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天皇杯2回戦+今年も9地域リーグ制覇
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未観戦地+岐阜隊となれば2回戦は大和訪問は鉄の香りというわけで。どうせ早起きなら車内で寝ていける方がいいとバスを利用する。名古屋から大和に行くのに東名高速バスに乗って東名大和で降りるって、そんなに意外な選択肢じゃないと思うのだが。もっとも、名古屋からバス利用で乗り継ぐ====ThisIsTheErrorMessege====失敗して途方に暮れる可能性====ThisIsTheErrorMessege====もあるので、浜松まで電車で行ってそこから始発のバスを使う。いつものように浜松駅でうまいそばを食べてバス乗り場に行くと、なんだ?この、ギョーレツは!と思ったら、同じバス停から常滑機場行も出るのね。しかし8時台は00分に京都行・05分に機場行・10分に東京行と長距離を3本続けて出すのに客を並ばせる列を分けないってのはどういう了見だ。ちゃんと案内係が2人も張り付いてるのに「列についてはわかりません」と来たモンだ。
とりあえず座れて、うとうとゆるゆるしながら東名大和へ。ここから徒歩10分強で競技場まで着ける。入口の交差点で見慣れた色のバスを発見!帽子を振ったら運将のガンダム氏が応えてくれた。ありがとう。でも、選手到着が試合の1時間前って、ちょっと遅くない?

スタンドでは武装組が既に陣地確保を終えて談笑中。10/1の最終戦については入場整理券が殊の外好調に捌けて運営サイドは嬉しい悲鳴らしい。と話しているうちに場内では粛々と選手名ボードが掲示されていく。左が平岡に替わって成浩、中は哲也さんに替わって正道、あとは想定通り。試合開始前に売店に行く。店が出ていたのですよ。豚汁200円にフランクフルト100円は、J会場価格を知っていると冗談のような安さだ。つい挑発に乗ってしまい生ビールも1杯。これ全部で700円だもんなあ。で、試合開始なのだけど。
例によって序盤は全然試合に入れていない岐阜隊の面々。悪癖とは言え、まあいつものことだしと思っていたら、04分にいきなりラインを抜け出した神大選手を曽我部がエリア外で倒してしまい一発退場。あのプレーで退場にしないとしたら現在研修中のあのヒトだけだろうから、判定はしょうがない。しかしいきなり10人かよ。松江を下げてGKに慎太郎IN。もし、神大にこの試合の敗因を求めるとしたら、この時のFKを枠の上に噴かしてしまったことかもしれない。いきなりのアクシデントで投入されたGKが普通に試合に入れているはずがないのだから、例えGK正面でも枠の中に蹴っておくべきだっただろう。
で、システムはどう変わったかと言えば、和正を前線に上げ、吉田センセの1ボランチで中盤前目は岩田&コジコジの4-1-2-2。これで、やや押され気味ながらも互角の戦いとなる。やがて中尾がGラインぎりぎりから上げた高ぁ~いクロスが風に乗ってそのままゴールイン!いやいや、待てばカタノサカのVゴール。====ThisIsTheErrorMessege====この日の大和は台風の影響で風が強く、しかもその風向きが90度変わることがあってこの時は見事な追い風だった。ラッキーなカタチで先制。

ところが、この日は岐阜隊ピッチにジェットコースターが2名いたので話がこじれてくる。1人は言わずと知れたCBのコミネ大先生なのだけど、もう一人は急遽投入のGK田中慎太郎君。既に1人少ない、しかも既にベンチには控えGKがいないという事実を忘れたのか憶えてないのかそもそも知らないのかの勇気ある飛び出し。もう勇気あり過ぎ。なんとか前半は1-0で折り返す。
後半。そう来ますか戸塚監督。岩田もコジコジもボランチのあたりまで下げてほぼ攻撃放棄の4-3-0-2。従って神大DFは鉄砲玉よろしく飛び出していく片桐&和正からボールを奪えば、2列目が何もしてこないというか2列目が存在しないのでゆっくりビルドアップ出来る。75分あたりの岐阜隊はまさに『タコ殴り』を喰らう状態で、おそらく武装サポ組が声を枯らしたのはこのあたりだろう。しかも監督はまったく選手交代の指示を出さない。しかしさすがに神大攻撃陣も次第に攻め疲れ、試合終了間際には片桐&和正あるいは片桐&中尾でビッグチャンスが訪れるも、さすがにへばった前線では決められず。試合は1-0で岐阜隊が勝利した。
おそらく戸塚監督は後半はシミュレーションをしたのだろうと思う。2点を取られることはないと仮定すれば、選手交代なしでべったり守らせるというのは悪い選択肢ではない。東海1部ではここまで攻められる局面はなかっただろうし。もし1点取られてもそれで90分乗り切れば延長戦で大テコ入れを計ったことだろう。以上はある程度推測。「ある程度」なのは、監督の個人的関係者を経由して上記推測を「ある程度」裏付ける言葉が聞けたからだ。

試合終了後、一緒に観戦の“無料試合のS”君と大和のミスドで女子高生よろしく90分ダベり、ぼくはそのまま“個人的関係者”である百合ヶ丘『酔臥居』で独り祝勝会。いつものAさんも帰着したばかりということで、ゆっくりと酒を愉しむ。話題は、戸塚監督の若き選手時代の「武勇伝」。主な登場人物はオミ・ツナミ・監督の3人。20年前ということはもちろんJSLであるから、読売以外は企業チーム。読売はまったく異色の存在だったのだろうなあと感嘆しきり。特に監督の『赤い●●●●●事件』は噴飯モノの大爆笑でありました。
そんな感じで8時半まで愉しんで、町田経由で横浜。ここで何か軽く食べてから…と思ったらJR横浜駅って改札内に何か食べるトコほとんどないのね====ThisIsTheErrorMessege====知らなかった。BECK'Sでなんとかサンドウィッチを1つ確保して、初乗車の『サンライズ瀬戸』。岐阜に住んでいると東海道筋の夜行列車には縁がないのですよ。Bソロが上段部屋で、平塚を過ぎたあたりでカーテン閉めて、おやすみなさい。

何度か目覚めはしたものの、さすがに朝が早かったせいで結構深く眠れまして、岡山到着の放送で起床。朝の瀬戸大橋を渡る。坂出乗り換えで鴨川。いい天気、川沿いを鼻歌まじりで散歩する。途中でローソンを見つけたので10/7のチケットを購入。便利な時代になったものです。
『坂出山下』に着いたのは開店10分前だったけど準備OK。小を2杯と海老かき揚げ。かき揚げ1枚がうどん1杯の倍近くするけれど、それも納得のボリュームだ。食べ終えて讃岐府中まで歩く間に、通りがかった地元の方から「どこ行きよるの」と声をかけられた。遍路道からはずれているぼくを心配してくれたのだ。さすが、お遍路文化は定着している。
讃岐府中から多度津乗り換えで金蔵寺。いつもの『長田in香の香』で、ここも2玉。いつもの強烈なダシを愉しむ。たったか食べたおかげで時間が余り、ネットカフェで30分ほど時間をつぶしてから、高速バスで川内インターへ。
順調だったのはここまで。川内インターから徒歩数分の川上学校前のバス停でぼくは途方に暮れることになる。市駅方面12時02分のバスが、ないっ!この、ぼくが乗ろうとしている便だけ日祝運休になっている。ちゃんと伊予鉄のサイトで調べておいた====ThisIsTheErrorMessege====のに。これではキックオフに間に合わないではないか。仕方ないと携帯でGPSを用いて近所のタクシー会社に連絡すると「森松からだから到着まで20分かかる」などと言われる有様。なぜ森松の会社が電話に出るのだ。地磁気が乱れているのか?これは帝国霊能局局長の内舘大佐====ThisIsTheErrorMessege====に出動してもらわねばならん。通りがかる空車タクシーもまったくなく、結局1本後のバスに乗ることになり、キックオフには数分間に合わなかった。くすすん。

その試合。四国リーグのベンターナACと徳島ヴォルティス・アマチュア。今年もベンターナのホームゲームで9地域観戦達成だ。しかし、正直に言うと四国リーグの6位対7位というのは全国各地の地域リーグ全試合の中でもかなりの下部に該当すると思われる。それにしても、4部なんだからせめて芝のピッチでやらせてあげたいものだ。選手が走り回る足音も、そこらじゅうで立ち上る土煙も、試合観戦のときめきよりも寂しさがどうしても上回ってしまうのだ。試合は両チームの9番対決となったが、徳島アマの方が右SB2番の攻め上がりというオプションがある分上手だった。1-3で徳島アマの勝利。数名のベンターナ応援団は審判の判定に不満だったようだけど、残念ながら点差はともかく勝ち点の行方は妥当だったと思う。今年の四国リーグはダントツに弱いところがあるのでベンターナの自動降格はないはず。がんばって残留しよう。====ThisIsTheErrorMessege====

バスで大街道、路面電車で省線駅。ここで、昨年のベンターナ戦で死蔵資産を承知で買ったい~カードを使い切った。また死蔵資産化を覚悟して1,000円分を充電する。省駅では時間があったのでじゃこ天そばを食べた。そばのレベルも及第点以上だ。機場までリムジンバスで行き、松山から伊丹まで飛び、新大阪から新幹線で名古屋。高くつくけど、翌日から仕事なのでなるべく早く帰りたかったのだ。CRやすきよで確保した資金を有効活用。おかげで21時前に帰宅出来た。ありがたいことです。

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