2013年06月02日
ホテルでガッツリと朝飯。普段はパン食だけど、旅先でバイキングの時は和食にする。朝粥があるのはありがたいね。じゃからんが言うには「私の知る“けの汁”====ThisIsTheErrorMessege====はもっと具が多くて細かい」とのこと。
駅の東側でレンタカーを借りて、午前中は市内観光。誓願寺の山門、藤田記念庭園、弘前城。大型土産物店にも立ち寄って、ヘビロテの行者にんにく三升漬を発見！とごそごそと買い込もうとしたらニンニクが中国産とわかり１瓶だけにしたり（苦笑）。どさゆさ====ThisIsTheErrorMessege====Ｔシャツもあったけど、あれが似合うのは女のコだよね。
『ブナコ』====ThisIsTheErrorMessege====にも行った。最近はテレビでの露出が増えて====ThisIsTheErrorMessege====好調なんだそうで。で、ついに鋳造家にも文明の利器「お盆」が投入された！（爆笑）いや実はいままで“お盆”を使った生活をしてなかったのです（笑）。さすがに『ブナコ』の製品だから値は張ります。10,000円のお盆がアウトレットで7,000円。結構するでしょ。でも、やはり生活を愉しむには使うものにしっかりカネはかけて愛用したい。適齢期を通過済の岐阜サポ独身野郎どもに告ぐ、結婚したらここ製のサラダボウルを贈ってやるからとっとと身を固めたまえ（笑）。
朝飯をしっかり食べたので、昼はじゃからんお勧めの喫茶店で軽くチョコパとアップルパイ（笑）にしたら、普通に腹一杯になった。別の御一行がパスタを頼んだのだけど、出て来たのの量を視て回避して正解と思った。悲しいかな、トシを取るってのはそういうことだ（苦笑）。
弘前市内から西へ。正面にどどーんと“おいわきさん”。弘前には学生時代から何度か来ていて、もちろんその度に岩木山は見ているはずなのだけど、こんだけはっきりくっきりと視たことは、たぶんない。実に勇壮な姿だ。岩木山神社はタイヘンな混雑で、じゃからん曰く「おそらく結婚式だろう」とのこと。津軽地方の婚礼は「とにかく大勢を呼ぶ」傾向にあり、彼女も何度か“職場の同僚の息子さん”の式に出席したことがあるそうだ。そりゃ混むわ。
嶽温泉まで行ってみたら『だけきみ』====ThisIsTheErrorMessege====を売っていたけど、残念ながら喰うだけの元気がない。ぐぬぬぬぬ。足湯サービスがあったので、ちょっと休憩……って、熱いっ！熱いぞ！温度調整なしでそのまま出しているそうで、こりゃ熱いわ～。で、ぼくらの他にもいくつかのグループが足湯を愉しんでいたのだけど、その中にまさにササキノゾミ！という娘さんがいて、うーむ津軽のベース恐るべし。試合時間も近づいてきたので、岩木山運動公園へ。
ぶっちゃけ、ナメてました。だって、地域２部リーグでしょ？と。で、試合開始の15分くらい前に会場に着いて、危うく駐車場難民になりかかりました（苦笑）。ホーム３試合目とはいえ、前の２試合は五戸ひばり野に十和田高森台。どっちも南部。東北Ｌに昇格して初の津軽開催だもんな。前を歩く兄ちゃんはブランデューのスカイブルーのトートバッグを下げているし、これはなかなかな盛り上がりでないかい？
入口にグッズ販売コーナーがあったので、タオマフとステッカーを購入。さすがにレプユニまでは（笑）。さて、どこで観るか。ピッチは南北に縦長で、北側には高い崖があるのでそこの上から見下ろせばピッチの向こうに白神山地という絶景な感じになりそうだが、じゃからんは「南側にしよ」と言う。そっちからだと、ピッチ眺望はよくないけど背後に岩木山の威容がどどーん。うん、こっちにしよう。弘前サポ隊の脇から観戦することに。『土紋』の弟さんのご子息はスタメン。
東北Ｌ２北
弘前 2-2 Fuji08
「試合内容で判断してどっちかのサポになれ」と命じられたら、間違いなく富士隊に付くね。これは、残念ながら元・弘前市民のじゃからんも同意見。弘前隊は「今日は攻撃のキーパーソンが不在なんじゃないか？」ってくらいに攻撃のカタチがない。一方の富士隊の攻撃パターンははっきりしている。キーパーソンは右ＳＢの２番。パスをまわしながら右にスペースを用意して、タイミングをみて２番が「香車どっかーん」とばかりに突っ込んでくる。実に明快、この明快なサッカーに弘前隊が対応できない。あと、自陣ゴール前で大きく振られるとマークする相手を逃がすって傾向もあって、富士隊はスカウティングして来たねって感じでこの攻撃を徹底し先制ゴールを挙げる。前半は０－１でアウェーの富士隊がリード。
ハーフタイムに、試合前から気になってた弘前寄り観戦者のところへ行く。連れていた犬がかわいいのさ。訊くと、名前はエンジェル、雌の１歳３ヶ月、ポメラニアンとマルチーズのミックス。で、コイツがもうスゴいの。ぼくが腕を出すと、３倍速の速さで噛むわ舐めるわカラダ押し付けるわで“完全に自分を見失ってる”大興奮状態。ところが、ぼくが「写真撮っていいですか」と許諾を受けてレンズを向けた瞬間、飼い主さんが叱ったりしたわけでもないのに３倍速の大興奮がビタッと収まっておとなしくおすわりして小さく舌を出して首を傾げてカメラ目線をするのだ。なんなんだコイツ（笑）。１歳半にもならないのに、もう「演じる」ことを憶えている。でかるちゃああああああああああ（笑）。
後半、左後方からゴール正面に入れたボールを富士隊ＤＦがかぶって逃がしてしまい、吉本監督が蹴りこんで同点。これまでも選手兼監督のプレーは何度か観ている====ThisIsTheErrorMessege====けど、得点を視たのはもしかしたら初めてかも。その数分後にはＰＫを獲得して逆転。喜ぶ弘前サポ。でも実際は２つのチャンスをキッチリとモノにしただけで、相変わらず相手ゴール前にボールを運べない弘前隊と、相変わらず右からＳＢどっかーんが効く富士隊。富士隊の同点ゴールはやっぱりその右ＳＢが攻めあがっての低いクロスから生まれた。
２－２で試合終了。決定機の数からしたらドローが妥当かな。弘前隊は、たしかに６試合で４勝２分は昇格組としては上出来だと思うけど、さすがにいきなり“その先”は厳しいかも。あと、やっぱり選手兼監督だと試合展開を見て交代や戦術変更などで試合を活性化させるのは難しいのかもね、あ、元デンソーの澤田和樹は元気にゴール守ってました。「デンソー最後の試合」でもゴールを守ってた====ThisIsTheErrorMessege====彼。もう８季前の話なんだね。
駐車場渋滞が怖かったので早めに離脱。じゃからんが知ってる市街地の酒屋に行ったら、『豊盃』の純米吟醸の４合瓶が１本だけあった。駅東口にまわってレンタカーを返却し、弘前駅から特急『つがる』で青森へ。
新町のホテルにチェックインしてから、晩飯。青森駅での晩飯はここ何年か国際ホテルの『吉慶』で“えびそば”と固定されている。この“えびそば”を教えてくれたのはじゃからんだから、こりゃ行くしかないよね（笑）。さすがに今回は「麺カタで」はやらなかった（笑）。この“えびそば”はスープがちょっと優し過ぎるので酢を加えて締めるのがぼくの好み。
部屋に戻るじゃからんを別れてぼくはちょっと呑みに。数年前にふらっと入ってビンゴだった『なら屋』====ThisIsTheErrorMessege====は残念ながら休みで、観光客向けの大きな居酒屋に入る勇気はなく、かといってうらぶれた赤提灯の店に入る勇気もなく、結局は投宿したホテルの２階にある居酒屋で黒石の『亀吉』を１合だけ呑んだ。後ろの席のテニス関係者は“じゃっぱ汁”====ThisIsTheErrorMessege====を飲んでいた。部屋に戻って早々に沈没。
2013年06月03日
ホテルでガッツリと朝飯。じゃからん曰く「やっぱり、私の知る“けの汁”はもっと具が多くて細かい」とのこと。
青森から新青森へは普通列車で。ちょうど津軽線と奥羽線の電車が着いたところで、ホームはＪＫだらけ。やはり平均値は高い。ぼくらの乗った弘前行電車には橋本愛そっくりのＪＫもいた。レベル高過ぎだろ。
新幹線で盛岡へ。弘前時代に開いて塩漬けになってる銀行口座を解約するというじゃからんとは別行動で、ぼくは普通列車で紫波中央に向かった。鋳造がここに来るってことは、もう行先は岩手県協会しかないわけで（笑）。１時間ちょっとお邪魔していろいろと。人工芝ピッチではグルージャが朝の練習中。赤福さんがＪＦＬに抜けて東北１部はいただきっ！となるはずが、今年の東北１部は八戸隊がぶっ飛ばしているので、サポも関係者も気が気じゃないってあたりかな。
県協会の用事が予想してたより早く済んだので、これは１本早い新幹線で帰りたいとじゃからんに打診したところ、彼女の用事も済んだところだったので好都合。盛岡駅でサクサクと指定券を変更して、いくつか土産とかも買って、新幹線を乗り継いで帰路に。岐阜の自宅に着いたのは午後７時過ぎだった。
さて、今回の移動を新幹線普通席で通常通りに買ったらどうなっていたか。
乗車券：西岐阜＝弘前（往復割引） 13130*1.8=23630。
乗車券：新青森＝青森 180*2=360。
特急券：名古屋＝東京（ひかり） 4490*2=8980。
特急券：東京＝盛岡 5650*2=11300。
特急券：盛岡＝新青森 3030*2=6060。
特急券：弘前→青森 1010。
計：51340円
となって、フルムーンパス40250円（１人あたり）の方が10000円以上も安くなる。しかもフルムーンパスはグリーン車がふんだんに利用出来るわけで、贅沢にしかもお値打ちな旅行が出来た。トシを取るってのも悪くないね。