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travelnotes : domestic
帯広競馬場の一日(のその前に)
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2泊3日の長い旅行も久しぶりだ。雑文に書いた代表戦→関東Lの翌週は実家経由で石川ダービー観戦のつもりで、それで柚木→身延・中央東・中央西・東海道・横浜線・中央東・東北・高崎・上越・信越・北陸・東海道→岐阜という壮絶な乗車券を手配してたのだけど、七七日供養の関係もあってこの乗車券での旅行は金山で打ち切りに。先週、その供養も終わったし弾けたい気分でもあったので弾けてしまいました。


6月16日、土曜日。前夜の焼酎の余韻を若干残しつつ8時前に県庁へ。佐川戦応援バスツアーに途中乗車の面々が集まるのでとりあえずお見送りに。前節のりざりざ戦のイヤ〜な負け方====ThisIsTheErrorMessege====を引きずっているのが一人もいないのは頼もしい。もっとも、この日の相手は首位でありサポから緊張感が伺える。何人かと話をしたが、岐阜が勝つならいつもの泥臭い1−0しか思いつかない。前半を凌いで後半に渋く先制してそのままずるずる、という展開。サポ筋も「それで何の文句もない」と開き直った様子。ぼくは電車で参加なので、バスを見送ってから自宅に戻って旅支度をして1時間後に出発。今日はJR東海のハイキングが設定されていて醒ヶ井まで立ちっぱなしは予想外だった。
米原で乗り換えて大津。ここで件の乗車券を払い戻す。J西でカード決済したので、J西の窓口でしか払い戻しが出来ないのだった。窓口にいるのは研修中の新人さんが2名に2年目くらいの女性駅員が1名。これじゃあ柚木が読めなかったのもしょうがない。先輩駅員さんを呼んで、払い戻しには25分くらいかかった。ま、想定内。

大津から西に歩いて京阪上栄町駅。犬山橋も徹明町もなくなったいま、東の江ノ電・腰越と並ぶ日本有数のクサレ路面区間と思われる浜大津周辺を愉しまずして鉄のカオリを漂わせちゃいけないね。試合まで時間があったので電車を1本遅らせて堪能してしまう。
浜大津で乗り換えて別所へ。皇子山陸上競技場。うーむユニ着てるのは岐阜サポばっか。ま、これはしょうがないか。佐川は合併移転1年目だもんね。気合十分の岐阜サポと話をしてから、相手の飛脚組に知人がいるので仁義を切りに行く。「岐阜はどうです?」と訊かれるので「よくないです」と即答。県庁と同じく「岐阜が勝つなら1−0。佐川が先制してそのまま後半に入ったら収穫祭になるかもしれん」と応えた。

さて試合。開始前に岐阜サポから「小峯が右に入って中央は竜と深津」と聴いていた。りざ戦ではソンホのところをかなり突っつかれたらしいからなあ…と思ってたら、あれれれれ竜が右SBではないか。実は試合の何日か前に岐阜隊スタッフさんと話す機会があったのだが、その時に佐川の危険人物として堀健人の名前が出ていた。左サイドを中心に縦に攻めてくる堀への対応を考えたシフトだろうか。守備力を考えたらその選択肢はあり。
ところがどっこい。堀vs竜のマッチアップで主導権を握れない。そこに小柄な中村も絡んでくるので深津も引っ張り出され、そこで持ちこたえられないと御給や逆サイドの嶋田に出されピンチの連続。ボールを奪って攻撃に出るも岐阜の中盤は運動量が少なくスピードもなくスペースへ飛び出す動きもない。FKから御給が抜け出して佐川先制、「オフサイドだ」の指摘もあったが内容的にも妥当な展開。このままで前半が終わって、後半から岐阜が攻撃力を上げるためにバランスを崩すようなことがあればマジで佐川大収穫祭もあるぞと思ったら珍しく波状攻撃をかけた岐阜隊は佐藤聡が倒されてPKを得る。コジがきっちり決めて同点。いやいや、まさか同点でハーフタイムを迎えられるなんて思ってもみなかった。
後半。ますます運動量が落ちるコジ。足の具合はかなり悪いとみた。そこへソンホ投入。ぼくの周囲では「コジを下げて竜をボランチだろう」という検討だったけどそのまま竜と交代。残念ながら竜の右SBは成功したとは言えなかったが…。さて、竜→ソンホの交代で右サイドのスピードはアップで守備力はダウン。このバクチがどう出るか。はずれですね。決勝点のシーンは小幡から左の堀にスルーパス、ソンホはスタートで負け、GK日野も振り切られた。
2−1の敗戦。妥当なスコア、とはぼくは思わない。印象点で言えば2−0で佐川という試合。それくらいの差はあった。運動量もスピードもない中盤、足下でしかもらいたがらない攻撃陣、サイドを深くえぐることもない。おそらく対戦相手からしたらいまの岐阜はかなり与しやすいチームになっていることだろう。岐阜隊太鼓組が言っていたけど「岐阜はチョキを出さないとわかっている。だから相手はパーを出し続けていればよい」という喩えは的を射ている。

サポの前に来た選手にサポがコール。しかし、天皇杯シードを逸したショックはサポにも深く刻まれたようで、俯いて動けないひともいた。これまで岐阜隊は、下馬評でライバルと言われていた相手には勝ってきた。これまでの2敗の原因を自分達に求めることも出来ただろう。しかし、この日の負けは違う。同じカテでありながら明らかに「自分達より強い」チームに「強いサッカー」をされ、『順当に』敗れたのだ。


ぼくは一足先に会場を離れ、石山からJRに乗り換えて岐阜へ。米原でいつもの“よもぎそば”をと思ってたらホームには発車間際の名古屋行『しらさぎ』が。つい発作して730円の特急料金を出費して岐阜駅に着いたのは5時少し過ぎ。事前に「勝ってなだれ込む!」と宣言していた呑み屋で一足先の涙酒をいただく。大将も奥様も試合結果を大変気にしていて、敗戦の知らせに本気で落ち込んでいました。大将は「ぼくは厨房にこもる。負けてやってくるサポの相手は“癒し系”の娘に任せた」だとさ。ぼくは1時間半近く呑んで、バスツアー組がたどり着いたあたりで入れ違いに店を出た。特急電車で常滑機場へ。じわじわと敗戦の悔しさを味わいながら、わずか30人程度の客とともに千歳に着いた。6月の北海道は、寒かった。
いつもの千歳のホテルへ。駅前の“性力アップ”のラーメン屋====ThisIsTheErrorMessege====は真剣に眠れなくなるので回避し、チェックインして近くの別のラーメン屋で遅い晩飯を食べ、これまたいつものサッポロクラシックを呑んで寝てしまう。

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