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会津から五戸(五戸編)
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翌朝。八戸→郡山も本八戸→郡山も運賃同じなんで本八戸まで10分くらい歩く。八戸駅の回転寿司屋は7時からやっているという情報もあったけど、嘘ばっかり(苦笑)。やっていたのは向かいの朝食バイキングの店でした。バイキングとなれば限界まで喰う鋳造。腹いっぱいになって、五戸駅行のバスを待つ。五戸ひばり野で五戸町役場の試合を見て====ThisIsTheErrorMessege====ローカル会場めぐりにある意味目覚めてしまってから12年。でも、もう一度、サッカー観戦で五戸に行くとは思っていなかった。で、やって来たバスは……うわっ。21世紀になって、これが来るか。
会場は五戸高校グラウンド。バスの運将に訊くと、中央バス停で乗り換えだと言う。乗り換えって、バスないじゃん。====ThisIsTheErrorMessege====北に、高校に向かって歩く。市街地のすぐ北に川が流れていて、一気に坂道を下る。川を渡って、田んぼの中をタラタラ歩く。バスを降りて20分以上。ようやく高校に着いた。
グラウンドって言っても校庭でしょ、と思っていたのだけど、サッカー場らしいものは見あたらない。そして校舎からは制服姿の男女高校生がぞろぞろと出て来て、駐車してあるバスに向かって行く。どうやら高校野球青森予選で五戸高の試合があるようだけど、応援に向かう高校生達の中を歩くぼくは、状況が状況なら間違いなく“怪しい侵入者”ではないか。とにかく教師らしいひとを見つけて声をかけなければ。果たして、すぐに見つかった男性教諭氏に「天皇杯の予選をやるはずのサッカー場は…」と道を訊く。校舎のさらに北に300mくらい行ったところだと快く教えてくれた。ああ、よかった。
試合開始時間の5分前だけど、まあ300mなら5分もかからないな、と思ったらこれが甘い甘い。思いっきり上り坂ではないか。坂とサッカーの町、恐るべし。でも、この坂でサッカー部の選手は足腰を鍛えているのかもしれない。試合が3分遅く始まったんで開始になんとか間に合いました。
天皇杯青森予選、北里大獣医畜産学部と海自八戸の試合。北里大は前の試合で空自三沢に勝っての進出。以前ここで空自三沢にまた会いたい====ThisIsTheErrorMessege====と書いたのだけど、残念。でも、空自三沢はサッカー続けていたんだね。よかった。
試合は3-6で海自八戸。プレスが緩いからのスコアではあるけど、どちらもシュートの技術はしっかりしていた。とにかく強く印象に残ったのは海自八戸の左2列目の6番。とにかくクロスが正確。サイドチェンジも端から端までビシッと決める。右でも左でも蹴れる。先制点は彼の右足FK直接。まさにラベルが違うという感じだった。しかし監督さんは不満そう。とにかく3失点が気に入らないようで「なんてえ試合だ」とボヤキ節。まあ、この試合に勝っても次は『あの』八戸大だし、6点取ったと言っても北里GKがハイボールに滅法弱いという部分を突いただけとも言える。でも、すみざりーんはないんじゃないかな。====ThisIsTheErrorMessege====現在、海自八戸は県1部で無敗。もし県1部を優勝して北地区トーナメントに出てきたらもう一度観てみたい。そんなチーム。来てよかった。

試合が終わって市街地に歩いて戻る。15分くらい待てば十和田→五戸のバスが来るけど、歩いても到着時間は同じくらいだし。目的地は馬肉屋『たかはし』。本業は肉屋さんだけど、奥の食堂でさくら鍋を供してくれる。既に煮込んであるさくら鍋を皿に盛って出してくれるのが“肉定食”。昨夜の酒が残ってなければビールでくぅーーーっ!と行きたいところだけど、ここは我慢。ちょっと甘めの味噌仕立てで出てきたさくら鍋は、馬肉の独特の味わいが生きて美味でした。おいしくいただいて、店を出ると『うまっこカード』なる商店街振興カードのシール。なるほど、“サッカーの街”は健在か。
しかし、とは言うものの、中央商店街の鮮やかな枯れっぷりは、ちょっとどうでしょう。ほっとんどひとが歩いていない商店街のスピーカーから何故か流れる『アミダばばあの唄』。あ、眩暈が。貧血かな?バスターミナルの待合所には五戸高校文化祭の手作りポスターが貼ってあった。八戸市街でも、各高校の文化祭ポスターが競うようにコンビニに貼ってあった。「他にイベントがない」という風にも受け取れる。キッツいぞこりゃ。
ほとんど乗客なしで八戸行のバスが出発。同じ道を通って、八戸駅。通路に貼られたポスターコンクール、三沢航空祭のはグッジョブ。職場用の土産菓子を買って、新幹線で東京…とはならないんだな。最初に書いたように、郡山→伊丹を飛ばなければならない。

仙台で乗り換えて、郡山からバスで福島空港。どんどん山の中に入っていく。ようやく到着すると、正面には、なぜかウルトラマン。壁面ガラスにもウルトラヒーローや怪獣のシルエットが、ずらーっと。なんで……?

そうか!たしかウルトラ警備隊の基地って、山の中だったよね。実は福島空港は基地跡を改造して作ったんだ!
そ、そうだったのかぁーーーっ!…って、実は円谷英二の出身地が須賀川だから。さすがに国内線1日8本のローカル空港だ、ラウンジなんてあるわけもなく、土産物コーナーも小さなモノだ。直前にJAのLさんの中型ジェットの伊丹行が行ったばっかで、にっぺり伊丹行はがらがらだった。バスで新大阪、こだまで岐阜羽島。停めておいた単車で帰ってきた。

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