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travelnotes : domestic
新潟全社(その2、の1)
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火曜日。いつもの出撃列車で常滑機場へ。空を飛んで、再びの新潟。

空港バスで万代シティまで行く。時間があるので、マックでコーヒーを飲んでから遅い朝飯を。週末に喰えなかった『みかづき』の“新潟イタリアン”。いと面妖なり。
いい天気だし、時間もあるので30分かけて川沿いを歩いた。いやいや、近い知人に『水門マニア』====ThisIsTheErrorMessege====なんてのがいるんで、こんな標識にも敏感に反応してしまう。彼と「ポイントは“川”ですよね」なんて話をしながら呑んだのは20年以上前だ。結局、彼は『川』の造形物に到着したわけだ。白山公園に到着した時、すでにスタメン紹介が始まっていた。準決勝は2試合ともここで行われる。ここで初めて観戦した時、アルビはまだ北信越リーグ====ThisIsTheErrorMessege====だったな。
『勝負駆け』と言われた2チーム、ホンダロックと松本山雅はともに4強まで残ってきた。たいしたものだ。とはいえ、まだ彼らは何も手にしてはいない。今日と明日で決まる。

第1試合・ホンダロック×長野パルセイロ。4試合目とは思えない、両チームの動き。ロックだって、4連戦目という点を考慮すれば悪くなかった。しかし相手が悪かった。長野の動きの速さ、鋭さ、そして運動量。これだけ“元J”を揃えておいて、サボる選手がいない。かといって「みんなで補い、みんなでがんばる」という雰囲気も見えない。「我々の間にはチームプレーなどという都合の良い言い訳は存在せん。あるとすればスタンドプレーから生じるチームワークだけだ」という荒巻課長の言葉====ThisIsTheErrorMessege====がピッタリ、というような。地域リーグ級においては別格の“戦闘集団”に仕上がっていた。
あえて危惧点を挙げるなら、ロックを4−0と突き放して試合の趨勢は決まっているにも関わらず、やっているサッカーを緩めようとしなかったこと。要田はクロスに突っ込んでGKと交錯しかかるし、相手ボールにも激しくプレスに行ってカードをもらったりする。心配なのは、累積警告とケガ。そして「一度弛んでしまったら元に戻らない」という不安からフルファイトを仕掛けているのではないか、バドゥがそう指示しているのではないか、という点。逆に言えば、それくらいしかない。そのまま4−0で長野が勝ち、決勝進出。この時点で、明日の3位決定戦が切った張ったのガチバトルになることが決定。と、スタンドの我々は思った。これについては雑文で。

第2試合・NECトーキン×松本山雅。勝った方が全社枠1を手に入れる。準々決勝を1人少ない状況で逆転勝ちした山雅。相手は東北リーグ1部2位、最終節で優勝を逃したトーキン。
前半早いうちにFKを柿本が合わせて山雅が先制する。これでラクになったかな……と思えたのは、わずかな間だけ。その後の状況は誠によろしくない。観戦仲間が「…わざとか?」と漏らすくらい、トーキンのボールが動く。ポイントになるのは中盤の底。ここがどかーんと空いていて、トーキン14番の小笠原に好き放題に捌かれている。そして、後半13分がこの試合のポイントとなったとぼくは思う。柿本→江口。運動量でどうこういう感じではなく、ゴール前で仕事をするパワーストライカーの役目をきっちり果たしていた感の柿本の交代。監督には策があったのだろう、だから疑問の采配とは言わない。ただし、ぼくにはこの交代は“丁半バクチ”に見えた。相手の最前線に脅威がなくなった状態で、1点を追うトーキンの方が確実にいいサッカーをしている。同点は、そう可能性の低い状況ではない。そして、もし同点に追いつかれた場合、山雅に突き放す攻撃力は残っているのか。
柿本の交代後も、相変わらず山雅の守備はバイタルエリアがいらっしゃいませ状態。案の定、佐藤幸に決められてしまい同点に。しかも、後半終了直前に矢畑を警告2枚で失う羽目になる。延長戦へ。
山雅にもチャンスはあった。トーキンGKが届かなかったシュートをゴールライン上で2番がヘッドで弾き出すシーンもあった。しかし、延長後半になるとトーキンが波状攻撃をかけるようになる。耐える山雅。PK戦になれば人数差は関係ない。しかし、延長後半ロスタイムに右からの大橋のFKを佐藤幸にヘッドであわされた。トーキン2−1山雅。
試合終了後、トーキンベンチは輪になって大騒ぎ。スタッフの胴上げまで。一方の山雅は、それでも明日の3決に勝てばもう一つの全社枠で地域決勝に行ける。サポももちろんそのつもり、ヘコんでいる者などいない。しかし、選手の挨拶が気になった。「明日は勝つ!だから一緒に闘おう!」という強い感じがなく、「すみませんでした」と詫びるような感じ。これについても、雑文で書きます。引っ張るねえ(笑)。

夜はまた宴。アルビ関係者との宴席を設けていただいたのだけど、ベースが『J』の方と呑むと、ある意味“新鮮”で面白い。そんな『J』な方が、実は新潟県3部のチームに深く関係していて、「目標は?」と訊くと「とりあえず、アジアかな」と返してくるのは、愉しい。愛すべき“サッカー馬鹿”の肖像。

で、宴が終わって散った後に、ひとりで『へぎそば』2人前を喰ってしまうケダモノ鋳造であった。いよいよ明日、決戦。

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