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2013北海道(1)
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W杯予選にコンフェデ。この時期、J1がお休みのためJ2は土曜開催になる。岐阜隊は札幌厚別でのアウェー戦。その日は雁来で道Lがある。翌日には未観戦の中札内でこれまた道Lがある。で、ばんえい十勝は4歳重賞の柏林賞。もうね、もうね、こんなにもドカドカと外堀が埋まっていいのかしらん。

2013年06月21日

夕方までの勤務を終えて、常滑からヘリ最終の千歳行で北の大地へ。朝から現地入りしている先行部隊から「寒い」という報告は来ていたが、いやいや実に寒い。快速エアポートで札幌へ。なんとか座っていくことが出来た。

地下鉄で豊水すすきのへ。宿にチェックインして、向かった先はサッカーバー『オフサイド』。====ThisIsTheErrorMessege====行ってみると、そこはカウンター1つの小さな店。スポーツバーによくある「賑やかに代表を応援しよう!」的な雰囲気はニュートリノ1個の重さもない。“ゆっくりサッカーを語る”店。そこに岐阜サポが3人に札幌サポさん1人。酒は『余市』のロック。ぼくもウイスキーはニッカ派====ThisIsTheErrorMessege====なので嬉しいね。
で、前夜も会社の歓送迎会で結構呑んだので軽く……のつもりが、結局はぼくが一番遅くの深夜2時過ぎまで居座ることに(笑)。いつもは早寝沈没の鋳造、やれば出来るじゃん(笑)。でも、それには理由がある。
だって、だって、だってここのマスターと昔話がどどどどーんと進んでしまって。ぼくの厚別初観戦・バルデスVゴールの川崎戦の映像から、札幌JFL昇格記念ビデオには白地に赤いカンガルーの西濃アウェーユニまで出てくるし、あとから来たぼくと同世代のカップルさんとはトリ====ThisIsTheErrorMessege====の話で盛り上がってしまい、いやいやスイッチオンで申し訳ない。twitterに「その店は行っちゃだめだって、面白過ぎるから」と札幌サポさんからコメントついたけど、そういうことは早く言いなさい(笑)。そんな店だとわかってたら、こっちだってコンサドーレマガジンの鳥居塚特集とか東芝サッカー部の小旗とか発掘して持って来たわさ(笑)。
マスターの人柄も魅力的。腰が低くて穏やかな話しぶりなんだけど、一足先に店を後にする岐阜サポが扉を開けて出ようとした瞬間に背後から「コォーンサドーレっ!」のコールを大声で浴びせかける(笑)。もちろん、こちら側も振り返って「エフシー、ギフっ!」でお返し。いやあ、いい店だわ。

2013年06月22日

「北海道に梅雨はない」と聴いていたが、小雨の朝だ。朝飯を食べて、中央バスのターミナルまで行って荷物をロッカーに預け、最終19時発の帯広行高速バス====ThisIsTheErrorMessege====を押さえる。
この日はドニチカ====ThisIsTheErrorMessege====利用なので、なるべく地下鉄利用。環状通東まで行って、そこからバス。バス乗り場にはグレーのスーツも眼鏡っコさんが案内係の腕章をしてたので運賃を訊いてみたり。でも、地元の方くらいしか使わないバスターミナルになんで立ち番の案内嬢がいるんだろう?と疑問だったのだけど、twitterで解決。交通系カード使用可能の初日====ThisIsTheErrorMessege====だったのね。 東苗穂12-3で降りて東に行くと、ありましたSSAP。「北海サッカーミュージアム」なるものがあって実にそそられたのだけど、まだこの時間は開いていない。残念。バック側にはネットの外側だけどスタンドが出来ていた。

北海道L
札幌蹴球団 6-1 新日鐵住金室蘭

序盤から札蹴がいい感じでサイドを使って攻め立てて室蘭は防戦一方。室蘭のカウンターは散発的だし、これはいつまで保つか?かなあ……という展開だったのだけど、その散発的カウンターが決まって室蘭が先制。これで勢いづいた室蘭は展開を互角に持ち込むことが時間帯もあった。しかし、ここで追加点は奪えず、やはりずるずると札蹴ペースへ。後半にGKのキャッチミスを押し込まれるというもったいない失点で札蹴がリードすると、これをトリガーに室蘭は崩れてしまい失点を重ねた。大量失点は残念。


で、この試合の個人的事件は、ハーフタイムに。

「あのう………もしかしたら、吉田さん、でしょうか………」

何回目だろうこの展開(笑)。なもんで、こういう風に声をかけられても驚くことはなくなった。けど、どうしてわかるのかなー(笑)。
まだ学生さんだというその方は、昨年くらいから北海道リーグにべったりなんだそうで。可哀想に、そんな若いウチから“道”を踏み外しちゃって(笑)。で、その方に「札幌蹴球団は何回か観ている」と答えてしまったのだけど、帰宅して記録を調べたら札蹴は初観戦でした。申し訳ない。何回か観ている気がしたんだけどなー。
試合後に彼と別れ、バスと地下鉄を乗り継いで厚別に向かう。前夜のダメージでバス車内で爆睡、環状通東駅で降り損なうところだった。twitterで厚別スタグル情報を求めたところ、アウェー側はタフな環境だと判明したので、大谷地駅前のラーメン屋で遅めの昼飯にして、試合開始ギリギリ直前、選手が審判と握手している頃にようやく到着。

J2
札幌 4-0 岐阜

『岐大通』にも書くけど、この試合で一番よかったのは「どんなにヒドい負け方をしても勝ち点が得られないだけで剥奪はされない」ということ。

札幌サポさんには申し訳ないけど、札幌だってとても胸張れる内容じゃなかったはず。ウチのDFバタバタで札幌が先制したけど、その後で岐阜隊も相当押し込んだし、前半終了間際には実に惜しいFKもあった。なもんで、ぼくら現場の岐阜サポも全然動揺してなんかいなかった。「ここ最近の通常進行だ」と。
そして、実際に後半の序盤はそのように進んだ。のだけど、すべてがあの2失点でひっくり返ってしまった。
でも、あの失点がなければなんとかなったのだろうか?実は、長崎戦・鳥取戦の連勝も、後半になって暑さに相手がバテて動けなくなったところを突っついてひっくり返しただけで、北海道の涼しい気候でバテない相手には意味がないということではないか。長崎戦だって、実に劇的なゴールで勝った====ThisIsTheErrorMessege====けれどシュートはわずか4本なのだ。
とは言うものの、あの2失点がなければここまで救いのない試合展開にはならなかっただろう。雁来SSAPで声をかけてきた件の学生さんがハーフタイムに岐阜側ゴール裏に来てくれて、「岐阜につきます!」と言ってくれたんだけど、「なんなんですかアレ」と言われてしまってお父さんは恥ずかしいよ。試合後の挨拶にほとんどのサポが無言で睨みつけているだけだった。ぼくも拍手は出来なかった。


というわけで、前夜の大盛り上がりで『オフサイド』のマスターに「試合後にまた来てよ」と言われていたのだけど、さすがにそんな心境にはなれず。南郷の根室花まるでしっかり回転寿司を食べ、中央バスのターミナルで1本早い帯広行に変更してもらって、時間があったので以前から気になってたバスセンタービル====ThisIsTheErrorMessege====に行ってみる。

うわっ、なにこの場末感。ビル上層階をどのように使っているかは知らないけど、地下についてはバスターミナルとしての機能はないに等しい。中央バスの市内線が何系統か入ってくるけど、市営を引き継いだ路線だから、だろうか。1階受付にも「中央バスのターミナルではありません!」なんて貼り紙があるし、どうなんでしょ。

18時発の帯広行バスは堀北真希が髪を肩下まで伸ばした感じの美人さんと眼鏡っこの巨乳さんがいて、いえだからどうということはないのですが(笑)。バスは3時間半で帯広着。JRの特急だと1時間早く着くけど運賃料金を足すとバスの倍。初めて高速バスで帯広まで行ってみたけど、道東道が想像以上に交通量が少なくて驚いた。帯広のホテルでは夜食用にとカップ麺のサービスがあり、夕方にしっかり寿司を食べたのでカップ麺1つでよしとする。大浴場で浸かってから沈没。

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