cyic.co.uk 吉田鋳造総合研究所
鋳造所長雑文録
2019/02/04◆異種スポーツ観戦(その1)
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今年の裏テーマ、です

今年の鋳造は一味違うぜ!とツイッターで宣言したものの、なにがどう違うのやら……。決して「さらにおいしくなりました!」ではないことだけは明らかにしておこう(笑)。
まあ、要するに今年の第1優先はピッチ塗り塗りでもないし岐阜隊観戦でもない、と。いまだからカムアウトしますが、昨年のJ2で岐阜隊が降格していたらこの1年はJ3べったり観戦をして冬コミ本も『我が降格〜FC岐阜J3戦記〜』にするつもりだったんだけどね(苦笑)。冬コミ本のテーマはいずれ明らかにしますし勝手に明らかになるでしょう(笑)けど、それで雑文が疎かになってしまうのも、なあ。

ということで、もう一つの活動指針としてサッカー以外のスポーツを10種類観戦することを目標に挙げてみた。
実はこれ、むずかしいようでいて難易度はそれほど高くないような気がする。東海地区はそれなりにスポーツも盛んだし……注目されているかは別だけどね。とはいえ、サッカーシーズンが始まってしまうとなかなかそちらに週末リソースを割くこともむずかしい。2月下旬までにどれだけ稼げるかなんだよね。

Scene:01 ハンドボール
飛騨高山ブラックブルズ岐阜 15-26 北國銀行ハニービー
2019年01月12日

飛騨高山ブラックブルズ岐阜。その名の通り、基本は飛騨地区で試合を行う。高山だったり下呂だったり。でも、年に何試合かは美濃まで出てきてくれる。
この日の相手は北國銀行。現在4連覇中、文字通りの王者だ。かつてはサルッパども====ThisIsTheErrorMessege====が義勇軍を務めていたこともある。彼らはいまどうしているんだろうなぁ……。
対するブルズ。かつては勝負になるのが名古屋と三重アイリスだけで他は全敗上等だったのだけど、今季はなんとリーグ戦7連勝を飾ったとかマジかいな。オムロンやレッズに勝ったとか、もうマジかいなマジかいな。これはもう、どれだけやれんのか観に行かなければ。と、単車で大垣体育館へ。試合前に『岐大通』仲間がやってきて、2人で観戦。これまで数多くのスポーツ観戦をしてきたけど、試合前のグッズ投げ込みをゲットしたのは初めてだ。

いやあ、強いわ北國。話にならんわ。『哭きの竜』の雑魚キャラが頭を抱えて「器じゃねえっ!器じゃねえよっ!」と泣き出すくらいの差だ。

まず個人技が違って、その個人技を活かす組織づくりが違う。センターの8番====ThisIsTheErrorMessege====が大きいし重い。「重い」というより「デカい」。そいつにボールが通るともうGKとの1対1を作られてしまうので、ブルズDFは8番一人に1.5人をつけるような感じ。で、8番がDFを引きつけている間に他の選手は横にボールを動かし縦に切れ込み、そしてゴールに背を向けてボールを受けてから前を向くのが速いし、むやみに前を向くのではなく「ちゃんとDFを剥がせるまでになってから」向く。だから、ほとんどの場合でGKと1対1になっている。
一方のブルズは、攻撃の際にパスはまわるんだけど、北國DFが不用意に前に出ないでゾーンをしっかり守ることに特化しているから、というだけ。だから、GKと1対1のシーンはほとんど作れず、DFラインの前からミドルを投げ込むしかない。韓国人選手の20番====ThisIsTheErrorMessege====が、かつての西濃運輸サッカー部の椎葉秀直のように「ひとりで全部やる」状態。このコは来季はブルズにいないだろうなあ……。去年の岐阜隊の古橋みたい。
26-15。完敗です。まだまだ、プレーオフがどうのこうの言えないわ。修行が足りんね。

Scene:02 プロレスリング
新日本プロレス
2019年01月14日

昨年の同じ時期に初プロレス観戦、じゃからんがいたく気に入って今年も岐阜産業会館へ。有馬記念で3連複を的中させたアガリをぶっ込んで一番高い席にした。シュヴァルグラン====ThisIsTheErrorMessege====、ありがとう!

と、その前に……果たしてプロレスはスポーツなのか?という疑問。「プロがやるレスリングだからプロレスなんだろう?」というひともいるだろうし「あれはプロレスという名の伝統芸能だ」というひとだっていそう。でも、ぼくはプロレスはスポーツだという定義に立ちたいと思う。何故なら、新日本プロレスのエンブレムに「キング・オブ・スポーツ」と書いてあるから(笑)。場内放送でも「キング・オブ・スポーツ、新日本プロレス」と喋っていた。主催者が「ウチのプロレスはスポーツなんだよ!文句あんのか?やんのかコラ」と言っている(比喩)なのだから、これはスポーツなのだ。

今年の興行はルチャ・リブレ====ThisIsTheErrorMessege====との共同開催。昨年のような団体内抗争といったドラマはなく、ロープに飛ばして飛んで蹴って技のかけあい。だから、プロレスをスポーツとして視るには向いていたような気がする。試合は3対3のタッグマッチが多く、でもメキシコ人と日本人のコンビってそんなにうまく行くのん?と思ってたらやっぱりそうした不安はあるようで、タイチが「組むヤツの情報も対戦相手の情報もない。誰か情報くれよ、コワい……」とツイッターで呟いてたのを試合後に見つけてしまってじゃからんと大爆笑。

あと、この観戦で大きく認識を改めたのが場外乱闘。「プロレスは仕掛けだ」という先入観があったので、リングを降りて観客席になだれ込んでバコンバコンやりあうのって、観客の安全を考えて主催者から「このあたりで(乱闘が)来ますからね〜」と事前に話を通しているモンだ、とぼくもじゃからんも本気で思っていた(笑)。ところが、第2試合で勃発した乱闘は、まさにぼくらの席で展開され、じゃからんはカバンも持てずに退避。もちろん、ぼくらは何も聞いていない。破壊されるじゃからん席。乱闘勢がいなくなると、ぐしゃぐしゃにされたパイプ椅子は客が自分たちで元に戻す。おお、まさにこれは自己責任だ。もし、避難に失敗したじゃからんのカバンに巨体レスラーが倒れこんで中に入ってたタブレットが破壊されても「お気の毒です」で終わりなのかも(笑)。

これは一番高い席を買った甲斐があったというもの。じゃからんと「来年も高い席で観よう」と決めたからには、この冬の有馬も的中させなければ(笑)。


でも、一方で「いいのかなあ、これ……」と思ったこともあって、それはメイン・マッチの構成。内藤====ThisIsTheErrorMessege====が決めて勝つのはまあいいとしても(笑)、声援が「内藤さあーん!」と敬称つきだったのもいいとしても(笑)、内藤ってヒール寄りの設定だと思うのだけど、彼を立たせるためにも対極ポジションのレスラーの存在が重要なように思う。ちなみにこれ、じゃからんの見解だから(爆笑)。でかるちゃああああああああ。

Scene:03 アイスホッケー
栃木日光アイスバックス 2-6 日本製紙クレインズ
2019年01月26日

そもそも、この「10種観戦」を考えた大きなきっかけが、アイスホッケー・日本製紙クレインズの廃部。釧路としてはこの撤退は痛いだろう……とは思うものの、デパート1つ維持できない釧路の経済力ではおそらく不可能だ。なんでも、クレの年間維持費は8億円だとかいう話。ブイブイ言ってるIT企業ならともかく、地道なメーカーでこの費用を単独で恒常的に捻出するのはそう簡単ではない。西濃サッカー部の時に経験したけど、企業のスポーツ部が畳むことを決めたとき、その企業に働きかけても何も起きない。引き受けてくれる企業なりスポンサーなりを探せるか、だ。
もしそんなホワイトナイト====ThisIsTheErrorMessege====が現れたとしても、とりあえず十條製紙時代から70年続いた続いた釧路の日本製紙クレインズは今年で終わり。発表になった時、日本国内でクレを観戦できるのは既に釧路と日光だけになっていた。ホントは釧路まで行きたいけれど、さすがに……と調べてみたら、1月下旬に日光で連戦が。この時期は関東でサッカー天皇杯予選もやってるとこあるし!と土曜日のチケをあたってみると、A指定は満席、S指定は残り数席。ああ、もう、もう。もう選択肢なんかないじゃんか。

自宅を初バスで出て、名古屋から新幹線で上京し、あくまでもみみっちく(笑)北千住まで行って====ThisIsTheErrorMessege====東武をつかまえる。かつては東武日光行の「急行よりも速い快速」なんてのがあったものだが、いまは長距離系統はすべて南栗橋でカット。要するに、南栗橋から北と南で乗客数がまるで違うということなのだろう。実際、南栗橋から先の日光行きは、その「快速」で使われていた電車の4両編成だったけれど、席がすべて埋まったのは栃木から。これでは東京から長いのを走らせてもしょうがない。東京からの客は特急に乗せて稼げばいいのだ。さらに、その電車もその古さを歌い上げるもので、コンプレッサーの駆動音なんて「ずっこ、ずっこ、ずっこ、ずっこ、」なんて、まるでオンボロ漁船のエンジン音だったよ(笑)。

東武日光着。インバウンドさんだらけかと思ったけど、京都の「だらけ」に慣れてしまうとそれほどでも。近くのラーメン屋で昼飯を喰ってからシャトルバスの乗り場に行くと、発車20分前なのにもうバスは着いていて客も乗せていた。果たして、予定発車時刻の10程度前に満席になってバスは出発。もう1往復することになるのかな。
会場について真っ先にグッズ売り場に行って「プログラムください」と言うと「完売しています」とのこと。そりゃそうだよね。レギュラーシーズンもそろそろ終わりなんだから。
指定された席はスタンド最前列だった。フェイスオフでなにかが間違うとパックの直撃も受けかねない。これは緊張して観戦しないと。選手紹介は、かつて仙台で観たbjリーグかしら?と思ってしまうくらいのド派手な演出。バックスもここまで来たのね。

しかし、試合は、まあバックスのド派手な自滅。ゴール前でパックかっさらわれて入れられるとか、パワープレー仕掛けてるのにショートハンドで独走でぶっ込まれるとか、5−3のパワープレーが30秒もあったのに決められないとか。で、3ピリになると2ピリまでのキルプレーで疲れてしまったのか連続失点。バックスが8チーム中7位というのも納得できてしまう。バックスサポからも結構な罵声が出ていましたね。「ボーッとリーグ戦終えてんんじゃねえよっ!」って『セルじいさんに叱られる』かしら。
一方のクレだけど、そんなバックスだから圧倒出来た感もあって。ぼくは知らなかったのだけど、かつては上位独占だったアジアリーグアイスホッケーの日本勢は、プレーオフを確保できているのはクレのみ。リーグの下3つを日本勢が独占というテイタラク。6位の王子がかろうじて5位を狙える位置にいる====ThisIsTheErrorMessege====という程度だ。えええええどうしてこんなに弱くなっちゃったのさ。

試合が終わって。試合中は罵声も飛ばしていたバックスサポが「俺たちは!(どんどん)釧路が!(どんどん)大好きだ!(どんどん)」のコールと励ましのダンマク。彼らだって、古河の廃部の時に、たくさんのたくさんの、本当にたくさんの支援を受けてここまでになったのだ。しかし、これは帰りのバスで一緒になった元・釧路市民の男性との話で出てきたのだけど、古河アイホが同じ日光に残ってバックスになって、つまりアイホのチームを受け入れる土壌がある街に残ってさえ、ここまで時間がかかっている。もし、クレを引き受けますというIT企業とかが現われて釧路から違う街に移転したとして、すんなりうまく運んでいくかどうか。
そのあたり、フリブレ====ThisIsTheErrorMessege====と八戸の関係は気になるところ。八戸にはヴァンラーレもあるし、ワッツだって八戸で試合を打つ。結構、面白い街になってるっぽいんだけど。

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