cyic.co.uk 吉田鋳造総合研究所
travelnotes : domestic
3地域はしごツアー(2)
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今回は仙台で時間がないので、機場の土産物屋でいつものパイ倶楽部====ThisIsTheErrorMessege====を購入。そしてこれまたいつものルート、機場から館腰そしてJRの廉価ルートで。今回は廉価以外に理由があって、長町駅が翌週に高架に上がり駅も若干移動するのだとか。だったら記念に利用しなきゃ。ついでに岐阜までの切符も長町で買わなきゃ。久しぶりに宮交のバスカードを買ったらデザインが変わっていた。もっとも、空港鉄道====ThisIsTheErrorMessege====が出来たらこのカードも使い切れるかどうか。
かつて、ぼくが学生時代は下りはただ「青森方面」上りはただ「上野方面」と書かれていた長町駅ホーム。さすがにJRになったいまはそれはない。いかにも昔の汽車駅っぽい駅舎のみどりの窓口はなぜか数名の行列が出来ている混雑で、岐阜行の切符を買うのに時間がかかってしまった。
地下鉄で七北田に向かう。北九州小倉在住だけどきっといるに違いない『べ』サポfreemind氏にメール送ると、当然のように彼は武装サポ組の中で飛び跳ね準備中だった。今年の元日に彼と一緒に酒を呑んだ『べ』サポ娘B嬢のうるうるした写真も一緒にメールで飛んできた。そんなに歓迎されていいのかしら。疫病神で鳴る鋳造だぞ。もっとも、七北田の『べ』戦に関してはかなり勝率いいのだけど。

試合開始15分前に、旧nifty組が集まるエリアについてご挨拶。ビール1本をカーッと開けて、いざスタジアム内部へ。いやあ、すごい盛り上がりだ。いつも地域リーグばっかり観てると新鮮で。時にはこうした“熱い”スタジアムに行かなきゃね。こないだ、瑞穂でG8×甲府を観たけど、もう雰囲気がぬるくって叶わんわ。
で、試合。主審さんがすっごいセンシティブに笛を吹いたりカードを出したりしてくれるんで、こりゃあ間違いなく犠牲者が出る、1名ならいい方でたぶん2名は犠牲になると思ったらその通りだった。それが両チーム1名ずつでよかったかな。柏は前線でボールキープできるからゆっくり攻め上がれる。だから枚数も確保できる。『べ』は前線でボールがおさまらない。だから行ける人間で仕掛けるしかない。必然的に枚数が足りない。この図式でよく『べ』は勝ったと思うね。サポのチカラだ、というのは当たっているのかもしれない。
終わった後、『べ』の連中で行くdon/dezで祝宴。「鋳造はこれから七北田の試合は全部来い」とか、B嬢からは「鳥栖には来るわよね?絶対よ!」などと言われるが、うぐぅそれはご無体でございます。宴は中座して失礼するも、再びfreemind氏とB嬢に拉致されて寿司屋で当然ながら苫小牧『旬楽』より圧倒的にうまい寿司をご馳走になり、ホテル投宿は0時を回っておりましたとさ。そのまま轟沈。


翌朝、ちゃんと6時半に起きて朝食バイキングもキチンとかたづけて、仙台駅へ。福島までは土日のみ運転のどう見ても福島競馬場快速に乗ったのだけど、もっと競馬新聞おやぢばかりだと思ってたらそうでもないのね。うとうとしつつ福島へ。やはり時間かかりますね。新幹線って、便利。
で、福島=郡山の1区間だけ新幹線に乗り、郡山からは再び普通列車でうとうとしつつ黒磯へ。ここで少々時間があったので駅そばを食べる。つい大盛りにしてしまったが、ここのそばも及第点。しかし、やはり浜松を超えるそばにはなかなか巡り会えないなあ。今日の目的地・矢板駅前には、運び屋A氏がクルマで迎えに来てくれていた。ありがとう。
矢板運動公園へ。ここで関東リーグ1部最終節・矢板SCとYSCCの試合が行われる。2位と3位の直接対決。地域決勝の出場枠を決める大一番====ThisIsTheErrorMessege====だ。矢板にサポはいない。YSCCは少数ながらサポ組と関係者風おっさん応援団がいて、対決の雰囲気を醸し出している。なんでもYSCCは今年が創立20周年らしい。ここは是非とも結果を残して記念に花を添えたいところだ。そして開始数分前には、YSCC選手の教え子の高校生諸君が義勇軍応援で大挙してやって来て、想像もしなかった賑やかなスタンドに。
ところが、試合はカウンターから矢板がきっちり先制してしまう。最近調子を落としているとはいえリーグ序盤から中盤は関東1部を独走した矢板だ。これでおそらくは粛々と矢板が2位をキープして終わるのだろうと思った。ところがどっこい。その後も、キチンと組み立てが出来ているのはYSCCの方で矢板は絶えず受け身に。事情通である運び屋A氏曰く「YSCCはツボにはまるとやりたい放題になる」とのこと。そんなうちにYSCCは決定機をことごとくモノにして前半は1-3とYSCCリードで終わる。矢板は追われる身から追う身になってしまった。
後半もYSCCが1点追加し、矢板はリーグ得点王を後半途中から投入するも届かず、試合終了。矢板とYSCCの順位は逆転してリーグを終えた。YSCCベンチが賑やか。記念の年に地域決勝出場なんて最高のボーナスだ。と思ったら理由は違った。ベンチからスタンドに声がかかる。

「優勝?!」

これにはこちらも驚いた。関係者おっさん軍団も盛り上がる。優勝と言うことは、首位のルミノッソ狭山が埼玉SCにそこそこの点差で負けたということなのだが……。やがて選手が整列して、サポも前で応援のお礼と報告をする。
「狭山が埼玉に1-6で負けたので、ぼくたちが優勝です!」
うおおおおおおおおっ!一気に盛り上がるサポ軍団。地域決勝出場どころかリーグ制覇まで果たした。記念の年に超最高のボーナスではないか。しかし、盛り上がったのはぼくと運び屋A氏も同じ。もしかしたら、狭山は1-6なんて大差負けだともしかして3位転落なんではないか?と計算し直す。狭山と矢板は勝ち点得失点差で並ぶも総得点でなんとか狭山2位。逆に言えば、結果論だが矢板は後半の1失点がなければ2位で踏ん張れたのだ。やはりリーグ最終戦は同時刻開始でないといかんね。


運び屋A氏のクルマで矢板駅まで運んでもらい、宇都宮駅構内の店で餃子とビールを味わった。6コで1人前だけど何故か3コおまけしてくれた。ふふふふふ。後で宇都宮在住“無料試合のS”君に訊いたところによると、この店は粒が小振りで駅構内ならお勧めの店は別にあるらしいが、それは次回挑戦ということで、東北→東海道と新幹線を乗り継いで帰ってきた。岐阜隊優勝の瞬間は視れなかったけど、有意義なハシゴ観戦だった。I'm only in it for having-fun.

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