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【2010道南】洞爺湖支笏湖編
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平成22年9月13日 月曜日

いい天気だ。ホテルの安い朝定食をやっつけて、出発。母恋駅前を左に曲がり、一気に坂道を駆け上がると、海が見える。右に曲がって、地球岬灯台====ThisIsTheErrorMessege====へ。

初めてやって来たのは24年前、まだ学生時代だった。次は12年前、室蘭・入江陸上の決戦の朝。そして今回。やはり、室蘭に来たらはずせない。なぜかアタマの中では『マーマレード飛行』====ThisIsTheErrorMessege====が鳴りっぱなしになる。24年前も、12年前も、そしていまも。おそらく、次に来たときも鳴りっぱなしになるのだろう。

測量山を経由して、白鳥大橋を渡る。おおっと風速10mですか!大鳴門橋の恐怖再来!====ThisIsTheErrorMessege====でもなんとか乗り切って、伊達方面に単車を走らせる。豊浦駅でちょっと休憩、特急『北斗』が函館に向かってかっ飛んでいった。ここから北に向かって、今回の目的地・ウィンザーホテルトーヤ====ThisIsTheErrorMessege====へ。もちろん、1泊4万円のホテルに泊まるわけではなく、ただ単に1階のカフェでケーキセットを食べてみたかったのだ。ほら、よく言うじゃない。「読者はネタを求めている」って(笑)。尾根道の先に見えるホテルの威容は蜃気楼のようだ。『バブルの塔』とも言うが(苦笑)。

駐車場に停めてホテルへの道を歩いて上る。ツアー客が出発するところだった。「ウィンザー・ホテルで1泊!」を謳い文句にしているツアーがあるのだろう。ホテルマンに「喫茶店を利用したい」と告げて、中へ。午前10時を過ぎて、ほとんど宿泊客もいなくなったほぼ無人のラウンジで銀髪の北欧系っぽい女性がハープを生演奏していた。
『カフェ・ゼット』。女性従業員は清楚でお綺麗でした。案内された席も綺麗でした。ショコラ・ショコラは美味でした。エスプレッソ・コーヒーはキチンと苦かった。でも、なんで1474円のケーキセット1つ喰うのにこんなに緊張しないといけないんだ(笑)。「自分が場違いなところにいる」という意識の強要。いや、別に強要しているわけじゃないんだけど、そんな気がしてくる。その場に相応しかったのは、会計に使ったクレジットカードがゴールドだったくらいなんじゃないか。そして、喫茶コーナーを出てベルボーイの兄ちゃんに質問をしたのだけど、答える時のこの圧倒的な『見下し感』!いや、営業方針としては間違ってないと思うよ。支払った額に相応しいサービスを提供する。こうして、「いつかはウィンザー・トーヤに泊まりたい!」というひとを増やしていくのだろう。うん、間違ってない。ぼくには縁が極めて薄いというだけだ(***sigh***)。30分ほど休憩して、たいきゃくぅーーっ(笑)。駐車場から見下ろす洞爺湖は見事な絶景だった。

単車で一気に洞爺湖から支笏湖へ走り抜けた。途中、胆振線の廃線跡をちょっとだけ見かけた。代替バスも、いまでもそこそこの本数はある。支笏湖畔で“ゆできび”を食べた。いえね、前日の野幌で隣で観戦してた地元のおじさんが喰ってて、めちゃうまそうだったのさ。
支笏湖から苫小牧へ。ずっと森の中をひたすら下り、坂を下りきったと思ったらそこはもう苫小牧市街地だった。港市場へ行くと、今回の自分みやげ・『ほっき節しょうゆ』の500ml瓶====ThisIsTheErrorMessege====を発見!重くなることを承知で3本購入。そして、食堂へ行って北寄丼を食べた。1200円。うーむ、期待してただけに、ちょっと。普通の魚系定食にすればよかったかな。
さて、レンタルバイクの返却まで2時間もある。単車もあるんで、せっかくだ、厚真====ThisIsTheErrorMessege====に行ってみよう。

早来軌道の終点・厚真駅跡はJAの駐車場になっていた。駅舎とかはまったくなし。そりゃそうだ、廃止になったの60年前だもんね。ただ、駐車場の奥にあるレンガ倉庫がかなり年季入ってて、もしかしたら軌道があったころから残っているのかもしれない。駅前で昔から営業している花屋さんも、倉庫については憶えていないそうだ。
バス停にやって来たお婆さんにも訊いてみると、軌道跡は道路で残っているそうな。おしっ!と走って向かうものの、行ってみたらダートじゃん(***sigh***)。さすがにレンタルのマジェで突っ込む勇気はない。とほとほとほ。

そのまま千歳に向かい、単車を返却して機場まで送ってもらう。1本早い便に乗れる時間には着いたのだけど、残念ながら空席待ち闘争に敗れ、ラウンジで時間つぶし。予定通りの飛行機で常滑に戻り、岐阜に着いたのは夜10時だった。

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