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2011ピッチ原理主義遠征【淡路鹿児島編】
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2011年5月15日

鹿児島という街は、向かいに桜島があるせいだろうが市街地に温泉がある。というより、市街地の中にある銭湯は全部温泉らしい。というわけで、ホテルのバイキング朝飯をがっちりと喰った後で、Hbf====ThisIsTheErrorMessege====に向かう際にちょっと寄り道して『西田温泉』に行くことにした。途中の歩道に「降灰指定置場」なる表示を見つけた。そういえば、初めて鹿児島に来た時にも警察の電光交通掲示に「スリップ注意・降灰」と書いてあって驚いたんだったっけ。
『西田温泉』は本当に住宅街の中に普通に存在する、まさに普通の銭湯のいでたち。ただ、何かが違う…と思ったら、当たり前だけど「煙突がない」のだ。そりゃそうだ、温泉だもんな。浴室には“あつ湯”と“ぬる湯”があって、熱い湯が好きなぼくはまず“あつ湯”へ。片脚を入れてみて「なんだ大したことないじゃん」と全身を湯に浸けて、1秒で逃げ出しました(笑)。“ぬる湯”に浸かってた地元のおじさまがニヤニヤ笑ってるので「ナメてました」と白状。で、“ぬる湯”でうだらぁ~っと時間をつぶした。高見馬場のホテルの大浴場よりずーっと落ち着く。風呂から上がって脱衣場でこれまたうだらぁ~っと湯冷まし。脱衣場の標語に「でも自分で歩けるから幸せです」。なるほど。健康第一だね。

温泉から10分も歩かないでHbfに着く。ここで、前夜を博多で過ごしたコジコジじゃからんと合流。それぞれの土産を買ってから、バスで姶良に向かう……つもりだったのだが、時間を過ぎてもやって来ない。もしかして、違う行先を出してやって来てしまったのかな?なんとか別立ての手段を講じたのだけど、それでも会場に着いた時は試合開始から10分くらい経過していた。九州リーグ、FC鹿児島と新日鐵大分。バックスタンドには、かの“ひとりサポ”さんもいる。

ところが、ぼくらが着いて3分と経たないうちにCKから鹿児島先制、その2分後にもFKから2点目。おいおい、鐵分はどうしたんだ。どうもDFが怪しいな…と観ていると、首藤がいない。で、CBは古園====ThisIsTheErrorMessege====のようだ。なるほど、これでは守備が不安定なのも仕方がない。件の“ひとりサポ”さんも、これまでよりちょっと元気がなさそうで、立て続けに失点してからはチャントもちょっとおとなしめになってしまってた。
後半になって長木→三重野、4人目の交替====ThisIsTheErrorMessege====で二宮投入。これで鐵分はだいぶ活性化するものの、PKで1点返したのみ。3-1で鹿児島が勝利した。鹿児島サポも盛り上がっていた。
この試合は地元テレビ局も来ていた。ヴォルカの試合って、これまではどうだったっけ。ぼくは鹿児島のサッカー事情について浅学で、鹿児島隊とヴォルカの位置関係がいまいち見えていない。鹿児島でヴォルカのホーム戦も観たいのだけど、さすがに今年はもう来れないだろうなあ…。一方の鐵分は、ちょっとこれはマズいんでないかい?といった感じは拭えない。三重野と二宮が入っていい感じになる。これは、逆に視れば「チームの若返りがうまくいってない」ということを意味してないかい?三重野だってもう37歳だ。このあたりをキチンと解決させないと、いずれは降格争いに巻き込まれて…となりかねない。ちょっと心配。

姶良陸上にはタクシーを呼んでおいた。試合が終わって姶良駅へ向かう。坂を下る先に桜島、するとその中腹から白い煙が上がっている。噴火した?とトーンが変わるぼくらに対して運将氏は「ああ、そうですね」と、こともなげ。鹿児島に生きる人達には、桜島の小さな噴火などまさに“日常茶飯事”なのだろう。
Hbfまで戻り、九州新幹線で新鳥栖へ。約1時間半で着いてしまう。ハンパない速さだ。でも、この乗車率はちょっとどうでしょう?という自由席の空き方だった。新鳥栖での乗り換え時間に、おっ“かしわうどん”が喰える。でも、ここもどうよ?という空き具合。新鳥栖で“かしわうどん”が喰えるのは、もしかしたらそう長くはないかもしれない。駅名電光表示にウィントス君が描いてあって、岐阜サポとしてはちょっと悔しい。

鳥栖で乗り換えて二日市。いつものように太宰府へ。これまでと違う。参道でも境内でも外国語が聞こえない。震災の影響はここにも来ていた。参拝の帰りはいつもと違う喫茶店に行ったのだけど、これが大正解のいい雰囲気。ラストオーダー近くの時間に入ったのもよかったかもしれない。落ち着くねえ。でも、“野点コーヒー”はちょっとタイプじゃなかった。次からは普通のコーヒーにしよう。
西鉄電車で戻る。薬院から博多駅にバスで出ると、そこにはでででーんと新しい駅ビルが完成していた。博多で“阪急”を視ると不思議な感じがする。軽いショッピングを愉しみ、いつものデイトス内の『ピエトロ』でパスタを喰って、最終『のぞみ』で帰路に。岐阜の自宅に着いたのは、なんとか日が変わる直前の23時58分だった。

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