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【2010道東】中標津編
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平成22年6月18日 金曜日

この日はとにかく北海道まで移動。仕事を定時で終えて、名駅で晩飯を喰う時間はあったけど、万一その後で常滑線になにかあって飛行機に遅れたりなんかしたら「ゆ、許さぬ!未来永劫許すモノか!」====ThisIsTheErrorMessege====となりかねないので、サクサクと空港まで。コンビニの大盛りパスタでいいや、と買い込んで待合いスペースに向かって歩いていくと……

あなたは!もしかして!

セントレアで働いている友人がいるのだけど、苦節14ヶ月(←大袈裟)、ようやく彼女が働いている姿を拝むことが出来た。ああ、シアワセ。
コンビニパスタを喰ってからチェックゲートに行くと、最終の札幌行は機材都合で25分遅れ。それではとラウンジに行って持ってきたネットブック====ThisIsTheErrorMessege====を開くと、なぜかフレッツに接続できない。おいおい壊れたか?設定変更とかうじゃうじゃ挑戦するだけで時間は過ぎてしまった。結局、千歳着は30分遅れ、予定していた快速電車の1本後のにも乗れず、初めて「普通列車」で札幌に行くことに。札幌駅前のホテルに着いたのは、当初予定の1時間遅れ。チェックインしたら早々に沈没。


平成22年6月19日 土曜日

それでも6時にセットしたアラームが鳴る前に目覚める鋳造(笑)。朝風呂に入って、コンビニで朝飯を買って、さあ丘珠だ。手持ちのウィズユー====ThisIsTheErrorMessege====があるので、栄町乗り継ぎ====ThisIsTheErrorMessege====を選択。丘珠空港ターミナルは……小さいねえ。あ、なんだスナックスタンド開いてるんだ。コンビニ飯にする必要はなかったな。出発まで、もう一度ネットブックの設定を見直してみるか、と取り出してみたら

つながるじゃん。
セントレアめええええええええええっ!許せねえ、マジで投書しようかとも思ってしまった。

とりあえず、よかった。とチェックゲートに向かうと、警備のお姉様が何か言いたげ。「この手荷物は……」初めて言われた。なんでだめなの?と訊くと、なんでも機材によって持ち込める荷物の大きさが違う====ThisIsTheErrorMessege====のだそうな。あ~ららら。中標津ではあまり時間がないのだけど、ルールなら致し方ない。

丘珠から中標津へ。機内でポケットに入ってたチラシで全日空が丘珠から撤退する====ThisIsTheErrorMessege====ことを知る。ということは、ぼくが丘珠を利用する機会もこれが最後になる可能性が高い。岐阜在住のぼくからしたら、今回のような“乗継利用”がほとんどだから、丘珠より千歳の方がありがたいというのはあるけどね……。「左側の窓から大雪山が見える」と放送が入ったけど、ぼくの席は右側。鹿島の集落跡とシューパロ湖はわかった。
中標津着。荷物を引き取り、すぐにタクシーで運動公園へ。予想してたより時間もタクシー代もかかった。会場は駐車場の近くと、その奥のようだ。手前の会場には観戦しているご夫婦がいる。訊いてみると、こちらの試合が浦河町×幕別町だそう。なんでも、ご夫婦の知人が浦河町でプレーしているそうな。なのだけど、ぼくの「どっちが浦河なんですか?」の質問に答が返ってこないというのは(笑)。近くでビデオカメラを回している方に訊いて、ようやくグレーが浦河で緑が幕別だとわかった。

試合は7-0で浦河。大差がついた理由は、後半05分にゴール前の競り合いで幕別GKが一発退場になってしまい、交替選手を用意していない幕別はキャプテンだったかの23番がGKを勤めざるを得なかったから。でも、その23番がGK退場直後のPKをなんと左足で止めてしまう。準備しながら視ていた次の試合の選手全員から拍手が。その直後に、PKを止められた浦河の選手がちゃんとゴールを決めるのだけど、彼が「(PKの失敗を)取り返した!」と主張するものの、他の選手からは「まだマイナス!」と厳しい声(笑)。実際、そもそもの実力差はあったように見えたし、GK退場がなくても浦河の試合だったかな。
で、注目は浦河の19番。たぶん途中交替で左2列目に入った選手だと思うけど、衝撃でした。髪の色とか、立っているときの腰の曲がり方とか、走り方とか。失礼ですが50代の方にしか見えない(笑)。でも、左足から出されるクロスの技術はしっかりしていました。後半の終わりぐらいに、浦河は右サイドでフリーになった選手が件の23番GKと1対1。で、ゴール正面では件の浦河19番が完全フリー。でも、1対1になった選手がそのまま蹴り込んでゴール。その時、ぼくと一緒に観戦してた夫妻の意見は「空気読めよなあ」で一致しました(笑)。19番のゴール、視たかったなあ。

移動する前に、駐車場の近くにある楕円形の設備に行ってみた。当然だが、これはスケートリンクだ。管理等の隣にはアイスホッケー用リンクもあった。以前、『翼の王国』で別海のスケート少年団の記事を思い出す。ただし、この季節ではただの細長いオーバル。オーバル内の空地ではこどもたちが基礎トレーニングを行っていた。
奥の球技場に移動いて第2試合。札幌市が4-0で当別町を下す。遠くから視ていたこともあるし、昨夜が夜遅くて朝早かったこともあって、眠かったせいもあって、あまり憶えていない。申し訳ない。ただ、当別には『崩す』という動きがあるようには見えなかった。順当なスコア。

2試合で2ピッチ完了。街に出て昼飯だ。と、歩いていて。公園の駐車場の入口。道が白い。石灰だ。
中標津や別海という地域を考えれば当然の話なのだが、口蹄疫に対してものすごく神経を使っている。中標津や別海のバスターミナルでも、消毒液を含ませたマットを踏むようになっていた。確かに、観光客がふらっと牧場にやって来て感染源になったら現場はたまったもんじゃない。

さて、重いトラベルバッグを転がして歩く。中標津の中心街まで2キロくらいか。タクシーを呼ぶのもいいけど、さっき高かったし、時間もあるしなあ……と交差点で、バス停発見。しかし、どうせ「あるだけ」、本数が……と思ったら、たしかに1日9本だったけど、20分も待てばやって来るではないか!これを『渡りに舟』と言わずしてなんとする。かくして、9本のうち3本は土日祝運休という路線バス====ThisIsTheErrorMessege====で中標津バスターミナル、旧・中標津駅に着くことが出来た。

バスターミナルの前に、狙っていたラーメン屋『丸福』がある。観光客もよく来る店なのか、いかにも観光客向けというメニューが賑やかに載っていた中で、シンプルに塩ラーメンの大盛り。いやあ、量が多かった。隣のおじさんはジャンボチャーシュー麺を頼んでいたけど、完食は無理だったみたい。
バスが来るまで、ターミナル周辺で時間をつぶした。待合室にはテレビがあって、キックオフまで6時間以上もあるというのにテレ朝さんはオランダ戦でひたすらぶっ飛ばし。必死です。でも、某放送局ではある1日の最高視聴率を昔むかしの時代劇の再放送が獲ってしまった====ThisIsTheErrorMessege====というご時世。スタジオにタレントと若いエキストラを集めて騒ぐだけのコンテンツで数字が取れるならOKではないか。それに、それは一過性かもしれないけど、注目されることは悪いことではない。一過性にしなければよいのだ。発車時間が近づいたので、窓口で乗車券を買ってバス乗り場へ。14:15に中標津を出る釧路行。これが、この日の釧路行の最終バス====ThisIsTheErrorMessege====になる。ハンパではない。
車窓はどうせ原野と牧草地だ。寝不足もあって、うとうとしながらバスの旅。別保駅を過ぎたあたりから急に住宅が増えてきた。相変わらず、北海道の景色というのはこういう変わり方をする。街は街で、原野は原野で、混ざり合うことがない。面白いのは、路線バスなのに、ポスフールから乗った客は、そこから釧路駅までに寄るがんセンター・労災病院・日赤病院で降りれない====ThisIsTheErrorMessege====ことだ。
釧路駅前のホテルにチェックイン。なんか暑かったんで汗かいたし、ちょっと早いけど風呂に入ってゆっくりするか……と部屋の冷房を入れて目がテンになった。おそらく、ホントにセン目がテン目になっていたのではないか。そこには『暖房』と表示されていたのだ。これが意味するモノ。まだ“冷暖切り替え”をやってないな!一応フロントに電話するが「はい、まだ全館暖房設定になっております」と即答だった。おそらくその後に「それがなにか?」が省略されていたのだろう。もう6月下旬なのだ。もう6月下旬なのに。釧路、恐るべし。でかるちゃあ。


観戦仲間から「釧路の晩飯は是非『泉屋』で」との推奨をいただき、でもまだちょっと時間があるなあと駅北側のP屋に軽く打ちに行ったら勝ってしまった。等価だとは知らなかったので、ウハウハ。それからバスで栄町へ。幣舞橋からそう離れていない歓楽街に、洋食屋『泉屋』がある。“スパかつ”なるものが有名らしい。当方、名駅地下街でカツ載せパスタなら喰い慣れている、とナメてました。ちょうど、隣のテーブルのご婦人が楕円形の鉄板に載った“スパかつ”をお召し上がりになっていた。店員さんに「“大盛り”ってどれくらい?」と訊くと「1.5倍です」との即答。なあんだ、一半なら喰い慣れている。というわけで、“大盛り”を選択。しかし。

出てきたパスタを視て「やられた。」と思った。これ、1.5倍じゃないでしょ。2倍くらいある。それでも、パスタとカツだけならなんとかいけたかもしれない。でも、パスタに載ったカツのさらに上からかかっているミートソース、コクがあってこれがキツい。そりゃ完食しましたわさオトコですから(笑)。レジに行ったら店のご婦人が「完食されました?」って訊いて来る。申し訳ない、神に誓って、もう『泉屋』の“スパかつ大盛り”には手を出しません。ええ、そうですとも。

『泉屋』でこんだけ喰ったんで、スポーツバー『ダイナー』では腹が膨れる飲み物に手が出ず、カティー・サークのロック1杯で3時間も粘ってしまった。しかし、テレ朝の中継でスポンサーが自民党って、もしかしたら日本がW杯に出ていることすら実は冗談だったのではないか?と思ってしまったぞ(笑)。

腹がくちくなると急速に眠くなるのは最近の鋳造のデフォルトだけど、寝ないで済んだのはブブゼラよりウルサいとわかったマツキの『解説』のおかげ?それとも、オランダ相手に0-1の膠着戦に成功したから?でも、最後の岡崎がブチふかしたシーン、あれはヒサトだったら入れてただろうなあ……。あと、キノコとタマちゃんにはもう出番はないかもしれない。群がるタクシーを振りほどいて駅前のホテルに戻る。長い第1日だった。

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