cyic.co.uk 吉田鋳造総合研究所
travelnotes : domestic
【2010春の『のびのび』】サッカー観戦から戻ってきたら、そこは『異界』だった
 home  index  prev next 

平成22年4月10日 土曜日

堺浜に関西リーグの開幕戦、ディアブロッサ高田と京都紫光の試合を観に行った。いやだってほら、一応はスポンサーですから(笑)。


『のびのび』最終日ということで、もっとむちゃくちゃ混んでるかと思ったけど、早めに動き出したせいか普通に座れて大阪まで。阪和線で三国ヶ丘まで行って高野線で戻る。堺東からバスで堺浜へ。大型ショッピングセンターがあるんで、結構な乗車率だ。途中で路面電車の踏切。いいねいいね阪堺電車。で、センターから数分歩いて戻ると、そこには出来立ての堺トレセン。正面から遠くに「EIDAI」の文字が見えて嬉しくなる。サッカーが続いていることに、感謝。====ThisIsTheErrorMessege====ちなみに、トレセンのある住所は『築港八幡町』というんだけど、「はちまん」ではなく「やわた」と読む。====ThisIsTheErrorMessege====
トレセン入口は東側にあり、メインフィールドは西端。数分歩きます。クラブハウスで雉サポの姐さんと遭遇。で、スタンドに向かう途中でギラQサポのコータ氏と遭遇。スタンドでわやわや話してると、鳥栖サポのミシュラン議長氏と遭遇。試合が始まってしばらくすると、栃木サポの無料試合のS君が到着。ああ、なんて、なんて濃ゆいのかしら(笑)。

試合は、高田がもう良くて良くて。開始あたりから「落ちてきたトコは強いなあ」なんて思いっきり勘違い====ThisIsTheErrorMessege====してしまったくらい、高田がいいの。特に、右の椿本とトップの山本。事情通の雉サポ姐さん曰く「作陽時代からやってる====ThisIsTheErrorMessege====んで互いの動きがわかっている」とのこと、なるほどねえ。
一方の京都紫光と言えば、なんてったって『吼える』豊浦監督(笑)。最近はキャラ設定を変えた(笑)ようで、「うーむ、吼えんなあ…」と思ってたら、やってくれました。高田GKのパントキックに詰めた紫光FWが背中でチャージ。しかし、高田DFの「ハンド!」の声に反応したか、主審は警告。ドラマ『インディゴの夜』の“店長”さん====ThisIsTheErrorMessege====のように(笑)スイッチが入った豊浦監督。これは、ついに「退席」が視れるか?(笑)と思ったが、さすがにそこまでは。でも、第4審に完璧にマークされたようで(苦笑)。しかし、このプレーについてはスタンドから観戦してた件の濃ゆい面々も「あれは俺が監督でも吼える」で見解一致(笑)。で、このシーン以降、「監督を退席させてはいけないっ!」とばかりに紫光選手の動きがよくなる。なんでも、最近ではこういう現象を『ブラウン効果』と呼ぶ====ThisIsTheErrorMessege====んだって(笑)。
試合は3-1で高田。この内容があと13試合出来たら余裕で昇格だわ…というくらい高田の出来が良くて。高田の“ひとりサポ”さんも会心でしょう。紫光スポンサーのぼくには厳しい結果でしたが、ここは勝野さん風に「はい切り替えぇ~っ、はい次つぎぃ~っ」(笑)。

鋳造は予定があって第1試合のみで撤収。堺東行バスに乗って、途中で下車。こんな機会もないと使わないだろうと七道駅まで数分歩く。が……

時間4本?!
大阪=堺って、めっちゃくちゃ人口密集地域じゃん。普通====ThisIsTheErrorMessege====が時間4本?いやあ、南海さんもタイヘンだあ…。

新今宮→大阪→野洲→米原と乗り継いで、岐阜でコジコジじゃからんと待ち合わせ。先日、地元ケーブルテレビCCNで紹介していた『手力雄神社の火祭り』を観に行くのだ。


名鉄電車で手力へ。車内には外国人の姿も多く見かける。電車を降りると、駅前はすでに火薬のカオリが。道路にも爆竹の燃えかすが散乱していて、ぼくらは「すごいねえ、もうやってるんだねえ」なんて感心していたのだけど

甘かったです。

神社に近づくと、そこはもう。次々とやって来る御輿。男衆は交差点で停まるとあまり聴き慣れない音の鐘を打ち鳴らし、これでもかと爆竹に火を点ける。おいおいおいおい、ここの氏神様はなんて派手好きなんだ。2人して境内の手前で『やられて』しまったのだけど、

甘かったです。

境内のすぐ前でも、まだ足りん!とばかりに鐘と爆竹を鳴らしまくる男衆。各町内が奉納する御輿のカタチには制限がないようで、本来の御輿のカタチをしてたのは野一色町だけだったかも。サンリオの某キャラを模したものの他に、これはどう考えても「ファーストガンダム」にしか視えないぞ(笑)というものも。
ぼくらも境内に入ることにした。すると、そこには三角形をした御神灯が何本も空に突き出していた。そこに存在するのは、境内を支配しているのは紛れもなく“異教”の気配。ここ、本当に神社か?

開催の合図とともに、各町内の御神灯に順番に点火。これも、下から花火を綱に沿って打ち上げて行う。もっとも、2回やって失敗した場合に備えて電気式の点火装置も用意されているみたいだけど(苦笑)。しかし、点火されて火の粉を撒き散らしつつ光を空に放つ御神灯の姿は、どう視たって妖しい。妖し過ぎる。
そして、次は滝花火だ。上半身ハダカの男衆が担ぐ御輿の上から凄い量の火の粉が降り注ぐ。御輿に装備されていた花火類も点火。件の『ガンダム御輿』ももちろん登場。それはもう「燃え上がれ~ガンダム~」としか形容しようがない。

『手力雄神社・春の大祭』は、軽い心構えで見物に来ていい祭りじゃない。4町分の滝花火が終わったところで、ぼくらはもう完全に『圧倒』されてしまった。隣にいた御夫婦が離脱するのに便乗してぼくらもすごい人並みをかきわけて脱出することに。ぼくが翌日が仕事だというのもあるけど、コジコジじゃからんは「もう…いっぱいいっぱい」。

当初の予定では、晩飯は餃子の王将にでもしようか?ということだったけど、和風レストランに変更。とにかく、静かなところでゆっくりしたかった。はっきり言います。「まいりました」。いやあ、まだまだ岐阜も奥が深い。


この“火祭り”、夏にも長良川河岸で行われるが、こちらは観光向け。この春の祭りが本祭、毎年第2土曜日の夜に行われる。来年は、もう少し『覚悟』を決めて参加したい。もう一度言います。「まいりました」。

 top  prev next