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2005中国四国道楽ツアー(第3話)
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3日目。前日の天気予報からくどいくらいに「雨だ」と言われ続けていたけど、鮮やかに雨だった。電車で広島駅へ。まずは駅近くのWINSで天皇賞の馬券を買う。それから件の2名と合流。ぼくのわがままで広電の江波車庫を経由してもらい、廿日市市の会場まで運んでもらう。ここで岡山に戻るマルホン師は離脱。お世話になりました、ありがとう。
駐車場からさらに階段をずんずん上がったところにある陸上競技場は、屋根がまったくなく、雨のスタンド観戦にはかなりの忍耐力がいる。会場にしか思い入れがないぼくは軟弱にはずれにある四阿でぼんやり観戦。山口教員団が時折カウンターを繰り出すものの、地力で勝った佐川中国が順当勝ち。

S君は残って第2試合の雉隊====ThisIsTheErrorMessege====を視ていくつもりだったのだけど、雨がやみそうにないのでぼくと一緒に撤退。バスは楽々園行だったので終点まで行ったところ、電停まで少し歩かされた。そのまま宿に戻るS君と商工センターで別れ、ぼくはショッピングセンター内のフードコートでハンバークセットを食べる。さすがに3日間も貧乏性旅行を続けると疲れが退かない。
ここからシャトルバスに乗って広島ビッグアーチへ。初めてサンフレッチェのホームゲームを観る。テレビでしか視たことのないビッグアーチ、バックスタンドにまったく屋根がないのはわかっていた。だからあえて高いメイン指定席を買ったのだけれど、その指定席ってのが前から2列目とは!屋根がないではないか!指定席にした意味がまったくないではないか!どうせこの雨だ出足は悪い。これは試合開始ギリギリになって空いている屋根の下の席を間借りするしかあるまい。
というわけで、充実した売店でビールを買って適当に時間をつぶした。果たして、選手入場の頃になっても上部に空いている席が見つかり、案内のボランティアさんも「その席のひとが来たら替わってね」と許してくれたので、濡れずに観戦出来た。

しかし、新潟は慎吾がいないだけでこんなに恐くないチームになってしまうのかしらん。それに、何がどうなったのか後ろがガッタガタ。あと、広島と新潟では新潟の方が馴染みが深いのでアルビ寄りで観戦のつもりだったのだけど、慎吾がいなくて寿人がいるのなら、自然と心はサンフ寄りに。その寿人が2ゴールなのだから、いやいや愉しく観戦出来た。しかし5得点は出来すぎ、というより5失点は多過ぎ。後輩の新潟サポからは「こうして札幌・仙台化が進んでいくのでしょうか」と、深い深い嘆きのメール。おっかしいなあ、新潟BigSwanでなび杯観戦したあとの宴では「J2かあ懐かしいなあ」挑発的にも程があるような発言をしていたのだが。
さて、最後の観戦も終えて帰宅の途……にはつきません。もう1ヶ所寄るところがあって、そのためには迅速に広島駅に出る必要があった。Aシティ中央からバスで紙屋町へ。20分で着いてしまう。ホント、こんなのが出来たらアストラムラインはひとたまりもない。なぜか紙屋町東の電停で駅行を10分近く待つという珍しい体験もし、広島駅には無事に19時前には到着出来た。

最後に寄るところ、それはもちろん広島焼屋。駅ビル2階の麗ちゃんが有名。たしかにここは混んでいたけど、1人だったおかげでサクサク座れた。うどん入とビール。鉄板エリアが少なくお皿で出てきたのは残念だったし、それとうどん入りはぼくにはイマイチ。次から広島焼を食べるときはそば入りに徹することにしよう。
がんばって早く着いたおかげで、1本早い新幹線に乗ることが出来、よって岐阜羽島にも1本早く着くことが出来た。広島では上がっていた雨は当然東に動いているわけで、岐阜はざんざかざんの雨だった。やれやれ。

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