吉田鋳造総合研究所
鋳造所長雑文録
2019/11/06◆お待たせ!地域CL・1次R通過チーム予想大会(その1)
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え~~~~~~~~~~第26回~~~~~~~~~~
「地域CL・1次R勝ち抜けはどこになるのか会議」~~~~~~~~~~

Aグループ:金沢市民(石川)開催
東海1位FC刈谷
北信越1位福井ユナイテッド
四国2位FC徳島
九州1位沖縄SV
Bグループ:仁賀保(秋田)開催
関東1位VONDS市原
全社枠TIAMO枚方
東北1位いわきFC
北海道1位北海道十勝スカイアース
Cグループ:春野球(高知)開催
中国1位SRC広島
関西1位おこしやす京都
四国1位高知ユナイテッド
東北2位ブランデュー弘前

昨年と同じく3グループで、各グループ2位のうち最優チームにワイルドカード枠があるというレギュレーションです。では、例によって先着順に。


●「ココジェイ」管理人・龍星ひかる氏の見解。

今年もお招きいただき光栄です。時間的にあまり自由がない状況が続いているので、相変わらず人生の我慢の時間帯です。西が丘や赤スポなど近場でフットボールライフを堪能できるあたりは、結構うまくやったなと自負してます。東京ヴェルディもスペリオ城北も早々に昇格争いから退場してしまったのですけどね。いまは地元であるFC岐阜のJ2残留がひとつの楽しみです。

今年も全く観れてなくて結果しか追ってないので、リーグ戦の結果とにらめっこして決めました。全体的な所感としては、ちょっと荒れそうだなという予感がしてます。経験値の高い古残のチームがある程度いる一方で、新興クラブの成績が結構優秀なので、どういう要素が結果に作用してくるのか、とても興味深いです。

●Aグループ:福井→沖縄
リーグ戦の成績を見ると福井ユナイテッドFC(13勝1分0敗)と沖縄SV(17勝1敗)がワンツーかなと。地域CLの経験値の差で福井を1位にしました。福井は全社に出れていたら自信をもって推せるんですけどね。とりあえず早く勝ち上がって楽になってください。沖縄SVの1敗は優勝が決まった後の最終節のどうやら台風接近のサッカーできる状況じゃない中での負けなので、まあ無視でいいかなと。全社は1回戦で準優勝の京都に当たったのが不幸だったと同時に士気を高めるための糧になっていればと。
全社でベスト8までいったFC刈谷も地元東海の代表として気になるけど、いままで良くも悪くも予想を裏切られてるので、今回も予想を裏切ってもらいたいです。同じくベスト8まで進んでいるFC徳島は台風の目になる可能性はあるけど、リーグ戦で高知に勝ってないのが特に推しきれない理由です。

●Bグループ:十勝→いわき
例年なら関東勢がんばれと言うことでVONDS市原FC推しにするんだけど、やめます。いわきFCと北海道十勝スカイアースが各リーグで無敗で一桁失点なのでこの2チームを推します。たぶん、世間的にはいわきFCが本命になるんだと思うけど、いわきFCって2位のブランデュー弘前FCに2分けなんですよね。全社でも浦安と引き分けて、京都に負けてる様子を見ると、地域CLに出場するレベルのチームとはまだ相対せないのではと疑ってます。じゃあ十勝も1回戦で敗退してるじゃないかって話ですけどね。地域CLの経験値の差で十勝を推します。
市原と枚方は各リーグ戦のレベルが高いので成績は係数を盛る必要があるのですが……昨今の関東勢の成績を顧みてやめました。ただ、いわきFCが先述の通りこのクラスとの対戦成績が悪いので、案外3タテを食らって最下位もあるんじゃないかという気もしてて、正直読めません。

●Cグループ:高知→京都
1位予想は高知ユナイテッドSCにしました。全勝で92得点4失点はパーフェクトです。全社予選決勝でFC徳島に負けてるんですけどね。全社不出場が不安要素ですが、全国大会の経験値は十分かと思うので、大した問題にはならないかなと。ホーム開催で満を持して1位通過してもらえたら。2位はおこしやす京都ACにしました。関西リーグを無敗優勝で全社でも2位の実績をもってしたら、1位予想したいところですが、リーグ戦で中~下位のチームに取りこぼしているあたりが不安要素です。
SRC広島は最終節の逆転で優勝を決めた勢いがちょっと怖い。ただ、勢いで勝ち上がれる例って極稀だと思ってます。そしてこのチームには当てはまらないかなと。ブランデュー弘前FCはいわきFCと2引き分け、ラインメール青森FCに勝ってて、ヴァンラーレ八戸FCに引き分け(PK負け)なあたり不気味です。しかし、輪番枠で決まった地域CLに対する準備ができているのか疑問です。

●ワイルドカード:京都
同グループのSRC広島とブランデュー弘前FCが十分に準備できてないのではと予想します。他グループはある程度拮抗してそうなので、2位が6ポイントを取れるのはここかなと。おこしやす京都ACも早く楽になってほしいチームのひとつです。


●ディアブロッサ高田サポ、あさぎり。氏の見解。

今年もご招待いただきありがとうございます。すっかり県リーグの人になってしまったのでどんどん地域カテゴリから離れてしまいそうな昨今、頼みの全社も台風に翻弄され月曜に愛知=鹿児島日帰りとなった状況ですが、今年も予想させていただければと思います。

●Aグループ:刈谷→福井
どのチームにもチャンスが見込めるという点では非常に難解な「混戦模様」のグループA。全社と去年の実績から刈谷が半歩リードと見るが他のチームも大きな差は無い。
刈谷は全社準々決勝で枚方に逆転負けしたとはいえ、2回戦で難敵・栃木シティ相手に勝ち切り結果として3試合こなせた点は好印象。昨年の実績を鑑みても1位で抜けられる可能性はこの中では一番高いと見る。気がかりなのは良くも悪くも戦術的に固まっていて相手の戦術変更に対する対応に不安が残る点と、昨年よりも後半の運動量が落ちているように見えた点。ここを何処まで修正して本番に臨めるかが重要だろう。
福井は全社こそ逃したものの国体で大阪府(FC大阪)に勝って準優勝と健闘。国体はあまり地域CLに直結するとは言い難い大会とはいえ、高いレベルの相手と連戦の経験が出来たのはプラス材料。恐らく照準は初戦の刈谷に合わせてくると思うので、ここ次第では一気に1位抜けの展開もあるのではと考える。
沖縄は全社初戦でおこしやすに先制するも逆転負け。しかも九州勢は全社で1回戦全敗という状況。そう考えると九州リーグの現状のレベルはそこまで高いとは言えない。更に長距離移動、気候への対応、連戦の経験不足という不安もある。タレント的にはそれなりにいるのだが、それだけで跳ね返せるほどこの大会は簡単ではないと思う。勿論個人的には前俊をJヴィレッジで見たいという願望はあるが、それと予想は別ものだ。
徳島は全社準々決勝でおこしやすに完封負けも輪番枠で滑り込み。実際現地で準々決勝を見たのだが、攻撃はしっかり繋いで、守備は大きな破綻をしないようきっちりブロックを形成する組織的なサッカーは好感が持てるものの、絶対的な得点源が無い分決め手に欠くところがあるように感じた。初めての地域CLで一気に決勝ラウンドまで突き抜けるには一歩足りない、ただ勝ち点0で帰るようなことも無いというところに落ち着くのではと思う。

●Bグループ:枚方→いわき
枚方、いわき、市原の熾烈な1位争いが予想される「上位拮抗」のグループB。全社の成績を重視して本命は枚方とした。
枚方は刈谷、京都に勝っての全社優勝。攻撃力、特に縦に抜けてくる時の速さは他地域と比較しても非常に高い水準にある。相手が厳しい今回でも十分戦えると考える。また、市原→十勝→いわきと日程的には多少のターンオーバーも見込める形になったのも大きい。ただ、ここぞという時にファウルで悪い流れを引き寄せがちな点と、全社で見せた悪い流れの時にピッチ上で修正を促せる選手がいないという点が本番で露呈しないかが不安材料。和歌山時代からその手腕を個人的に高く評価している辻本監督にその点は期待したい。
いわきは全社3位ときっちり結果を残したとはいえ、リーグ戦と全社で今大会出場チーム(京都、弘前)から一度も勝ち星を奪えていない。しかも初めてのこの大会で全チームから間違いなく標的にされる状況で本当に通常通りの実力を出せるかという疑問は残る。勿論地力は1番あるだろうし、仁賀保という近場でやれる強みも持っていることから、あっさり3連勝で抜けてごめんなさいというシナリオも十分考えられる。しかしそんなに簡単に事が運ぶとは思えないのだ。
市原は関東こそ2位以下をかなりの勝ち点を離して制したものの、全社2回戦で東海2部の常葉浜松相手に80分負けしたのはマイナス材料。今年の関東は横浜猛蹴が4位と健闘するも、他のリーグ上位陣が揃って2回戦までで姿を消している状況だけに、これまでのような「関東だから」という見方もしづらい。更に日程もいきなり枚方→いわきと当たるのは非常に厳しい。ただこちらもタレントは揃っているし大会自体には慣れている。逆に初戦枚方に勝つ事が出来れば一気に全勝で駆け抜ける可能性もあるだろう。
十勝に関しては去年の頑張りを考えればこれまでのようなアウトサイダーといった見立ては出来ないとは思う。ただ今年に関しては入ったところが悪かったとしか言いようがない。こういった相手にどういう戦い方を見せるのか、来年以降も見据えてしっかり考えて臨んで欲しい。

●Cグループ:京都→弘前
ここまでの実績で京都が頭一つ抜けている印象のグループC。この組み合わせで首位を逃す事は考えにくい「頭堅実」な展開となりそう。
京都は最後に逆転で関西優勝、全社は関西2位の枚方に借りを返されたものの沖縄、徳島、いわきにきっちり80分で勝っている点は高評価。まとまりの無い個の力でゴリ押す攻撃と超ハイプレスに目が行くが、実際の所ここ数年はむしろCB内田を中心とした堅実な守備がベースになっており、そういう意味では安定感は上がっているように思われる。ここ2年は全社の月曜日という風物詩も発動しなくなった事を考えると3連戦にも不安はない。ここは1位ですんなり抜けると見る。
2番手争いは弘前と高知の一騎打ちの見立てだが、リーグ戦でいわきと2引き分けという戦績を重視して弘前を推す。ここ数年の東北は、身近なところに「ここと戦えれば地域決勝でも戦える」というチームがあるという強みがあったのだが、その「戦える」という結果をしっかり出してきたことは非常に大きいと考える。全社を経験できなかったことは不安かもしれないが、それは高知も同じと考えるとここは弘前優位と考える。あとは極端に高知が暑くならない事を祈るのみか。
一方の高知は地元で戦える事の優位性を何処まで持てるかが鍵。昨年の一次ラウンド、函館に乗り込むも冬将軍の返り討ちに遭い失望以外何も残らなかったあの戦いの二の舞には流石にならないとは思う。しかしながら全社を経験できなかったことやはり不安材料。徳島もあくまで全社で全国の基準を知りに行った側だということは忘れてはいけない。
広島については3年前の記憶====ThisIsTheErrorMessege====があるのでどうしても評価を上げるのは難しい。むしろグループ間のパワーバランスを崩す事を懸念…というかその展開を予想せざるを得ない。正直なところそれ以上は言えない。

●ワイルドカード:弘前
恐らく今年はどのグループも2強2弱の構図にはなりにくそうなので、WCは勝ち点6、得失点差の戦いと踏む。そうなるとストレートに大量点差の生まれる可能性が高いグループから出ると考えてCの弘前という結論に。ちなみにもし2強2弱の展開が出るとしたらグループAではと考えている。福井と刈谷が初戦引き分けたら、そこから両方2勝で勝ち点7のWCという展開は頭に入れておいても良いかもしれない。


●岐阜サポ・ジュニア氏の見解。

今年もお招きいただきありがとうございます。2016年から3年続いた東海複数出しも途絶えて今年は刈谷の単騎勝負。立場的には推さないといけないけど今まで見てきた中での経験上は……。

●Aグループ:刈谷→福井
この5年でCL参戦4回、ファイナル2回。間違いなく一番JFLに近い位置にいるチームの筆頭格と言っていい刈谷。クジの結果も最高でもなく最悪でもない。全部午前の試合になる1枠を引いたのはラッキーだったとは思いますが……単純に今年の刈谷を全力で推すのはちょっと怖いんですよね。
リーグ内でも力が拮抗したチームがあるだろう関東関西ならともかく東海で2敗したのはかなり印象が悪い。内1つは直接見てるが論外の試合だった。そこからチーム状態は上がってるとは思いたいし、上がっただろうから伊勢志摩を捲って優勝したんだろうけど、全社で枚方を殺し損ねて復活を許した。正直今年の刈谷は例年以上のムラっ気が隠しきれない。それが正の方向に出ればいいけど負の方向に出たら目も当てられない。丁半バクチになっちゃうかなぁ……。
当たる順番は2006年の岐阜に近いイメージ。金曜が一番のライバル。土曜が比較的楽と思われる相手。日曜がダークホース。従って金曜の福井戦が最重要と位置づけてます。これを取れば刈谷が8割方抜けれると思ってます。そして立場上「それは出来る」と言うことにします。
徳島と沖縄は初のCL。沖縄はJ経験者が結構いるけど、全社も土曜で帰ったし九州で2連戦はやってても3連戦を経験出来なかったのは絶対マイナス。それに一昨年の鈴鹿にも言ったけどプレイングマネージャーで勝てるほど甘く無いよ。徳島は……高知に勝ててないならそうゆうことだろうな……と思ってます。刈谷→福井で。勝ち点は9→6だと思ってるけど7→7になる可能性もあるかなぁ……。

●Bグループ:枚方→いわき
念ずれば叶う。コケの一念岩をも通す。抽選前からいわき、市原、お京都、枚方になんねぇかなぁ……と方々で言ってきたけど、お京都が十勝と入れ替わっただけで地獄グループの出来上がり。申し訳無いけどさすがにこの中で十勝がどうこうはならないだろうなぁ……年々強くなってきそうな雰囲気は感じるけどこの中ではちょっと。
そうなると3すくみって絵図になるけど、いわきはCL初体験。市原は全社で底上げ狙いで控え使って東海2部の常葉に喰われる体たらく。これについて言うとそうゆうことしてCL勝ち抜いたチームを僕は知らんけどなぁ……。
というわけでいわきと市原はマイナス要素がある。枚方はない。枚方に関してはベテランが多いことでのスタミナの不安があったが全社5連勝でそれを払拭した。勢いは枚方にある。枚方→いわきで。

●Cグループ:京都→高知
ここはちょっと鉄板じゃないかなぁ……もちろんお京都。お京都と十勝が入れ替わってたらどこでもアリだったんだけど。
高知と弘前は去年刈谷とやったことでこのくらいかなぁ……ってのは感覚でわかる。そしてB組で書いた4つ。この4つを挙げた理由。それはこの4つは刈谷が恐らく不利であろう4つ。高知弘前広島は刈谷は勝てる。お京都は正直キツい。そう思わせるだけの雰囲気はある。それがここに入ったのであれば1強で揺るぎないでしょう。
相手探しでいいけど地元だし高知かなぁ……お京都→高知で。

●ワイルドカード:福井
Cだけはない。Bは混戦になると勝ち点食い合う可能性がある。そうなると勝ち点7→7が一番ありそうなのはA。福井もそろそろ報われて欲しい感あるんだよなぁ……福井もファイナル失敗2回だし。そうゆうわけで福井です。


●相模原&新潟サポ・相模原のM氏の見解。

今回もお呼びいただきありがとうございます。
今年は色々な事由により観戦試合数こそ減りましたが、新規ピッチ塗りは昨年並みのペースで進み7月には観戦ピッチ数600達成をJ2長崎のホーム諫早で迎えることができました。また同時にJリーグ全ホームスタジアムレベル1のフルコンプも達成しました。次の目標は700ピッチですがそれはいつの日になるのやら……。
今回の地域CL出場チームもなるべく観るように努力したのですが、緑の我が軍のホームゲーム観戦を優先したためなかなか観るチャンスに巡りあえず今年観たのは結局出場12チーム中6チーム……(泣)。では予想に入ります。

●Aグループ:刈谷→福井
難解ですね……ようやく刈谷と徳島を全社で観れましたが福井とソヴァを今年結局観てない(泣)。
元Jをずらりと揃えたソヴァは地域CL初出場。九州L昇格2年目で開幕から17連勝で優勝を決めた(ただし最終戦はJFCに黒星)。だが全社初戦で負けては評価を上げられない(といっても相手は準Vのおこしやすだが)。全国大会出場経験が少ないのもマイナス。地理的要因や予算もあるのだろうが……高原はじめ元緑の我が軍の選手が多いから頑張って欲しいのは山々なのです、ハイ……。
徳島は全社QF進出で地域CL初出場を決め(輪番だけど)ホッとしたのかおこしやすにシャットアウト負け、全国のレベルを高く感じたのはないだろうか?
となると地域CL経験値の勝る残り2チームの比較だが全社を欠席した「新生」福井よりJFL復帰まであと一歩に迫った刈谷を本命にします。なんかざっと見、チームが昨年比でさらに成長しているような気がしたのです。全社QFで枚方に逆転負け喰らったけどおそらく最低限のことはできたと思ってます。全社で見つかった課題も修正してきて大舞台に臨んでくるでしょう。

●Bグループ:いわき→市原
十勝以外の3チームは今年観戦済。だけど今回きっての「死のグループ」。またかよ!この死のグループを予想するにあたってまず先に断言します。

十勝をナメたチームは消える!
裏を返せば十勝から何点取るかでこのグループの行方が分かるかもです。

その十勝は全社初戦で横浜猛蹴に負けたものの、大会自体をミニキャンプと銘打って他の試合を視察したりJFLチームとTMしたり。相応の準備はしています。昨年の地域CLで悲願の1勝。侮ってはいけません。
おそらく一番のターゲットになりそうなのは枚方。ポジションの要所にJで経験豊富な選手を揃え勢い一気に全社初制覇。しかし決勝まで勝ち進んだことで他のチームの偵察部隊にみーんな見られてしまって研究し尽くされそうな懸念がしてならないのです……。
関東覇者・市原はエースFWレナチーニョを全社のメンバーに登録せず温存。自分が観たリーグ戦はレナチーニョ頼みの機会が多かった試合でしたが全社ではレナチーニョに頼らない戦い方を模索した結果、2回戦で「あえて」消えたのでは?なお関東覇者・市原についてはワイルドカードで後述します。
そして今大会注目の「クラーケン」いわき。昨年の失点の多さ(2部南18試合12失点)を修正してリーグ戦18試合でわずか4失点。総得点の多さばかり目につくけど守備も出来上がった印象。全社も特にメンバーを固定せず持ち前のフィジカルを武器に2年連続3位。地域CL初出場とはいえJ3福島を撃破しての天皇杯本大会連続出場も含め、実績は認めざるを得ずここは本命を打ちます。決勝ラウンドが近所のJビレッジ開催なのもチーム的に発奮するプラス材料でしょう。

●Cグループ:京都→高知
このグループは今年はおこしやすしか観てないのですがすみません、ここはそのおこしやすが3連勝しそうなんです。別グループに行った同じ関西の枚方もかなりのメンバーですがここもエリックにイブラヒム、さらに勝又加入で攻撃力がもう、ぱないの。コンダクター鷹人やチャンスメーカー山本、エース脇も健在。守備も内田を中心に安定。もうここ以外に本命打てません(関西某オフィシャルカメラマンさん情報ありがとうございます)。
昨年の函館でまさかの3連敗を喰らった高知だが、今年はリーグ戦9地域L唯一の14戦全勝V(2部を入れると北信越2部の新潟医療福祉大FCも全勝してる)、しかも今回はホーム春野開催で巻き返してくるでしょうが、入ったところが悪かった。弘前やSRCは……ごめんなさい。決してノーチャンスではないのですが。

●ワイルドカード:市原
いくらレナチーニョ頼みの傾向の市原だって伊達に関東1部を制覇してません。今年の関東1部ベストイレブンにも6人送り込んでます。一昨年の臨海の屈辱を忘れてないメンバーも残ってます。それに緑の我が軍と深い関わりがあるし何せ上がってもらわないと流経大ドラの結果如何ではまた関東が降格&入れ替え戦のオンパレードになってしまいます。そんなの嫌だぁ!なので願望かつ私情込みで関東覇者・市原に(しつこいようですが3回言いました)。

……とまあリーグレベルとか1次ラウンドの対戦順とか考慮しない、しっちゃかめっちゃかな見解になりましたがすみません。でも当たるといいな♪
1次ラウンドはBグループの仁賀保に行きます。ここも昨年の千代台同様実は塗ってなくて……(苦笑)。ただし私は土曜で帰ります……だって日曜はホームゲームだもん♪(大苦笑)


●宇都宮徹壱氏の見解。

2019年は地元の関東リーグは追えず、鹿児島の全社も日本代表やラグビーとバッティングして断念したものの、ウェブマガジンの取材で久々に地域リーグの「現場感」を取り戻すことができた一年でした。その意味で、今年の地域CLは昨年以上に思い入れをもって取材できそう。1次ラウンドはAグループの金沢で取材する予定です。

●Aグループ:刈谷→福井
そのAグループですが、地味に盛り上がりそうな期待感を抑えきれません。先日、現地取材させていただいた、サウルコス改めユナイテッドとなった福井は、4大会ぶりの決勝ラウンド出場を果たしてほしいところ。とはいえ地力の差で、おそらく刈谷が上回ると見ます。世の中的に注目を集めるであろう沖縄SVは、良くも悪くも高原直泰によるワンマン体質が、この厳しい戦いにフィットするようには思えません。初出場のFC徳島も、今回は「思い出づくり」に終わりそうです。

●Bグループ:市原→枚方
Bグループは今大会の「地獄」と言ってよいでしょう。関東、関西、東北という、それなりにコンペティティブなリーグを戦ってきた3チームに、昨年に大健闘を見せた十勝が挑むという構図。十勝に関しては、やはり現地で取材しているので頑張ってほしいところですが、このメンツの中では厳しい。いわきについても、県2部時代から見ているので楽しみではあるんですが、全社とは異なる地域CL特有のインテンシティに苦しむと予想。経験の差で、市原と枚方が抜きん出ると見ます。

●Cグループ:京都→弘前
Cグループは2強2弱の構図。最後に滑り込んだ広島、そして去年十勝に不覚をとった高知は、今回は残念ながらノーチャンスか。このグループの本命は、関西を制したお京都。前回大会は1次ラウンドで涙を飲みましたが、今回はアミティエ時代以来2大会ぶりとなる決勝ラウンドに到達しそう。これに続くのが、同じく前回大会で2勝しながら1次ラウンド敗退となった弘前。WCも、このグループから出ると予想します。

●ワイルドカード:弘前


●関西リーグ・豊浦総務主事の見解。

●Aグループ:刈谷→沖縄
同点PKなしとなったので、双方初戦を取ったチームが上位に来るものと予想。ただ、FC刈谷はこのグループの中でも抜きん出ていると想像されるので、余程のやらかしでもない限りは全勝で突破できるものと思う。
2位は福井と沖縄で悩んだものの、初戦を圧勝するのではないかと思われる沖縄を推す。やはり、徳島はまだ敷居が高いんじゃないかなと予想。福井も可能性は残しているものの、初戦が刈谷だったことは誠に不運。刈谷との対戦でドローになればまだ分からないが、刈谷の実力が頭一つ抜けていることなどから今回は推せない。

●Bグループ:枚方→いわき
職務上、枚方以外の回答はできかねます(きぱっ)。いや、そうじゃなくとも今年の枚方はいいです。攻撃は……。守備に不安が残るものの、相手より1点多く取ればいいという考え方が徹底されているのがいい。そして、超地域リーグ級プレイヤー「野沢拓也」====ThisIsTheErrorMessege====の存在が効いてくる。また、全社突破組という勢いも感じる。
じゃ、いわきはどうか。かねてから言われている連戦疲れに慣れていないこと、そして、仁賀保の気候と浜通りの気候が決して同レベルとは言いがたく、地の利があるとは言いがたいこと。実力は認めるが、ほぼ同レベルで団子になる可能性は大。
市原はリーグ戦優勝の勢いが既に全社で途切れてしまっていることに懸念を感じる。やはり実戦の積み重ねがあってのCLだと思う。十勝は競合揃いのグループに入ってしまったことを恨んで欲しい。ただ、寒さには強いだけに初戦のいわきFC戦を取ったら分からなくなる。

●Cグループ:京都→弘前
身贔屓ではなく、実力の上からもお京都が一歩も二歩も出ているように感じる。今季はリーグ戦では外国人選手を途中起用で実力発揮させるスタイルにチェンジしたことが功を奏したともいえるが、CLではどう出るかが見物。
弘前は初戦次第ということもあるが、いわきに負けていないという実力を発揮してもらいたい。高知は地元開催ではあるのだが、弘前と2位争いをすることになるだろうと予想。その点では初戦を取れるかどうかにかかる。SRC広島は水島を最後の最後で振り切ってのCL入りだが、ここで息切れ感は否めない。独自の戦いを強いられるものと推察する。ただ、2位争いは弘前と高知の間で熾烈な戦いとなることは間違いないと思われる。

●ワイルドカード:いわき
実力拮抗となるグループBからいわきFCを推す。いずれにせよ、ワイルドカードとなればグループBからだろうと思われる。


●コミュサカ管理人氏の見解。

今年もこの季節がやってきましたね。今回もご招待ありがとうございます。
真夜中に予想を仕上げていたら、まさかの首里城火災の報が飛んできました。私は一睡もできず、朝から映像を見た嫁さんは大泣きで、そんなお母さんを見た子供達はあたふたしっぱなし、という何とも言えない状況があり。普段はそれほど意識することは無くても、お城って、アイデンティティというか、DNAに刻まれているんだなぁと深く実感しました。これまで30年かかった復元事業に改めて取り組むのは大変だと思いますが、また朱塗りの美しい首里城が見られることを祈っております。
と、何だかんだ色々考えていたら、原稿の送信をすっかり忘れて2年連続〆切を割るところでございましたがギリギリセーフ!今年も頑張って予想したいと思います。よろしくお願いします。

●Aグループ:徳島→刈谷
うーん。このグループの予想が一番難しい。流れ的にも現住所的にも沖縄SVじゃないの?という皆様大変申し訳ございません。沖縄SVは、今年沖縄県総で試合も見てるし応援してますが、例のヤツが、毎年世界一アテにならないことを証明している最果ての勝負師のカンってやつがぁ、ザワつくんです。
それは、スギポイントカードを持っているのに沖縄には店舗が無いから使えないので、コメダの次は最果てのスギ薬局ができることを期待しています伝統の赤襷ではなく、先日知り合いから好物のへしこが送られてきて、翌日大事な会議があるってのに日本酒を追加してしまったけど後悔はしていない恐竜王国でもなく、輪番枠で最後の1枠に滑り込んだ徳島です。全社ベスト8でお京都に1-0と惜敗した、なぜかオレンジなセレステは、金沢で台風の目になるのではないかと。

●Bグループ:いわき→枚方
筋肉とひらパー兄さんとお京都の3つは今大会で抜けている気がするので、できれば決勝ラウンドに揃えたいなぁと。で、鋳造さんが筋肉の戦いを盛んにエロいエロい(注)って言う====ThisIsTheErrorMessege====から、まず東北リーグの公式を見に行ったら全然更新されてなくて、あっと悶絶し、そういうプレイ?とか思ってたら、地域協会にFMT吸収されてることに気がついて、もう!お店変わったんなら常連さんには連絡してよ!とか水槽のネオンテトラに話かけながらも、東北の3桁得失点差も、もう何か見慣れた光景ね(遠い目)って感じの桃色吐息。ということで、俺達の有明放送局さんの動画を見に行ったらなかなかエロかったので、筋肉を1位に推します。※文章中に誤解を招く表現があることを深くお詫び申し上げます(笑)。

●Cグループ:京都→弘前
お京都って言いたいだけじゃないんです(2年連続2回目)。でもお京都公式サイトの縦書きバナーは好きです。できれば、サイト内の文章も縦書きで右から左へ教科書読みとかできるように無茶してくれたらもっと好きになりますぅ(白目)。何といっても今年のお京都には、私の推しプレーヤー・沢口雅彦が所属しています。理由はそれだけで十分です。琉球>岡山>お京都な系譜の選手ですが、JFL時代の琉球で、負け試合の後に人目もはばからず大泣きしていたのを見て心を掴まれ、それ以来ずっと応援してきて、岡山でJリーグ公式戦100試合出場達成を達成した偉大な選手です。皆様、是非、お京都の沢口に注目してください。

●ワイルドカード:枚方
グループBの予想でも書いた通り、抜けていると思う3チームを決勝ラウンドに揃えたい願望のままの選出です。全社キングひらパー兄さんの意地、見せつけてやってください。

今年は決勝ラウンドの会場が、市原にある大段幕見本市会場の神殿ではなく、福島のJ村ですね。ここで大会が行われることに意味があると思うので、この機会を大切に、選手の皆様は怪我無く、ファンの皆様は事故無く、大会を楽しんで行きましょう。


続きは次回に。

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