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よさこいソーランの週末に札幌近郊ツアー(第1話)
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6月12日の日曜は北海道でハシゴ観戦することは決めていた。最近は仕事も大変なので、土曜日の夕方に札幌入りすればいいや、と。しかし、出発が近づいてくると行動貧乏性が制御出来なくなる性癖は今回も治らず。14時に羊ヶ丘でコンサの試合があり、しかも相手が大塚ではないか。“こんびに”さん====ThisIsTheErrorMessege====にも会いたい、誘ったら来てくれるかな。


しかし、ぼくは航空券をNHのマイル叩き切りで手配していたので、便の変更は「当日、空港で空席がある場合」にしか出来ない。かくして、土曜日は4時に起きて朝イチの機場快線====ThisIsTheErrorMessege====で常滑に向かうことにした。早起きは得意なので心配はしてなかったのだけど、ところが金曜夜の岐阜はクソがつくくらい蒸し暑く、真剣に寝入ることも出来ずに3時になってしまった。いま寝たらさすがに起きられない。ワールドユースを視ながら過ごした。ちょっと計画と違うぞ。
機場快線に乗ってサクっと眠ってしまい、目覚めたら金山だった。新名古屋====ThisIsTheErrorMessege====を眠って通過したのは初めてだ、と思ったらまた眠ってしまい、次に目覚めたらもう終点に着くところだった。降りたらNHの発券カウンターに直行。時間との勝負だ。しかし、カウンター上の電光掲示には次の札幌行7時半の便は「満席」となっている。やれやれ。
窓口のお姉さんに一応「一番早い札幌行は?」と訊く。するとお姉さんは「7時半ですね」と、こともなげ。なんだ、あるんじゃん空席。さっそく予約済の航空券を変更してもらう。「3列席の真ん中と、あと翼の上で窓のないお席とありますが」「翼の上でいいです、どうせ天気悪いし寝ていきますし」。なんだ、2席もあるんじゃん。

しかし、機内でぼくは眠れなかった。だって、だって周囲の客が騒々しいの!30代くらいの女性ばかりの団体客。みんなAdidasの黒の揃いのブルゾンを来て、髪を後ろで束ねている。あ、だから今回は札幌行は航空券手配に苦労したのか。よさこいソーラン!
実はぼくはどうもこのイベントが以前から苦手で。今回の騒々しさでその苦手感にドラが乗ったような。しかし、のもともと満貫あったからドラが1枚増えても満貫のままという気もする。かくして千歳着。機外に出ると気候が違っていた。この間の那覇もそうだった。もちろん、ベクトルが逆だけれど。


新館日誌にも書いたけれど、今回の旅行についてはグルメ系は“こんびに”さん任せにしていた。『スープカレー』====ThisIsTheErrorMessege====については彼のお勧めが東西線の南郷7丁目駅近くだというので、新札幌までJRで行く。マイルも貯まるしね。眠さは抜けきれず、車窓の記憶はほとんどない。車内の客の何人かがよさこいソーランのタブロイド紙を開いていた。車内の吊り広告で、JR駅でコンサのチケが買えることを知り、新札幌で購入。

新さっぽろでドニチカ====ThisIsTheErrorMessege====を買う。この存在は知っていた。これは使い勝手がある。買って感心したのはデザインで、常套から半歩はずれた感じ。よくこれが企画会議を通ったなあと思う。
さて、南郷7丁目で降りて少し歩くと、“こんびに”さんお勧め『マジックスパイス』。札幌で1、2を争う有名店なんだそうだが、開店5分前で行列が23人!「2、3人」じゃないぞ。「23人」だ。ちょっとびっくり。開店時にはぼくの後ろにも10人くらい列が伸びた。しかし、予想以上にキャパのある店で、開店時の列は一気に吸収出来てしまった。スタンダードがチキンらしいので、それの2辛アップを頼む。出てきたカレーは…これは違うぞ。以前に千歳空港で食べたものとは違う。食べてみると、おおっこれは違うぞ、空港で食べたものとは違う。どう違うって、うどんと讃岐うどんくらい違う。わかりますか?わからないひとは『彦江』とか『坂出山下』とかの本場のうまい讃岐うどんを喰いに行ってください。
しかし、これだけ違うと、実は『スープカレー』ってのはかなりのバリエーションがあるのではないかという気がしてくる。というわけで、また次は違うお店を教えてください“こんびに”さん。ぼくは2辛アップでちょっと足りなかったのでスパイスを追加しながら食べた。もし再訪の機会があったら、4辛アップくらいに挑戦してみようかしらん。

次の目的地は、平岸高台公園。====ThisIsTheErrorMessege====いいんですおノボリなんです、なんとでも言ってください。地下鉄車内はよさこいソーランの踊り子さん達。繰り返しますが、苦手です。何が苦手って、衣装と化粧が苦手。ぼくらの世代では“タケノコ”さん====ThisIsTheErrorMessege====を想起してしまう。どこへ行っても踊り子さんの姿を目にするので、ドラがもう1枚乗ってハネ満級の苦手になってしまった。

南平岸駅から東へ坂を上ること数分。テレビ画面で見慣れた景色。ホントにHTBの裏にあるから使ったってだけの小さな公園だった。ぼくみたいなおノボリがもっといるかと思ってたけど、1組のカップルが記念撮影していただけだった。
再び地下鉄で北に向かい、せっかくなのでテレビ塔の下まで行ってみたけど、地上は件のタケノコさん、じゃないや踊り子さんが占拠しているのは間違いない。今回の旅行では市街地中心部には近づかない方がよさそうだ。

東豊線に乗り換えて福住へ。ぼくの先を、『KONNO4』と書かれた赤黒ユニを来たこどもが歩いている。わびさびわさび。福住駅の先に見える札幌ドーム。サッカー場に向かう人の波、しかしその背中からうきうき感が感じられないのは何故だろう。天気のせいなのだろうか。
ぼくのチケットはB自由席、ゴール裏だ。迷うことなく大塚側のゴール裏に行く。コンサ側のゴール裏はいっぱい、まだまだこれだけの動員力はある。ドームだから声がよく響く。今日のぼくの服装、StokeCityのユニを連絡しておいた“こんびに”さんが、ぼくを見つけて声をかけてきてくれた。

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