAURE TV』なる番組====ThisIsTheErrorMessege====の録画を流してびっくり。レノファもヴァンラーレも“昇格”というより“登録”でのJFL1年目だけど、レノファは石垣島なども経験しているのに対し、ヴァンラーレは地域決勝に出てきたことすらない。“飛び級”というより“ワープ”といった方が適切なくらいかもしれないけど、それでも1年目にしてはホントによくやっていると思う。さて、県都・青森を巻き込まずにどこまでやれるか……なあーんて書くと松本と比較するひともいたりするんだろうなあ(苦笑)。

渋滞もなく順調に来れたので、八戸駅で降りてS君と別れ、ぼくは八戸線で本八戸まで。中心街のすぐ近くにあって、歩いて10分くらいで中心街に着くことが出来る。八戸まで来て『みろく横丁』で呑まないで帰るような自尊心は持ち合わせちゃいない(笑)。時間はまだ4時過ぎ、大抵の店は5時のオープンなんだけど、既にやってる店もいくつか。ヴァンラーレのバナーやフリブレのバナーを飾った店は常連さんで満席で入れず、『懐かし屋』という店にしたら「八仙・呑み比べセット」なんて挑発的なメニューがあってここでも逃げ場がない(笑)。向かいの席のご夫婦が鯖バーガー====ThisIsTheErrorMessege====からトルコの鯖サンドの話が出てたので「普通に旨かったですよ」と割り込んだり。そしたら、隣の席の若い兄ちゃんが話しかけてきた。ぼくが「サッカーを観に来た」というと、彼は海外サッカー好きで「アーセナルのファンだ」という。そうかそうか、だったら「ぼくはマンチェスター・シティです」と受けて立とう(笑)。でもよかったプレミアで。もし彼が「バイエルンです」とか「ドルトムントです」とか話しかけてきたら「あのう……ザンクトパウリって知ってます?」から始めないといけないじゃないか(苦笑)。しかし、八戸の屋台村でプレミアシップの話で盛り上がるとは思わなかったよ。彼みたいなひとがヴァンラーレに振り向いてもらえると、いいなあ。
時間ギリギリまで呑んで、また本八戸まで歩いて降りて、八戸駅で時間があったんで“芽かぶそば”を食べて、八戸→東京→名古屋→岐阜と乗り継いで帰って来た。八戸に午後6時過ぎまでいて鉄路でその日のうちに岐阜まで帰れるなんて、とんでもない時代になったもんだ。


翌日。台風接近。ぼくが乗る予定だったスカイマーク常滑行は早々と欠航を決めた。札幌円山を見切って正解。500円の払い戻し手数料だけ損したわけだが、まあいい。S君は無事に夜行フェリーで苫小牧に渡り、札幌円山で2試合観て、なんとか羽田に降りて帰れたそうだ。勝負師だなあ(笑)。

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