吉田鋳造総合研究所
鋳造所長雑文録
2018/03/07◆肉体美や改造や挑発や喜怒哀楽の話
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読み返してみて、今年はまだ普通の雑文を1回も書いていないのだなあ、と。まあ、この2ヶ月に何もなかったわけでもないし、シーズンも始まったことだし、ちょっと書いてみましょう。

をとこもすなるぷろれすといふものを……

昨年の年末に岐阜サポ仲間と呑んだ時、来年(つまり今年)の目標に『ナマでプロレスを観る』というのを挙げてまして。そしたら、2月に岐阜産業会館で新日本プロレスが興行を打つと知って方針変更。だって、だって産業会館なら自宅から徒歩圏内だ。歩いて行けるでプロレスリング!じゃからんもノリ気で、ちょっと高い席を買ってしまった。

当日、指定席とはいえバタバタは嫌だなと30分くらい前に会場着。うひゃあっ、すごいひと!物販ブースはさらにすごい群がり方。地元出身のヒーロー、棚橋====ThisIsTheErrorMessege====は負傷欠場ではあるけれど、観客の皆さんからすごい「ワクワクしてる感」が伝わってくる。

ものすごく鍛えられた肉体を持つ男たちがリングの上でそのチカラとワザをぶつけ合う。基本的に防御という概念がない(笑)ので、ワザはワザとしてキチンとリングの上に再現される。再現させるのが仕掛けられる側の仕事でもあるし。ハデな空中戦が目立つけれど、腕十字やアンクルロックといった寝技もしっかり見れたのでよかった。場外戦もキチンとマネージされていて、もちろんお客さんもそれを承知で愉しんでいる。
コスチュームも、ムッキムキのパツパツパンツのスタンダードから、どこからどう見てもお前はナルシスだろーっ!(笑)ってのまでバリエーション豊か。個性を売るのが仕事だからね。
なにせ初めての観戦なので団体内の誰と誰がどうこうというアングル====ThisIsTheErrorMessege====はまったくわからないけれど、それでもぼくらも十分愉しんだ。また行こうかな?という気にさせてくれる。あと、観客に若い女性が多かったのも、なんか理解できる。レスラーの皆さん、やっぱいいカラダしてるもん。

ヘッツァーとクルセイダーの改造

冬は観葉植物もおとなしくしている時期。根が水を吸い上げる能力も落ちるので、水は週に1回あげる程度。やり過ぎると根腐れを起こしてしまう。なんだけど、ヘッツァー鉢====ThisIsTheErrorMessege====の底を見たら、水抜き穴から根が飛び出していた。鉢の大きさが限界に来ていることのサイン。このままだと、春から夏の活動期が来ると根が張りまくって根詰まりになる。
そういえばクルセイダー鉢====ThisIsTheErrorMessege====も植え替えの予定だったっけ……というわけで、じゃからんといつもの各務原市『鉢人』に行って、アウトレットの鉢で大き目のいいのがあったんで購入し、早速の植え替えを実施。これだけ大きくすれば来年くらいまでは大丈夫だろう。しかし、ヘッツァーもクルセイダーもすでに“重戦車”の大きさ(笑)。さすがにこの鉢でパンパンになったらテラコッタの大きいのを買ってベランダ行きだね。そうなった時にはマウス====ThisIsTheErrorMessege====と呼んであげよう(笑)。

「JFL、やんのかコラ。」(笑)とかとか

3年前に名瀬開催という破壊力抜群の地雷を設置してくれたJFL、それから2年ばかりおとなしくしてくれてたんだけど、今年は名瀬と同じくらいの破壊力の機雷を流してくれやがった。おそらく有料開催の本州最北端の、むつ。中学の修学旅行以来だよ。約40年ぶりだよ。あの時は恐山も行ったし、尻屋の専用線====ThisIsTheErrorMessege====もまだ動いていたんだ。
逆に、ロックとテゲの2頭出しでしかも生目が使えないというグッドラック!と思った宮崎は都農の全面活用という想定外の手で乗り切ってしまう模様。つまんねー(笑)。

地域リーグは、現時点で関東・北信越・関西・四国が公開。とにかく関西のやる気のなさ====ThisIsTheErrorMessege====は、アウォーズに参加したらその場で「ナンセェーーンス!」と糾弾しなければならないレベル(笑)。
一方の関東は久しぶりにやる気をみせて====ThisIsTheErrorMessege====くれました。袖ヶ浦とか桐蔭大とか。関西がアレだし東海もどうせアレなんで新規ピッチでの観戦コンプに拘る気はなくなったけどさ、関東のこういう誠意は嬉しいね。====ThisIsTheErrorMessege====
北信越。上田が聖籠戦を長野屋島でやるとか東御戦を伊那陸でやるとか、どうしちゃったんだい(笑)。まあ、伊那陸はもう塗ってるからいいけどね。終わってからローメン『喰わされた』し(笑)。====ThisIsTheErrorMessege====
四国は、香南に「???」。四国で香南というと高知。野市とかのあたり。でも、2試合組まれたどっちも香川県のチームのホーム扱い。香川に香南?すると、ツイッター同類の海松くんから「旧・香南町に運動公園が建設中」なんだとか。ってことは、コケラ落とし?====ThisIsTheErrorMessege====なのかな。

J2、始まっちゃった。

メンツを視ても、TMの結果を視ても、これはアカンのちゃう?と不安いっぱいネガいっぱい(笑)だった岐阜隊。まあ、開幕戦の完敗も相手が蜂だし、と気を取りなおしてホーム開幕の新横戦へ。お客さんもいっぱい入って。しかし。

いやあ、これは弱い。なにが弱いって、強いところがどこにもないのだ。
昨年までの、完成したら面白いとみんなが言っていたサッカーが、完成に必要だったのは時間じゃなくてただ個人の戦闘力だというのをこれ以上ない簡潔かつ明瞭なカタチで提示してくれる。ダイナミックに局面を変えるシシのサイドチェンジも、アイホのオフサイドギリギリの縦入れ====ThisIsTheErrorMessege====のような庄司の速くて低いパスも、ない。かといって、放り込みのターゲットになるフィジカル持ちのFWもいない。緩急がどこにもない、同じスピードのパス、同じスピードのドリブル。飛車角+香車2枚を抜いて代わりに銀4枚に桂馬4枚がいるようなサッカー。遅攻しか出来ないじゃん。試合がなんとか観れるものだったのは、新横もたいがいに調子が上がってないだけ。
なんとか、チャイバとサンガのどっちかで勝ち点1を挙げて栃木を迎えたいものだが、果たしてどうでしょうね。まだ姿を現していない外国人選手が華々しい活躍をしてくれないと。そうとも、“ガイジン頼みのクソサッカー”でまったく問題ない。目標は残留だ。


しかし、やはり曇っちゃった目とココロはなんとか綺麗にしたいな……と、新横戦の翌日に塗り済ピッチだけど野津田に町田vs大宮を観に行ってきた。J2屈指のリアリスト・相馬なお隊長率いるぜルビーがJ1降格組を相手にどうするのか。結構な好カードだと思っていたけれど、読みどおりの素晴らしい試合だった。
町田は、攻撃の際に中島に縦に当て、彼がキープしたところですぐにその両脇をトップスピードで上がっていく鈴木・中村の両FWのどちらかに出してペナエリア前にポイントを作る。サイドを過度に使わない機動戦。縦に縦にポイントを作っていくラグビーのセンター攻撃を観ているみたいだった。
前半は完全に町田の試合だったけれど、後半になって大宮が圧力を増やすと町田の中盤が持ち堪えられなくなってきて、そうなるとシモビッチをターゲットにもデコイにも使える大宮のターン。わずか2分で同点に。でも、ここで折れないんだよなあ相馬隊長のゼルビー隊は。「大宮にもガス欠は来る」と踏んでしっかり耐えると終盤は再び町田のターン。FWから中島がヘッドで合わせて勝ち越し。いやいや、素晴らしい町田の勝利でした。岐阜に帰るんじゃなかったら町田サポの祝餐に混ざりたいところだった。とにかく「スタイル」が「武器」になっているところが、いい。えーっと、それって当たり前なんだけど、ね。でも、岐阜にも「スタイル」はあるけどそれ「武器」じゃないから。

そんな野津田で、もう一つ気になったことがある。ボールボーイだ。
ゼルビーのU-13が担当したと記憶しているのだけど、選手にボールを渡す際にスローインのように頭上からワンバウンドで強く投げて選手に渡していた。すぐ目の前で選手がボールを要求している状況を除いて、全員がその渡し方で徹底していた。
考えてみなくても、サッカーでフィールド・プレーヤーがゲームとして「ボールを投げる」シーンはスローインに限られる。頭上から投げ入れることを反復実践することにメリットはあってもデメリットはない。
果たして、岐阜はどうだろう。アンダースローなり転がしたりでボールを選手に渡してなかったっけ。よいところは、どんどん参考にするといいと思うんだ。

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