吉田鋳造総合研究所
鋳造所長雑文録
2020/01/05◆年末年始のいろいろ。
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それでは今年も年末年始の行動をいろいろと。

3回目のコミケット

今年もサッカーは初日。仕事納めからそのまま上京しないと間に合わない。スーツ姿のままで上京して内幸町の宿に。

翌朝。連泊が出来なかったので、朝6時に翌日の芝公園の宿に移動させてから、またゆりかもめの駅まで歩く。日の出駅で日の出になったのはただの偶然(笑)。しかし、芝公園~日の出でファストフード店をほぼ見かけなかったのは予想外。これで朝はコンビニ飯にならざるを得ない。同業他社な皆様(笑)とともに東京ビッグサイト駅へ。名前、変わったのね。
寒かったし外にいてもやることないんで開門行列に並んで7時に中へ。南館って、遠いねえ……。今回も『単位さん』と共同作業で、9時にはほぼセットアップを終えた。

10時になって一般参加の入場開始。しかし、出足が遅い。やはり遠いからだろう。逆に、売り上げが切れるのも遅くなった。これまでの2回は午後2時になると急に来客が減ったのだけど、今回は午前10時台より午後2時台の方が売り上げが多かったのだ。なもんで、撤収開始は午後3時半から。午後4時の終了の拍手にも参加できた。

じゃからんは昼過ぎに到着したのだけど、リストバンドの購入====ThisIsTheErrorMessege====で相当歩かされたと嘆いていた。実際、いくら「一般参加者」という呼び方とはいえモノを買うのに入場料が要るというのはなかなか受け入れるのがむずかしい。今回は東京五輪対応でやむなしだと思うが、五輪明けからは通常フォーマットに戻してほしい。

今回は同じフロアーに萌え系ブースもあったので、そっちもウロウロしてみた。特に興味があったのが女性側のスペースだったんだけど、「男の娘」を縛っている絵をディスプレーしているところもあったような……なかなかな異文化である(笑)。

さて、今回のディスプレーは『映像研には手を出すな!』====ThisIsTheErrorMessege====から。このディスプレー画像をツイートしたところ、原作者の大童先生に見つかってリツイされるという衝撃の事件があった。とまあインパクトはあったとは思うのだけど、『鋳造はコミケにいる』と同様に何を売っているのかわからないという問題はある。実際、ちょっと脚を止めた方に「1年で全都道府県でサッカーを観ました」と話しかけると話に乗ってくれてお買い上げいただける方も少なくなかった。売り上げ増を考えたらもっと商品の内容を前面に出した方がいいのだろう。
しかし、実はコミケットのサークル参加って「売る」という行為自体が『手段』ではなく『目的』だという側面も少なからずあって、『手段』面を研いでいくことの功罪も考えないといけない。でも、次年は『手段』面を研ぐ実験をやってもいいかもしれない。ええ、次年も出す気マンマンですが何か?!(笑)


打ち上げは今年も焼鳥屋『馬力』。今回は新橋店。ぼくは朝飯がカロリーメイト1箱+昼飯がコンビニスイーツのバウムクーヘン1個だったから、むしゃむしゃといただきましたよ。ホルモン刺が美味でした。
この日も、単位さんのすばらしい単位っぷりを堪能させていただいた。『ホッピーセット』を頼むと、甲類焼酎が半分近く入ったグラスと瓶ホッピーが出てくる。ぼくはそのグラスにホッピーを少しずつ注ぎながら1グラス1ホッピーで呑むものだと思っていた。しかし、彼の考えは違った(笑)。セットが出てくると、甲類焼酎にホッピーを少しだけ注いで着色して飲み干し、「中、おかわり」====ThisIsTheErrorMessege====して出てきた甲類焼酎にホッピーを少しだけ注いで着色して飲み干し、「中、おか(略)という呑み方。4グラス1ホッピー。異世界から来た魔導士の風格がありました(笑)。

時代劇の舞台から特撮の舞台へ

12月29日は、じゃからんと小旅行。昨年GWに飛田新地へ行ったからというわけではないけど、「吉原へ行こう」。芝公園→日比谷→三ノ輪。日本堤方面に歩いていくと矢吹ジョーの像というか人形というかがあって。なるほど、ここが山谷地区なのね。都市構造が東京の他と少しだけど確実に違う。

吉原大門の交差点には見返り柳====ThisIsTheErrorMessege====があり、中への道は平地なのにわざと曲げて敷いてある。その先の大門跡は、京都・島原遊郭と違ってちゃんとした門があるわけではない。そして、その先は、普通のソープ街だった。大阪・飛田新地の異世界ぶりとは違った現実的な風景。これなら、岐阜・金津で見慣れているぼくには特に刺激もない。そんな中に樋口一葉====ThisIsTheErrorMessege====の旧家跡とかがあったりする。

鶯谷から電車で有楽町。銀座一丁目にあるブルガリア料理店『トロヤン』を予約しておいた。じゃからん推しのヒロシの旅番組でブルガリアが3回出てきたのだけど、3回ともメシがとてもうまそうだったので。実際、ここも美味しかった。スネジャンカとかシレネチーズとか普段接することのない食材を味わうことも出来た。あと、アイランがあったのは好感度アップ。じゃからんは加糖、鋳造は加塩を頼んだけど、加糖版は明らかに飲むヨーグルト(笑)。加塩版はトルコで飲んだアイラーンに近かった。よくわかんなかったのがBGM。ブルガリア料理店なのに「YMCA」だったり「ドント・ストップ・ティル・ユー・ゲット・イナフ」だったり「バラクーダ」だったりするのは誰の趣味なんだ(笑)。

芝公園に荷物を引き取りに行ってから、表参道の眼鏡屋『リュネット・ジュラ』と服屋『デシグアル』へ。前回は岐阜の眼科で検眼して処方箋を眼鏡屋に送ってレンズを作ったのだけど、傷が入ったので作り直し。やっぱり眼鏡用の検眼は眼鏡屋でやってもらうに限る。ものすごく細かく調べてもらえた。服屋では久しぶりにシャツを1枚買って、明治神宮前から副都心線→東武東上線と乗り継いで東松山へ。遠い(笑)。

東松山まで来たのは、ここも積年の課題だったレストラン『くらんぼん』を訪問するため。これもじゃからん推しの特撮「仮面ライダー剣(ブレイド)」の重要ロケ地。ぼくも何度か一緒に視ている。ああ、ホントに『ハカランダ』====ThisIsTheErrorMessege====だ。そのまんま。
この店の何がいいって、なんてったって「聖地」を売っていないこと。レジ・ブースの裏に掲げたボードは撮影時に使われたものだろう。でも、それだけ。普通の洋食屋で、普通に美味かった。ぼくは銀一のブルガリア料理より断然こっちだ。岐阜から東松山はなかなか行きにくいけれど、ここは再訪したい。
バスで熊谷に移動して泊。当初の予定では翌日は上越国際でスキーのはずだったけれど、雪がないのでやむなく中止……だったのだが、「やむなく」どころか2人ともあまりの疲労困憊で雪があってもスキーなんてとてもとても無理。ありがとう!ありがとう、暖冬!←志摩りん風に(笑)

どうということはない30日

この日はじゃからんとは朝から別行動。せっかく熊谷に泊まっているのだから行田ゼリーフライは食べてみたい。秩父鉄道で行田市まで行くのも……と省線行田から行ける店を訪れたぼくは「もう行田にはカネは落とさん」と決意することになる。『ゼリーフライ童貞』で死んでも悔いはない(苦笑)。

この年末は実家には泊まらないことにしたので中浦和のホテルで3泊。チェックインを済ませて、朝霞台のマンガ喫茶→立川競輪(笑)→朝霞台のマンガ喫茶で終わり。こんだけ賭博場に行っているのに、ビッグレースの現場に立ち会うのは初めて。脇本の実力を完全に過小評価していました申し訳ない。いいレースを視ました。
マン喫では、とある少女マンガにしっかり付き合ったのだけど、サブキャラをどれだけしっかり描けるかが物語の深みを決めるという当たり前の事実を突きつけられた。うん、これはマンガ喫茶で済ませてよかった。あと、埼玉では知られた?チェーン店『ぎょうざの満州』で初めて食べたけど、『餃子の王将』と比べて皮がもっちりの小籠包系。どっちが美味いか?は、好みだろうなあ。

年に1度の苦行の日

日野の実家にみんなで行く日……の前に立川南口で球の打ち納めをやって見事に勝利!久しぶりに火憐ちゃんを歯ブラシでイかせることが出来た(笑)。競輪グランプリの負けも全回収。へへへへへ。じゃからんと合流してからちょっと古着屋を冷やかしたんだけど、すごいねえ……古着でこれだけ揃っちゃうんだ。
実家に戻り、姉の一家もやってきて晩飯と『紅白』。そもそもバラエティーも歌番組もほとんど視ない鋳造にとって『紅白』は苦行ではなく苦痛。じゃからんには「あたしだけ置いて勝手に隣の部屋で寝るのナシ!」と言われてるんだけど、もうだめ。「もういいよ!私、実家に帰るのやめる!」と叫びたくなるくらい。

20時半に姉達と一緒に引き上げ。西国分寺で武蔵野線を待っているとき、ホームにいた1組のカップルに釘付けに。後ろからカレシがびとっと密着して抱きしめていたんだけど、そのカレシがそのままの恰好で腰を前後に動かし始めたのだ。え、え、え、え、え。もちろん服は着ているのでオープン性交に突入したわけではないのだけど、カノジョは膝から崩れ落ちそうになってるし、いやあすごいなあ『生きもの地球紀行』だなあ(笑)。そんな風に大晦日の夜は過ぎていく。

天皇杯の日

元日。まずは志村坂上のP屋で初負け(笑)。それからだらりーんと時間をつぶして、午後1時半に千駄ヶ谷で別行動のじゃからんと待ち合わせ。スタが新しくなっても、そこは見慣れた元日の千駄ヶ谷駅だった。

さて、新スタ……というか大改装スタ====ThisIsTheErrorMessege====の国立。じゃからんによると女子トイレ問題は解決しているとのこと。3階席からの眺めもこれまでの国立最上層とそんなに変わらない。けれど、そこから都庁とかが屋根で見えないのはちょっと違うところ。あと、横移動の通路がないのは相当な減点材料。階段を上がって、隣の縦通路に移動しようとすると一度階段を使ってプロムナードに出ないといけない。きっと「だったら出ればいい」という発想なんだろうな……。

試合は神戸の完勝。特筆すべきはキョーゴの守備力。2-0になって後半に鹿島が前がかってきたら神戸はすぐに5-4-1のぺったんこにしてきたけど、その4の右側でしっかり相手のチャンスの芽を摘みまくってた。「脚を刈られて苦しむキョーゴの姿がいっぱい視たいっ!」と萌える女性陣の期待に応えるように鹿島の中盤が愛しまくってた(苦笑)けど、それでも彼を下げたらそこから穴が開くもんね。2年前の岐阜みたいに。

あと、藤本の「そこにいるのが仕事」のストライカーぶり。大学卒業後は本の梱包作業をやってた彼が元日に天皇杯を掲げる……。「日本のヴァーディ」の称号====ThisIsTheErrorMessege====が似合う。鈴木慎吾====ThisIsTheErrorMessege====が天皇杯を掲げてはしゃぎまくってたけど、キャリアのすごさは藤本の方が上だろう。ホントに、おめでとう。

元日の国立が戻ってきたら、元日夜の新宿『安具楽』でのべサポ・カップルとの呑み会も戻ってくる(笑)。しかし、外国人客が多いねえ。日本の正月を愉しんでいただけるのなら、よいことです。

横浜オルタナティブ

朝からじゃからん実家にご挨拶。なんと!この日は!じゃからん実家で義父母を前に寝なかった!鋳造的にはスゴいことなんですけど(笑)。

昼前に出て、横浜に行って軽くデート(笑)。筒香がいなくなってどうなるの?なハマスタ前→ありあけ本店→大桟橋→赤レンガ倉庫→観覧車→桜木町駅。ここまでは普通のデートコースさ。同じようなカップル、大勢いたさ。問題はここからだ。

じゃからんは夜に伊勢佐木町の映画館でハル・ハートリーの短編映画を観るという。だったら歩いていくか……と桜木町から南西方面に歩いて行って、ぼくらは横浜オルタナティブを知ることになる。
桜木町駅~日ノ出町駅の野毛エリアはホルモン屋がありぃの怪しげなサーカス道具屋はありぃの。そこから南東に向かっていくと場末なスナック街はありぃの、その先はででででんとソープランド街とコリアン街はありぃの。普段は省駅西の三ツ沢周辺とか新横しか行かないから、「横浜ってこんなにディープだったの?」と目からウロコが剥げまくり。新鮮でした。


じゃからんが映画を観ている間に関内近辺でパチ屋3軒ハシゴして1勝2敗、その1勝もわずか100円。うーむ、ツキは年末ですべて使い果たしたか?映画鑑賞が終わった彼女と合流して中華街でメシ喰って、岐阜に戻る。金曜朝6時半に出て木曜夜11時半に帰宅。そりゃ疲れますって。

その後の吉田鋳造

加納天神に初詣に行ったりした以外は、年末に購入したPC『ジャンヌ』号のセッティングで2日間をほぼ使いきった。メモリ32GB+SSD仮想メモリ100GBですから、よほどのことがない限りフリーズはしないだろう(笑)。BTOパソコンなんでわからないながら自分でパーツは選ぶんだけど、CPUファンってスゴい大きさなのね。筐体を開けたとき、何が起きたんだ?と思ったよ。

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