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2008地域決勝・石垣島(2)
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平成20年11月29日 土曜日

いい天気。港まで歩く。気持ちいいねえ…のはずが、すいませんアタマ痛いんですけど。って、そりゃそうよ、焼肉屋でオリオン中ジョッキ1杯に泡盛ロック5杯、メンガテーでさらに泡盛ロック3杯だもん。バスターミナルで焼肉屋で別れた2次会突入グループと再会するけど、みんな同じような状況。中には“翌日開票”に至った猛者もいたようで。
コンビニで昼飯を買った。タコライスサンドって、おにぎりですけど。あとはポーク玉子に塩むすび。飲料コーナーには、怪しげな地元飲料『マリーブ』。読者はネタを求めている!と体調を顧みずに勇気を持って購入してみる。
バスターミナルにS君登場。バス事情に詳しい彼曰く、米原キャンプ場線に入っているバスは「どっからどう視ても東洋バス」なんだそうで、たしかに車内にも千葉県バス協会のステッカーがそのまんま貼ってある。後で聞いた話では、以前に京都紫光たろう氏が夫婦で石垣島に来た際に奥様が「あたし、このバス乗ったことがある」と言った先には大阪空港リムジンそのまんまがいたのだそうで。
さて、あかんま。サポ大動員の長崎と町田は第2試合なんで、まだ静かなもの。でも、昨日は村の運動会モードだった場内BGMが、勇ましいサッカーアンセム集に置き換わっていて、あのっあのっ眠いんですアタマ痛いんです宿酔なんですぅぅぅぅぅぅ。驚いたのが、昨日のウインドブレーカーの売り切れに味を占めたか、同じエンブレムつきのTシャツが売られていたこと。恐るべし石垣の商魂!もしかしたら明日はポンチョが売られるかも知れない。
試合開始前に、例の『マリーブ』を開封してみる。………なんとまあ、面妖な。「少々酸味のある薄めたヤクルト」かしら。正直言って、8分の1ガロン====ThisIsTheErrorMessege====を呑みきるのは堪えました。でかるちゃー。というか、お願いもう許して。

第1試合、ロック2-0山口。正直言って、試合の細部の記憶がほとんどない。申し訳ない。だって、眠いしアタマ痛いし。ただ、この試合もレノファはレノファのサッカーで挑んだという印象。結局はロックが実力差で押し切ったという感じ。でも、この試合もレノファは2失点で切り抜けたとも言える。これでロックは勝ち点3の得失点差-3、レノファは勝ち点0の得失点差-4。

第2試合、長崎0-0(PK3-5)町田。まさに『決戦』の雰囲気、さすがにどちらのサポも気合い入りまくり。地元系メディアもいっぱい来ていましたね。試合自体はレベルの高いチャンスのはずし合いという感じではあったけれど、石垣島決勝ではこの2チームが抜けてましたね。町田の試合への向き合い方が前日の山口戦とは全然違ってたのは、そこはさすがに戸塚さん。長崎は、福嶋の確変は綺麗に終わってました。サポが「石垣大王!」とコールしてたのは、前日の夜になんか目立つことでもやったのかしらん(笑)。PK戦は4人目の隅田がはずして町田のPK勝ち。町田サポは驚喜していました。

ところで、ぼくは後で知ったのだけど、この日は公式戦終了後にスタッフ達による親善試合が行われたのだそうだ。それはよくあることなのかもしれないけど、なんでも九州社連では有志がお金を出し合って60歳を迎えるスタッフに赤いユニフォームをプレゼントする習わしがあるのだそうだ。エンブレムも特注なんだとか。今年も赤いユニを贈られたスタッフがいて、見事に『ごっつぁんゴール』をゲットしたらしい。いくつになってもサッカーって“愉しい”んだよと言っているようだ。他の地域でもこういう風習はあるのかな。


バスは2時間半ないので、友人の借りたレンタカーで街まで便乗させてもらい、ホテルで仮眠。なんとか前夜の酒も抜けてきて、白保線バスで今夜の焼肉会場へ向かう。地域決勝+焼肉のセットは、鶴見緑地以来完璧に定着した感があるね。ただ、さすがに今回は石垣島だけあって集うメンバーも少なかった。前日深かった連中は、はじめは「呑みません呑めません」とか言っていたのに、同じテーブルの仲間が“石垣島地ビール”を注文するとコロッと転んでしまう。2晩連続で極上の肉を堪能するけど、さすがに皆さんトシを取ったというか、数年前と比べると食が細くなった。一人あたりの精算額が、鶴見緑地時代と比べて3割減くらいだもん。
終バスで石垣市内に戻る。港=白保がこの島の重要経済圏だってのはわかるけど、それでも22時近くまでバスがあるってのは特筆していいと思う。ターミナルでみんなと別れる。山形サポのS君は「こんな機会は一生ないかもしれん」と明日は砥部にかけつけるそうで、石垣島は今日1日だけ。さすがだ。しかし、日曜の朝から動いて石垣→那覇→松山で試合に間に合うってんだから大したものではある。

夜までやっている土産物屋で買い出しも済ませてから、さあ昨夜のリベンジだっ!と再び『メンガテー』。電話を受けているのは、どうやら近所のスナックからお持ち帰りおでんの注文があるみたい。おみやげパックでも必ず青菜を鍋の出汁に通してから盛りつけるのが八重山流のよう。さすがに今日は泡盛はカンベン、というわけですばを1杯。ぼくの後から来た客もすばを頼んでいた。川平で食べたのと違って、スープにコクがある。これも“てびち”効果?いやいや、これはいい店を見つけた。次に八重山来る時もここだな。って、次はいつのことやら。気持ちよくなってホテルに戻り気持ちよく沈没。

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